さそり男

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さそり男 - (2021/04/25 (日) 08:06:37) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/06/28 Sun 00:38:06
更新日:2024/04/17 Wed 18:02:24
所要時間:約 3 分で読めます





俺は進んでショッカーの一員になった!



概要

さそり男とは、仮面ライダー第3話『怪人さそり男』に登場した、ショッカーの改造人間である。声優は池水通洋。

出身地:サハラ砂漠(どう見ても日本で改造しているのでベースの蠍の出身地なのだろう)
ベース生物:サソリ
身長:185㎝
体重:94kg
能力:砂中潜航、左手の、毒液(劇中未使用)
弱点:手鋏の付け根(なら付けるんじゃない)
1行で表すなら:(`*´)

サソリ型の改造人間。正体は「早瀬五郎」という人物。
もともと早瀬は本郷猛の親友だったが、完璧超人である本郷への嫉妬や劣等感からショッカーへの忠誠を誓い、
さそり男への改造を受け入れてしまったのだ。

さそり男の外見で何よりも印象的なのが、*←のように表せる特徴的な口であり、
さそり男の頭がサソリの姿を模していることを忘れている人間がいても、さそり男の片手は鉄をも切り裂く鋏になっていることを忘れている人間がいても、
さそり男の口の形『*』を忘れている視聴者はいないだろう。賭けてもいい。

劇中では尻尾から人間を溶かす赤い毒液を噴射する人喰いサソリを操って、用済みになった労働者を喜々として皆殺しにする
その後M1号作戦を実行し、その殺戮ショーから命からがら逃げ出した老人・イトウを抹殺し、さらにルリ子を拉致。
ショッカー戦闘員を繰り出して砂中に潜り1号に対抗するも戦闘員では例によってライダーの相手には無らず、
最期は1号の『ライダーシザース』によってトドメを刺され、溶けて消滅した。……いや、戦闘員より人喰いサソリ使おうぜ。

その後、第13話「トカゲロンと怪人大軍団」にて再登場。
劇中序盤にて再生蝙蝠男と共に原子力研究所を襲撃するが、バーリアに阻まれて一時撤退。
首領から「弱音を吐くな!」と叱責された。
その後、他の再生怪人達と共に1号に襲いかかるが、投げ飛ばされただけで出番終了。再生怪人の中では真っ先に倒された。

劇場版『仮面ライダー対ショッカー』にも登場。


余談だが、第3話登場時点ではお馴染のショッカーベルトはまだ無く、後に再生怪人として登場した際に追加された。

『仮面ライダーV3』の第41話は、この回のリメイクである。


派生作品

スーパーヒーロー大戦

時を渡り、大ショッカーの怪人としてスクリーンにて復活!
スーパー戦隊と対決するも、最後はダブルバースの砲撃を受けて崖から転落し、オーズのメダジャリバーで斬り裂かれ死亡。

スーパーヒーロー大戦Z

スペースショッカーの怪人として登場。スペース蜘蛛男の下で働いており、サボテグロンとコンビを組んでいる。
最後は仮面ライダー響鬼の音撃打で火だるまにされた。

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

地獄の底から蘇り(これで5度目だぞ!)バダンに忠誠を誓う。

仮面ライダーSD

OVAではグランショッカー怪人として登場。
砂漠に怪人培養プラントを建造していたが、1号・ZXRXの3人、通称バトルライダーズにプラントはアッサリ破壊され、
本人もRXのリボルケインでズタズタにされてあっさり倒された。

新仮面ライダーSPIRITS

TVシリーズ第13話で再生怪人として本郷と再び相対した際の描写が大幅に肉付けされ、原作を補完する形でこのような会話を交わした。

「死ねぇ本郷!!
「早瀬… お前はまだ早瀬なのか!?」

「黙れ!!
人間だった頃の記憶などなんの意味がある!
再改造によって俺は更にこの体と同調するようになったのだ!!」

この毒と鋏が俺の全てだ!!

人間だった頃の記憶を保持しながらも、最早完全に獣に成り果てたかつての友に、1号(本郷)は悲しみを振り切るかのように裁きの、そして介錯のライダーチョップを延髄に叩き込むのだった…。


余談

蜘蛛男や蝙蝠男と比べると、後の作品でサソリモチーフの怪人が登場する回数はやや少ないが、それでも結構多い方だと思われる。
ややネタバレになるが、『仮面ライダーカブト』のサソリは十分過ぎるほどに印象に残る活躍をしていたし。
……まあ、某ライダーにはサソリと思わせて実は蟹だったヤツもいたけれども。



■画像出典 カルビー仮面ライダースナック付属仮面ライダーカード 3「怪人さそり男」より

―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。

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