正門に鳥形幢(はた)をたて、左に日像・青竜・朱雀の幢、
右に月像・玄武・白虎の幢があり、外国の使節は左右に列し、
「文物の儀是に於て備われり」と『続日本紀』にある。
(すなわち、四神は単に帝都建設など土木的意味ばかりではなく、
元旦の盛儀にも示されるなど儀式的(=政治的)意味も持ったと思われる。
高松塚古墳の壁画も同様の意味を持っていたのではないか、との由)
- 2014年(A)、中国河南省南陽市から漢代の漆棺が出土、その表面に美麗な四神が描かれている事が公表された。
表面には黒漆が塗られ、赤白二色で装飾されており、四神の他蓋部分には
カラスと
ヒキガエルが描かれていたという。
参考文献
新華網2014年11月7日記事
最終更新:2014年11月11日 15:27