蜥蜴

  • 説文』に、「易、蜥易蝘蜓守宮なり」とある。
 「易は蜥易からきたものでトカゲを指し、蝘蜓守宮のヤモリと同類」の意味であるという。

  • 宋の陸佃『埤雅』、明の李時珍『本草綱目』などに、
  蜥蜴は日に十二時色を変じ、守宮は五色に変ずるので
  それをもって易を交易(宇宙の一切の現象を流転変化の相において認識すること)にとる、とあるとか。

(『日本陰陽道史総説』村山修一)



最終更新:2011年08月08日 10:42