ヨルノズク

登録日:2011/12/28 Wed 18:04:03
更新日:2024/03/06 Wed 22:50:45
所要時間:約 5 分で読めます





出典:ポケットモンスター ダイヤモンド&パール、185話『恐怖のトリックルーム!サトシ対コウヘイ!!』、
2006年9月28日~ 2010年9月9日まで放送。
OLM Team Kato、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ヨルノズクとは、『ポケットモンスター』シリーズに『金・銀』から登場するポケモン

○データ


全国図鑑No.164
分類:ふくろうポケモン
英語名:Noctowl
高さ:1.6m
重さ:40.8kg
タマゴグループ:ひこう
性別比率:♂50♀50

タイプ:ノーマル/ひこう
特性:するどいめ(命中率を下げられず、相手の回避ランク上昇も無視する。手持ちの先頭にするとレベルが5以上低い野生ポケモンの出現率が半分になる)
  /ふみん(ねむり状態にならない)
隠れ特性:いろめがね(効果がいまひとつの技のダメージが2倍になる)

種族値
HP:100
攻撃:50
防御:50
特攻:76
特防:96
素早さ:70
合計:452

努力値:HP+2

ホーホーがレベル20で進化する。

○データ


全国図鑑No.163
分類:ふくろうポケモン
英語名:Hoothoot
高さ:0.7m
重さ:21.2kg

タイプ:ノーマル/ひこう

○概要


フクロウの仲間、ミミズクをモチーフにしたポケモン。
丸々していたホーホーの時と比べ、スマートな体型になった。
目は特殊な作りになっており、僅かなを集め、暗闇の中を飛び回る。
羽根は柔らかく、羽音がたたない為、暗闇で獲物を捕る際に役立つ。
物事を考える時は頭を回転させ、頭の働きを高めている。180度回っている時は、とても難しい事を考えているという。


○ゲームでのヨルノズク


序盤鳥の一匹。
基本的にホーホー同様、フクロウらしく夜にしか出現しない。
『金・銀』より導入された朝昼夜の仕組みを生かしたポケモンの一匹とも言えるだろう。

『金・銀』では、夜になれば進化前のホーホーが様々な道路で出現するほか、木に「ずつき」をしてもたまに落ちてくるが、寝ている状態で出現することも。
ヨルノズクは43番道路にて、初めて野生で出現する。

リメイク版の『HGSS』にも同様に出現。
モンスターボールから飛び出した直後、主人公の方へ首を向けるモーションをとる。かわいい。
今作では、特定の木にやはりずつきをすると出現するので、夜でなくてもゲット可能。
また、とある理由により、毎週火曜日の昼に大量虐殺されてしまう可哀想な役割を受け持ってしまった。
その他に、強化版のハヤトが使用する。

BW』では豊穣の社に出現。
珍しく昼夜問わず出現する。

XY』では20番道路とポケモンの村に出現。
こちらもまた昼夜を問わず出現する。

SV』では、ダウンロードコンテンツ第一弾『碧の仮面』にて復帰。
本エピソードの舞台であるキタカミの里では、野生でもやはり夜に出現するほか、パルデア地方だとイキリンコが担うそらをとぶタクシーの役目を、キタカミの里においてはヨルノズクが務めている。

色違いは体が黄色、羽の外側がオレンジ。後述するがアニポケでもこのカラーリングである。

初出の第二世代では特殊寄りの能力を持つにもかかわらず特殊技のレパートリーに乏しく、覚える特殊技はめざパを除けばレベル41で覚えるねんりきとレベル57orわざマシンで覚えるゆめくいのみという有様だった。
そのわざマシンも殿堂入り後にならないと貰えないので、ポケモンリーグではアタッカーとしての活躍はあまり期待できないという有様。
しかし序盤からさいみんじゅつを覚えられるため、相手を妨害しながら後続と連携すればまだ活躍の予定はあった。
その後の世代で徐々に特殊技のレパートリーを増やして行き、シナリオでも対戦でも特殊アタッカーとしての道を広げてきた。


○対戦でのヨルノズク


序盤鳥らしく、能力は低め。
速攻型物理アタッカーに向いた種族値が多い序盤鳥の中では珍しく素早さが遅めで能力も特殊寄り、かつ耐久向き。
その賢さの再現か、エスパー技も多く覚える。

攻撃技は「エアスラッシュ」か「ぼうふう」が軸。ノーマルも活かすなら「ハイパーボイス」。
サブウェポンとしては「ねっぷう」「サイコキネシス」「シャドーボール」「ムーンフォース」と言ったところ。
何故か自力で「ゴッドバード」を覚えるが、A50でやる事ではないだろう。

変化技も独特。
低めの物理耐久を補う「フェザーダンス」「リフレクター」、相手の動きを封じる「さいみんじゅつ」。鳥らしく「はねやすめ」も使える。
「サイコシフト」なんて変わった技まであり、「かえんだま」を持たせて相手にやけど状態を叩きつける戦法もあったりする。

特性「ふみん」はキノガッサフシギバナ等、催眠技を持つくさタイプに繰り出しやすい。
「ねむる」を使えなくなるという欠点もあるにはあるが、「はねやすめ」があるので気にする程ではない。

夢特性は「いろめがね」。
メインとなるひこう技の一貫性を高める、優秀な部類の特性。
現状ひこう技を1/4にするポケモンはアローラゴローニャジバコイルトゲデマル程度なので、基本は等倍範囲がかなり広くなると見ていい。

「するどいめ」の存在は忘れても良いだろう。

問題としてはやはり 目立たない 事。詰まる話が地味。
ノーマル・ひこうタイプとしては異色過ぎてあまり目を向けられていないのが事実だったりする。


○アニメでのヨルノズク


金銀編にて、サトシがゲット。しかも色違い。二代目雑用として大活躍した。声優タケシの人
ボールから出るときにはゲーム同様色違いであることを示すエフェクトがちゃんと出る。

普通のヨルノズクより小柄だが賢い。
ロケット団に襲われるが、サトシが身を挺して守ってくれた際、サトシの力を認め、バトル後にゲットされた。
登場は基本的に雑用ばかりだが、エンジュジムではサトシを勝利に導いた。
また、やはり色違い故珍しがられる事も少なくなかった。

サトシがホウエン地方に旅立つ際にオーキド研究所に預けられた。
とはいえ彼もヨルノズクが忘れられず、AG編第3話でハルカアチャモがロケット団に連れ去られた時、
「こんな時ヨルノズクがいれば空から探せるのになぁ」と、いもしないヨルノズクに頼ろうとしていた。

その後、DP編のポケモンリーグにて再び呼び出された。
「じんつうりき」に「エアスラッシュ」、「ゴッドバード」を新たに会得し、コウヘイのベロベルトを倒す活躍をした。
三タテクラブ(キングラー)といい、ここまで強化させたオーキド研究所すげぇ……。

ちなみに、サトシが勇退するまでの26年間のうちにゲットしたポケモンの中では、最初で最後にして唯一の色違いの個体となった。



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最終更新:2024年03月06日 22:50