星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン

登録日:2014/08/12 (火曜日) 20:10:19
更新日:2024/04/08 Mon 12:57:30
所要時間:約 31 分で読めます




予告しておこう。お前は、自ら呪縛を請い願う


星輝兵(スターベイダー) カオスブレイカー・ドラゴン》とはカードファイト!!ヴァンガードに登場するカードである。
クランはリンクジョーカー

TCGにおける《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》

《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
リンクジョーカー - サイバードラゴン パワー11000 / シールドなし / ☆1
【起】【(V)】:[【カウンターブラスト】(1),あなたの手札から「星輝兵」を含むカードを1枚選び、捨てる] 相手のリアガードを1枚選び、呪縛する。そのターン中、この能力は使えなくなる。
【自】【(V)】【リミットブレイク】(4):[【ソウルブラスト】(1) ‐ 「星輝兵」を含むカード] 相手のエンドフェイズ中、相手の呪縛カードが解呪された時、コストを払ってよい。払ったら、その解呪されたユニット1枚を退却させ、1枚引く。
【永】【(V)/(R)】:盟主

二つ目の能力は1ターンに1度カウンターブラスト(1)と手札の「星輝兵」1枚ドロップで位置を問わずに相手リアガードを呪縛できる起動能力。
どちらかと言えばこちらの方がこのカードの恐ろしい点である。前半も紛うことなきぶっ壊れ能力だが。
本来呪縛のコスト査定は《ナイト・オブ・エントロピー》から見てもカウンターブラスト(2)である(しかもあちらは(V)に登場した時の能力)。
一方でこちらは1ターンに1度の起動能力(つまり(V)に居れば1ターンに1度だけメインフェイズ中の好きなタイミングで使える)なうえにコストはカウンターブラスト(1)と手札コスト1のみ。
手札コストは「星輝兵」で限定されるがそれにしても軽すぎる。カウンターブラスト(1)で全「星輝兵」がリアガードにのみ作用する先払いの完全ガードと化すのである。(対戦相手の攻撃回数を確実に一回減らせるため)どういうことなの…。

しかも、「星輝兵」のグレード2以下のカードには「相手の呪縛カードがあること」が要件になっている能力持ちが多い。というか基本全員コレ。
その為、ローコストで呪縛を行えるということはそれら配下のユニットとも強くシナジーするということである。
他の「星輝兵」指揮官から嫌われているという設定どこいった

二つ目の能力はリミットブレイクが有効になることで使えるようになる自動能力。
相手の呪縛カードがルールで解呪されるとエスペシャルソウルブラスト(1)でそのユニットを退却させ、しかもドローまでできる。
このユニットが呪縛を扱う場合は手札コストを要するため、それを回収しながらしかも相手にディスアドバンテージを強要できるのは言うまでもなく強力な能力である。
しかもこの能力、1ターン内での誘発回数に制限がない。つまり、相手のエンドフェイズ中に相手の呪縛カードが複数解呪され、しかもこちらのソウルに「星輝兵」が残っているならば大量退却と大量ドローが可能なのである

これを利用して
《星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン》からブレイクライド→自身の起動能力で呪縛→《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》と《伴星の星輝兵 フォトン》を活用して更に2枚呪縛→相手のアタックを凌いだエンドフェイズ時に相手リアガード全滅&5ドローなんて芸当も可能。
順当にライドした場合、ソウルが間違いなく足りないが、もし決まると社長のメガブラストをより低コストで打ちながら、相手リアガードを全て退却させられることになる。
当然そのアドバンテージ差は歴然。 なんなんすかこれ


三つめの能力はデメリット能力の盟主。
これはこの時期の元々のパワー11000を持つグレード3のカードはほぼ全員持っていたうえに、リンクジョーカー単デッキでは全く関係ない。
2014年4月以降公式ルールがクランファイトになったのでいよいよデメリットとして作用しなくなった


ここまで読んだ人はお察ししているだろうが、絶禍繚乱環境は当然のようにコイツが暴れまくった。
11月辺りはいよいよ「《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》か、時々《撃退者 レイジングフォーム・ドラゴン》」という極端に偏った環境になってしまう。
そんな中、12月。解呪の能力を持ったカードが登場し始める。

実はこのカード、解呪能力者の前ではバニラ同然なのである。
《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》は呪縛カードの枚数だけ自軍をパワーアップさせる能力があったためまだ解呪されても勝ち筋は残るのだが、コイツは解呪されるとほぼ何もできないのである。
中でも全ての呪縛カードを解呪する《救国の獅子 グランドエイゼル・シザース》の登場は大打撃であり、彼はその地位を落とさざるを得なくなってしまうのであった。この他、打点不足という短所に刺さりまくってるクロスライドがこの時期増えたのも無関係ではないだろう(こちらは自業自得だが)。
またヴァンガード単体で動けるカードにも少々弱い面があったりする。
もちろんそれでもテキスト自体は明らかにぶっ壊れているため、あくまでもこういった天敵のいないかげろうや「撃退者」には一歩線を譲った、というだけであったが。


そして、《星輝兵 “Ω” グレンディオス》の登場で完全にリンクジョーカーの主流があちらに移ってしまい、そのまま四期に突入。
ヴァンガードだけで合計パワー20000超えが当たり前な双闘環境が始まり、リンクジョーカーのまともな新規も全く増えず、人々の頭から少しずつコイツの恐怖が薄れていく…。



2014年7月 TD「決意の呪縛竜」発売

強力なグレード2、《伴星の星輝兵 フォトン》の登場や「ドロップゾーンのカード4枚を山札に戻し、山札の指定カードと双闘を行う」新能力『シークメイト』の登場でコイツの株が一気に上がることになったのである。
カウンターブラストの運用に悩まされがちなこのカードにとって相手の呪縛カードの存在を要件にノーコストで位置指定なしの呪縛を行う《伴星の星輝兵 フォトン》の存在は非常に大きく、前列リアガード2枚を呪縛するためのコストが一気に削減される。
また、呪縛を行うために必要な手札コストはそのままシークメイトを行うための布石となるように。
更に更に双闘は再ライドの際に非常にソウルが溜まりやすいのだが、このカードはそれを簡単に吐き出せる(もちろん吐き出したソウルはそのまま次のシークメイトの布石となる)。
そして何よりも、5ターン目で前列呪縛を打って動けるという双闘持ちリンクジョーカーには無かった利点が多くのリバースファイター達の目に留まり、四期リンクジョーカーのメインヴァンガード最有力候補として名乗りを挙げた
三期で一度環境落ちし、姿を消したと思いきやまさか過ぎる復権を果たしたのである。本当に何なんだお前

今後も、このカードは多くのファイターに絶望を与えていくことが予想される…。


その後、「カードファイト!! ヴァンガードG」に移行するに当たり、超越のシステムが追加。
その中の一応同じクラン扱いのメサイアにメタられるとは思いもよらなかったに違いない。
残念ながら、四期後半以降の《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》が活躍できたとは言い難い。特に五期でのメサイア参戦は痛く、「星輝兵」を使うにしても、このカード以外を軸にした方が対メサイアも視野に入れると効率が良かったのである。
こうして、多くのファイターに絶望を与えた道化師は、インフレの波に飲み込まれ、今度こそファイターから忘れられていった……はずだったんだけどなぁ……



アニメでの《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》


アニメでは櫂トシキ “Я”の二番目の切り札として登場。
三和戦で初めて姿を見せ、その力で《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》を使いこなす三和を下した。
続くアイチ戦でもその力を発揮。
櫂自身のPSYクオリアやその豪運から引き出されるダブルトリガーの存在もあり、彼に完全勝利を果たした。
…だが、直後に櫂に「リンクジョーカーの力は完全に櫂のものになった」という理由でデッキもろとも捨てられてしまう。そのおかげで結果的には勝ち逃げ。
ただしアニメ内だとあまりリミットブレイクは生かされなかった
(三和戦はリミットブレイクを使うも相手にターンを回さずに勝利しており、アイチ戦に至ってはブレイクライドしたターンに勝利しているため)

また、アニメ終盤では開かれた黒輪のゲートから真っ先に地球に到着。
…しかし、他のサイバロイド達が世界中を飛び回り呪縛を撒いて行く中、コイツは何故か登場した後全く動かず、そのまま《星輝兵 “Ω” グレンディオス》が敗れるとともに真っ先にゲートに吸い込まれて姿を消した。何しに来たんだこいつ

レギオンメイト編ではアイチのデッキ内にその存在が確認できる。
ネーヴ戦にてリアガードサークルにコールされた。



背景ストーリーでの《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》

侵略者“リンクジョーカー”の先兵「星輝兵」にして、主にズーメガラニカ侵略の指揮を取る指揮官。
他者を絶望させ堕とす事を至上の喜びとする歪な精神の持ち主であり、受け持ちでは無い他国の戦士もその手にかけている。
敵味方問わず甘言を弄して欺く為、他の指揮官からは「道化」と呼ばれ嫌悪されているが、如何な作戦においても必ず大きな成果を上げる為、本隊からの評価が非常に高い。
心は何者の干渉も受け無ければ絶望にも希望にも属さない。
なればこそ、ただ絶望を与えるよりも一欠片の希望を見せてから堕とした方がより効果的なのだ。
彼は唄う様に紡ぐ、「希望は存在する、だがお前に救いが訪れる事はない」と。
希望を与え、絶望に堕とし、希望を見せ、其れを砕く
強い意志を宿す者達の目から光が消えるその瞬間、混沌の道化は口角を吊り上げ心からの笑みを浮かべる。
 ―『今日のカード』より引用

スターゲートから惑星クレイに上陸し、
  • 己の不甲斐なさに苦しむ《超次元ロボ ダイユーシャ》の心の隙を突き
  • 《学園の狩人 レオパルド》には彼が得た真理の矛盾点を徹底的に論破して心を折り
  • 《獣神 エシックス・バスター》には不意打ちで虚無を打ち込み
  • 《神託の守護天使 レミエル》には傷付いた《団結の守護天使 ザラキエル》を守っているところに乱入して
  • 《ドーントレスドライブ・ドラゴン》の部下を人質にとって彼をおびき出し、目の前で全員虐殺した上で彼を反転させている。まさに外道。
歴戦のユニットたちを次々と反転させた。
設定にもある通り、本来の受け持ちはズーとメガラニカだったが、最終的にはドラゴンエンパイアにまで乗り込んでいる。
受け持ちではない国の戦士"も"、どころか管轄外の国の戦士ばかり手にかけている気がするが気にしてはいけない。
メガラニカに至っては何もしてないし

また、趣味でやっていたサイバーゴーレムの開発中、偶然にも《星輝兵 “Ω” グレンディオス》というトンデモ終末兵器を造ってしまう。
カオスブレイカーのお遊びで世界がヤバい。
早速「星輝兵」はこの「終末兵器」を中心とした運用を行い、《救国の獅子 グランドエイゼル・シザース》を打ち破るが、二人の「解放者」の前にこの兵器は敗れ、それが直接の原因となって「星輝兵」は敗走することとなる。

アニメの『レギオンメイト編』にあたる第二次星輝大戦(インベイション・セカンドウォー)編では登場していない。
星輝兵は多くの指揮官を失った、という記述があることから、既に死亡している可能性も否めない。
だが、終末兵器の存在からΩ呪縛を実用的に「星輝兵」が運用できるようになっており、《星輝兵 ダークゾディアック》などと言ったΩ呪縛を実戦運用しているサイバーゴーレムが登場している辺り、彼の功績の大きさはうかがい知れる。
登場こそなくとも、現在のクレイに深刻な悪影響を与えていることは言うまでもないだろう。
また、改変世界編に登場するリンクジョーカーの製作者や設計者がことごとく「不明」だったり「とある指揮官」と書かれていたりしていることから、ファイター達は速攻で彼をイメージし「《伴星の星輝兵 フォトン》《星輝兵 ダークゾディアック》の開発者…一体何スブレイカーなんだ」「あ、とある指揮官さんチーッス」などとネタにされている。

そして、《星輝兵 イマジナリープレーン・ドラゴン》のユニット設定で、《星輝大戦》以降行方不明となっていることが判明。
どうやら生存はしていて、どこかでまたよからぬことを企んでいるようだ。
そして第六期で遂に……


関連カード、相性の良いカード


《伴星の星輝兵 フォトン》
パワー9000 グレード2
リアガードサークルに登場した時に星輝兵のヴァンガードがいて相手の呪縛カードがあるならノーコストで相手リアガードを1枚呪縛できるエリート星輝兵。
《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》のそのお手軽な呪縛と非常に強く噛みあっており、このカードの安定性を大きく向上させた立役者。
単体での相性は下手するとシークメイト元の《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》より良い。まぁ、こいつも《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》から嫌われているようだし多少はね?と思いきや《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》を裏切って暗殺、《星輝兵 ブラスター・ジョーカー》の監視役としての地位確立する。

《遮光の星輝兵 サルファー》、《獄門の星輝兵 パラジウム》、《衝撃の星輝兵 ジスプロシウム》
エンドフェイズ中に相手の呪縛カードが解呪された時にカウンターブラスト(1)と自身のソウルインでそのユニットを呪縛できるカード達。
前列2枚呪縛の継続に大きく貢献できるばかりか、ソウルインするのでエスペシャルソウルブラストのコストを賄え、更に裁定で「このユニットで呪縛するユニットに対してもリミットブレイクは使える。結果、対象は退却せずに呪縛され自分はドローのみ行う」とされているため非常に相性がいい。

《星輝兵 ダストテイル・ユニコーン》
パワー5000 グレード0
カウンターブラスト(1)と自身のソウルインで相手の呪縛カードがあるなら相手リアガード1枚呪縛
使い道は《獄門の星輝兵 パラジウム》に近いが、こちらは二列呪縛を全く呪縛要員がいないときにできる、ファーストヴァンガードいすれば確実に場における、などの利点があるので使い分けは容易。というか使い分けてなんぼ。
三期環境で解呪能力が登場するまで特にこのコンビは際立って怖がられており、このカードのFV禁止希望が非常に多かった。

《星輝兵 カオスビート・ドラゴン》
パワー6000 グレード1
星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》をブーストした時に相手の呪縛カードがあるならブーストしたユニットにパワー+5000を付与する専用ブースター。
弱点である打点不足解消に役立つ上、能力と要件が非常に噛みあっている強カード。
背景ストーリーでは、かつて彼が製造した生物兵器という設定がある。しかし、彼の命令以外は、上層部の命令でも絶対に受け付けない危険生物な為現在は製造を禁止されている。

《星輝兵 “Ω” グレンディオス》
彼が遊びで作り上げた終末兵器。
「星輝大戦」の明暗を分けたユニットであると同時に「Ω呪縛」という恐ろしい技術を生み出すに至った最悪の兵器。
後の星輝兵達にも大きな影響を与えている。

《星輝兵 イマジナリープレーン・ドラゴン》
彼の数少ない理解者。まさかのぼっち脱却である。
現在の彼の動向を知っているようだが…。
こんな設定でありながら現実ではカウンターブラストの競合の都合、相性はあまりよろしくない。カオブレェ…。
しかし、後述のとあるカードの登場により、このカードの弱点であった「相手の盤面がかなり整っていないと真価が発揮できない」という弱点を補完できるようになり、このカードもこのカードで、逆に盤面が整えてくる相手へのけん制、及び双闘時スキルを持たないことからタイミングを選ばず双闘を持ち込めることから《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》との相性が急に良くなった。問題だったコストも《混迷の星輝兵 ジンク》の登場で賄うことが可能になり、サブヴァンガード候補としてはかなり有力な立ち位置を築いている。やったね!

《オルターエゴ・メサイア》
スキルがよく似たそっくりさん。ただし他人の空似……どころか設定的には敵同士、といっても過言ではない。
設定確定前は関連性が疑われもしたが、現在では完全に否定されている。
こんなカードだが、Gペルソナブラストを復数有する星輝兵Gユニットの存在とこのカードのジェネレーションブレイクや、試合中の初超越で悩みがちな星輝兵の初乗り時の隙をストライドボーナスで補って行けたりと、相性はかなり良い。実際に結果を残した構築ではこのカードをサブヴァンガードにしているケースも少なくはなかった。仲良いなお前ら。


《学園の狩人 レオパルド》《究極次元ロボ グレートダイユーシャ》《神託の守護天使 レミエル》}《純真の宝石騎士 アシュレイ》《獣神 エシックス・バスター》《ドーントレスドライブ・ドラゴン》
《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》被害者の会の皆さん。
なお、《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》は打点不足が起きやすい都合、クロスライドをあまり得意としない。「Я」のコストをアドバンテージに変えられる、と言っても流石に限度がある(というより「Я」がコストで生産した呪縛カードの解呪にまでリミットブレイクを回している余裕はあまりない)。
結果、「Я」の中でもリアガードありきな能力を持つ《学園の処罰者 レオパルド “Я”》はとにかく、他の「Я」には不利が付いたりする。自業自得である。
え?コキュさん?あのひと全然関係ないところで勝手にЯしたじゃないか。






















「ゲームオーバー」

まさかの強化へ

《滅星輝兵 カオスユニバース》
Gユニット 〈4〉 (トリプルドライブ!!!)
リンクジョーカー - サイバーゴーレム パワー15000+ / シールドなし / ☆1
【超越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
【起】【(V)】【ターン1回】:[【カウンターブラスト】(1),Gゾーンから裏の「滅星輝兵 カオスユニバース」を1枚選び、表にする] あなたの「カオス」を含むハーツカードがあるなら、カードのない相手の(R)を1つまで選び、相手は自分の手札から1枚選び、その(R)に呪縛カードとして裏で置く。Gゾーンの表のカードが2枚以上なら、相手のリアガードを1枚まで選び、呪縛する。

「星輝兵」の統率者《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》が自らをモデルに創り上げた最悪の玩具。

ついに「カオス」専用のGユニットが登場。
このカードにより、リンクジョーカー全体の悩みどころだった「相手が(R)を空けて来たら泣くしかない」という状況を見事に打破することに成功。それどころか、相手の手札まで呪縛するようになった。
特に《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》はリミットブレイクで敵を退却させる、というある意味のデメリット効果持ちでもあり、それを補うどころか積極的に使ってアドバンテージを獲っても良い状態に持ち込んだ。
更に、相手の(R)を手札から生成させた呪縛カードで強引に埋められるので、《星輝兵 イマジナリープレーン・ドラゴン》辺りとも上手く連携することにも成功。多くのサブヴァンガード候補を得ることも可能となった。
まさに至れり尽くせりのカードと言えるだろう。
また、このカードは「星輝兵」や「カオス」の名称も持つので、他の軸で《伴星の星輝兵 フォトン》や《混迷の星輝兵 ジンク》の力を借りたい時はお世話になるかもしれない。もっとも、他の軸は他の軸でカウンターチャージ手段を持っていることも多いので、本当にそこまでしなくてはならないのかはちゃんと考えたい。

この他にも「カオス」専用のサポートまで追加と至れり尽くせりである

《星輝兵 カオスブリンガー》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
リンクジョーカー - サイバーゴーレム パワー11000 / シールドなし / ☆1
【自】【(V)】【リミットブレイク】(4):[【カウンターブラスト】(1)] 相手のメインフェイズ開始時、相手の呪縛カードが2枚以上なら、コストを払ってよい。払ったら、山札から「星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン」を1枚まで探し、【スタンド】でライドし、その山札をシャッフルする。
【自】:[【カウンターブラスト】(1) - 「星輝兵」を含むカード] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、相手の後列のリアガードを1枚まで選び、呪縛する。
要件とコスト付きではあるものの、《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》をスペリオルライドできるサブヴァンガード。地味に呪縛スキルに発動要件はないので、グレード2止め戦術を否定、超越できる場合は《滅星輝兵 カオスユニバース》に繋がり、かつそのまま《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》にバトンタッチすることでアドを稼いで行ける。このカード自体もソウルブラストのコストとして最後まで使える点も見逃せないだろう。
更に、「カオス」名称をかさましできる点もポイント。

《混濁の星輝兵 アイアン》
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
リンクジョーカー - サイバロイド パワー9000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:このユニットがアタックした時、あなたの「カオス」を含むヴァンガードがいるなら、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。
【自】:[【カウンターブラスト】(1)] このユニットが(R)に登場した時、あなたの「カオス」を含むヴァンガードがいて、相手の呪縛カードがあるなら、コストを払ってよい。払ったら、相手のリアガードを1枚まで選び、呪縛する。
単体でパワー11000にアタックすることができるので、手数要員として優秀で、下の能力もコスト付きではあるものの非常に強力。
《伴星の星輝兵 フォトン》とは役割が被るが、枠はあまり競合しない。というか、両方ツッコめるか。むしろ《落日の刀身 ダスクブレード》など他の枠と競合している。グレード3の内訳にどの程度カオスを入れるかで枠を考えると良いだろう。

《星輝兵 ミューレプトン》
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
リンクジョーカー - サイバーフェアリー パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】:[【カウンターブラスト】(2) - 「星輝兵」を含むカード] このユニットが(R)に登場した時、あなたの「星輝兵」を含むヴァンガードがいて、相手の呪縛カードがあるなら、コストを払ってよい。払ったら、払ったら、カードのない相手の(R)を1つまで選び、相手は自分の手札から1枚選び、その(R)に呪縛カードとして置く。
《滅星輝兵 カオスユニバース》と同じく相手の手札からの呪縛カード生成が行えるカード。

《混迷の星輝兵 ジンク》
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リンクジョーカー - サイバロイド パワー7000 / シールド5000 / ☆1
【起】【(R)】:[このユニットをソウルに置く] あなたの「カオス」を含むヴァンガードがいて、相手の呪縛カードがあるなら、【カウンターチャージ】(2)/【ソウルチャージ】(2)。
《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》復権の元凶その1。《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》を運用する上で一番の悩みどころであったコスト管理をこれ一枚で回すことが出来る。カウンターブラストにもかなりの余裕が生まれる為、コストを多用するサブヴァンガードとの組み合わせすらも視野に入るだろう。
ただし、ライブラリアウトのリスクを大幅に上げる諸刃の剣でもあるので、使用前にデッキ枚数の確認を怠らないこと。


















「フヒャハハハ!最高に無様で愉快な結末だ!」

道化師、再臨

クランブースター、「混沌と救世の輪舞」「The GALAXY STAR GATE」にて三度目の超絶強化と相成った。
超越環境に最適化した新たなる自身、更には自らGユニットと化した姿を纏い、大量の専用サポートを引っ提げて再びクレイと地球に絶望を齎しに襲来したのである。
これに先立ち、アニメや背景ストーリーでも「鬼神降臨」辺りから暗躍を開始している。

《滅星輝兵 カオスブレイカー・デリュージ》
Gユニット 〈4〉 (トリプルドライブ!!!)
リンクジョーカー - サイバードラゴン パワー15000+ / シールドなし / ☆1
【超越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
【起】【(V)】【ターン1回】【Gブレイク】(3):[【ソウルブラスト】(1),あなたの、Gゾーンから裏のカードを1枚選び、表にし、手札から1枚選び、捨てる] あなたの「カオス」を含むハーツカードがあるなら、相手は自分の手札から2枚選び、別々の(R)に呪縛カードとして置く。さらに、相手のダメージゾーンが4枚以下なら、あなたは相手の呪縛カードを1枚選び、相手はそのカードを自分のダメージゾーンに裏で置く。

最強の可能性同士を掛け合わせる邪法「超越氾濫(ストライド・デリュージ)」で強化した肉体を受け皿に破壊の竜神の力を限界まで取り入れたことで変貌した姿。

これまで「カオス」軸では細かく消耗されていたカウンターブラストを使わず、更には相手の手札を2枚持っていける。そして極めつけが相手のダメージゾーンが4枚以下なら発生する呪縛カードのダメージゾーン送り。相手の呪縛カードを除去する、という点だけを見れば、呪縛カードの枚数が減るわ、ユニットのいないリアガードサークルができるわで、はっきり言ってデメリットとなる。しかし、その呪縛カードの行き先はダメージゾーン。しかもカウンターブラストというリソースを与えない裏向きのままでである。つまり、相手はダメージゾーンが5枚になるまでは彼によってもたらされる呪縛カードのダメージゾーン送りをどう足掻いても防げない。しかも手札を2枚奪うため、敵のシールドを削ぐこともできる。これまでの「カオス」にはなかった攻撃的なユニットであると言えるだろう。

《滅星輝兵 カオスユニバース・アルサーニ》
Gユニット 〈4〉 (トリプルドライブ!!!)
リンクジョーカー - サイバードラゴン パワー15000+ / シールドなし / ☆1
【超越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
【自】:[【ソウルブラスト】(1),あなたのGゾーンから裏の「カオス」を含むカードを1枚選び、表にする] このユニットが(V)に登場した時、あなたの「カオス」を含むハーツカードがあるなら、コストを払ってよい。払ったら、相手は自分のリアガードを2枚選び、呪縛する。2枚呪縛できなかったら、あなたは2枚引き、あなたのユニットを2枚選び、そのターン中、パワー+2000。

クローン体の脳を抽出・接続して生み出された最悪の玩具の2号機。

初回から使える、盤面を広げられたときの対策となるカオスのGユニット。
後述の《星輝兵 カオスブレイカー・クライシス》や《星輝兵 カオスブレイカー・クローズ》と組み合わせることで相手のリアガードを合計3枚を呪縛でき、残り2つのリアガードサークルを呪縛サークルにできればよくなっていくため、初回から全面の呪縛を現実的にできるようになった。
だが、このカードの最大の真価は相手の呪縛できるリアガードがあと1枚の時である。
その時にこのカードを使うと、このカードのスキルで相手は残されたリアガードを呪縛したそのうえで、2枚呪縛できなかったと判定されこちらがドローできる。ドロー枚数も2枚と多いため、攻撃、防御共に隙が小さいユニットと言える。さすがにゲーム中盤以降は他に優秀な選択肢があるため、そちらを選ぶことになるだろうが、序盤の盤面の取り合いにおいてはカオスの痒いところに手が届く良カードと言えるだろう。

余談だが、アルサーニとはラテン語で「2番目の」等の意味を持つ。設定通り、《滅星輝兵 カオスユニバース》2号機ということだろう。性能的には全くの別物だけど

《星輝兵 カオスブレイカー・クライシス》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
リンクジョーカー - サイバードラゴン パワー11000 / シールドなし / ☆1
【自】【(V)】:[【カウンターブラスト】(1) - 「星輝兵」を含むカード] このユニットが(V)に登場した時か、あなたの「星輝兵」を元々含むGユニットが【超越】した時、コストを払ってよい。払ったら、相手は自分のリアガードを1枚選び、呪縛する。
【自】【(V)】:相手の呪縛カードが解呪された時、このターンにこのユニットの効果でユニットを退却させていないなら、その解呪されたユニット1枚を退却させてよい。退却させたら、1枚引く。

超越蠱毒(ストライド・カース);」によって変貌したクローン体の片割れ。
「クローズ」よりも機動力で劣る分、火力や防御力で勝るのが特徴。

オリジナルが持っていた相手のエンドフェイズ中に解呪された相手のリアガードをコストが続く限り退却させることができる爆発力は失われたが、代わりに呪縛能力は超越と両立可能となり、更には退却効果にあるギミックが加えられたいわば調整版と言えるカード。
第一の能力は相手が選んでの呪縛。相手が選ぶので呪縛の質自体は下がっているものの、「星輝兵」のGユニットが超越した時にも発動するので、先攻5ターン目以降でも発動できる点が強みと言える。何気に手札コストがなくなっているのも嬉しいところ。
更に、欠点として「相手が選ぶ」と書いたが、「混沌と救世の輪舞」収録の「星輝兵」は同様に相手が選ぶ代わりにコストが下がっているカードが多数収録されている。結果、それらを連発して最終的に(V)と(G)を除く相手のフィールドの全面呪縛サークル化を達成することが非常に容易となっている(というより、それを目指していくのがコンセプトである)。
つまり、相手が選んでも実のところそんなに関係がない。むしろ、「自分で呪縛カードを選ぶ」という希望を相手に与え、その後更に呪縛を重ねることで、結果その希望を無意味にして絶望させるという彼のスタンスを如実に表した悪質なスキルであると言える。
なお、見落としがちだが「星輝兵」を元々含まないGユニットが超越した時には呪縛は行えないので注意。

第二の能力はオリジナルも持っていた退却&ドロースキル。回数制限がついたものの、コストがなくなっている。だが、重要なのはそんなことではない。
どのタイミングでの解呪であろうと反応する点である。
これまでは、エンドフェイズ以外で解呪が可能であれば退却スキルをすり抜けることが可能であり、だからこそ「メサイア」は「カオス」を完封できる強みを持っていた。
だが、これからは確実にアドバンテージを獲得することが出来るようになったのである。それどころか、対「メサイア」の場合、「メサイア」の強みはバトルフェイズ中の呪縛と解呪を利用しての連続攻撃なのだが、その連続攻撃中に退却とドローを挟んで長所を潰すことが可能になったのである。
尤も、やはりスキルによる解呪は出来れば行われない方が良いので、こちらの強みも潰れるという点では有利まではいかないが、解呪可能なデッキは絶対的に不利とも言い難い相手にはなったと言える。
あえて隙を挙げるとしたらバミューダ△やペイルムーン等一部が持つ、解呪を介さずに呪縛カードを盤面から取り除けるカードだろうか。

《星輝兵 カオスブレイカー・クローズ》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
リンクジョーカー - サイバードラゴン パワー11000 / シールドなし / ☆1
【自】【(V)】:[あなたの手札から「星輝兵」を含むカードを1枚選び、捨てる] このユニットが(V)に登場した時か、あなたの「星輝兵」を元々含むGユニットが【超越】した時、コストを払ってよい。払ったら、【ソウルチャージ】(1)し、相手のリアガードを1枚選び、呪縛する。
【自】:[【ソウルブラスト】(1)] このカードを手札から捨てた時、あなたの「カオス」を含むハーツカードがあるなら、コストを払ってよい。払ったら、相手は自分の手札から1枚選び、(R)に呪縛カードとして置く。
自身の未来の可能性を無理矢理ひとつに絞り込む最悪の外法「超越蠱毒(ストライド・カース);」によって変貌したクローン体の片割れ。
「クライシス」よりも火力や防御力で劣る分、機動力で勝るのが特徴。

上のスキルは「クライシス」のコストが手札になった代わりに、好きなリアガードを呪縛できるようになったものと言える。性質的には本家に近づいたと言える。
カウンターブラストを温存しつつソウルチャージも行えるフットワークの軽さを得たが、オリジナルや「クライシス」が持っていた退却&ドロースキルは失われており、繋ぎとして、及び先手でのG3ライド要員としては優秀ではあるものの、残念ながらメインヴァンガードとしての運用は向かない。
その真価は第二のスキル。
簡単に言えば、超越中に手札から捨てられれば呪縛ハンデスする能力である。
特に、切り札である《滅星輝兵 カオスブレイカー・デリュージ》との組み合わせが非常に強力であり、コストでこのカードを捨てることで、合計3枚のハンデスと2枚の呪縛カード生成、そして呪縛カード1枚にダメージゾーン送りが可能。これはひどい。
また、手札に捨てる手段はなんでもいいので、リソースを失わずに捨てることができる《星輝兵 サテライト・ミラージュ》というマイナーカードの評価が一気に上がったりもした。

この他、専用サポートまで獲得。どこまで強くなる気なんだこの人。

《星輝兵 ストレンジ・ドラゴン》
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
リンクジョーカー - サイバードラゴン パワー9000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが(R)に登場した時、あなたの「カオス」を含むヴァンガードがいるなら、そのターン中、このユニットは『【自】【(R)】:このユニットがアタックかブーストした時、そのアタックがヴァンガードにアタックしているなら、相手は自分のリアガードを1枚選び、呪縛する。呪縛できなかったら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。』を得る。
【永】【(R)】【Gブレイク】(1):相手の呪縛カードがあるなら、このユニットは『ブースト』を得る。
このユニットが(R)に登場した時、「カオス」を含むヴァンガードがいるなら、『このユニットがアタックかブーストした時に相手は自分のリアガード1枚選び、呪縛する。呪縛できなかったら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。』を得るグレード2。
ん?なんか変なものが見えたって?実はこのカード、【Gブレイク】(1)を達成しかつ相手に呪縛カードがあるならば永続能力で『ブースト』を得る。なんでだ。
ノーコストで呪縛できる強さは言わずもがな。ブーストのおかげでカオスの地味な悩みどころだった「優秀なグレード1がやたらソウルに入ったりセルフ退却したり手札コストになったりで、フィールドに出して残せるグレード1との枠バランスが難しく、またパワーラインも確保しにくい」「相手がリアガードでリアガードを殴れないので、手持ちのグレード2が溢れる」という点を見事解消。

更にさらに呪縛できなくとも、パワー+5000を代わりに得てパワーラインを確保できるので全く腐るシーンがない。

《猛攻の星輝兵 トブニウム》
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
リンクジョーカー - サイバロイド パワー9000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:[【ソウルブラスト】(1),このユニットを退却させる] あなたのターンの終了時、コストを払ってよい。払ったら、相手は自分のリアガードを1枚選び、呪縛する。
【自】【(R)】【Gブレイク】(2):[【カウンターブラスト】(1)] このユニットがアタックした時、あなたの「カオス」を含むヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、相手は自分の手札から1枚選び、(R)に呪縛カードとして置いてよい。置かないなら、あなたは1枚引き、そのバトル中、このユニットのパワー+10000。

《強圧の星輝兵 アメリシウム》
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リンクジョーカー - サイバロイド パワー7000 / シールド5000 / ☆1
【自】【Gブレイク】(1):このユニットが(R)に登場した時、あなたの「カオス」を含むヴァンガードがいて、相手の呪縛カードがあるなら、そのターン中、このユニットのパワー+5000し、さらに、相手の呪縛カードが3枚以上なら、このユニットのパワー+5000。

《抗戦の星輝兵 ポロニウム》
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リンクジョーカー - サイバロイド パワー7000 / シールド5000 / ☆1
【永】【(G)】:呪縛カードが2枚以上なら、このユニットのシールド+5000。
【自】【(R)】:[【ソウルブラスト】(1)] あなたの「カオス」を含むヴァンガードがアタックされたバトルのカードステップ開始時、コストを払ってよい。払ったら、このユニットを(G)に移動する。

《星輝兵 ペンローズゲート》
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リンクジョーカー - サイバーゴーレム パワー7000 / シールド5000 / ☆1
【永】【手札】:あなたの「星輝兵」を含むヴァンガードがいるなら、「星輝兵」を含むGユニットの【超越】のコストを払う際、このカードをグレード3として捨ててよい。
【自】:[【ソウルブラスト】(1)] 【超越】のコストで、このカードを手札から捨てた時、あなたの「カオス」を元々含むヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から7枚見て、「カオス」を含むカードを1枚まで公開し、手札に加え、山札をシャッフルする。
名称持ちのストライドサポート。次の超越コストorアタッカーを持ってこれるので超越のディスアドバンテージを回収することが出来る縁の下の力持ち。
なお、勘違いしがちだが、永続能力を適用できるのは「星輝兵」を含むGユニットの【超越】のコストを払う際だが、サーチ効果は要件の関係から「カオス」を元々含むGユニットが超越した場合にしか使えない。具体的にはこのカード1枚捨てて、「星輝兵」を元々含み「カオス」を元々含まないGユニットを超越した場合は発生せず、「星輝兵」を含むヴァンガードがいない状態からこのカード+グレード2以上になるように捨てて「カオス」を元々含むGユニットを超越した場合は発生する。

《廃絶の星輝兵 ネオジム》
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リンクジョーカー - サイバロイド パワー7000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:[【ソウルブラスト】(1),このユニットを退却させる] 相手のエンドフェイズ中、相手の呪縛カードが解呪された時、あなたの「星輝兵」を含むヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、その解呪されたユニット1枚を退却させる。退却させたら、1枚引く。
「星輝大戦(インベイション・グレートウォー)」の戦闘データを基に《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》が設計したサイバロイド。

《星輝兵 プランク・ドラコキッド》
ノーマルユニット 〈0〉 (ブースト)
リンクジョーカー - サイバードラゴン パワー4000 / シールド10000 / ☆1
【自】:先駆
【起】【(R)】:[【カウンターブラスト】(1),このユニットを退却させる] あなたの山札の上から7枚見て、「カオス」を含むカードを1枚まで公開し、手札に加え、山札をシャッフルする。相手の呪縛カードがあるなら、相手は自分のリアガードを1枚選び、呪縛する。
名称付きシズク互換モドキ。コストがソウルインではなく退却となり、サーチ枚数が7枚に広がった代わりに「カオス」を含むカードに絞られ(なお、何気にグレード3以外にも「カオス」を含むカードはいるので厳密にいえば狭まったわけではない)、追加で呪縛スキルを得たユニット。
デッキの安定感を高め、また強気にマリガンできるようになる優秀なファーストヴァンガード候補なのだが、既に「星輝兵」には《錯綜の星輝兵 カーボン》という優秀なファーストヴァンガード候補がいるので、採用は選択になる。自分の仮想敵がどのクランで、どういう行動ルートを描いているかによって選択するといいだろう。

これらによって、再び「カオス」は<ギアクロニクル>と並び、環境トップと言えるだけのパワーを得た。
「混沌と救世の輪舞」発売以降、公認非公認問わず様々なトーナメントシーンを荒らしている姿が目撃されている。
特にぶん回るとリアガードサークルをあっさり全て呪縛カードで埋めるので、<シャドウパラディン>や<たちかぜ>、<アクアフォース>等リアガードの存在がスキル発動の前提となるデッキは、ほとんどのヴァンガードはグレード3以上のノーマルユニット、Gユニット問わずバニラ同然にされてしまう、という深刻な状況に追い込まれており、現状、強ムーブをかけた「カオス」に対して、勝ち筋らしい勝ち筋が存在しない有様。
グレード2止めしようにも、「カオス」はGユニットなしで呪縛する手段を豊富に持ち合わせているので、全面縛られないまでも確実に呪縛とドライブ数で差を付けられる。後攻6ターン目の初回超越で一気に展開してトドメを刺せれば良いのだが、守護者やヒールトリガーを握られるとこれによる勝ち筋も遠ざかる。

あえて弱点を挙げるならば、攻撃力を高めたとはいえヴァンガード単騎時のフィニッシュ力はまだ他クランに一歩譲っていること。当たり前だし、全ての<リンクジョーカー>に言えることなのだが。
その為、リアガードを逐一、それもヴァンガード単騎で除去していく、というのがやはり有効であり、対<リンクジョーカー>のセオリーになる。それが可能な<なるかみ>や<かげろう>は明確に「カオス」に有利なデッキであると言える。
また、《星輝兵 カオスブレイカー・クライシス》を完封できる上に、解呪もある程度こなせる【根絶者】であれば、かなりの確率で「カオス」を倒すことが出来るだろう。
あとは、「解呪」を経由せずに呪縛カードを除去しつつ連パンやループコンボで倒しに行けて盤面も全く残さない【ハリー】がカオスを意識するならば有力な選択肢になりうる。

そんなほぼ単独Tier1に近い状態であったが、流石に公式もこれはやりすぎたと判断したのか、「究極超越」では自軍の「サークル上のカード」を盤面から排除するカードや、「抵抗」を持ったカードが多数登場し、一気にメタられる憂き目にあった。
更にこの時点ではゼロスドラゴンが存在しないクランだったので、カードプールも差を開けられ(これはリンクジョーカーに限った話ではないが)、更にプレイング面でも「G3ライドターンより前に自分の盤面のカードを全て消す」ことで先にG3に乗ったときに手を出せないようにされたりと、ことごとく環境とかみ合わなくなっていった。
R用G3が当たり前に配られている環境下で、リミットブレイク環境期のカードがサブVを務めている、というのも時代に取り残されていた感じは否めない。そんな見ようによってはフルボッコな状態でなおも一定数使用者がいたし、大会によっては成果を残していたのだからいかにそのカードパワーが凄まじかったかわかる


背景ストーリーでの活躍・その2

数百年前、惑星クレイで起きた異星からの侵略事件「星輝大戦」。
その侵略者<リンクジョーカー>の先兵「星輝兵」前線指揮官の1人が、この「カオスブレイカー・ドラゴン」である。
異質な力「呪縛」、「Я」を打ち破ったクレイの戦士たちに敗れ、手を引いたかに見えた<リンクジョーカー>。しかしそうではなかった。
「星輝兵」の残党は、クレイが観測できる宇宙に漂い、機会を窺っていたのである。
そして、唯一生存した指揮官として残党を束ねていたカオスブレイカーは、どこからかプロジェクト「時空間憑依」の存在を知る。
「いいことを思いついた」とでも言いたそうな顔で、彼は数百年前と同じように口角を上げた。
「メサイア」の加護が無ければ惑星「E」への転送はできない。
だが、彼を知る者なら誰もが口を揃えて言うだろう。「それでも、奴ならやりかねない」と。

魂の牢獄「レリクス」。これを纏める「ガスティール」に取り入った彼は、《破壊の竜神 ギーゼ》復活の為に、惑星「E」への転送を試みる。
本来の手順を踏み、「メサイア」の加護の下、惑星「E」に魂を送られたクレイのユニットは、現地の知的生命体に憑依し、その肉体を共有し、二心同体の状態となっている。こういったユニットは基本的には器の存在が優先され、器の許可の下意思疎通を図ったり、あるいは表面に出て外部と接触したりしている状態である(こういったユニットを「時空間憑依者(ディファレントワールド・ライダー)」、通称「ディフライダー」と呼ぶ。)
このディフライダーに目を付けた彼は早速、「メサイア」の加護無しで時空間憑依を行う方法すなわち時空間強制憑依(ディファレントワールド・ライド・イリーガル)を開発。
この外法を以ってディフライドしたユニットは、完全に憑依先の肉体を乗っ取り、支配することが可能となる。
そして、ガスティールの手引きで《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》は時空間強制憑依を行い、惑星E(地球)に降り立つ。


アニメでの活躍2

「本当に可愛いなぁ、お前は…」

CV.喜多村絵里
まさかのキタエリボイスの男の娘として登場GJ
星崎ノアの「分身」であり、彼にディフライドしている。
こちらでは鬼丸カズミに憑依した「シラヌイ」の手引きの下、ノアに憑依した彼はノアを装いクロノに接触。
ノア本人ではないことに気付いたクロノの一撃を受け敗北するも、その後ノアの所属チームであった「チーム新ニッポン」を罵倒し倒した後に、行方をくらませる。
櫂や伊吹の追跡を避けながら、各地を回り6人の使徒「ダムジッド」「ダークフェイス」「ヴァレオス」「グレドーラ」「クラレットソード」そして「ガスティール」を集めようと行動する。しかしながら、「クラレットソード」のみ、相手が神崎だったこともあり失敗*1、「シラヌイ」も惑星クレイに送還され、結果「カオスブレイカー」を含め6人の使徒が地球で行動することとなった。
その行動理念は愉悦。「ガスティール」の掲げる「ギーゼ」の滅亡も、彼にとっては娯楽である。

「シラヌイ」を巡る事件が終結した後、「GZ」ではノアを取り戻すことを願うクロノの前に再度登場。
ノアの為にクロノは奮戦し、Rを全て呪縛されながらもノアへの想いでダブルクリティカルを捲られ追い詰められる。
一瞬意識をノアに奪い返され、ノアはクロノに助けを求める。あと少しでノアが取り返せるとクロノは更に気合を充実させていくが…。

どーしたのぉ?この人間を…目覚めさせたとでも思ったのぉ?

お前の声が…お前の想いが…この人間に届いたとでも?

あれは我が見せたもの…我が与えた…幻だ

その顔が見たかった。希望を与え、絶望に落とし、希望を見せそれを砕く。それこそが我の悦楽!


熱烈なファンサービスの上でクロノの心を完全に打ち砕いて勝利。その力の差を彼に見せつける形となった。

クロノを破った後も、羽島リンを撃破してレリクス送りにした模様。
更に早尾アンリも狙うが、介入してきたレンと事を構えることを良しとせず、撤退している。
現状、彼との決着は黒星を付けられたクロノ、使用デッキがユニット設定で明確に対立している伊吹、かつて彼を使って罪を犯しておりまたその存在に反応を示していた櫂の誰かではないかと目されているが果たして…そもそもなんとか出来るんだろうかこの人

レリクスが陥落した後はグレドーラとダークフェイスのメガコロニーコンビの怒りを買って追われる身となっており、使徒としての活動も停止。
暇潰しにノアの意識を一時開放し、チーム新ニッポンの仲間をおびき寄せて絶望させようと試みるが、アラタとマコトは絶望するどころか決意を新たにし、望む結果は得られなかったことでかなり不機嫌な様子を見せた(この後居合わせたグレドーラが後から駆け付けたカムイに敗北し、クレイに送還されている)。

その後、ガスティールも敗北・送還されたことで後がなくなった使徒たちに合流。
ギーゼの器の候補としてクロノをおびき出そうと、タイヨウとカズマに目をつけ、カズマにファイトを挑む。このさなかでカズマもまたギーゼの器として適格であることが判明するが、驚くどころか心底楽しそうな満面の笑顔を見せ、そのままカズマを下しギーゼをディフライドさせることに成功した。

その後、ギーゼの力を完全にするため、ダークフェイスも加えた3人で普及協会北米支部を襲撃。
ゼロスドラゴンのある中枢にギーゼを進ませるべく囮を買って出るが、その目的は別にあった。

それは、北米支部に警戒のため訪れていたアイチと櫂を相手取って戦い、二人の魂をレリクスの生贄にすること。
二対一の変則タッグファイトを繰り広げ、リンクジョーカー編での櫂の暴走、レギオンメイト編でのアイチの自己犠牲の選択を引き合いに出し、さんざん嘲り笑いながらファイトを進めるが、当時ならともかくあの戦いを経てさらなる絆を育んだ二人を揺るがすのはもはや不可能。

猛攻をものともせず片っ端から切り返す二人の最強ファイター、さらにその言葉を受けたノアの意識に押し退けられ、最終的にブラスター・ブレード・エクシードのアタックを防げず敗北を喫した。
しかし、それでもただでは負けないのがこの最悪にあきらめの悪い道化。


実にすばらしいなあ……。

友愛と涙……勝利に安堵し、未来を掴んだ確信、希望……。

このすべてを打ち砕く手段が、まだ我にはあるっ! 何たる悦楽ぞ……!!


我をここまで楽しませてくれたお前たちに、心づくしの絶望を!

我が魂を受け取り起動せよ! 虚無の要塞レリクス!

ギーゼよ、オモチャをくれてやろう! あとは好きに遊ぶがよい!


クレイにおいてファイターがそうであるように、ディフライドしたユニットは、それが解ければ地球では無力な霊体にすぎない。
こうなると実体としての干渉は何もできないが、逆にファイターたちからもそのユニットには何もできない。
これを逆手にとったカオスブレイカーは、霊体となった自身を生贄として取り込ませることで、邪魔が入らないままレリクスを強制起動。これにより、ギーゼが完全復活を遂げ、稀代の道化師はやりたい放題の末にようやく舞台を降りることになった。


そう、その顔よ! 最後までお前たちは、我が掌の上!!


祈り聞く者……二つの世界を繋ぐ運命力をその五感で直接感じ取れる存在。その瞳にこれから映るものは、希望か絶望か……フフフ……ハッハッハ……!


結果的に彼のG NEXTからG Zでの行動を纏めると以下のようになる。
  • ギーゼの使徒たちをファイターたちにディフライドさせて行動基盤を整える。
  • クロノを始めとする器候補を次々とレリクスに送り込みクロノ・伊吹を始めとするメサイア側の行動を思いっきり引っ掻き回す。
  • そのレリクス陥落後も隙あらば敵味方関係なくちょっかいを出して状況を引っ掻き回す。その過程で結果グレドーラのディフライドを解除させてしまう。
  • 最終的にギーゼの器となることとなるカズマをファイトで下すことでギーゼをディフライドさせる。
  • アイチと櫂の事実上の総決算となるファイトの相手となる。
  • 敗北したことで誰も手出しができなくなった状態でギーゼの完全復活の生贄になることで勝利を果たした味方側に最後のダメージを与えていく。

冗談抜きでやりたい放題もいい所であり、その最後の勝負も因縁のある旧作主人公コンビを相手とるという破格の待遇を受けた挙句、最後は曲がりなりにも所属勢力の目的を達成させるという完全なる勝ち逃げ。
事実上旧作第三期のキャラクターにも拘わらず圧倒的な存在感を示し続けた。
「リンクジョーカー」というクランそのものが旧作第四期ラストで一般クランとなった中、事実上の「侵略者としてのリンクジョーカー」の代表となった感があるやつでもある。


追記・修正するのは簡単だ。まず「項目変更」をクリックし、テキストを打ち込めばよい。

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これが祝福(ギフト)か。素晴らしい希望(おもちゃ)じゃないか。




仮初の希望を与える道化師


2021年1月29日。「クランセレクションプラス Vol.1」にて「Vスタンダード」及び「プレミアムスタンダード」対応のカードとしてこいつがリメイクされて収録されることとなった。それが以下の効果である。

《星輝兵カオスブレイカー・ドラゴン》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
ギフトアイコン -
リンクジョーカー - サイバードラゴン パワー13000 / シールドなし / ☆1
【永】【(V)/(R)】:あなたのターン中、相手の呪縛カードがあるなら、このユニットのパワー+10000。
【起】【(V)】【ターン1回】:【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、相手はイマジナリーギフト・フォースを1つ得て、あなたは相手のリアガードを1枚選び、呪縛する。
【自】【(V)】:相手の呪縛カードが解呪された時、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、その解呪されたユニット1枚を退却させ、あなたは1枚引き、相手は、自分のサークルのマーカーか手札のプロテクトを合計2つ除外し、除外したマーカーとプロテクト1つにつき、あなたはイマジナリーギフト・フォースを1つ得る。


このカードが収録されるまでのVシリーズにおけるリンクジョーカーの状況として、リメイクという性質から伊吹の存在があったため主に「根絶者」「メサイア」、そしてオリジナルのトリガー効果に干渉する「星骸者」というものが収録されていたものの、
攻撃回数が意図的に減らされている関係か「相手の呪縛」を行うカードは存在していなかった。旧シリーズでリンクジョーカー登場以降、呪縛をメタるカードが出る→呪縛ギミック自体が機能不全に陥る→リンクジョーカーが強化される→環境を制圧し一部クランのギミックを機能不全に陥らせる→呪縛をメタるカードが出る、といういたちごっこを繰り返した反省もあるかもしれない。メサイアがコストとしての呪縛を行ったり連続攻撃のための解呪こそあったが。
そんな中このカードはVシリーズ初の相手の呪縛を行うカードとして登場することとなった。しかも初代のリメイクなだけあってか能動的な機動効果で行えるものである。


そしてVシリーズの目玉要素の「イマジナリーギフト」についてだが、このカードはギフトを持たない。
開発側からの各種情報によると、「このカードは惑星クレイに祝福されていない」という設定を元に作られたんだとか。つまりVシリーズのボーテックスたちは…
どころか、Vシリーズ初の呪縛効果にはその強力な効果の代償か相手にイマジナリーギフトを与える、というものが付いている。
なんと自分は祝福を得られないにも関わらず相手に祝福という希望を与えてしまうのである。
新シリーズの目玉要素を自分では使えないどころか相手にだけ与える…これではまるでカオスブレイカーが善人のようである。





だが、そんな相手に希望を与えるだけ与えたこの道化師がこの程度で終わるわけがなかった。重要なのは当時のリミットブレイクをリメイクした最後の効果である。もう一度見てみよう。

「【自】【(V)】:相手の呪縛カードが解呪された時、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、その解呪されたユニット1枚を退却させ、あなたは1枚引き、相手は、自分のサークルのマーカーか手札のプロテクトを合計2つ除外し、除外したマーカーとプロテクト1つにつき、あなたはイマジナリーギフト・フォースを1つ得る。

…そう。このカードはリミットブレイクで行っていた退却とドローに加え、相手に与えられた祝福という希望を破壊し、自分のものとする効果を得たのである。
惑星クレイに祝福がされないのならば、相手に祝福を与え、それをわが物とすればよい…
まさしく彼がG終盤で語った「愉悦」そのものの効果であり、キャラクター再現度の高さを誇る効果である。*2

ちなみにこの「相手に一時的にイマジナリーギフトを与える」という部分がなかなかのクセモノであり、実は2023年下半期以降Pスタンダード向けにリメイクされた一部Gユニットの持つ「このファイト中にギフトを得ていない場合、相手ヴァンガードのグレードに関わらず超越できる」という起動能力を封じることができる。
この起動能力で超越した場合、イマジナリーギフトやクレストを得ることができるため、間接的にそちらも封じることが可能(ギフトについては別のVシリーズのユニットに乗り直して得ることもできるが、クレストはこれ以外の取得方法がない)。
その場合こいつ自身もPスタンダードで戦っているため、旧シリーズのリンクジョーカーを用いれば呪縛カードをこれでもかと用意して真価を発揮できる。
過去環境用とはいえ、アップデートされたカードを的確にメタって来るのはさすがというべきか……。



これが追記・修正か。素晴らしい項目変更じゃないか。


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最終更新:2024年04月08日 12:57

*1 なおクラレットソードはこれが原因でレリクスに幽閉されてしまい、亡霊同然の状態に陥っている。

*2 背景設定上の話をすると、旧シリーズとVシリーズそれぞれの背景ストーリーにおけるクレイは同一ではなく、明確な並行世界である。そのためこのカオスブレイカーは厳密にいうと、Gシリーズの彼ではなく並行世界の別人である。