サバ

  • スズキ目サバ科

  • 「サバの生き腐れ」などという。現代でも生で食される事はほとんどない。
   鮮度の低下が早いうえ、性質上アレルギー源となるヒスタミンが生じやすく、
   蕁麻疹などの原因となりえる。

  • 737年(天平九年)、太政官より各国国司へ食物に関する禁止事項が令として出されたが、
   その中に、病が癒えた後も魚はあぶって食べるべき事、
   そして干物であってもサバとアジは食べてはならないとされたと云々。




(『世界大博物図鑑 魚類』荒俣宏)

最終更新:2012年04月14日 03:09