ちびまる子ちゃん おこづかい大作戦

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&font(#6495ED){登録日}:2011/04/18(月) 10:33:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){さあさあ、みんなあつまってっ……!} #center(){&font(#ff0000){賭 博 黙 示 録 ま る こ}} #center(){はじまるよっ……!} #center(){\わあーい!(白目)/ \わあーい!(棒読み)/} 『ちびまる子ちゃん おこづかい大作戦』とは、1990年12月7日に発売された[[ゲームボーイ]]用のゲームソフト。発売元はタカラ(現タカラトミー)。 [[国民的人気アニメ>ちびまる子ちゃん]]のゲーム化第一作で、人気絶頂の時に発売されたので購入者は実に20万人を数えたという。 が、ウキウキ気分でプレイした&bold(){犠牲者}たちは地獄を見ることに……。 さて、本作の目的はまる子を操作してミニゲームをクリアしながらお金を集め、デパートで5つの品物(マンガ、笑い袋、ままごとセット、オルゴール、フランス人形)を買い集めることだ。 品物の合計金額は10000円強だが、原作の設定(まる子のおこづかいは1日30円)に合わせたのか、&bold(){初期所持金はたったの30円}。しかも所持金は最大500円(まる子カードというアイテムを使えば1000円)と上限が低く、貯金が重要となってくる。 なお、貯金と所持金がともに0円になるとゲームオーバー。 見落としがちなトラップとして、&bold(){買い物をした結果、所持金と貯金が0になってもその場でゲームオーバーとなる。} つまり、うっかり品物を所持金と貯金がぴったりになる金額で買ったらゲームオーバー直行。手元に必ず10円でもいいから残しておかねばならないのだ。 そしてお金が手に入るミニゲームは ・サイコロ ・スロット ・坊主めくり ・ビッグオアスモール の4種。 #center(){&font(#0000ff){この時まる子に電流走る……!}} まる子「この4つのミニゲームを見て……すぐある予感が走った……。この勝負運否天賦だ……おそらく愚図が堕ちていく……。勝つのは強運を持つもの……」 そう、このゲームの本質、それは&font(#0000ff){カイジも真っ青のギャンブルゲー}である。 お金を集めるためには、町の住人やまる子の祖父である友蔵と&bold(){ミニゲームという名のギャンブル}を繰り広げ、自らの強運のみを武器にして生き残らなければならない。ギャンブルなので挑むにはもちろん掛け金が要る。当然、負ければお金も少しずつ減っていく。 これだけならたいした問題ではない。著しい運ゲーとはいえ根気があればクリアできそうなものである。 #center(){&font(#ff0000){が、駄目っ……!}} そんな考えのプレイヤーを待ち構えているのは、このゲームの難易度を更に倍、いやウン100倍プッシュする鬼畜仕様である。 #center(){&bold(){お}} #center(){&font(#ff0000){&bold(){母}}} #center(){&bold(){さ}} #center(){&bold(){ん}} #center(){&bold(){襲}} #center(){&bold(){来}} まる子「ひどい……! ひどすぎるっ……! こんな話があるかっ……!      命からがら……やっとの思いで帰宅したのに……お母さんっ……! あいつがもぎ取ってしまった……!      せっかくの……今までの苦労……費やした時間……すべてをっ……!」 なんと、自宅に帰った際&font(#ff0000,b){ランダムで}お母さんが待ち構えていることがあり、出くわしてしまったが最後、&font(#ff0000){所持金全て}を取り上げられてしまう。 &bold(){しかも警告や兆候などの類は一切無く、家に入るまでいるかどうかが全く判らない、完全な運任せ仕様。} あの帝愛すら寒気を覚えるであろう、厳しすぎる取り立てである。 自宅では勝てば1000円もらえる友蔵とのゲームが遊べるが、それが終わった時や、&bold(){メニューを開いて閉じた時に襲撃してくることすらある。} なおその際の台詞は常に一定。自宅内のメニュー開閉でも&bold(){「あんたどこ行ってたの?!」}と言われるし、所持金が僅か10円でも&bold(){「あんたどーしたのそのお金!お母さんが預かってあげるからよこしなさい!」}である。((元ネタはさくらももこが親戚から貰ったお年玉を貯金されたことからとも言われている。母は「将来必要な時に備えて」と言うが、成年後に行方を訊ねられた彼女は……。)) 貯金が無い場合、ここで&color(red){ゲームオーバー}。最初からやり直しとなる。もちろん貯金の無い初帰宅の時に遭遇すれば即ゲームオーバー。 この時の「&bold(){あんた おにだね……}」というまる子のセリフが全てを物語っているだろう。 福引きで当てた景品を持っていれば所持金を奪われずに済むが、福引きなので手に入るかはこれまた運次第。 さらに、福引きをするには当然福引券が必要だが、そもそも福引券自体じゃんけん勝負に勝つとたまに貰えるという仕様で、景品を手に入れるには、じゃんけん勝負と福引きという二重のハードルを越えなければならない。 &bold(){そしてここまで苦労して手に入れた景品でやり過ごしても、メニュー開閉をしたら再襲撃されてそれまでの苦労が水の泡と化すこともある。} スタッフはどれだけプレイヤーを運ゲーの極致へ挑ませようとしているのか……。 挙句には後半になるにつれ出現率が上がる((これはROMの問題もあるだろうが))鬼畜仕様。 しかし貯金には手を出されないので、それさえちゃんとしていれば致命的な被害は受けない……と思われた。 まる子「貯金に手を出されることはない……! 今度こそ……!」 ナレーション(※CVは立木文彦、キートン山田、木村匡也をご自由にお選びください) 「ギャンブルではこういう考え方が一番危ない」 「まさに地獄に直結する道」 「貯金に手を出されないという読みはまさに泥沼」 &bold(){「嵌まっている……! すでに泥中 首まで……!」} #center(){&bold(){丸}} #center(){&bold(){尾}} #center(){&bold(){君}} #center(){&bold(){襲}} #center(){&bold(){来}} &bold(){まる子「お母さん…丸尾君…腐ってやがる…!お前らっ……!それでも人間かっ……!」} このゲームは一度ギャンブ……ゲームをした相手とはすぐに再戦できない仕様になっており、再戦するには「たまちゃん」のカードを使う必要がある。 町中を駆けずり回って上手く金を巻き上……勝利を重ねたとしても、一周だけでは目標金額には到底届かないため、攻略には前述のカードが必要不可欠となる。 しかしこのカードは、攻略上必須アイテムと言えるのに、ミニゲーム「じゃんけん」で勝つと1/6で手に入るという徹頭徹尾超運ゲー仕様。もしも引けなければ、最悪、&bold(){詰み状態になってリセットするしかなくなる}場合も……。 さらに、「たまちゃん」以外には「まる子」「おじいちゃん」「おかあさん」「丸尾君」のカードが存在し、「まる子」は上述の通り所持金の上限アップ、「おじいちゃん」と「おかあさん」は後述の「気力」上昇と有用。福引券は前述の通り。 おまけに既に所持していてもカードが平気でダブる事もあり、その場合は手持ちのカードが増えない。 あろうことか出現率は丸尾君の方が高い。 だが、「丸尾君」のカードは、引くと&font(#ff0000){貯金が半額になってしまう}という、凶悪なお邪魔カードである。&bold(){しかも1/5とは思えないほど遭遇率が高い。} 一応お母さん襲来は「突然現れた母がお金を預かるという名目で没収する」という演出があるが、&bold(){こちらはどういう理屈か一切不明。というかいつの間に、そしてどうやってまる子の家に侵入したんだ君は。} ただ貯金箱に触れた瞬間&bold(){「お金が減っている!」}というメッセージが表示されるだけである。 カードの効果とはいえ、こんな汚れ役を担わされる丸尾君は災難((丸尾君は「永沢君を励ます会」を立ち上げるなど、行動にアレな面は多々あるものの、学級委員を務めるほど非常に真面目で成績優秀な少年で、他人の貯金に手を出すなんて真似はまずしないはずのキャラクターである。まる子にも「丸尾君はいつも一生懸命生きている」と評されているのに……。強いて適役を挙げるなら、何をしでかすかわからずあらゆる行動が読めない山田あたりが該当するだろうか……?))だが、それ以上に災難なのはもちろんプレイヤーである。 そもそも他のギャンブルを行う際には「気力」が1つ以上必要という仕様のため、&b(){手っ取り早く気力を上げる方法はじゃんけんをするしかないが、ここでも丸尾君のカードとエンカウントする可能性がある}という隙の無い仕様となっている。   一応対策手段はあり、「丸尾君」のカードが発動するのは家の貯金箱に触れた瞬間という仕様を利用すればいい。「丸尾君」のカードを引いてしまったらデパートに行って散財してしまえば被害は最小限に抑えられるのだ。 しかし、後半になれば買える品物も減っていくので、数多のプレイヤーが鬼畜眼鏡に貯金をゴリゴリ削られていった。 丸尾君「[[そんな貯金額、修正してやる!ははっ!ズバリ、ざまぁないでしょう!抵抗しても無駄な稼ぎに終わるだけだって、なぜわからないのですか!>カミーユ・ビダン]]」 まる子「やめないか!」 まとめると、 +気力を貯めるためにじゃんけんをする→&bold(){丸尾君襲来} +再戦用にたまちゃん狙いでじゃんけんをする→&bold(){丸尾君襲来} +お母さん回避用の福引券狙いでじゃんけんをする→&bold(){丸尾君襲来} +丸尾君回避を諦め没収されないことを祈る→&bold(){お母さん襲来} の&bold(){グランドクロス}が完成する。 そして最後にこのゲームを超絶難易度に押し上げているのは、 まる子「なんだっ……! このゲームはっ……! セーブできねえじゃねえかっ……! 通るかっ……! こんなもん……!」 #center(){&font(#ff0000){&bold(){セーブ不可}}} &u(){この超絶難易度でセーブすら許されない一発勝負。} "ゲームは人生と同じ、リセットできないものなので大切にしてください"というメッセージなのか、あるいは技術不足でセーブ機能を搭載できなかったのか。そして製作陣には手加減という名のセーブ機能も無かったようだ。   この全方位において隙の無い運ゲーおよび[[クソゲー]]っぷりのせいで、誰が呼んだか&font(#0000ff){『GB版マインドシーカー』}&color(red){『賭博黙示録マルコ』}などという物騒な渾名が定着した。 後者の渾名については『ちびまる子ちゃん』自体が、世間一般ではファミリーアニメとして認知こそされているが、&bold(){まる子を含んだ登場人物が全体的に灰汁が強く、子供ゆえの無垢な行動が結果的に酷いことになったブラックな回((具体的には『まる子 おすし屋さんに行く』のエピソードなど。))も多々ある}。 &color(red){『賭博黙示録マルコ』}の渾名の由来は、この項目の至る所で使われている台詞や文章から『[[賭博黙示録カイジ]]』である。 そして、本作のゲーム内容および原作が持つ黒い雰囲気と、別ベクトルでブラックな世界観な『カイジ』とのイメージが妙に合致する事から、この渾名が定着したのだろう。 なお、『カイジ』の連載が始まったのはこのゲームの発売から6年後の1996年だった。人気シリーズになった『カイジ』だが、もしかして本作は時代を先取りしていた……? なお、エンディングはというと……。 まる子「うれしいねぇ。あたしゃしあわせもんだよ。ばんざーいばんざーい!」(大意) &bold(){以 上 で あ る 。} すぐにタイトル画面に戻るので戦犯リスト、もといスタッフロールも流れない。 ''余韻もクソもねえ(´・ω・`)'' 他にも『ちびまる子ちゃん』のゲームはいくつかリリースされたが、そのいずれもコレを超えていない。売り上げでも酷さでも。というか前者はともかく&bold(){後者は超えてたまるか。} 本作が希代のクソゲーになっただけのことで、後発タイトルはいずれも普通に遊べる。『ちびまる子ちゃん』のゲーム全てが地雷というわけではないので安心しよう。本作の悪評が広まりきったがゆえに、後発のゲームもそう見られがちになってしまっている一面があるのは否定できないが。 ……そして、時は流れて2021年。原作の舞台である昭和もゲームが発売された平成も過ぎ去りし令和の世に、この全方位クソゲーに&s(){途中で吐きそうになりながらも}果敢に立ち向かった&s(){勇者}有志達の手により、とある攻略法が編み出された((なお、攻略した有志のうち、多くがクリア後に体調を崩した模様。それほどまでに本作の攻略は過酷なのである))。 それは、 まる子「人は人を救わない……なぜなら……人は人を救わなくても……その心が痛まないからっ……!」 まる子「なら……期待するなっ……!他人に……!」 まる子「自分だっ……! 自分……!自分を救うのは……自分だけ……!」 #center(){&bold(){賽}} #center(){&bold(){銭}} #center(){&bold(){泥}} #center(){&bold(){棒}} ……もちろん良い子の&s(){(?)}我らがまるちゃんが本当にそんなことをしでかしているわけではない。正確には、あくまで「そう見える行動を取ると所持金が増える」ということ。 &u(){&b(){断っておくが、よしんば賽銭箱の外に落ちていたものだったとしても、落ちているお金をネコババした時点で立派な犯罪である。子供のやったことだから、では済まされない。}} ともかく詳しく説明すると、神社にて&s(){お賽銭を納めずに}神頼みを繰り返すとたまに10円を入手することがある。 賽銭箱の近くで拾えるからには、恐らくはそこから外れて落ちたお金だろう。だが、無限に拾えるので&b(){どう見ても賽銭箱からネコババしている}ようにしか見えないのだ。 で、これを何度か繰り返して50円まで貯めたら、神社の近くにある駄菓子屋でお菓子を買い「気力」を2つ増やせる。 これによりじゃんけんで「丸尾君」カードとエンカウントする確率を極力下げつつ「気力が高ければ高いほどミニゲームでの賞金が増える」仕様を利用してお金を稼ぎやすくする、という一石二鳥の攻略法が成立したのである。 まあ、焼石を握った時点で大火傷していることには変わらないが。 #center(){\ノーカン!ノーカン!/&br()&font(#ff0000){回 る チ ン チ ロ リ ン}} あん、追記・修正してよん、イケズ。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,126) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 内容がキートン山田でもマダオでも再生出来るwwww -- 名無しさん (2013-08-06 20:14:43) - この項目スゴい癖になるw -- ジョニィ (2013-08-06 20:21:30) - 余韻もクソもねぇ、がほんと好きw -- 名無しさん (2013-10-14 13:24:22) - まる子の声は萩原聖人でしか再生できない -- 名無しさん (2013-11-13 15:28:15) - なwwにwwこwwれwww -- 名無しさん (2013-12-15 18:30:25) - アニメのBGMアレンジは無駄にいいんだよなこれ -- 名無しさん (2014-01-01 21:59:06) - wwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2014-01-09 16:17:18) - テストプレイしたのかこのゲーム -- 名無しさん (2014-01-25 17:32:01) - >品物の合計金額は10000円弱 ググったら目標金額10350円だったんだけど… -- 名無しさん (2014-03-22 00:49:19) - 懐かしいw田舎の家にマリオランドと共に放置されてたのをずっと遊んでたw -- 名無しさん (2014-07-02 21:32:15) - 母親のすみれの鬼畜さが -- 名無しさん (2014-08-14 00:59:55) - 項目だけ読んでたら最初にお母さんに会わなければ、貯金できるからゲームオーバーを回避できると思うのだが・・・ -- 名無しさん (2014-08-20 14:34:05) - たまちゃんマジ天使、丸尾マジ外道畜生。同じ眼鏡でもこの落差は凄いw -- 名無しさん (2014-08-20 15:03:27) - TASあんのかよwいやあってもおかしくない、おかしくはないが… -- 名無しさん (2014-08-23 18:58:28) - これのTAS見たけど感動もクソも寝ぇじゃねぇかwww -- 名無しさん (2014-09-02 10:05:57) - 秀逸すぎるだろこの項目wwww -- 名無しさん (2014-09-03 14:11:06) - 項目wwww -- 名無しさん (2014-09-07 18:44:58) - (大意)でクソワロタ -- 名無しさん (2014-09-12 06:49:40) - 英語版があったら是非AVGNにやって欲しいなwww -- 名無しさん (2014-09-27 21:23:18) - 作中のまる子の歩行グラがやたら前傾姿勢でカタギには見えない件 -- 名無しさん (2014-10-11 19:16:10) - これってクリアするまで電池の残量もったのかな…? -- 名無しさん (2014-11-13 11:44:27) - ↑ACアダプター無かったら不可能じゃねぇの、マジで -- 名無しさん (2014-11-16 21:34:42) - この項目は何回見ても笑える -- 名無しさん (2015-01-18 17:04:34) - なんでこんなもん売れると思ったんだwwどんな判断だよ.. -- 名無しさん (2015-06-09 12:29:36) - 記事のクオリティ無駄に高いww -- 名無しさん (2015-08-09 22:52:46) - パターンを覚えたら途端に作業ゲーになるからな。 ぶっちゃけクリアするだけなら簡単にできる。 -- 名無しさん (2015-08-23 01:52:53) - ↑電池大丈夫だった? -- 名無しさん (2015-08-23 10:00:17) - この項目 すき -- 名無しさん (2015-09-07 09:55:18) - ↑2 俺の世代はもうポケットにマイナーチェンジしてたからな。 普通にアルカリ単四を2本でいけた。 -- 名無しさん (2015-09-07 10:24:49) - なんで削除予定なの? -- 名無しさん (2015-10-31 19:16:19) - クソゲーの項目なんざ見とうなかった・・・て人が要請出してるんでしょ(適当)  -- 名無しさん (2015-10-31 19:20:53) - このただ中傷する訳でもなくただネタ染みた項目として仕上げてるこの項目まで消すなら、最早このwikiが存在する意味無くなってくるだろ -- 名無しさん (2015-10-31 19:24:20) - 久々に内容でワロタw -- 名無しさん (2016-04-01 16:14:20) - 新しい推論を提示させてもらうっ!これの開発会社のバックには帝愛がアーーーーーーッ!!(帝愛の手の者に拉致されました -- 名無しさん (2016-04-14 19:12:20) - ゲームカタログの記事じゃん -- 名無しさん (2017-06-06 19:28:27) - ↑向こうの履歴たどってクソゲーまとめWikiまで行ったらこっちのが古かったゾ。(ただし旧登録日に嘘がなければ) -- 名無しさん (2017-06-24 03:56:44) - ↑したら、向こうがコピぺかましやがったか -- 名無しさん (2017-06-30 11:27:17) - ↑よく考えたら履歴は流れるのでキャッシュないとどっちかわかんねえや(投げやり) -- 名無しさん (2017-06-30 20:13:50) - 無駄に質の質の高い項目 -- 名無しさん (2017-06-30 22:40:33) - GB界のマインドシーカー -- 名無しさん (2017-09-08 14:29:37) - ↑あっちは得点やスコアを理不尽に減らしたりはして来ねえよ。 -- 名無しさん (2018-03-12 11:37:09) - ↑2ただの運ゲーならその表現も間違いではないんだがね・・・凶悪な理不尽要素がそれを許さないのよ -- 名無しさん (2018-03-12 11:57:24) - 製作陣がプレイヤーに「楽にクリアさせてなるものか」と思うとこうなる -- 名無しさん (2018-06-22 16:11:46) - これゲームセンターCXでやってくんないかなぁ。有野課長は強運の持ち主だから意外と早くクリアするかも。 -- 名無しさん (2018-08-22 19:57:08) - ↑運ゲー&鬼畜ゲー過ぎて課長でもおもろくできんぞこんなんw -- 名無しさん (2018-08-22 20:03:38) - ↑いや、あのたけしの挑戦状をクリアしたぐらいだから、きっと課長ならやってくれるはず -- 名無しさん (2018-08-22 21:46:35) - 納期足りなかったんだろうな… -- 名無しさん (2018-08-23 01:06:27) - 〇尾「フハハwwざまぁないぜ☆」 -- 名無しさん (2018-12-18 14:17:23) - ↑3 たけしの挑戦状は遊べるクソゲーだが、これは遊べないクソゲー。 -- 名無しさん (2018-12-18 14:36:31) - 貯金ゼロのタイミングでも平然と出現して強制ガメオベラってどういうことなの… -- 名無しさん (2019-04-16 17:05:51) - 久々に見たけど、記事の完成度高いなww -- 名無しさん (2019-06-26 10:48:55) - 面白いゲーム→長く遊べる→簡単にクリアできない→難しい→すぐゲームオーバー、という理屈でこうなったのだろうか -- 名無しさん (2019-11-27 20:52:00) - ↑とりあえずスタッフ…加減しろバカ!! -- 名無しさん (2019-12-03 15:34:36) - ↑16-19 改めて調べてきたけど、本wikiの方が後っぽい。クソゲーまとめ跡地でこれより後にできた記事の履歴を見たところ、2010年以前に作成されていることを確認した。ただし、転載ではないので規約違反には該当しないと思われ -- 名無しさん (2020-02-11 20:30:30) - 何が一番酷いってさ、この鬼畜ゲーが今日までの『ちびまる子ちゃん』のゲームの中で一番売れたタイトルらしいってことなんだよね… -- 名無しさん (2020-12-07 00:52:03) - 記事冒頭にもある通りまる子の人気絶頂期で、しかもGB本体も89年に発売されソフトが多く出た時期だからな。 -- 名無しさん (2020-12-07 01:08:50) - 100%運ゲーな以上、セーブ搭載したらただのリセゲーになるからね、仕方ないね! -- 名無しさん (2021-01-07 12:18:06) - セーブ無しは初期ゲームボーイには結構あった。クリアする前提で作ってないのではないかと疑ってしまう。 -- 名無しさん (2021-02-04 22:09:30) - 30円を大金と言って没収していく母親の図 -- 名無しさん (2021-04-12 23:16:55) - この勝負運否天賦だ…… で草が抑えられない -- 名無しさん (2021-05-02 12:36:51) - Switchで、これらの問題解決したうえで移植されないかなww -- 名無しさん (2021-05-02 13:09:37) - 基本やる内容全く変わり映えしない上に恐ろしく引きが悪いから、多少なりともストーリー性があってゲームも変えてくるマインドシーカーのがよっぽど面白そう -- 名無しさん (2021-05-02 13:28:47) - 唯一目押し頼りで運要素がないスロット一点狙いならちょっとだけ楽になるけど、丸尾カードとセーブ不可はあまりにも酷すぎる -- 名無しさん (2021-05-03 00:48:05) - そういえば、マダオさん(立木文彦氏)って、カイジのナレーションやってたの? -- 名無しさん (2021-05-03 12:31:52) - ナレーションやってたよ -- 名無しさん (2021-05-03 14:31:25) - ベガ大王(いくらわしでもここまではやらんぞ…) -- 名無しさん (2021-05-03 23:49:14) - リメイクするとしたら、丸尾くんとお母さんをどうするかが問題だな……。どちらもペナルティを軽くする、とかかな?(お母さんは所持金の半分or家を出る前の所持金以外没収)とか -- 名無しさん (2021-05-05 14:40:48) - 某YouTubeの動画でまさかの賽銭泥棒ができることが発覚 -- 名無しさん (2021-05-05 16:41:26) - 神頼みどころの話じゃねぇ…… -- 名無しさん (2021-05-06 12:29:41) - なんか今になってやたら話題に上がるようになってきたな… -- 名無しさん (2021-05-06 21:26:43) - ↑3のコメント見て、賽銭泥棒とかさすがに冗談でしょと思って動画調べたらマジで賽銭泥棒できてて唖然……まる子の皮を被ったカイジってマジだったのね -- 名無しさん (2021-05-06 22:02:18) - 賽銭泥棒は前から発覚していたのか? ここに記述してもいいのではないだろうか -- 名無しさん (2021-05-07 02:18:38) - 賽銭泥棒は明言ではないけど、動画見ると絵面がそれなんだな。神社の賽銭箱前に何度も立って神頼み「おさいせんもはらわず いいきな ものである」→稀に「あれ? 10えんひろっちゃったよ やったー なんでもやってみるもんだね」「たまには こういうこともおこるみたいである」まる子が賽銭箱の方向いているせいでどう見ても賽銭泥棒…。 -- 名無しさん (2021-05-07 06:43:49) - se4t< -- 名無しさん (2021-05-07 07:09:24) - ↑ミス、というか、仮に落ちてたの拾っただけでも立派なネコババ(遺失物横領罪、もしくは窃盗罪)だもんな -- 名無しさん (2021-05-07 07:11:53) - つべでこれが実況された影響かグーグルで「賭博も」と入力するとサジェストで「賭博黙示録マルコ」がカイジより上になってて草。 -- 名無しさん (2021-05-07 22:05:04) - 当時は無かったが、確実にkoty入りしそうと定期的に話題になるブツだったなあ -- 名無しさん (2021-05-08 07:22:25) - まさか令和の世になってこのゲームの新たな要素が多くの人に知られることになるとは誰も思わなかったろう…… -- 名無しさん (2021-05-08 07:27:39) - ちゃんと攻略すると累計6~7時間。つまり、当時のゲームボーイじゃどう頑張っても電池切れって聞いて乾いた笑いが出た。絶対にテストプレイしてないだろ。 -- 名無しさん (2021-05-08 20:32:01) - 初代ゲームボーイは新品のアルカリ電池で35時間マンガン電池で10時間みたいだから一応出来るのでは?まあこんなのに新品の電池を消費したくないな -- 名無しさん (2021-05-09 03:02:56) - 生配信のライブラリをちょっとチェックしてみたけど、賽銭泥棒は視聴者コメをウソ技扱いして実践したら事実だったって流れなんだね。ググっても出ない裏ワザ知ってたコメ者何者だったんだ… -- 名無しさん (2021-05-09 03:47:36) - キャラがまる子の登場人物じゃなくなるけど、セーブ機能つけて、母ちゃんと丸尾くんのペナルティを軽くするようにしてリメイクしたら、プレイしたい人いるかな? やはりまる子キャラじゃないとダメかな? -- 名無しさん (2021-05-09 10:54:01) - 集いの時に項目ラストに画像付きであった「ハマジは二度刺す…ッ」ってところが好きだった -- 名無しさん (2021-05-09 11:31:16) - ↑3賽銭泥棒は当時の大技棆に載ってたはず -- 名無しさん (2021-05-09 13:20:34) - 今のアニメに慣れてるとこのゲーム登場人物少ないな。みどりちゃんとかマイナーな気が。当時の原作やアニメって永沢・藤木とかが出始めて野口さん・山田・大野君・杉山君とかがいない時代なのか。 -- 名無しさん (2021-05-09 19:50:50) - 賽銭泥棒は有効なテクだけど、近くに丸尾君もいるからメッセ送り連打の際うっかり話しかけてじゃんけん→ストレート勝ちで丸尾カードを引くかもしれないから安心できないという… -- 名無しさん (2021-05-09 23:02:41) - 今だったら、永沢君、前田さん、野口さん、お父さんがマイナスキャラとして出そうwww -- 名無しさん (2021-05-10 07:24:48) - 最近やたら上がるなぁと思ったけどなんか実況されたのが話題になったのかな? -- 名無しさん (2021-05-10 12:23:18) - ↑恐らくクソゲー実況とクゾゲー解説動画が出てそこで知った人が集まってる -- 名無しさん (2021-05-10 12:40:03) - 実況のずっと前にレビュー動画も上がってたけどどっちの投稿者もプレイ後に体調壊してて駄目だった -- 名無しさん (2021-05-10 13:20:58) - ↑まさか、あまりにクソゲーすぎて、体に負担がかかった!? -- 名無しさん (2021-05-10 14:16:51) - 丸尾君じゃなくて小杉だったら納得なのにな。 -- 名無しさん (2021-05-10 15:10:30) - ひさびさに見たがいろいろ書き足されてしまったなぁ -- 名無しさん (2021-05-10 15:13:50) - ↑3ライブ配信では単調、運ゲー、虚無、制作側の悪意の四重苦で吐き気を催していたな -- 名無しさん (2021-05-10 15:40:41) - 少し前までの記事内容の簡素さのが割と好みだったけど、これはこれで… -- 名無しさん (2021-05-10 15:47:09) - まる子が賽銭拾う回ってそれだけでアニメ1話作れそうな気がする -- 名無しさん (2021-05-10 18:56:10) - 今だとCERO:B(ギャンブル)に区分されそう -- 名無しさん (2021-05-11 13:28:59) - 賽銭泥棒だけで全商品購入……の方が時間かかるか。童守町だったら斬首されてるところだが。 -- 名無しさん (2021-05-11 23:30:17) - 凶悪運ゲーといえばFCのマインドシーカー、GBのコレ、ソシャゲの艦これだな。PS系はあるのかな? -- 名無しさん (2021-05-12 09:51:25) - ↑艦これって、そんな運ゲーなところ……あぁ、確かに難関海域なんかそうかも。下手したら途中で中破や大破して涙を呑んで引き返すこともあったし…… -- 名無しさん (2021-05-12 10:40:16) - ↑2 運ゲーしたいならスペクトラルタワーとかヴァラノワールとかIFゲーやってみよう。タワーは配信もされてるから遊びやすいぞ。(遊びやすいとは言ってない) -- 名無しさん (2021-05-12 10:51:06) - 倫理観とか原作崩壊とかそもそもゲーム自体がアレとかは置いといて一応詰んでも救済措置があるんだなってちょっとだけ感心した -- 名無しさん (2021-05-12 23:50:15) - なぜかみどりちゃんがまる子の学校にいる不思議(違う学校の筈なのに) -- 名無しさん (2021-05-14 21:03:20) - クソゲーも度が過ぎると、体にダメージを与えてしまうのか、、、なんと恐ろしい -- 名無しさん (2021-05-14 21:07:38) - TASでも15分、RTAでも49分かかるらしいのにマトモにクリアするってのはもはや苦行でしかないな… -- 名無しさん (2021-05-15 01:34:35) - もしかしたら、体調を崩したのは、賽銭泥棒(に見えること)をやって、良心の呵責で体調を崩した、という可能性もあるな……。まる子……なんて罪深い……(爆 -- 名無しさん (2021-06-18 14:40:17) - コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2021-06-22 18:58:12) - なんかそのうちアンシャントロマンの記事もできそうだなぁ -- 名無しさん (2021-06-22 19:36:16) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/18 Mon 10:33:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){#bold(){さあさあ……みんなあつまってっ……! &sizex(5){&font(#ff0000,#000000){賭 博 黙 示 録 マ ル コ}} はじまるよっ……!}}                       『ちびまる子ちゃん おこづかい大作戦』とは、1990年12月7日に発売された[[ゲームボーイ]]用のゲームソフト。発売元はタカラ(現タカラトミー)。 *◆概要◆ [[国民的人気アニメ>ちびまる子ちゃん]]の[[ゲーム]]化第一作で、人気絶頂の時に発売されたので購入者は実に20万人を数えたという。 が、ウキウキ気分でプレイした&bold(){犠牲者}たちは地獄を見ることに……。 &s(){まさに駄目なパターンのタカラトミーだった} *◆あらすじ◆ #blockquote(){&font(b,#ff0000){まる子「わたし まるこ いま ほしいものが いっぱいあって こまってるよ」} &font(b,#ff0000){まる子「あーっ ほんとに にんげんの よくってのは キリがないねえ」} &font(b,#ff0000){まる子「とりあえず あたしゃ こつこつと ためていくことにするよ」}} *◆ゲーム内容◆ 本作の目的は[[まる子>さくらももこ(ちびまる子ちゃん)]]を操作してミニゲームをクリアしながら[[お金]]を集め、デパートで5つの品物(([[マンガ>漫画]]、笑い袋、ままごとセット、オルゴール、フランス人形))を買い集めること。 品物の合計金額は10000円強だが、原作の設定(まる子のおこづかいは1日30円)に合わせたのか、&bold(){初期所持金はたったの&font(#ff0000){30円}}。 しかも所持金は&bold(){最大500円}((まる子カードというアイテムを使えば1000円))と上限が低く、貯金が重要となってくる。 なお、貯金と所持金がともに0円になるとゲームオーバー。 この仕様から、買い物をした結果、所持金と貯金が0になってもその場で[[ゲームオーバー]]となる。 …と思われていたが、実際には、全財産をはたいて買い物をした場合、[[やさしいお姉さん>優しいおじさん(カイジ)]]が十円恵んでくれる。 そしてお金が手に入るミニゲームは、 ・&sizex(4){&font(b){[[サイコロ>ダイス(サイコロ)]]}} ・&sizex(4){&font(b){スロット}} ・&sizex(4){&font(b){坊主めくり}} ・&sizex(4){&font(b){ビッグオアスモール}} の4種。 #center(){&font(#0000ff){この時まる子に電流走る……!} &font(#ff0000){まる子「この4つのミニゲームを見て……すぐある予感が走った……。&br()この勝負運否天賦だ……おそらく愚図が堕ちていく……。勝つのは強運を持つもの……」} ([[CV>声優(職業)]]:萩原聖人)} そう。このゲームの本質、それは&font(#0000ff){カイジも真っ青のギャンブルゲー}である。 このゲームをクリアするためには、町の住人やまる子の祖父である[[友蔵>さくら友蔵]]と&bold(){ミニゲームという名のギャンブル}を繰り返し、 自らの強運のみを武器にしてお金を勝ち取り、生き残らなければならない。 もちろん「ギャンブル」の名の通り、プレイするには掛け金が必要となるので、負ければお金も少しずつ減っていく。 &bold(){なにがおかしいってゲーム中で明確に「かけごと」と称されていること。} これだけならたいした問題ではない。著しい運ゲーとはいえ根気があればクリアできそうなものである。 #center(){&font(#ff0000){が、駄目っ……!}} そんな考えのプレイヤーを待ち構えているのは、このゲームの難易度を更に倍、いやウン100倍プッシュする鬼畜仕様である。 #center{ |LEFT:BGCOLOR(black):&font(b,#ffffff){&br()&br()&sizex(7){お}&br()&br()&sizex(7){&font(#ff0000){母}}&br()&br()&sizex(7){さ}&br()&br()&sizex(7){ん、襲来    }}| } #center(){ &font(#ff0000){まる子「ひどい……! ひどすぎるっ……! こんな話があるかっ……!} &font(#ff0000){命からがら……やっとの思いで帰宅したのに……お母さんっ……! あいつがもぎ取ってしまった……!} &font(#ff0000){せっかくの……今までの苦労……費やした時間……すべてをっ……!」} (CV:[[藤原竜也]])} なんと、自宅に帰った際&font(#ff0000,b){ランダムで}[[お母さん]]が待ち構えていることがあり、出くわしてしまったが最後、&font(#ff0000){所持金全て}を取り上げられてしまう。 &bold(){しかも警告や兆候などの類は一切無く、家に入るまでいるかどうかが全く判らない、完全な運任せ仕様。} あの帝愛すら寒気を覚えるであろう、厳しすぎる取り立てである。 自宅では友蔵とのゲーム(勝てば1000円もらえる)が遊べるが、それが終わった時や、&bold(){メニューを開いて閉じた時に襲撃してくることすらある。} なおその際の台詞は常に一定。 自宅内のメニュー開閉で現れても&bold(){&font(#ffb6c1){「あんたどこ行ってたの?!」}}と言われるし、 所持金が僅か10円でも&bold(){&font(#ffb6c1){「あんたどーしたのそのお金!お母さんが預かってあげるからよこしなさい!」}}である。((元ネタはさくらももこが親戚から貰ったお年玉を貯金されたことからとも言われている。母は「将来必要な時に備えて」と言うが、成年後に行方を訊ねられた彼女は……。)) 貯金が無い場合、ここで&color(red){ゲームオーバー}。最初からやり直しとなる。 もちろん貯金の無い初帰宅の時に遭遇すれば、開始して即ゲームオーバーとなってしまう。 この時の&bold(){&font(#ff0000){「あんた おにだね……」}}というまる子のセリフが全てを物語っているだろう。 福引きで当てた景品を持っていれば所持金を奪われずに済むが、福引きなので手に入るかはこれまた運次第。 さらに、福引きをするには当然福引券が必要だが、そもそも福引券自体じゃんけん勝負に勝つとたまに貰える代物なので、 景品を手に入れるには、じゃんけん勝負と福引きという二重のハードルを越えなければならない。 &bold(){そしてここまで苦労して手に入れた景品でやり過ごしても、メニュー開閉をしたら再襲撃されてそれまでの苦労が水の泡と化すこともある。} スタッフはどれだけプレイヤーを運ゲーの極致へ挑ませようとしているのか……。 挙句には後半になるにつれ出現率が上がる((これはROMの問題もあるだろうが))鬼畜仕様。 ただし、&bold(){実はお母さん襲来フラグが立つ条件が存在しており}、それは&bold(){お財布と貯金の合計額が2000円を超えている状態で家に入る事}。((一度フラグが立つとその後は超えてなくても襲来するようになる。)) なので、2000円までの品物は上手く調整すればお母さん襲来を回避して進める事ができる。 しかし、そもそもとしてこの襲来条件は(当時のゲームでは珍しくもないが)ゲーム中ではもちろんノーヒントである。 また、後半になるほど出現率が上がるというのも、だいたいのプレイヤーが安い品から買い揃えていき、2000円以上の貯金を得るのが後半になるせいだろう。 このフラグを解明した人々はどれだけの賭博沼に浸かったことだろうか……&s(){その時間や根気をもっと有効に活かしてほしかった} なお、貯金には手を出されないので、それさえちゃんとしていれば致命的な被害は受けない……と思われた。 #center(){&font(#ff0000){まる子「貯金に手を出されることはない……! 今度こそ……!」} &font(purple){ナレーション「ギャンブルではこういう考え方が一番危ない」} &font(purple){「まさに地獄に直結する道」} &font(purple){「貯金に手を出されないという読みはまさに泥沼」} &font(purple){&bold(){「嵌まっている……! すでに泥中 首まで……!」}} (※CVは[[立木文彦>賭博黙示録カイジ]]、[[古谷徹>アカギ~闇に降り立った天才~]]、キートン山田、木村匡也をご自由にお選びください) #center(){&sizex(7){&font(Green){&bold(){丸 尾 君}}}} #center(){&sizex(7){&font(Green){&bold(){強☆襲}}}} &bold(){&font(#ff0000){まる子「お母さん…丸尾君…腐ってやがる…!お前らっ……!それでも人間かっ……!」}} (CV:[[櫻井孝宏]](パチンコ版))} このゲームは一度ギャンブ……ゲームをした相手とはすぐに再戦できない仕様になっており、再戦するには「[[たまちゃん>穂波たまえ]]」のカードを使う必要がある。 町中を駆けずり回って上手く金を巻き上……勝利を重ねたとしても、一周だけでは目標金額には到底届かないため、攻略には前述のカードが必要不可欠となる。 しかしこのカードは、攻略上必須アイテムと言えるのに、ミニゲーム「じゃんけん」で勝つと1/6で手に入るという徹頭徹尾超運ゲー仕様。 そのため、全然このカードを引けない場合は、最悪&bold(){詰み状態になってリセットするしかなくなる}場合も……。 さらに、「たまちゃん」以外には、 ・「まる子」 ・「おじいちゃん」 ・「おかあさん」 ・「[[丸尾君>丸尾末男]]」 のカードが存在し、「まる子」は上述の通り所持金の上限アップ、「おじいちゃん」と「おかあさん」は後述の「気力」上昇と有用。 福引券は前述の通りなのだが、「丸尾君」のカードは、引くと&bold(){&font(#ff0000){貯金が半額になってしまう}}凶悪なお邪魔カードである。&bold(){しかも1/5とは思えないほど遭遇率が高い。} ちなみに、入手できるカードは平然とダブる上、被った場合は複数所持など出来ずにそのままなくなってしまう、地味に嫌な仕様。 一応お母さん襲来は「突然現れた母がお金を預かるという名目で没収する」という演出があるが、&bold(){こちらはどういう理屈か一切不明。} ただ貯金箱に触れた瞬間&bold(){「お金が減っている!」}というメッセージが表示されるだけである。&s(){ぶっちゃけ丸尾君との関連性すらイマイチ分からない} カードの効果とはいえ、こんな汚れ役を担わされる丸尾君は災難((丸尾君は「永沢君を励ます会」を立ち上げるなど、行動にアレな面は多々あるものの、学級委員を務めるほど非常に真面目で成績優秀な少年で、他人の貯金に手を出すなんて真似はまずしないはずのキャラクターである。まる子にも「丸尾君はいつも一生懸命生きている」と評されているのに……。強いて適役を挙げるなら、何をしでかすかわからずあらゆる行動が読めない山田あたりが該当するだろうか……?))だが、それ以上に災難なのはもちろんプレイヤーである。 そもそも他のギャンブルを行う際には「気力」が1つ以上必要という仕様のため、&bold(){手っ取り早く気力を上げる方法はじゃんけんをするしかない}が、 &bold(){それによって丸尾君のカードとエンカウントする可能性がさらに上がる}という隙の無い仕様となっている。   一応対策手段はあり、それは&bold(){「丸尾君」のカードが発動するのは家の貯金箱に触れた瞬間}という仕様を利用するというもの。 つまり、「&bold(){丸尾君」のカードを引いてしまったらデパートに行って散財してしまえば被害は最小限に抑えられる}のだ。 しかし、後半になれば買える品物も減っていくので、数多のプレイヤーが鬼畜眼鏡に貯金をゴリゴリ削られていった。 &font(Green){丸尾君「[[そんな貯金額、修正してやる!ははっ!ズバリ、ざまぁないでしょう!抵抗しても無駄な稼ぎに終わるだけだって、なぜわからないのですか!>カミーユ・ビダン]]」} &font(#ff0000){まる子「やめないか!」} まとめると、 >+気力を貯めるためにじゃんけんをする     →&bold(){丸尾君襲来} >+再戦用にたまちゃん狙いでじゃんけんをする  →&bold(){丸尾君襲来} >+お母さん回避用の福引券狙いでじゃんけんをする→&bold(){丸尾君襲来} >+丸尾君回避を諦め没収されないことを祈る   →&bold(){お母さん襲来} の&bold(){グランドクロス}が完成する。 そして最後にこのゲームを超絶難易度に押し上げているのは、 #center(){&font(#ff0000){まる子「なんだっ……! このゲームはっ……! セーブできねえじゃねえかっ……! 通るかっ……! こんなもん……!」} (CV:[[矢尾一樹]](パチスロ版)) #center(){&sizex(7){&font(b,#ff0000){セ}}} #center(){&sizex(6){&font(b,#ff0000){|}}} #center(){&sizex(5){&font(b,#ff0000){ブ}}} #center(){&sizex(4){&font(b,#ff0000){不}}} #center(){&sizex(4){&font(b,#ff0000){可}}} } &u(){この超絶難易度でセーブすら許されない一発勝負。} "人生はセーブもリセットもできないもの &s(){そ〜んな〜の〜じょ〜うし〜き〜♪} なので大切にしてください"というメッセージなのか(こんな人生送る小学生などいないだろうが)、 あるいは技術不足でセーブ機能を搭載できなかったのかは不明だが、これによってクリアの難易度はさらに上がっている。 そして製作陣には手加減という名の&ruby(セーブ){Save}機能も無かったようだ。   この全方位において隙の無い運ゲーおよび[[クソゲー]]っぷりのせいで、誰が呼んだか&font(#0000ff){『GB版[[マインドシーカー]]』}&color(red){『賭博黙示録マルコ』}などという物騒な渾名が定着した。 後者の渾名については、『ちびまる子ちゃん』自体が、現在でこそ世間一般ではファミリーアニメとして認知こそされているが、 &bold(){まる子を含んだ登場人物が全体的にアクが強く、子供ゆえの無垢な行動が結果的に酷いことになったブラックな回((具体的には『まる子 おすし屋さんに行く』のエピソードなど。))も多々ある}ことと、 ギャンブルを繰り返すゲーム性が、この項目の至る所で使われている台詞や文章からも分かる通り『[[賭博黙示録カイジ]]』を連想させたことから、 本来ならば無関係のはずの本作(というより原作)と『カイジ』のイメージがプレイヤーたちの中で妙に合致し、定着したと思われる。 なお、『カイジ』の連載が始まったのはこのゲームの発売から6年後の1996年だった。人気シリーズになった『カイジ』だが、もしかして本作は時代を先取りしていた……? なお、エンディングはというと……。 #blockquote(){&font(b,#ff0000){まる子「ばんざーい!! まさか ほしいもの ぜんぶが てに はいるとはねえ」} &font(b,#ff0000){まる子「まるこだって やればできるってことがわかったよ にんげん がんばってみるもんだねえ」} &font(b,#ff0000){まる子「うれしいねぇ あたしゃ こんな ぜいたくは はなわくんの うちにでも うまれなきゃ」} &font(b,#ff0000){まる子「いっしょう できないもんだと おもっていたからねえ」} &font(b,#ff0000){まる子「ばんざーい ばんざーい」}} &bold(){以 上 で あ る 。} すぐにタイトル画面に戻るので&s(){戦犯リスト}スタッフロールも流れない。 ''余韻もクソもねえ(´・ω・`)'' 他にも『ちびまる子ちゃん』のゲームはいくつかリリースされたが、そのいずれもコレを超えていない。売り上げでも酷さでも。 尤も、前者はともかく&bold(){後者は超えられたらたまったものではない}ので、良かったと言えなくもない。 本作が希代のクソゲーになっただけのことで、後発タイトルは[[こちら>ちびまる子ちゃん めざせ!南のアイランド!!]]を始めとしていずれも普通に遊べる内容であり、 『ちびまる子ちゃん』のゲーム全てが[[地雷]]というわけではないので安心しよう。&s(){むしろ、本作の悪評のせいで後発のゲームに風評被害が及んでいる一面も否定できない} *◆そして、時は流れて◆ ……2021年、原作の舞台となる『昭和』はおろか、ゲームが発売された『平成』も過ぎ去った令和の世。 この全方位クソゲーに&font(l){途中で吐きそうになりながらも}果敢に立ち向かった &font(l){狂人} 有志であり勇者達の手により、とある攻略法が編み出された((なお、攻略した有志のうち、多くがクリア後に体調を崩した模様。それほどまでに本作の攻略は過酷なのである))。 それは、 #center(){&font(#ff0000){まる子「人は人を救わない……なぜなら……人は人を救わなくても……その心が痛まないからっ……!} &font(#ff0000){なら……期待するなっ……!他人に……!} &bold(){&font(#ff0000){自分だっ……! 自分……!自分を救うのは……自分だけ……!」}} (CV:[[小西克幸]](ポーカーチェイス版))} #center(){&sizex(7){&bold(){賽    銭}}} #center(){&sizex(7){&bold(){泥    棒}}} ……もちろん良い子の&font(l){(?)}我らがまるちゃんが本当にそんなことをしでかしているわけではない。 正確には、あくまで&bold(){「そう見える行動を取ると所持金が増える」}というだけであるので安心してほしい。 ともかく詳しく説明すると、神社にて&font(l){お賽銭を納めずに}[[神]]頼みを繰り返すとたまに10円を入手することがある。 賽銭箱の近くで拾えるからには、恐らくはそこから外れて落ちたお金だろう。 だが、無限に拾えるので&bold(){どう見ても賽銭箱からネコババしている}ようにしか見えないのだ。 &u(){&bold(){断っておくが、よしんば賽銭箱の外に落ちていたものだったとしても、落ちているお金をネコババした時点で立派な犯罪である。「子供のやったことだから」では済まされない。}} で、これを何度か繰り返して50円まで貯めたら、神社の近くにある駄菓子屋でお菓子を買い「気力」を2つ増やせる。 これにより、じゃんけんで「丸尾君」カードとエンカウントする確率を極力下げつつ、 「気力が高ければ高いほどミニゲームでの賞金が増える」仕様を利用してお金を稼ぎやすくする、という一石二鳥の攻略法が成立したのである。 まあ、焼石を握った時点で大火傷していることには変わらないが。 #center(){\ノーカン!ノーカン!/&br()&font(#ff0000){回 る チ ン チ ロ リ ン}} あん、追記・修正してよん、イケズ。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,163) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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