リオン・リン

登録日:2010/07/31(土) 01:54:32
更新日:2021/12/21 Tue 05:02:34
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リオン・リンとは漫画『屍姫』の登場人物の一人である。

大群(おおぜいのけがれ)」に協力する「教主」僵屍仙(きょうしせん)リオン。
見た目はチャイナドレスを纏い、常に子供じみた態度をした小さな少女だが、その正体は超越者たる仙人がさらに死を克服するために自らを精製して成り果てたモノ。
他の教主らと並び立つ伝説級の存在である。

元は人間であり、生前は中国の貧農の村で生まれた農民の娘であった。
ある日飢饉による飢えに絶えられなくなった家族に食われかけ、命からがら逃げ出すも、その途中で足を踏み外し川に落ちる。
流された先で偶然僵屍仙を名乗る男に拾われたリオンは、彼に「自分の奴隷になって生きる」か、「今すぐ食われる」かを選ばされた。
実質的に選択肢はなく、奴隷になることを選んだ彼女は僵屍仙に改造されてしまった。
だがリオンは奴隷生活の中で男の所作を盗み見て仙術を学び、それから15年後、十個の指輪を揃えた彼女は男を殺害し山を出た。




◆能力

リオンの力の根幹を為しているのは固有の呪い"十の死"である。
通常、屍の不死性は無限に近い再生力によって為されるが、それでも頭を潰されるか微塵にされてしまえば滅びてしまう。
だがリオンは傷つける為の手段から封じ、絶対不死を実現している。
彼女が十指に嵌める十の指輪は十の指輪はそれぞれ異なる十つの死を司る鬼を宿しており、
左手に嵌めている指輪は「撲死」「斬死」「餓死」「病死」「毒死」、
右手に嵌めている指輪は「溺死(窒息死含む)」「焼死」「感電死」「凍死」「圧死」。

打撃も斬撃も電撃も毒も通じず、飢えず、病まず、溺れず、燃えず、凍らず、圧力も無効化する。
一方でそれらをそのまま攻撃手段として使用できるため、リオンは教主でも一歩抜けた不死性と多彩な手札を有している。

逆に言えば全ての指輪さえ外してしまえば効果はなくなるが、そのために取れる手段は極めて少ない。
リオンを殺すには十の死に該当しない殺し方、もしくは祟神魔縁の神通力のような力が必要となる。












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最終更新:2021年12月21日 05:02