ΖΖガンダム

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ΖΖガンダム - (2021/08/14 (土) 14:59:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/06/14 (月) 19:17:02
更新日:2024/03/23 Sat 08:59:12
所要時間:約 7 分で読めます




みんなの力が…ガンダムに!

機動戦士ガンダムΖΖに登場するMS。後期の主役機体を務めた。


ΖΖガンダム

型式番号:MSZ-010
建造:アナハイム・エレクトロニクス社(AEグラナダ工場製)
所属:反地球連邦組織エゥーゴ(A.E.U.G)
分類:試作機
全高:22.11m
頭頂高:19.86m
本体重量:32.7t
全備重量:68.4t
出力:7,340kW
総推力:101,000kg
推進機関:姿勢制御バーニア×32

  • 武装
ダブルバルカン
ハイメガキャノン
ダブルビームライフル
ハイパービームサーベル(ダブルキャノン)×2
21連装ミサイルランチャー×2
ウイングシールド×2

  • 搭乗者
ジュドー・アーシタ
ビーチャ・オーレグ
エルピー・プル
ルー・ルカ
イーノ・アッバーブ
リィナ・アーシタ


本機のコンセプトは「大型メガ粒子砲搭載大火力MS」並びに「単機で運用できるGアーマー」。
前者はモビルフォートレス計画が可変でなく随伴機で対応しようとしていた頃にMk-IIの基本フレームをベースに検討されたものの頓挫したものが元で、
発想そのものはΖ計画以前からあったと言われる。

アナハイムでは次期フラッグシップ機として二種類が候補に上がった。
一つはエゥーゴのジャブロー侵攻用の可変MS。もう一つが前述したメガ粒子砲搭載大火力MSである。
しかしムーバブルフレーム搭載のガンダムMk-Ⅱが持ち込まれ、Ζガンダムの開発に成功。大火力MSの開発計画は凍結された。
だがグリプス戦役中に顕著となったMSの多機能化・大火力化により、Ζガンダムですら立場が危うい状況となる。

その為新規設計の機体が検討され、MSZ-010 θガンダム及びMSA-0011 ιガンダム(後のSガンダム)の設計プランが新たに提出される。
両機は並行して開発が進められ、最終的にθ(シータ)ガンダムがエゥーゴのフラグシップ機として採用された。
このθガンダムは「Ζを継ぐガンダム」として「ΖΖ」の名を冠した。
なので実はΖガンダムの後継機どころかほぼ関連性のない別系統のMSである。

Ζガンダムの変形機能が推し進められ、分離・合体機能へと進化。
分割した3つのパーツそれぞれにジェネレーターと変形機能を搭載、
「ネオ・コアファイター」を中心に「コアトップ」と「コアベース」の三機での運用を可能にした。
更には3機合体形態でも重爆撃機「Gフォートレス」として運用できるという破格の性能を持つ。
MS形態とGフォートレスへの変形はどちらの状態でも可逆的に戦闘中でも行う事は可能なのだが、
MS形態の使い勝手が良かったためか劇中ではMS形態からGフォートレスへの変形は行っていない。

合体形態時には3つのジェネレーターが直列に接続され、機体全体ではΖガンダムの3倍強に達する凄まじい出力を誇る。
尤も開発・設計的にはプロトタイプZZの上下合体、二基のジェネレーターでは出力が足らず、それぞれのジェネレータにも凄まじい過負荷が掛かる為
間にコアファイターを挟んでコアファイターにもジェネレーター機能を担当させる事で負荷を分散し機体サイズとジェネレーター負荷を抑える事が主目的だった模様。
これによりハイメガキャノン等の大出力兵器が使用可能になった。
ゲーム等ではバランス調整のためか余り再現されないがその高いジェネレーター出力と32基ものスラスターにより高いレベルの空間機動力を持ち、機動性の面でも隙が無い。

アナハイムの技術の粋を凝らした本機の性能は素晴らしく、ロールアウトが第一次ネオ・ジオン抗争序盤だったが、
終戦までの間次々と投入される数多のネオ・ジオンの新型機を相手にしながらもそれらを悉く撃破し、最後まで性能差で圧倒される事は一度もなかった。
ちなみにあんまり周知されてない設定だが実はジオン系機体開発・生産メインのAEグラナダ工場謹製ガンダムだったりする。
連邦製機体っぽくない複雑かつ高出力型であるところからの発祥だろうか。

その反面あまりに高い空間戦闘能力、戦闘中の複雑な合体変形、無数の火器管制システム等による操縦難度も高くパイロットへの負荷は非常に大きい。
このアンバランスな機体が活躍出来たのはメインパイロットのジュドー・アーシタの卓越した操縦技術の賜物に他ならない。

劇中ではジュドー以外のパイロットが搭乗する事もあったが、ルー・ルカはパワーが有り過ぎて使い難いと漏らし、ある程度乗りこなせていたものの積極的に搭乗しようとはせず、
ビーチャ・オーレグが搭乗した際は高過ぎる機体性能に完全に振り回されてしまいまともな戦闘すら行えていなかった。
ただ、この辺は後述のバイオセンサーが乗り手に最適化されたピックアップシステムを採用している為
メインの操縦者であるジュドー以外のサイコミュ波には反応が悪くなるのも理由の一つであるらしい。
整備性も劣悪なようで歴戦のメカニックであるアストナージをして「複雑過ぎてよくわからない。」と言わしめるレベル。

Ζガンダムと同様にバイオセンサーを搭載しており、主に機体制御に使われている。
最終決戦時にはスラスターや各部を改修した「強化型ΖΖガンダム」や、
その上に対ビームコーティングした追加装甲やミサイル等更なる武装化をした「フルアーマーΖΖガンダム」も実戦投入された。

意外かもしれないが、Ζガンダムとの頭頂高差は僅か1cm。重量に至っては何と6t増し。
大型重MSに思われがちだが意外と小さく、軽い。



□武装
  • ダブルバルカン
頭部に2門ないし4門装備された機関砲。
全く使われていないため影が薄いだけでなく設定画稿でも何処に配置されているのかが分からず(デザイナーの気分次第状態にもなっている)、
詳細不明な事も有って、ゲームではハブられる事も多い可哀想な武装。

  • ハイメガキャノン
額(他のガンダムだとアンテナ基部に相当するパーツ)に搭載された本機の象徴たる超高出力メガ粒子砲。
ジェネレーターと直結しており最大出力ではコロニーレーザー内部にあるレーザー発振器1基(Zガンダムの最終話や映画でグリプス内にあった巨大な真空管のような物体)の20%の出力で最大50MWもの出力を誇る。
その威力はMSを上回るサイズのデブリを消し飛ばしたり複数のMSを一瞬で蒸発させる程。

光輝く最強の素敵凸ビームキャノン

本来MSに搭載するような物ではないとんでもない代物だが、短砲身のため射程はそう長くなく、その威力に比例してエネルギーの消耗も凄まじくそう何発も撃てる代物ではない。
ジュドーの感情に反応して発射口が溶解する程のエネルギー上昇を起こした事もあった。
ちなみにΖΖガンダムの代名詞といえる武装だが本編中では4回しか使われていない。

  • ダブルビームライフル
ライフルとは名ばかりで、実際は一般的なMSの全長程もある巨大二連装メガ粒子砲。
ジェネレーターを内蔵しており、本体からのエネルギー供給も合わせて百式のメガバズーカランチャー並みの出力を誇り、直撃しなくてもその余波だけでMSを消し飛ばすというデタラメな威力を誇る。
しかし砲身の消耗が激しい為、約200発につき1回は交換が必要。
基本的に2発同時に発射するが片方のみや左右交互に撃つ事も可能で、これにより高い密度の弾幕を形成できる。
コアトップの一部であり、これがないと変形出来ない為、常に携帯している。
何とライフル基部にコアトップ時のコクピットがある(しかも水平に構えると上下逆さまになってしまう)。
メンテナンスや緊急時に使用するらしい。*1
流石に問題視されたのかしばらくするとコアトップとして運用する際は予備のコアファイターを連結させて、そこから操縦するようになった。

  • ダブルキャノン/ハイパービームサーベル
バックパックに取り付けられた大型ビームキャノン兼用ビームサーベル。
グリップ自体が巨大で、発振されるビーム刃も通常の1.5倍の長さを誇る。
一般的なMSのビームサーベルより遥かに長いため接近戦で敵MSの間合いの外から一方的に斬り伏せた事も。
威力は凄まじく、MSを数機まとめて切断どころか隕石すらやすやすと真っ二つにする。
こちらもジュドーの感情に反応して、ビーム刃が巨大になった事もあった。
条件次第では「手持ちビームキャノン」としても使用可。実際に500m以上先のインコムを一撃でぶち抜いた事がある。

  • 21連装ミサイルランチャー
バックパックに内蔵されたマイクロミサイル。熱誘導システム内蔵型。
左右に装備されており、最大で42発ものミサイルを一斉に放つ事で高密度の弾幕を張れる。
誘導性能はかなりのものでMSと組み合った状態で放って相手の背後から攻撃できる程。

  • ウイングシールド
両腕に取り付けられた展開式のプレート。対ビームコーティングされている。
コアトップ&Gフォートレス時には主翼となる。
壊れると変形に支障をきたす為かやたら頑丈で、一度しか破壊されていない。
その破壊された一度も囮として切り離したためで、盾として使用して破壊された事は一度もなかった。


□劇中の活躍
マシュマーの操るハンマ・ハンマに苦戦するジュドーに届けられ、一瞬でこれを撃退。
その後はアーガマの主力として、マシュマー、キャラ、グレミー、ラカン等を悉く退ける。

地球降下後は慣れない砂漠や水辺で奮闘。プルが死亡した際にはジュドーの怒りと共鳴し圧倒的な力を発揮した。

クィン・マンサ戦ではフルアーマーで出撃し、Ζと共にこれを撃墜。

最後はキュベレイと壮絶なプロレスを繰り広げ両機とも相討ちに近い形で中破するが、
ハマーンが一方的に負けを認めてキュベレイをモウサの側面に激突させて自爆した為辛くも勝利した。

最終回で本機はジュドーが木星に旅立つ際にジュピトリスに積み込んでいったらしい。
ただしコアベースは最終決戦で破損し、修復されずにそのまま破棄されたためコアトップとネオコアファイターのみでコアベースは適当な部品のヘッポコ品。

そして旅の途中ジュピトリスの防衛用MSとして活躍。
航路上の隕石やデブリをブッタ斬ったり、ハイメガキャノンで消滅させたりしまくった。
ぶっ壊れた部位に関しても後々ちゃんとしたパーツが届けられ、ジュドーと共に活躍し続けたそうだ。

その後については公式な記録が存在しない。
ただし木星付近においてU.C.0150年頃まで散発的に似た機体が目撃されたという説も……?

□SDガンダム
大体ガンダムの中ではガタイに恵まれ怪力を発揮したり重武装に身を包んで火力にものを言わせる描写が多い。

一方で性格は意外にバリエーションに富んでおり、猪突猛進タイプもあればノリが軽いが博識なタイプ、中には礼節と武勇を兼ね備えた完璧超人タイプも。

□バリエーション
ΖΖガンダムのバリエーションを参照。


□ゲームでの活躍

  • VSシリーズ
「ガンダムvs.Zガンダム」で初登場。コスト375の最高コスト機。
メイン武装はダブルビームライフルとダブルキャノンから選択出来、サブ射撃はごん太高威力多段ヒットのハイメガキャノン。
格闘のハイパービームサーベルはステップした相手をもぶった斬れる為一時期大暴れした。

「ガンダムvs.ガンダム」にも登場。
足は遅いが射撃武装の多さが持ち味。
格闘がハイパービームサーベルから全て投げ技にされ、特格にいたっては

スクリューパイルドライバー

空中横格闘も

エリアルロシアンスラム

どうみてもザンギエフです。本当にありがとうございました。
これはスタッフの悪ふざけが採用されたからとか。

フルアーマーZZがコスト2500で参戦。
格闘CSのハイパーメガカノンを発射すると強制的に装甲をパージし、強化型ZZガンダムに変更する。当初はこのパージした時に体力を30消費する仕様だったが、後に改められている。
ガンガン時代に賛否両論だったスクリューパイルドライバーは消えている。

  • 機動戦士ガンダム Extreme vs.MAXI BOOST
ZZガンダムがコスト2500機として復活。FA-ZZガンダムはコスト3000に格上げされた。
射撃CSが段階的に太いハイメガキャノンを放てる仕様であったり、上半身を分離して格闘やハイメガキャノンを撃つなどトリッキーな動きを見せる。またVSシリーズのZZでは史上初の変形も披露。
アシストでキュベレイMk-II(プル機)を呼び出し、ファンネルによる援護を行う。

FA-ZZガンダムは何故かスクリューパイルドライバーが復活。演出もパワーアップしている。
同時期に参戦した同じくプロレス技を得意とするガンダムAGE-1タイタスと戦うと、さながらロボットプロレス会場と化す。

参戦した時点では、悪くはないが今一歩といった性能であったが、次作機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONでは各所に強化がなされ一気にトップメタに。
ちなみにFA-ZZ、キュベレイ、キュベレイMk-II(プルツー機)も同コストでは強めの調整がなされており、
ZZ勢が優遇されているともいえる。これはVSシリーズ全体を見渡しても非常に珍しい事だったりする。

初代及び旧第2次から参戦している古参。
ハイメガキャノンが本体といわんばかりに良くも悪くもハイメガを中心にした調整をされることが殆ど。*2
幸運と覚醒を持つことの多いジュドーで的確な位置に移動し、マップ兵器版ハイメガをぶっ放すのは伝統芸。
ファンネルと違いニュータイプ技能が要らないので、育てたいパイロットを乗せ替えるのも良い。
第2次α以降は単体版ハイメガキャノンや必殺技「ハイメガキャノン・フルパワー」も実装され、対ボス戦闘もこなせるようになった。ただし、フルパワーはニュータイプ技能orジュドー必須。
作品によってはΖとの合体攻撃も可能(あちらの武器はハイパー・メガ・ランチャー、こちらはハイメガキャノンまたはダブルビームライフルを使う)

Zシリーズには登場せず、携帯機がアナザーガンダム中心になり、参戦していたOEの知名度の低さもあってご無沙汰というイメージが強かったが*3、2017年発売のVで晴れて復活。
久々ということで特殊能力「バイオセンサー」やジュドー専用必殺技のフルパワー、設定通りの高威力を誇るダブルビームライフル、そして凄まじい範囲で敵を殲滅できるMAPハイメガと、強力なユニット。
また今作はエースパイロットの数でシナリオ分岐するため、宇宙世紀ガンダム勢の撃墜数を稼ぐのにも使える。
ジュドーの高性能さを考えると基本的にはデフォルトの組み合わせのほうが良いが。

  • SDガンダムX・GX・GNEXT・GCENTURY
大抵の場合通常サイズのMSとしては使いやすい強機体として君臨する。 

その理由は代名詞のハイメガキャノンではなく、背中のミサイルポッド。ホーミング性能のある実弾をばらまくのでCPUの僚機としてもそれなりに頼りになりIフィールド持ちにもダメージを与えられる。そして通常のビームも二連装になっているなかなか当てやすい。雑魚の掃討はもちろんのこと、コストが数倍かかるMAも相手一体に付き2~3体で仕掛ければ何とかなることもしばしば。

またGCENTURYでは仕様が格闘に有利になりハイパービームサーベルが主力として機能するようになり、ACE強化型のフルアーマーZZならαアジールや(CENTURYでややバグが弱体化した)ラフレシア相手でも有利に立ち回れる。さすがに仕様にマッチし優遇されたクィン・マンサやサイコガンダムMk2相手にはやや分が悪いが。

初期の作品では武装欄が4つしかなかったため、ハイメガキャノンはマップ兵器版のみであった。
また、ウォーズ以前はダメージ計算式の都合で多段ミサイルが凶悪だったため、Gフォートレス形態でミサイルを撃つのがメインになっていた。
ウォーズで通常兵器版ハイメガキャノンが追加され、オーバーワールドでは覚醒武装としてハイメガキャノン最大出力が追加。通常戦闘もこなせるように変化していった。
ジェネシスではダブルバルカンが廃されたがMS形態でもミサイルが使えるようになり、覚醒武装が巨大ビームサーベルに変更された。

アクシズの脅威無印から登場。
最大の売りは何といってもハイメガキャノン。ビグザムとは比べ物にならない運動性でスタック可能な立ち位置から繰り出される射程5のMAP兵器は量産型にとっては溜まったものではない。
……が、開発時期から考慮すると微妙に低い48という運動性能、195%とNT主人公(ハサウェイ含む)だと遅かれ早かれ頭打ちしてしまう限界性能、基本命中65%と単機のユニットのメインウェポンとしては微妙に頼りにならないダブルビームライフル等々、対エース機として運用する場合は色々物足りない部分も目立つ。ハマーンの搭乗するキュベレイにぶつけると逆にこっちがやられかねない。
FAになると更に運動が下がるので、其のまま運用せずいっそのこガス欠起こすまで砲撃で雑魚を殲滅した後パージしてエネルギーを満タンに戻すという運用の方がいいかもしれない。

□ガンダムトライエイジ
データカードダスシリーズでは派生機体として、胸にライオンが輝き、超剣ミノフスキー・トライバーストを必殺技とする「ガンダムトライゼータ」が登場。
デザインは大河原邦男御大。決めポーズはもちろんサンライズパース。
地球で大破したジュドーのΖΖとルーのΖをガンダム博士が合体させたものらしい。お前は何を言っているんだ。

トライエイジ自体はこういうオバカMS自体は割と珍しくなく*4、この頃は知る人ぞ知る機体程度だったのだが……。

ガンダムビルドファイターズ&ビルドファイターズトライ
ビルドファイターズでは他の主役ガンプラと共にイオリ家のショーケースに飾られていた。
また、マオの回想シーンにも登場している。

トライではヤジマ商事のショーケース内に展示されている。
そして、ついにZZがベース機となる機体が現れたのだが……!?

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション2
二周年記念機体の1機目として登場。コスト650の汎用機。ダブルキャノン以外の武装を使用可能だが変形不可。スタッフ曰く完成度を上げるため実装しなかったの事。
通常移動こそ鈍重であるが、スラスタースピードは上位に位置する。反面スラスター量が低コスト機並みに少なく極めて息切れしやすい。
主兵装のダブルビームライフルは未チャージではヨロケず怯ませるだけだが、チャージすることでヨロケと機体貫通効果を得る。
この機体の象徴ともいえるハイメガキャノンはチャージ中移動不可だが連続ヒットし大ヨロケを与え機体も貫通する所謂ゲロビ。
再使用時間は極めて長いが使い所さえ見誤らなければ敵チームに大損害を与えられる。
特筆すべき点としてハイパービームサーベルが極めて長大な格闘範囲を持ち、並みの機体では届かない範囲からの格闘攻撃が可能。
またミサイルランチャーはこのコスト帯では珍しい実弾兵装であり、ブースト射撃可能と言う利便性の高さも相まって、誰かさんのせいでビーム耐久全振りの環境においてダメージは稼げる。ただし弾道が特殊で至近距離には使いづらくヨロケも取りづらい。
高火力ではあるが通常移動は鈍重且つ大柄なで即ヨロケを持たない事から如何に被弾のリスクを抑え自身の火力を発揮するかが問われる機体。
後に同コストで実装されたキュベレイに対してはヒットボックスの大きさは変わらないのに射撃戦能力と機動力で一方的とも言える差を付けられかなり苦しい。更にあちらは宇宙適正まで所持しているので宇宙空間ではもはや対抗の術を持たないレベル。何故ハマーン様はこんな有利な状況で負けたのか


ガンプラ
番組放映時のプラモではあまりの変形機構の複雑さから非変形モデルで発売。
1/100旧キットは完全変形版だが、ダブルビームライフルがスカスカでカッコ悪い。
旧HGキットでは頭のみ差し替えで変形を実現。その後MGで変形再現された。
また、金型流用の関係で本来は非変形の「FAZZ」も変形可能。

この度ようやくHGUCで発売。旧HGでは変形再現の代償としてプロポーションが犠牲となっていたが、
当キットでは専用ブロックを用いた差し替え式とする事でプロポーションが両立を図られ、かなり良好なスタイルに仕上がっている。
さあ、みんなも歴代最高のガチムチマッチョガンダムを組み立てて遊ぼう!

2017年9月23日にMGのVer.kaとして発売。
分離・合体機能は当然の事、分離時にはランディングギアも追加されている。
旧MGと比べるとやや細身になっていて、可動域は著しく改良され両脚を180度開く事もできる。
プレバンでは強化型ZZガンダムが販売され、一般販売ではFAZZが新規造形で登場しているため、FA-ZZが来る日も近いのかもしれない。

また、SDガンダム外伝シリーズでは騎士・武者ともに主に筋肉質な戦士を担当する事が多い。
当時は「ごわす」口調が似合う体型の主役ガンダムは彼くらいなので当然といえば当然かもしれない。
SD三国伝では関羽を演じており、がっしりとした体躯に美髯公らしい黒い髭が実に雄々しい。


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