小丸遺跡


  • 弥生時代後期の集落跡に近い丘陵斜面から、直径50cm、深さ25cmほどの製錬炉跡と
   思われるすり鉢状の穴が発見される。
   製錬原料について、鉱滓の分析などから鉄鉱石が使われていたと見られる。
   近世江戸時代以前の日本では、製鉄は基本的に砂鉄から行われていた事を考えると、
   鉄鉱石を使用した痕跡が見つかるのは珍しい。

(『古代日本の超技術』志村忠夫)


最終更新:2012年05月14日 02:54