ZOIDS新世紀/0

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ZOIDS新世紀/0 - (2018/05/24 (木) 22:36:57) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/19 (水) 10:36:17
更新日:2024/02/25 Sun 18:22:37
所要時間:約 6 分で読めます




トミー(現:タカラトミー)から発売されていたプラモデルシリーズ『ZOIDS』を題材にしたアニメ作品。
タイトルの『/0』は『スラッシュゼロ』と読む。
全26話。2001年1月から同年6月まで、土6枠で放送された。
製作はXEBEC。
監督は加戸誉夫、シリーズ構成は隅沢克之。







作品概要

ゾイドアニメシリーズ第二弾であり、前年まで同枠で放送されていたアニメ『ゾイド -ZOIDS-』の続編。
前作が二期に入った事で次回作『ウルトラマンコスモス』までの間の数ヶ月が余ってしまい、その穴埋めに制作された。
そのためか、前作が全67話の一年超の放送だったのに対し、こちらは全26話と半年程の放送期間となっている。
監督や脚本など製作スタッフの多くも続投している。

一応前作と同じ世界観ではあるが、前作から遥か未来であるため直接の関連性は薄い。
しかし所々に前作を観ていていると想像を掻き立てられニヤリとする設定もあり、より楽しめる。

一方で前作が戦乱の中でシリアス気味な部分も多かったのに対し、今作ではコメディ色が強い。コミカルなギャグギャグシーンも多く、生身にミサイル撃ち込んでも死なない。

とはいえ前作に引き続きゾイドのCGアニメには気合いが入っており、アクション・ギミック共により洗練されたものとなっている。


ゾイドシリーズのゲームソフトにも多数参戦していたが、PSP用ゲーム『スーパーロボット大戦Operation Extend』への緊急参戦が突如発表された。




主題歌

◆OP

『NO FUTURE』相川七瀬
ちなみに作曲は布袋寅泰。
設定が固まっていなかったのか、OP映像にライガーゼロパンツァーのボツになったアーマーが映っている。

◆ED

『流離人〜さすらいびと〜』ダーザイン





あらすじ

〈惑星Zi〉での共和国と帝国の戦争ははるか昔に終わりを告げ、ゾイドの活躍の場はゾイド同士で試合を行う〈ゾイドバトル〉へ移っていた。
ジャンク屋、ビット・クラウドはバトルで破壊されたジャンクパーツを回収するため、立ち入り禁止であるバトルフィールドにステルス迷彩装備のトレーラーで侵入するのだが、運悪く〈チームブリッツ〉所属のシールドライガーと接触事故を起こしてしまう。




主な登場チーム

《チームブリッツ》

超弱小チームだったが、ビットとライガーゼロの参戦により勝ち星を上げ始める。
しかしトロスの金使いが荒いこともあって未だ借金が多い。
普段はトロスファームで暮らし、試合の際はホバーカーゴで移動する。

ビット・クラウド
CV:櫻井孝宏
バトルフィールドで事故を起こし、別件でチームブリッツに捕まった青年。
ジャンク屋だったが、ライガーゼロとの出会いによりゾイドバトルに参加する事に。
足で食事が出来る。覗き魔。
使用ゾイド:ライガーゼロ

リノン・トロス
CV:川澄綾子
見た目可愛い女の子だが、性格は凶暴凶悪。
風呂を覗いたビットをボコボコにするのは当たり前で、ミサイルで吹き飛ばした事さえある。お金大好き。
戦闘スタイルはとにかく火器を撃ちまくるという豪快なもの。しかし命中率は……
一応ヒロインだが狂暴過ぎてヒロインには見えず、ヒロイン要素(主人公との恋とか)もない。
ガンスナイパーのスタイルはナオミからも評されるように邪道。
使用ゾイド:ディバイソン→ガンスナイパーLS

バラット・ハンター
CV:松風雅也
ブリッツに雇われた傭兵。
常にクールだが金にがめつく、金を散らつかせればアッサリ意見を翻す事もある。
一応設定上は金に汚いふりをしているが、純粋で優しい性格らしい……
使用ゾイド:コマンドウルフACシャドーフォックス

◆ジェミー・ヘメロス
CV:斎賀みつき
主に管制担当する少年。チーム唯一の良心かつ常識人で、ぶっちゃけ彼がいなければチームブリッツは自滅(破産)する。
飛行ゾイドに乗っているのに音速飛行出来ないという弱点があるが、スイッチが入ると……
使用ゾイド:プテラスレイノス

◆スティーブ・トロス
CV:中村大樹
リノンの父親であり、チームブリッツのオーナー。通称「(トロス)博士」。
いい歳こいたオッサンだが、性格はガキそのもの。無駄遣いが多く、チーム財政難の根源。
ゾイドが大好きで部屋はプラモだらけ。珍しいゾイドを見ると「私も欲しい!」
ただ科学者としては優秀で、様々な装備を制作している。

ライガーゼロ
トロス博士が買った謎の白いライガー。


《チームチャンプ》

金持ちのハリー・チャンプ率いるチーム。
金に物を言わせた豊富な種類のゾイド・装備が特徴。だが弱い。

◆ハリー・チャンプ
CV:高木渉
愛すべきバカ。
リノンに惚れており、度々アプローチするが相手にされていない。ビットを恋のライバルとして勝手に敵視している。
弱いが運だけはやたら良い。
バラッドの評によると腕はそこそこあるらしいが、ゾイドサーガシリーズではあまりにも悲惨な能力を誇る。フューザーズ以降はベンジャミン、セバスチャンまで巻き込まれる。
彼がバーサークフューラーに乗るかと思ったら、そんな事はなかったぜ!!
ダークホーンはガトリングに飽き足らず、アイアンコングMk-2用のビームランチャーが装備されている。
使用ゾイド:ダークホーン、他多数

◆ベンジャミン
CV:酒井敬幸
非常に人間味溢れるお手伝いロボットその一。コマのような形。オネエ言葉を使う辺り女性型らしい。
恋する乙女。
前述のセバスチャンが高級オイルを補給していた時、ハリーのお気に入りのカップでコーヒーか何かを飲んでいたようにも見える。
ステルスバイパーにはカノントータス用の大型ビームキャノンユニットを搭載。
地を這うようなシルエットを台無しにしている気がしないでもない。
使用ゾイド:ステルスバイパー、他

◆セバスチャン
CV:千葉進歩
人間味溢れるお手伝いロボットその二。ハリーがいない間に高級オイルを補給する等、主人を小バカにしている模様。
筒型で男。
ヘル・ディガンナーにはゴジュラス用のロングレンジバスターキャノンを搭載。ゼンマイゾイドなのによく反動で吹っ飛ばないものである。
使用ゾイド:ヘルディガンナー、他

◆マリー・チャンプ
CV:平松晶子
ハリーの姉。
選手ではないが、ライガーゼロ欲しさにバトルを申し込んできた。戦闘ではリアルボタン連打。
CASを着せ替え人形呼ばわり。
使用ゾイド:アイアンコングPK


《チームフリューゲル》

ナオミ・フリューゲルが率いるチーム。ナオミ以外のメンバーは毎回適当に雇った素人だったが、途中で正規メンバーが増えた。

ナオミ・フリューゲル
CV:夏樹リオ
リボルバーデュエル(射撃武器の弾数が6発だけ)でのバトルを得意とするスナイパー。「紅き閃光」の異名をとる凄腕で、かつスタイル抜群の美人。
ヒロインより人気、というよりその立ち位置にいるのがアレなのでこちらの方がヒロインしている。尻がエロい。
使用ゾイド:ガンスナイパーNS

レオン・トロス
CV:千葉進歩
チームブリッツでシールドライガーに乗っていたリノンの兄。
ビットの参戦を期に修行の旅へ出ていたが、かつて最強のゾイド乗りが旅したと言われている伝説の谷で紅いブレードライガーと出会い、ビットと戦うためフリューゲルで戦線復帰する。
余談だが、この紅いブレードライガーはファンの間で「バンのブレードライガーではないか」と言われている。
使用ゾイド:シールドライガーブレードライガー


《チームライトニング》

ライトニングサイクスを使うタスカー姉妹とジャック・シスコのチーム。
高速戦闘が得意。

ジャック・シスコ
CV:藤原啓治
元々は雇われパイロットだったが、後にチームライトニングに入った。初登場時にはチームチャンプに雇われ、ビットと戦っている。
声や使用ゾイドが前作の誰かさんと全く同じ。
使用ゾイド:ライトニングサイクス

◆クリス・タスカー
CV:柚木涼香
チームライトニングのリーダーであり、美人姉妹の姉。
青いパイロットスーツが特徴。
妹のケリーにも言えることだが、彼女のライトニングサイクスは足の装甲の側面は赤い塗装を、頭部のバルカン付近は青い塗装を施されている。
ゾイドサーガ2以降の女性モブファイターは彼女に似ているが、残念ながらジャック・シスコがチーム・ライトニング名義で出てくることはない。
使用ゾイド:ライトニングサイクス

◆ケリー・タスカー
CV:比嘉久美子
美人姉妹の妹。緑のパイロットスーツを着ている。
使用ゾイド:ライトニングサイクス


チームタイガース

セイバータイガー三機で構成されたチーム。メンバーは全員関西弁。元は強豪チームだったが、チームブリッツに負けてから連敗するようになった。
ビットに〈チームにゃんにゃん〉と名付けられ、ジャッジマンにまでその名前でコールされてゾイドごとずっこけて戦闘不能=敗北したことがある。
元ネタは勿論、阪神
セイバータイガーの背中にコマンドウルフ用のアタックユニットの砲身を切り詰めたような装備をつけている。

◆カークランド
CV:宮下道央
タイガースの主将。
メンバーから「兄貴」と慕われており、一番威勢がいい。
使用ゾイド:セイバータイガー

◆オマリー
CV:粟津貴嗣
メンバーその一。
使用ゾイド:セイバータイガー

◆ラインバック
CV:堀川仁
メンバーその二。
使用ゾイド:セイバータイガー


《チームエレファンダー》

バックドラフト団お抱えの闇バトルチームの一つ。基本エレファンダー単機の編成であるがその強さは折り紙つき。
後にストラの意向でバックドラフトを脱退し正式なチームとしてゾイドバトルに参加する。

◆ストラ・スティグマ
CV:咲野俊介
バックドラフトに所属するゾイド乗りでありチームリーダー。部下からは「大尉」と呼ばれる。
冷静な人物でバックドラフトには珍しく正々堂々の真剣勝負を好む好人物。
幾度かビットと戦い、彼との勝負に拘り部下と共に正式なウィーリアーへ転身した。
使用ゾイド:エレファンダー


《チームベガ》

終盤、バックドラフトが用意したチーム。ウォーリアー一人、ゾイド一体の編成だがその強さは圧倒的。
バックドラフトだが、正式な登録を済ませ終盤の大会に参加してくる。

◆ベガ・オブスキュラ
CV:くまいもとこ
弱冠10歳にして「無敗のキング」と称される腕前を持つ天才ウォーリアー。
子供特有の純真さと闘争心を併せ持つ少年。
前作のライバルキャラに似ている気がしないでもない。
使用ゾイド:バーサークフューラー




用語


◆ゾイドバトル

ゾイドバトル連盟により行われるゾイドを用いた戦闘試合。
殺し合いというわけではく、バトルモードと呼ばれている詳細なルール(機体数制限、コックピット及びゾイドコアを破壊してはいけないなど)が設けられた競技である。
チームはバトルの戦績によってCやAなどにランク分けされる。


ジャッジマン

ゾイドバトル連盟から派遣されるジャッジロボット。
毎回宇宙から降ってきては大穴開けて帰っていく。
見た目は全く同じだが実は多数存在し、個体によって性格が違う。


◆バックドラフト団

非公式で違法な賭けバトル((ダーク)バトル)をふっかける犯罪組織。闇バトルは危険が大きいが、勝てば多大な報酬が手に入る。
だいたい悪人ばかりだが、中には高いプライドを持つゾイド乗りもいる。
ダークジャッジマンという素行の悪い黒いジャッジマンを使用し、通常のジャッジマンの上に降ってきてバトルを乗っ取る事もある。


◆アルティメットX

バックドラフト団が探している謎のゾイド。
失われたオーガノイドシステムを保持していると言われる存在。





wiki項目、セットアップ!


《チーム追記》バーサス《チーム修正》!


バトルモード『aniota』


レディー…………ファイッ!!!!
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