スサノオ

  • 素戔鳴尊(紀)

  • 「スサ」の音は、出雲国風土記にある地名「須佐」と見る説と、
 スサブ、スサマジなどの語幹と見る説がある。

  • 日本書紀』には、性、勇敢安忍、残害であるとされ、ために
 人民夭折し、青山を枯山になすという。

  • 高天原でスサノオがした悪行は、延喜大祓祝詞式に「天津罪」と記されている。
 すなわち、「スサノオの高天原においての罪」のことで、
 具体的には稲作と祭りの妨害の罪を指す。
 (対して、「国津罪」は、殺傷(?)、近親相姦、獣婚、呪祖など)

(『日本書紀』岩波文庫版 注)
最終更新:2010年11月20日 00:00