総武本線と
外房線を結ぶ連絡線として機能しており、外房線に直通する列車が設定されている。
支線や空港線といった特定の需要や意味を持つ路線を除けば、JRの中で最も
駅の少ない(5駅)路線である。
1997年までは
外房線土気~大網間の急勾配を避けるため、当路線経由で外房線新茂原駅まで貨物列車が走っていた。
元々は「房総鉄道」という私鉄により1900年に開業した路線で、1907年に鉄道国有法により官営鉄道(後の国鉄)となった。
2019年9月現在、台風15号の影響で全線で運転を見合わせている。
●運行形態
基本的には1時間に1~2本の運転で、線内のみの運転の他に外房線直通列車がある。
朝夕に1本ずつ外房線・
京葉線経由で東京駅直通の平日は通勤快速、土休日は快速が運転される。
かつては
総武本線直通の列車もあったが、現在は設定されていない。
☆使用車両
4両または6両編成で運用。線内では基本的にこの車両が使用される。
4両編成で運用。外房線・京葉線直通列車に加え、混雑時には間合いで線内運用にも運用される。
◎全駅一覧
外房線乗り換え。起点駅。大網白里市の中心駅とあって、千葉方面へのベット駅として栄えている。
外房線との合流点は駅の西側にあるが、配線の関係で4番線からしか直通が出来ない。
元々は駅舎が東金寄りにあったため、外房線経由で千葉方面と上総一ノ宮方面を直通するはスイッチバックをする必要があった。1972年に現在の位置に移転して分岐位置が変更され、千葉方面と上総一ノ宮方面がそのまま直通するようになった。
線内唯一の棒線駅。ロータリーが何故か駅から大網側に200mほど離れたところにある。
東金市の中心駅ではあるが、1972年までは駅構内、車両共に荒廃状態だったかわいそうな駅。
一部、当駅始発・終着列車が設定されている。
1961年までは九十九里鉄道が接続していた。
読み方が「ぐみょう」と地味に難読…。
一度は無人駅となったが、城西国際大学の開校により1998年より日中のみ有人の業務委託駅となった。
総武本線乗り換え。終点駅。山武市(旧成東町)のターミナル駅となっている。
総武本線経由、東金線・外房線経由双方に千葉行き列車が設定されているが、分岐向きの関係でそれぞれが逆方向に発車する。
因みに休日おでかけパスで行くことが出来る最東端の駅でもある。
戦時中に空襲を受け全焼、42人もの犠牲者が出た事がある。