GSルール(ポケモン)

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GSルール(ポケモン) - (2022/01/15 (土) 11:03:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/24(木) 22:50:40
更新日:2024/02/09 Fri 12:18:38
所要時間:約 15 分で読めます




GSルールとは『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』で導入された対戦ルールである。


ルールは通常のダブルバトルとさほど違いはないが、何より特徴的なのはLv.51以上のポケモンもLv.50に調整される事と、
今まで禁止級とされていた一部のポケモン達を2匹まで使用できる事である。ちなみに大体はダブルバトルである。
なお、幻のポケモンは出場不可。

2010年公式戦のルールでもあった。
現在は通常のポケモン勝負もLv50に調整されるため、事実上の伝説のポケモンが(制限ありで)参戦できるルール」となっている。

好評だった為か、その後の世代でも類似ルールでの大会が散発的に行われている。
一時は「幻のポケモン」も出場可能な正に無法地帯な状態だったが、第6世代の「グローバル・ショウダウン」において往年のルール(幻出場不可)に戻った。
1匹のみ出場できる場合はこのルールが使われる最も著名な大会である「ポケモン竜王戦」にちなみ「竜王戦ルール」と言われる。

剣盾ではシーズン8・10・11・12のランクバトルで採用された。シーズン11までは竜王戦ルール、シーズン12ではGSルールになる。

…と、伝説のポケモンが使えるルールではあるが、実際はそのパワーに任せた戦法で勝てるほど甘くはない
伝説のポケモンが投入できるとは言え上記の通り2匹まで。
つまりパーティ構成の時点でどの伝説のポケモンを軸にするかを考えなければならず、とりあえず投入すれば良いという甘い考えは通用しない
そして露骨に「強い」と言われるポケモンを投入するとメタを張ってきたそこいらの一般ポケモンに返り討ちなんて事があってもおかしくない。
普段のポケモンバトル以上に頭を使うルールであると言えるだろう。


【出場可能な伝説達】

今回解禁された伝ポケの中で最も高い特攻と素早さを持ついでんしポケモン。
超器用だが抜群を取らなければ技の威力はいまいちだったりする。耐久も禁止級最低レベルだが補正なし「りゅうせいぐん」を素で耐える。
格闘ポケモン自体は多かったもののサイコキネシスより「ふぶき」を持っていたミュウツーの方が多かった。後期からはエスパー技入りも増えた気がする。
変化技も豊富だが基本的にはアタッカーに回る。稀に「じばく」持ちも。
ユキノオーを相方に「ふぶき」を撃ちまくる戦法が流行った。
通称ノオツー。

BWにて専用技サイコブレイク」を手に入れたため物理耐久が低いカイオーガやホウオウにも刺さるようになったためますます強力に。

XYでは2種類のメガシンカを手に入れた。
しかし第6世代は物理偏重環境である為折角の「サイコブレイク」の火力が思った程振るわなくなった。
その上素の耐久の不安がここにきてモロに目立つようになってしまう。ちなみにどっちにメガシンカしようが鉢巻アローの餌食である。
ORASでは上位の天候変化特性の追加でノオツーまで実質没収される羽目に…。


速さと耐久を合わせ持つせんすいポケモン。但しタイプはエスパー/ひこう
しかし火力は禁止級最低、でんきこおりいわ弱点は痛く、禁止枠を使わないクレセリアの劣化とも言われた……
だがやはり耐久力は異常で素早さ110からの「こごえるかぜ」や「でんじは」撒きなどの小技で光る。「めいそう」を積めば要塞にも早変わり。
更に耐久型なので特性『プレッシャー』を活かす事が出来る。
ルギアバンギなる組み合わせもある。
隠れ特性は強力だが『かたやぶり』系統の特性で無視されたり、天候ダメージで消されやすい。というか「ねこだまし」で消える

第6世代での強化点・弱体化点は特に無し。完成されていると言えば言えなくも無いが。
一方、ORASでは新鋭のメガレックウザとの相性が良い。天候ダメージやひこうタイプの弱点を気にしなくても良くなる点は大きく、要塞化にさらに磨きがかかるように。
但しマルチスケイルは相変わらず「かたやぶり」や「ねこだまし」で潰れる


貴重な物理枠でもあり高い特防を持つにじいろポケモン。
いわ四倍・みず抜群とメジャーなタイプに弱点を持つ為初期はあまり注目されなかったものの、その技の性能や能力で徐々に株を上げていった。
専用技の「せいなるほのお」は物理依存で50%やけどというイカレた性能。
雨が降ってもひこう技のおかげで活躍できる。禁止級の相方となる一般ポケモンにかなり強かったりする。
高い特防のおかげで特殊受けもこなせ、雨が降っても隣りにルンパッパを置けば晴らす事ができる。

BWではゼクロムにタイプ上では不利だが、「せいなるほのお」で機能停止に追い込める。
隠れ特性は『さいせいりょく』で引っ込めば1/3回復するのでなかなか強力。ミュウツーの「サイコブレイク」には注意。
忘れがちだが素早さ90。意外と半端。

第6世代ではフェアリータイプに耐性を得た為、ゼルネアスや特殊フェアリーに対する対抗策として採用する事も多くなった。
ORASでは禁止伝説唯一の高威力物理ひこう技持ちという利点こそ失われたものの、あちらはメガシンカ枠も取りがちなのでまだまだ採用の余地はある。
但しルギアと違ってこちらはメガレックウザと組んでもあまりおいしくない。
最近はカイオーガが勢いを取り戻し始めたせいで今までより肩身が狭い。


特性『あめふらし』と高い特攻・特防を持つかいていポケモン。
雨+一致みず技というバ火力を持つおかげで対策されまくった。しかし大会ではグラードンに負けるというジンクスが……
こだわりスカーフ』+「しおふき」は攻略本に載るほどのテンプレ。この対策を怠るとパーティが壊滅状態になってしまう。マジで。
よく見る相方はRS時代からの付き合いのルンパッパ。
しかし、パルキアやヌケニンなどどうしようもない相手もいる。相方となるルンパッパも苦手。
公式からも「大会はカイオーガばかりになるんだろうな」と言われた。

BWはゼクロムが出たが「れいとうビーム」で返り討ちにできる。こちらもミュウツーの「サイコブレイク」に注意。

XYではゼルネアスの登場によりドラゴン勢が激減したためますます大暴れ。
ORASではゲンシカイキを手に入れた。
…のだが、特性『はじまりのうみ』の効果がイマイチ振るわず、他の上位天候持ちととにかく相性が悪い。その為全盛期程振るわなくなってしまった。
但し廃れるところまでは行っておらず、天候の主導権さえ握れば優位を取れる事は間違いない。実際使用率はグラードン程ではないが高い。
また、『ノーてんき』や『エアロック』持ちと組み自分の特性と火力を捨てることでスカーフを活かす戦法もあったりする。
ちなみにWCS2016の優勝者が使っていたのもカイオーガ(とレックウザ)である。ホウエン伝説には目立ちづらい方が活躍する何かがあるのか


特性『ひでり』と高い攻撃、防御を持つたいりくポケモン。
自分では上手く使えない特性を持ち、みずも抜群(特性でどうにでもなるが)。特性のせいで逆に自分が焼かれる事も……
ライバルがかなり強く相性も最悪な為影に隠れがちだが実力は本物。貴重な物理伝説でもある。
ダブルバトルでもよく使われる「じしん」をタイプ一致で撃つ事ができ、さらに『ひでり』で味方を強化する事も出来る。
大会ではカイオーガを倒してよく優勝する。
相方はクレセリアなど。「グラセリア」の語呂の良さは異常。並べるだけで攻撃・特防1.5倍の恩恵があるチェリムとの相性も抜群。

ORASではゲンシカイキを獲得。ほのおタイプが加わるためカイオーガにますます弱くなる。
…と思いきや特性『おわりのだいち』は『ひでり』の効果に加えなんとみずタイプの技を無効にする
これにより事実上弱点はじめん(2倍)のみとなり、持ち前の物理耐久の高さも相まって簡単には落ちなくなった。
この為一気に対策必須の最強ポケモンの1匹にまでなった。
専用技の「だんがいのつるぎ」は味方を巻き込まない強化版「じしん」のため特殊偏重だったGS環境に見事に刺さりまくる。
ほのおタイプはやけど状態にならない上に、元々じめんタイプのため「でんじは」も効かないため非常に止まりにくい。
上記のチェリムと並ばれたものならもはや羅刹。
一時特殊型が増えたが逆にカイオーガを突破しづらくなる為、結局元の鞘(物理型)に舞い戻ってきた。


カイオーガと同等の特攻・グラードンと同等の攻撃を併せ持つてんくうポケモン。
中途半端な素早さに加え、こおり4倍が痛すぎる。
特性『エアロック』は天候を無効にするもののレックウザが場に出てないと機能しない。
上記の通りこおり4倍が痛くあっちこっちで飛び交う「ふぶき」がかなり痛い。
しかし、この中では珍しく先制技「しんそく」持ちの伝説でもある。『エアロック』のおかげでタスキも潰れにくい。一度積めさえすれば爆発的な火力も出せる。

ORASでメガシンカを獲得。
更にメガシンカができるポケモンで唯一道具制限がないためメガシンカ枠に選びやすいうえに道具で火力強化や補助などができる。
特性『デルタストリーム』はひこうタイプの弱点をなくす天候特性の為自身だけではなく他のひこうタイプとも相性がいい。
専用技「ガリョウテンセイ」の一貫性は凄まじく、並耐久の伝説のポケモンすら珠ガリョウテンセイで一撃粉砕可能。
最弱候補から一転ゲンシグラードンに並ぶ最強ポケモンの1匹に上り詰めた。耐久力こそあまり高くないが一撃粉砕すれば問題ない
ただし伝説枠とメガシンカ枠両方埋めてしまう事に注意。


はがね/ドラゴンと言う耐性の高い組み合わせのタイプのじかんポケモン。
耐性は多いが、かくとうとじめんというメジャーなタイプが弱点。
ドラゴン弱点ではないドラゴンタイプで「りゅうせいぐん」を等倍で受ける事が出来る。但し特防は半端なので場合によっては落ちる
専用技「ときのほうこう」はかなり使いにくいが眼鏡を持たせると『ハバンのみ』持ちパルキアを落とす事も可能。まあ普通は「りゅうせいぐん」を採用するが。
高い耐性を活かした「トリックルーム」戦法も主流。
隠れ特性は『テレパシー』。「じしん」が弱点のディアルガはこの特性はパルキアより相性が良い。

第6世代ではレシラムと並んで貴重なフェアリー等倍龍として重宝された。
但しはがねの耐性からゴーストあくタイプが消えてしまった為総合的な耐久は削れてしまった。


みず/ドラゴンの優秀な組み合わせを持つくうかんポケモン。
カイオーガとは味方にしても敵にしても相性が良い。
上記の通りタイプが優秀。さらに禁止伝説竜の中では素早さ100と頭一つ抜けている。
タイプ一致で「りゅうせいぐん」を打てる為他の竜を上から殴ったりカイオーガの雨「しおふき」を受けて「かみなり」をぶちかます事も出来る。
但し場に居残らせる場合は安定性を取って専用技「あくうせつだん」を採用する事が多い。と言うか現環境では専らこっちで「りゅうせいぐん」持ちはほとんどいない。
隠れ特性は『テレパシー』。それなりに優秀だがパルキアを入れる戦法だとあまり味方を巻き込まないため相性は微妙。

第6世代ではフェアリータイプの追加により一気に廃れてしまった。とにかくゼルネアス・マリルリエルフーンと天敵が多すぎる。
加えてORASでは相性の良いカイオーガの数が減ったせいでさらに立場が苦しいものと化してしまった。
環境が確立する事によりカイオーガが勢いを取り戻した結果、コイツも復権…と言いたいところだったが天敵の壁はやはり大きく、
一応多くの伝説ポケモンの上を取れる素早さ100のアドバンテージは残っているものの、やはり第5世代の勢いを取り戻すのは難しかった。
ちなみに忘れがちだが「フリーズドライ」4倍。


ゴースト/ドラゴンという特殊な組み合わせを持つ耐久型のはんこつポケモン。
非常に高い耐久を持ち、半端な火力では簡単に落ちる事は無い。
タイプの組み合わせも秀逸で耐性・無効に関しても非常に優秀。
爆発無効という事もあり相手の爆発を読み交換する手もある。専用技「シャドーダイブ」はダブルでは必須とされる「まもる」「みきり」を無効化できる。
同じ理由でメタグロス等の爆発持ちと一緒に組む事もある。
ルギアと同じく積めば要塞と化す。

『はっきんだま』を持たせる事により攻撃に特化させる事が出来るが持ち物が固定されてしまう。
但し耐久が大きく落ちるわけでは無く、他のポケモンと持ち物を競合することが無く、「トリック」等の技も効かなくなるので使い勝手は悪く無い。
隠れ特性『テレパシー』はアナザーフォルム限定。

第6世代ではフェアリータイプの登場でかなり立場が苦しいものとなってしまった。
その代わりゴースト技がはがねタイプに通りやすくなった為、火力の安定性は上昇している。
ORASではグラードンの技を軒並み半減以下に抑えられる為か、オリジンフォルムの価値が上昇している。


ドラゴン/ほのおという攻撃に恵まれたタイプを持つはくようポケモン。
特性『ターボブレイズ』のおかげで全てのポケモンにメインウェポンで等倍以上を取れる。
伝説のポケモン相手には一歩劣ってしまうが、周囲の一般ポケモン散らしとしては十分な性能を持つ。
その為自分が表立って戦うと言うよりは、他の伝説のポケモンや一般ポケモンで場を整えてから一気に畳み掛ける玄人向けのポケモン。
BW2でダブルバトルでは使いやすい「おいかぜ」や「ねっぷう」を手に入れ、戦いやすくなった。

XYではディアルガ同様フェアリーを等倍で受けられる上、ゼルネアスのおかげで他の禁止伝説竜が減ったので価値が相対的に上昇。
さらにゼルネアスとは相性補完と言う点でも味方としても相性が良い。
一方、このタイプ追加の影響で全ポケモンにメインウェポンで等倍以上は取れなくなった。と言ってもたった4種類だが。
加えてORASでは今まで組みづらかったグラードンとも組みやすくなった。カイオーガが減ったのも追い風。
まだまだ地味な立場ではあるものの、相方に恵まれて少しずつではあるが株を上げてきている。ライバルが減っただけと言うのは禁句

とはいえインパクトが薄く採用はあまり伸びていなかったのだが、剣盾ではトップメタのザシアンに有利が取れる上にダイマックスとの相性が良いため一気に採用例が増えている。


ドラゴン/でんきのこくいんポケモン。
当初はホウオウ・カイオーガキラーなタイプと禁止級には珍しい物理型の能力で注目されていた。
が、物理ドラゴンはダブル以上では輝けないと言う法則はやはりコイツにも直撃レベルで当てはまってしまった。
とにかくメインのドラゴン技は使いにくい・でんき技はじめんで無効にされる・サブウェポンはあろうことか軒並み特殊技と問題だらけ。
特防が足りないせいでカイオーガの「れいとうビーム」で返り討ちに遭い、ホウオウは「せいなるほのお」のやけどが怖くて後出ししづらい。スカーフ持たせないとぶっちゃけやってられない
そして弱点は軒並みメジャー。さらにはハガネールドリュウズが天敵と言う伝説ポケモンにあるまじき事態…。
一応BW2では「おいかぜ」を手に入れた。

第6世代ではでんきタイプはまひ状態にならないという個性を手に入れた。が、ただでさえメジャーな弱点にこれまたメジャーなタイプが追加される悲劇が襲う。
ORASでは有利なはずのカイオーガが減ってさらに使い道が薄れてしまった。ルギア? 先手取られたら「リフレクター」からの「はねやすめ」で泥沼になりますよ?
一応カイオーガが勢いを取り戻したものの、(伝説戦では)それだけのメタになってしまう為やはり採用はきつい。

以上のことから伝説最弱候補にあがっている始末。どうしてこうなった。
擁護しておくとシングルでは使いやすい方である。ただただルールが悪すぎる。


珍しいドラゴン/こおりのきょうかいポケモン。
単体では長所が見当たらず使いづらい。但し「こごえるせかい」はノーマルフォルム限定であり、技の性能自体は悪くない。
曲がりなりにも伝説ポケモンらしい性能自体はある。但しサブウェポンが…。

BW2では2種類のフォルムチェンジ形態を入手。
レシラムと合体したホワイトキュレムは脅威の特攻170から「ふぶき」や「りゅうせいぐん」が撃てる上にサブウェポンとして相性の良い「クロスフレイム」もあり、
BW2大会では戦場に猛吹雪を運んだ。
反面ゼクロムと合体したブラックキュレムはろくな物理こおり技が無く、サブウェポンも相性の悪い技揃いなので採用は稀。
だからダブル以上じゃ物理龍は活躍しにくいんだってば!

第6世代では他のドラゴン同様フェアリータイプの追加で大きく数を減らす事に。パルキア同様コイツもマリルリに弱いと言う…。
ORASでは相性の良いユキノオーが使いものにならない為「ふぶき」がド不安定化してさらに厳しくなった。


新しく登場したフェアリータイプの伝説であるせいめいポケモン。
禁止級ドラゴンの数を激減させた立役者。
専用技である「ジオコントロール」は貯めが必要な代わりに特攻・特防・素早さが2段階上がる驚異の積み技
『パワフルハーブ』を持たせれば1ターンで発動出来る為にまず対戦でのゼルネアスはハーブ持ち。相手に耐性が無いと蹂躙間違いなし。
持ち物を他のポケモンと競合しないのも地味においしい。
そのため相手にした場合はこれを止める対策はほぼ必須。バレやすいのだが何せダブルバトルなので…。

ORASでも相変わらずバケモノ。
「マジカルシャイン」ならいざ知らず、コイツのジオコン「ムーンフォース」2発に耐えられる奴が限られすぎているので…。


XYで登場したあく/ひこうの伝説であるはかいポケモン。
パワフルジオコンの一芸特化であるゼルネアスに対してこちらは様々な型が存在する。
フェアリーに弱い・技の火力はイマイチと言う難点はあるものの、伝説のポケモンの能力で型が読めないのは十分過ぎるほど脅威。
幻のポケモンが解禁されている時は大概ダークライと組んで嫌がらせしてくる。

ORASでは「ねっぷう」「はたきおとす」「おいかぜ」を取得できるようになり、ますます読み辛さに磨きがかかった。
さらにXYをゆうに越える物理環境である事も相まって、「イカサマ」の刺さりようが半端ではなくなった。
じめん無効なのも大きい。じゅうりょく」されたらさすがに知らない


XYで登場したドラゴン/じめんのメガノコッチ…いや監視龍。
種族値が禁止伝説にも関わらず合計600・特性がピンポイント・こおり4倍と能力面では問題点だらけで「ガブリアスの劣化」と言われる事も。
但し専用技の性能は中々であり、豊富な積み技や変化技を覚えられるので積みアタッカーやサポーターとしては一定の価値を見出せる。
ダブル以上では積み技は使いにくいが
何故かこの体格で「しんそく」も覚えたりする。

ORASでも特に変化は無し。但しハピナス道場のハピナスを殲滅する仕事が手に入った

SMで新特性「スワームチェンジ」を手に入れてからはフォルムチェンジを活かした新たな戦術を見出している。


リーリエの連れているほしぐもちゃんの最終形態その1。
どうしてこうなったとか言わない。
タイプ的にもメタグロスを順当に強化したようなスペックだが、実は特性に「かたやぶりの影響を受けない」という隠し効果がある。また、専用技は「かたやぶり」同様に特性を貫通する。
タイプ上ゼルネアスに強いが、積まれると結局辛いのでさっさと突破したいところ。


ほしぐもちゃん最終形態その2。こちらの方が面影は残っている。専用技についてはソルガレオのタイプ違いでほぼ同じ。特性はかたやぶりの影響を受けない「マルチスケイル」である「ファントムガード」
専用技を含めても伝説級の割に火力が足りないのが気がかりで耐久型にしても4倍弱点2つは少し辛いが、特性のおかげで行動回数は補償されておりやたら補助技が多いので絡め手を中心に戦うことになるか。


光に飢える黒きもの。
通常ネクロズマははっきり言って使いにくいが、ソルガレオ/ルナアーラを吸収して生まれる日食/月食ネクロズマはそれぞれをより重戦車アタッカー寄りに仕上げたステータスになり強力。特性はかたやぶりの影響を受けない「フィルター」である「プリズムアーマー」。
運用上は耐性面が優秀な日食の採用が多い。


剣の王。
物理アタッカーとして無駄のないステータスをしており、専用アイテムを持つことで変化する「けんのおう」フォルムになると鋼タイプが追加されて専用技も取得しより性能に磨きがかかる。
ゼルネアスを始めとしたフェアリーに非常に強く専用技の性能上ダイマックスによる受けすら許さず、それを抜きにしても特性で攻撃がほほ常時1段階上がった状態から殴れるというのは非常に強力。
登場からカイオーガを差し置いて禁止伝説トップメタに君臨している。禁止伝説環境は物理があまり強くないのにこれだというからポテンシャルの高さが伺える。


盾の王。
こちらも物理アタッカーとして無駄のないステータスを持っているが、専用アイテムを持つことで変化する「あてのおう」フォルムになると素早さが下がるのが少し辛い。
ザシアンの圧倒的な突破力に押されがちだがこちらは防御がほほ常時1段階上がった状態なのでダブルバトルで居座るにはこちらの方が向いている。



追記・修正は伝説枠にゼクロムとブラックキュレムの両方を採用したトレーナーにお願いします。

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