知識の破壊者デストルツィオーネ

登録日:2013/11/30 Sat 23:56:32
更新日:2024/04/15 Mon 20:25:07
所要時間:約 3 分で読めます





「《知識の破壊者デストルツィオーネ》を召喚!おまえの知識(すべて)を闇へと葬る!」

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

(^q^)「みんとさーん」


知識の破壊者デストルツィオーネ P 闇文明 (10)
クリーチャー:デーモン・コマンド 17000
このカードを山札から引くとき、このカード以外に自分の手札が1枚も無ければ、すべてのプレイヤーに見せてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊する。
このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、相手は自身の手札を全て捨てる。
T・ブレイカー

概要

《知識の破壊者デストルツィオーネ》とは、デュエル・マスターズのカードである。
「覇王伝ガチ!」単行本2刊の付録カードとして登場した。
後にDMX-19「スーパーレア100%パック」において、スーパーレアレアリティが設定されて再録された。

パワー17000は非進化、非サイキックのデーモン・コマンドの中では最高を誇り、同じくコスト10が多いゼニスですらもその大半と拳で語り合うこともできる

最初の効果はデュエマでも珍しい「自分の手札が0枚の時に効果を発揮する」というもので、自分の手札が0枚の時にトップで引いた場合、引いた《デストルツィオーネ》を見せることで相手のクリーチャーを1体破壊することができる。
狙って使うことは難しいが、大型ハンデスを決められた後の返しで使うことができればきっと満足できるだろう

そして2つ目の効果はズバリ《ロスト・ソウル》

ハンデスしながら大型が降臨することの強さは《支配者》《バイス・ホール》など過去の様々なカードが証明している

ハンデス効果は強制なのでいわゆるマッドネスクリーチャー(手札から捨てられたときにノーコストで出てくるクリーチャー)には注意しなければならないが、そもそもデーモン・コマンド・・・というか闇文明は相手のクリーチャーを破壊することに長けており、《魔刻の斬将オルゼキア》や《死神の邪剣デスライオス》などを使用すればそれらのクリーチャーヘの対応は容易。

そしてこのカード、踏み倒し制限が存在しないため《ミステリー・キューブ》等の大型を踏み倒す戦略に組み込むことができるのだ。


このクリーチャーはパワーでゼニスにも引けを取らないというのは前述の通りだが、その中でも「智」の頂 レディオ・ローゼスに対しては最高のメタ性能を誇る。
コストを支払って召喚した時に相手の手札を5枚捨てさせ、自分は手札を5枚引ける《レディオ・ローゼス》に対して、返しのターンにトップで引いた《デストルツィオーネ》を見せて破壊(「エターナル・Ω」で《レディオ・ローゼス》は手札に戻る)→《デストルツィオーネ》をバトルゾーンに出し、効果で手札の《レディオ・ローゼス》増やした手札ごとまとめて墓地に落とすことができる。
こんなカウンター実践で決まったら大満足間違いなし。


ミステリー・キューブ以外にも、デーモン・コマンドはコマンド種族の中では珍しく種族がらみの踏み倒し手段が多い種族なので、様々な踏み倒し手段が存在する。


■相性のよさそうなカード

  • 《奈落の葬儀人デス・シュテロン》
バトルゾーンに存在している限り各ターンの最後に両者の手札を捨てさせ、除去した場合バトルゾーンにあるすべてのクリーチャーを道連れにするデーモン・コマンド。
デストルツィオーネの最初の効果は相手ターンにシールドをブレイクされると効果を発揮しなくなってしまうので、相手ターンの終わりに手札を捨てられるこのカードは相性がいいが、2つ目の効果は確実に腐る上にデュエマには自分の手札が0枚の時に効果を発揮するカードが「ノー・チョイス」関連か《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》くらいしかないので、満足に使いこなすには工夫が必要。

  • 《偽りの羅刹(コードファイト)アガサ・エルキュール》
相手のクリーチャー召喚または呪文の詠唱に合わせて、シールドからデーモン・コマンドまたは呪文をサーチしてノーコストで使用できるのデーモン・コマンド
元祖オールハンデスの《ロスト・ソウル》と合わせて、相手に「何か行動を起こしたら手札全部捨てさせられる」と心理的ロックをかけることができる。
迂闊に行動を起こせずやきもきしている相手をながめながら静かに満足しよう。

コストを支払って召喚したときに自分の他のクリーチャーを全て破壊し、墓地からデーモン・コマンドを全てバトルゾーンに出すことができるアンノウン/ゼニス。
進化も全て出せるため、このカードと一緒に《悪魔神ドルバロム》を出すことができれば、非闇使いのバトルゾーン、マナゾーン、手札を全てすっからかんにできるという大満足どころの話ではない快楽を味わうこともできる
しかし最初の効果でクリーチャーを破壊できないと墓地からの展開ができないので注意。
だが制定変更で自分のクリーチャーが他に1体もいなくても出来るようになった。やったぜ。
E2時代は闇のデーモン・コマンドを率いるゼニスという設定だったが、E2で新登場した闇のデーモン・コマンドは3体、しかもすべてアンノウン種族を持っていないので、コイツが率いていたのは誰なのかという謎が残っている

  • 《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》
相手のクリーチャーが破壊されたときに山札をシャッフルして一番上を表向きにし、デーモン・コマンドならバトルゾーンに出せるという、「連デモ」というデッキタイプを生み出したデーモン・コマンド。
ガウルの効果が発揮されるときは相手のクリーチャーが破壊されている=バトルゾーンに並ぶクリーチャーの数で有利になっているということなので、その状態でデストルツィオーネを出すことができれば自分は満足、相手側はさらに不利な展開を強いられることになる


■メディアでの活躍

このカードはコミックスの付録なのでコミックスではさぞや大活躍しているカードなのだろう……と思うところだが、付いてくるコミックスに載っている話では特に活躍はしていない

それどころかこのカード自体存在していない。

まあ話と無関係なカードがついてくるのは悠久などの似たような例があるためそれほど気にすることはない。



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最終更新:2024年04月15日 20:25