- 諸国の御霊社に祀られる。『保元物語』にその逸話があり、
片目を射抜かれたがそのまま敵を射殺したとか。
- 『尊卑文脈』には、「鎌倉権守景成の子同じく権五郎景正、
御霊大明神是也」とあるとのこと。
- ただし、その分布の広さや歴史、また(京都の御霊社が祀る人々と異なって)
景政は「めでたく長命した勇士」を祀っており、
それ以前からの「片目の神」に後から付会された可能性を柳田國男は記している。
(なお「
一目小僧」では、御霊と五郎が混同された事例を複数引いている)
(『定本柳田國男集 第五巻』「目一つ五郎考」)
最終更新:2011年04月29日 00:44