唐古・鍵遺跡


  • 弥生時代前期から後期に及ぶ大規模環濠集落。

  • 環濠内の広さは42ヘクタールに及び、これは日本全国でも最大規模。

  • 同遺跡より、銅鐸鋳造関係の遺物が多数出土している。具体的には、
   銅鐸の土製鋳型外枠、鞴羽口など。
   弥生時代中期末から後期初頭(紀元前後)にかけての物と思われる。

  • 地理的、規模的、年代的な観点から、纏向遺跡の前史にあたる遺跡と考えられている。

  • 2013年、同遺跡から弥生時代中期中ごろ(紀元前2世紀)に、北部九州で作られたと見られる土器の破片が見つかっている。
   この時期の北部九州の土器が近畿地方で見つかるのは初めてだとか。


      参考文献

『発掘された日本列島2010』

47ニュース 2013年11月15日付記事



最終更新:2013年11月20日 04:42