超重武者(遊戯王OCG)

登録日:2015/02/21 (土) 14:50:00
更新日:2024/04/06 Sat 15:19:05
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超重武者(英語名:Superheavy Samurai)とは遊戯王OCGにおけるカード群のひとつである。
またこの項目ではこの超重武者のサポートモンスター「超重武者装留(そうる)」についても解説する。




【概要】

所属モンスターは機械族で統一されている。
昨今の遊戯王は攻撃力にばかり目を向けられ、守備力が軽視されることが多い。
しかし超重武者は近頃珍しい守備力の高いテーマであり、また効果も守りを重視したものも多い。
これだけ聞くとまだよく聞くカテゴリーなのだが、このカード群の特徴はそこではない。

超重武者はなんと

フルモンスターをテーマにしたカード群

なのである!

後のデュエルキング・武藤遊戯はかつてこう言った。
「デュエルモンスターズは魔法カードとモンスターカードのコンビネーションが重要」
「なぁにこれぇ」
「モンスターだけじゃ相手の魔法カードに軽くいなされちゃうぜーよ」
それから10年以上が立ち、フルモンでも戦えるデッキとして【水フルモン】【レベル1フルモン金華猫】などが考案されて来たが、
カテゴリ単位でフルモンをコンセプトにしたのはこれが初めてでほぼ唯一と言っていい。
当然、現状1枚も魔法・罠カードが登場していない。
(ただし、この特徴がでてきたのはARC-V開始3番目のパック、ザ・シークレット・エヴォリューションから)


【来歴】

アニメでは権現坂昇が使用。
漢らしい彼が掲げる「不動の心」の元、敢えて動かずどっしりと構えて、冷静かつ豪快に立ち回る姿は非常に雄々しい。
遊戯王ARC-Vにおける「アクションデュエル」では「アクションカード」という速攻魔法を取り合うのが常道なのだが、
彼は「デュエルとは自分のデッキを信じて戦うもの。何が出るか分からないAカードに望みをかけるのは、百害あって一利なし」と考え、その言葉の通り一切Aカードを取ろうとしない。
だがそれこそが彼の道場の目指す「勝利にこだわらず、何事にも動じない」「不動の心」を体現した姿であり、超重武者の効果の「魔法・罠が自分の墓地に存在しない場合に発動」という条件と噛み合っているのだ。
「フルモンスターが前提」「守備表示主体で戦う」という特異なコンセプトはLDSの3人のみならず視聴者も驚かせ、一躍話題をさらった。

また、己のデュエルに足りないものを感じた権現坂が、かつての仇敵である刃に、土下座をして弟子入り。
見事シンクロ召喚を体得してみせ、《超重荒神スサノ-O》の雄姿を見せ付けた。
このスサノ-O、相手の魔法・罠を奪ってしまうというこれまた面白い効果で、新たな不動の境地を示した。常に座して動かないのも格好良い。

使用者である権現坂が非常に魅力的なキャラクターであるせいか、
はたまた初の「フルモンテーマ」だからか、OCG化にも恵まれており公式でもテーマとして推される事が公言されている。
ARC-Vのキャラ使用カードが他作品よりOCG化速度が速いせいもあり、主人公である榊遊矢のテーマさえ未OCGが多かったりする中(それでもこの時点の主人公テーマとしては恵まれてる方)、使用カードの収録率はかなり高い。
アニメでは性能が微妙だったりしたカードも軒並み良調整されたり、OCGオリジナルで登場はまず無いだろうと思われた《超重神鬼シュテンドウ-G》までアニメに出てくる始末。
更にアニメ終了後の10期ではPREMIUM PACK 2019にて専用リンクモンスターを獲得し、11期ではCYBERSTORM ACCESSにてOCGオリジナル新規を大量に獲得。
特にCYBERSTORM ACCESS産の新規獲得後は展開力と安定性が飛躍的に強化され大会環境で上位争いをする程の活躍を魅せた。
流石は権ちゃんである。
…ただし、後述する様にやりすぎてしまったせいか2023/7/1付のリミットレギュレーションにて超重武者から禁止・制限・準制限を1枚ずつ指定されると言うお仕置きも受けてしまった。過ぎたるはなお及ばざるが如し。

海外名は日本語名をほぼそのままに訳した「Super Heavy Samurai」という名前を与えられている。
この名称は下記で紹介している「超重武者として扱うカード」全てについているため、海外版テキストではオミットされている。

補助カードである超重武者装留には以下の共通効果がある。

(1):自分メインフェイズに自分フィールドの
「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(守備力の増減及びモンスター毎に異なる効果を装備モンスターに付与する)。

この能力を生かし、超重武者は装留を装備し、守備力を上げて殴り勝つ。というデッキ構成になることが多い。

ただし、遊戯王においては守備力が高いだけでは意味がないことが多い。
何故なら遊戯王はLP8000を削り切られないようにしつつも相手にダメージを与えていって勝利というのが基本のゲームなのだが、
守備表示のモンスターは守備というように基本能動的に攻撃を行うことができない。

しかし、超重武者のカテゴリーには、このカードが存在する。

超重武者ビッグベン-(ケー)
星8/地属性/機械族/攻1000/守3500
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「超重武者」モンスターは、表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、そのモンスターは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。

詳しくは個別項目にまとめられているが、このモンスターにより超重武者全体に守備表示のままで攻撃ができるという能力を与えることができる。
これにより、このデッキは、守備表示でありながら攻撃ができるデッキへと変貌するのだ。


【モンスター】

下級モンスター

超重武者ソード-999(キューキューキュー)
星3/地属性/機械族/攻1000/守1800
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
(2):自分フィールドの「超重武者」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動する。
その相手モンスターの攻撃力・守備力は0になる。
超重武者が戦闘を行ったときに相手のモンスターを弱体化する能力をもつモンスター。
破壊耐性はないが、その代わり、戦闘を行ったモンスターの攻守を0にする強制効果をもっている。
裏守備表示で出すことで、相手のモンスターを戦闘において完全に無力化することができる。
「ソード・キューキューキュー」の元ネタは弁慶が五条大橋で牛若丸に負けるまでに集めた999本の刀。


超重武者ワカ-О2(オニ)
星4/地属性/機械族/攻 0/守2000
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。
戦闘破壊耐性を持っている。
高い守備力を生かし、ビッグベン-Kと共に攻撃するアタッカーになるか、後述のテンB-Nとともにシンクロやエクシーズに使うことも多い。
読みの「ワカオニ」からするに、元ネタは弁慶の幼名「鬼若丸」。


超重武者カブ-10()
星4/地属性/機械族/攻1000/守2000
(1):相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドの攻撃表示の「超重武者」モンスターは全て守備表示になり、
その守備力はターン終了時まで500アップする
効果を発動できれば守備力2500の壁として戦うことができるが、
このモンスターを裏側でセットしていれば当然効果は使えず、表側で召喚しているなら今度は普通に攻撃されて倒される。
よって若干不遇気味。カード全体守備表示を生かすかして使おう。
「カブト(兜)」と読む。


超重武者テンB-N(ビン)
星4/地属性/機械族/攻 800/守1800
「超重武者テンB-N」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドにモンスターが2体以上存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
「超重武者テンB-N」以外の自分の墓地のレベル4以下の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
超重武者展開の要となる1枚。
サイバードラゴンよりも少し条件の厳しい特殊召喚条件ではあるが、通常召喚でも(2)の効果は使えるため、余り考えずに召喚してもいいだろう。
(2)の墓地蘇生効果は強力で、この1枚でモンスターを2体並べることができる。
アニメのようにビッグベン-Kのリリース素材にするのもいいが、シンクロ召喚に使ったり、エクシーズ召喚に使ったりと、多くの役割を持つ。
また、フルモンの場合、多くの超重武者をよみがえらせれる貴重な1枚でもある。
読みは「テンビン(天秤)」。


超重武者ホラガ-(イー)
星2/地属性/機械族/チューナー/攻 300/守 600
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功したターン、自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在せず、このカードをリリースして「超重武者」モンスターのアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
手札から特殊召喚できるチューナーの超重武者。
(2)の効果を使うことでアドバンス召喚したビッグベン-Kとシンクロ召喚したりもできる。
特殊召喚効果は墓地に魔法・罠がないときという非常に厳しい条件があるが、
フルモンスターが前提となる超重武者ではほぼあってないようなものである。
ただし手札から特殊召喚した場合は超重武者しか特殊召喚出来ない縛りがある。
他のナチュル・パルキオンなどを出したい場合はテンB-Nの蘇生効果を活かそう。
「ホラガイー(法螺貝)」。


超重武者カゲボウ-(シー)
星3/地属性/機械族/攻 500/守1000
「超重武者カゲボウ-C」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。手札から「超重武者」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分フィールドの「超重武者」モンスターが効果の対象になった時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。
フィールドでリリースすることで、超重武者を手札から特殊召喚できる効果を持つ。
ビッグベン-Kに素早くつなげることができ、また、(2)の効果を準備することもできる。
ただし、相手に見えているということは警戒されるということであることに気を付けよう。
「カゲボウシー(影法師)」。


超重武者タマ-(シー)
星2/闇属性/機械族/チューナー/攻 100/守 800
「超重武者タマ-C」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「超重武者」モンスター以外のモンスターが存在せず、
自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードをフィールドから墓地へ送る。
その後、墓地へ送ったそのモンスター2体の元々のレベルの合計と同じレベルを持つ「超重武者」Sモンスター1体を
エクストラデッキからS召喚扱いとして特殊召喚する。
超重武者2体目のチューナーにして、超融合のような効果を持ったカード。
自身のフィールドに超重武者しかいない場合かつ、魔法・罠が墓地に存在しないという厳しい条件ではあるが、
相手モンスターをシンクロ召喚の素材にし、此方のデッキの切札を特殊召喚できるという恐ろしい効果である。
効果の都合上超重武者のシンクロモンスターが増えれば増えるほど強くなるカードと言える。
現在はシンクロ先の都合上3~8、10のレベルのモンスターが対象に取れる。これらのレベルを軸にするデッキには警戒すべきカードになるだろう。
また、溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムや壊獣を素材にするのも一つの手。
「タマシー(魂)」。

アニメでは暗黒寺ゲン戦で登場。
ビックベン-Kのコントロールを奪われた絶体絶命の状況でドロー。効果でスサノ-Oの召喚を成功させ、ワンショットキルに貢献した。
対象は『機械族』指定だが墓地がフルモンである必要もシンクロ召喚先の限定もなかった。
「超シンクロ」とでも言うべき効果に視聴者は度肝を抜かれ、「キメラテックかよ」「また機械族か」「機械族に何の恨みがあるんだ」といった声も。
だけど機械族指定がなくなったよ! やったね!……あれ、もっとまずくね?


超重武者グロウ-()
星3/地属性/機械族/攻 100/守1000
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在せず、このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキの上からカードを5枚確認し、好きな順番でデッキの上に戻す。
(2):相手モンスターの直接攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくり、
そのカードが「超重武者」モンスターだった場合は手札に加え、その攻撃モンスターの攻撃力を0にする。
違った場合はめくったカードを墓地へ送る。
(1)の効果はデッキの並びを操作できる効果である。
フルモンスターなので、星見獣ガリスの効果を使うとき大ダメージを狙えるほか、次のターン以降のカードを固定することで戦略を立て替えたり、(2)の効果を確実に決めたりすることができる。
が、超重武者は、キーカードを守り戦うデッキであるため、直接攻撃を受ける機会が少ない。
よって相性がいいとは言い難く、少し扱いが難しいカード。
「グロウブ(手袋)」。

暗黒寺戦で登場。
『情に厚すぎる』という弱みを突かれた心理戦で追い込まれ、奪われたビックベン-Kのダイレクトアタックをモロに喰らった権現坂が、
柚子や親父殿の声で再起。友を信じて今一度不動に至った彼がトドメの一撃を前にして発動。
見事バスター・ガントレットを引き当て、
炎で燃え盛る手刀で《バーバリアン・マッドシャーマン》の攻撃力を0にして受け流した。


超重武者タイマ-(ツー)
星1/地属性/機械族/攻 500/守 300
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送り、自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。
(2):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。
(3):このカードは戦闘では破壊されない。
墓地に魔法・罠が無い時に手札から捨ててモンスターの攻撃を「超重武者」に引き寄せる効果と1ターンに1度場のこのカードに攻撃を引き寄せる効果を持つ。
どちらの効果も相手依存であり、属性・種族が同じでより使いやすい工作列車シグナル・レッドの存在もある為そこまで優先して採用する理由はない。
使うのであればソード-999と組み合わせる事で、ソード-999を守りつつ効果で相手モンスターを弱体化させる、といったコンボで差別化したい。
アニメでは柚子とのタッグデュエルにて柚子へのダイレクトアタックを防ぎ、ホラガ-E、グロウ-Vとともにシュテンドウ-Gへとシンクロした。
「タイマツー(松明)」。何故か炎属性ではない。


超重武者ツヅ-()
星1/地属性/機械族/チューナー/攻 300/守 300
「超重武者ツヅ-3」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、「超重武者ツヅ-3」以外の自分の墓地の 「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
破壊をトリガーに自身以外の「超重武者」なら蘇生可能と言う万能チューナー。壁にしてもいいし、こちらから破壊しても効果を使える。
フルモンでなくても効果を使える為、【黒庭ベン-K】にも出張可能。
アニメでは詳細不明であったが、回数制限がない代わりに蘇生対象がチューナー限定になっていたとテキストから推測される。
「ツヅミ(鼓)」。


超重武者ジシャ-(クー)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 900/守1900
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下の「超重武者」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃できない。
「ジシャクー(磁石)」。
召喚時に手札から下級を展開&攻撃を引き寄せる、と正しく超重武者の切り込み隊長。


超重武者ココロガマ-(エー)
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 100/守2100
自分の墓地に魔法・罠カードが存在する場合、このカードは召喚・反転召喚できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在せず、自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、このターン戦闘・効果では破壊されない。
「ココロガマエー(心構え)」。
墓地に魔法罠がない時に戦闘ダメージを受けた時、自身を手札から守備表示で特殊召喚。
レベル3で守備力2100とワカ-O2を凌ぎ下級最大値。


超重武者ダイー(ハチ)
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1800
「超重武者ダイ-8」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
(2):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(3):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
自分フィールドの表側守備表示のこのカードを攻撃表示にし、
デッキから「超重武者装留」モンスター1体を手札に加える。
ビッグベン-Kの小型版とも言える下級モンスター。
ビッグベン-Kが居ない間のアタッカーを担えるが、墓地に魔法罠がない時に守備表示から攻撃表示にする事で好きな超重武者装留をサーチ出来る効果が本命。
チュウサイを持って来れば万能リクルーターに変化する正にデッキの潤滑油。
「ダイヤ(列車運行計画)」…ではなく「ダイハチ(大八)*1」。宣言時にはうっかり間違えない様にしよう。


超重武者オタス-(ケー)
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
自分の守備表示モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを手札から捨て、
戦闘を行うモンスター以外の自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの守備力はそのダメージ計算時のみ、対象のモンスターの守備力分アップする。
(2):相手モンスターの直接攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
手札から捨ててバトルする守備表示モンスターと他の超重武者の守備力を合算する効果と、直接攻撃を受ける時に墓地から除外して超重武者を蘇生させる効果を持つ防御札。
どちらの効果も優秀だが、手札で発動する方の効果は魔法罠が墓地にない上に自分の場にモンスターが2体いる事が条件となるのでやや厳しい。
抱え込んだまま死に札になるよりかは手札コストなどでさっさと墓地に落としておいた方が良い場合もある。
「オタスケー(お助け)」。


超重武者コブー(シー)
チューナー・効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 900/守 900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「超重武者」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した自分バトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
自分フィールドの「超重武者」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
魔法罠が墓地に存在しない時、ターン終了まで超重武者しか出せなくなる代わりに超重武者Sモンスターのレベルを1つ下げて自己再生する効果を持つレベル・スティーラーの様なチューナー。超重武者がバトルに勝ったそのバトルフェイズ中にS召喚する効果もあるので連続攻撃を決めやすい。
シュテンドウ-G→シノビ-A・Cやサルト-B→キュウ-B辺りが繋げやすい。
「コブシー(拳)」。


超重武者バイ-()
チューナー・効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守1200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「超重武者バイ-Q」以外の「超重武者」モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを2つ上げる。
魔法罠が墓地に存在しない時に手札から捨てて超重武者をサーチ。また、場の機械族のレベルを2つ上げる効果も持つチューナー。
イワトオシやダイ-8をサーチして更にサーチ、テンB-Nをサーチして吊ってもらい☆6or☆8シンクロ、と柔軟に動ける初動。
「バイク」。使い手のシンクロ次元での経験が基になったのだろうか。
新規により強化されて環境トップ入りした【超重武者】の規制のため2023/7/1に準制限カードとなる。


超重武者オン-32(ミツー)
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 200/守 700
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードをリリースし、 相手の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
魔法罠が墓地に存在しない時に手札から特殊召喚でき、同じ条件下で自身をリリースする事で相手の墓地の魔法罠を奪う効果を持つ。
地味に召喚制限のかからない特殊召喚なので超重武者以外の汎用モンスターを利用する時は役に立つ。
魔法罠を奪う効果は同じ効果を持つスサノ-Oと違って使い切りなので奪う魔法罠は吟味したい。
「オンミツー(隠密)」。


上級モンスター

超重武者ビッグベン-(ケー)
星8/地属性/機械族/攻1000/守3500
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「超重武者」モンスターは、表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、そのモンスターは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
詳しくは個別項目へ。


超重武者ビッグワラ-(ジー)
星5/地属性/機械族/攻 800/守1800
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功したターン、自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):機械族モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは2体分のリリースにできる。
墓地に魔法・罠がないというかなり緩い条件で特殊召喚できる、ダブルコストンモンスター。
超重武者だけでなく機械族のモンスターが相手なら何でも2体分のリリースにできるため、マシンナーズ・フォートレスなどのモンスターのために使ってもいい。
また、レベル2のチューナーとファイヤー・アーマーの装備効果を合わせることで、スサノ-Oにつなげることもできる。
「ビッグワラジー(大草鞋)」。


超重武者ヌス-10(トウ)
星10/地属性/機械族/攻1000/守1000
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功したターン、自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードをリリースし、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手の魔法&罠ゾーンのカード1枚を選んで破壊する。その後、破壊したその魔法・罠カードを自分フィールドにセットできる。
●相手のPゾーンのカード1枚を選んで破壊する。その後、破壊したそのカードを自分のPゾーンに置く事ができる。
墓地に魔法・罠が無い時に特殊召喚出来、リリースする事で相手の魔法・罠orPカードを破壊して奪う効果を持つ。
遂に超重武者単独でフルモンの天敵であるスキルドレインを突破可能となっただけでなく、スサノ-O同様に有用なカードなら此方も使えるようになった。
Pカードも此方側に持ってくる事でペンデュラム召喚による相手の再利用を防ぐといった使い方も出来る。
ただし、使えないカードを奪った所でゴーズの邪魔になったり、クリフォート等のデメリットのせいで身動きが取れなくなったりするので要注意。とはいえ破壊後に奪うかどうかは任意効果のため状況によっては破壊だけで奪わないという選択肢もアリだろう。
自身の効果で特殊召喚すると「超重武者」しか特殊召喚出来なくなる上、レベルも10と高いのでシンクロ召喚にも使えないのもキツイ。ランク10超重武者はよ
一応、魔法・罠orPカード破壊効果はフルモンでなくても使える。
アニメではリリースしてこのターン以前に発動した相手の魔法・罠を奪う効果だった。
オベリスク・フォースとのバトルロイヤルでペンデュラム召喚されて登場。沢渡が出した2枚のPカードを回収した。
沢渡にも突っ込まれた謎の行動であったが…?
「ヌスットウ(盗人)」。


超重武者ヒキャ-()
星5/地属性/機械族/攻1200/守1800
「超重武者ヒキャ-Q」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功したターン、 自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、 このカードをリリースして発動できる。
手札からモンスターを2体まで相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターの数だけ自分はデッキからドローする。
墓地に魔法・罠が無い前提で特殊召喚出来、リリースする事でモンスター2体まで相手フィールドに特殊召喚してその数だけドローする、変わった手札交換能力を持つ。
相手フィールドに送りつけるので巨大ネズミ等のリクルーター、イワトオシや後述のツヅ-3等を送ってアドバンテージを稼ぎたい。
ヌス-10同様に自身の効果で特殊召喚すると「超重武者」以外が特殊召喚出来なくなり、ヌス-10とは違いフルモンでないと効果を使えないので実質【超重武者】専用。
アニメではリリースして相手に手札を2枚譲渡するタッグデュエルでしか使えないような効果だった。
ヌス-10で回収した沢渡のPカードを手札事故を起こしていた黒咲に送り、逆転勝利へと繋ぐ名アシストを決めた。
「ヒキャク(飛脚)」。


リンクモンスター

超重武者カカ-(シー)
リンク・効果モンスター
リンク1/地属性/機械族/攻 0
【リンクマーカー:左下】
「超重武者」モンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク素材にできない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
手札からモンスター1体を捨て、自分の墓地の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

まさかまさかのリンクモンスター。
リンク素材にできないデメリット持ちかつ攻撃力は0だが魔法罠が墓地にない時なら、戦闘ダメージは0になり、手札を1枚捨てて墓地の超重武者をリンク先に守備表示で蘇生させる効果を持つ。
イワトオシを墓地に送ってリンク召喚出来る&イワトオシを蘇生させられると言うのが強烈なシナジーを発揮しており、
召喚したイワトオシを墓地に送ってリンク召喚しつつイワトオシの効果でサーチ
→サーチしたモンスターを捨ててリンク先に特殊召喚

イワトオシを墓地に送ってリンク召喚しつつイワトオシの効果でチュウサイをサーチ
→適当な手札を捨ててイワトオシを蘇生、チュウサイを装備&リリースして適当な超重武者をリクルート
と言った動きが可能であり、他のリンクモンスターを利用すればイワトオシ1枚からスサノ-Oに繋げられたりもする。
「カカシー(案山子)」。


超重武者装留

超重武者装留ブレイク・アーマー
星1/地属性/機械族/攻 0/守 500
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのこのモンスターを
守備力1000ダウンの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
装備モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに、自分の墓地からこのカードを含む
「超重武者装留ブレイク・アーマー」を全て除外し、
元々の守備力よりも守備力が低い「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの守備力と、その元々の守備力の差分のダメージを相手に与える。
装備することで超重武者に守備力を下げる代わりに戦闘破壊耐性を付ける装留。
(2)の効果は中々使うことはできないが、非常に強力なバーン効果。
使うとするならば同じく超重武者装留のグレート・ウォールと組み合わせるといいだろう。
複数枚使用すればワンキルも狙えなくもない程度のカードでしかなかったが、CYBERSTORM ACCESSでの新規登場により展開力・サーチ性能が飛躍的に上昇した結果、先攻1ターン目で守備力0になったマスラーOにブレイク・アーマーを2回使って合計8000ダメージで相手を焼き切ると言う相手すら不動にさせる「不動の決闘」の到達点先攻ワンキルが誕生。
流石にこれは不味いと判断されたのか、2023/7/1に無制限から一気に禁止カードとなる。
先攻ワンキルバーンは引導火力となるカードを規制しないといずれ復活しかねないための措置だろう。


超重武者装留グレート・ウォール
星3/地属性/機械族/攻1200/守1200
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを守備力1200アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが攻撃対象に選択された時、
装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。
その攻撃を無効にし、装備モンスターの守備力を0にする。
装備することで守備力を大幅に上げることのできる装留。
下級超重武者に装備するだけで青眼の白龍にも対応可能とすることができる。
使い切りの攻撃無効効果もあるが、特殊破壊効果を持つ相手以外にはあまりつかうことはないだろう。


超重武者装留ビッグバン
星3/地属性/機械族/攻1000/守1000
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのこのモンスターを守備力1000アップの装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):自分フィールドに守備表示の「超重武者」モンスターが存在し、
相手がバトルフェイズに魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、フィールドのモンスターを全て破壊し、お互いのプレイヤーは1000ダメージを受ける。
装備することで守備力を1000上げる事の出来るカード。上昇幅はグレート・ウォールに次いで高い。
(2)の効果も強力でバトルフェイズ時に発動したモンスター効果を無効にし破壊、その後フィールドのモンスターをすべて破壊し、互いに1000のダメージを与えるという、ビッグバンにふさわしい破壊力を秘めている。
ファイヤー・アーマーを捨てて自分は破壊を回避するなどの戦略もとれるカードである。


超重武者装留ファイヤー・アーマー
星2/炎属性/機械族/攻 800/守 800
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
装備モンスターのレベルは5になる。
(2):このカードを手札から捨て、自分フィールドの守備表示の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターの守備力は800ダウンし、戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
超重武者を破壊から守ることのできる有能な防御カード。
手札から発動できるため、妨害もされにくいので切札を守るのにはとてもいいカード。
(1)の効果でレベル調整ができ、チューナーに装備したりしてシンクロにつなげるなど、最近になって生かすことがしやすくなった。



超重武者装留イワトオシ
地属性
星4/地属性/機械族/攻1200/ 0
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「超重武者装留イワトオシ」以外の「超重武者」モンスター1体を手札に加える。
フィールドから墓地に送られると、デッキから超重武者をサーチできるカード。
タイミングを逃さないサーチカードであるため、シンクロ召喚やリリースなどをしても問題なく機能する。テンB-Nを利用しての墓地からの蘇生→素材として墓地送り、を繰り返せば莫大なアドバンテージが得られ、超重武者デッキの要となるカードである。
装備時に守備貫通効果を付与できるのも大きい。フルモンではどう足掻いても突破出来ない始祖竜ワイアームに対してはこれで上から殴り続けるという対処法が出来る。
CYBERSTORM ACCESSにて新規が登場し【超重武者】が強化された結果、このカードを使い回してパーツをかき集めるムーブが凶悪化し、メインエンジンとして猛威を奮ったため2023/7/1に制限カードとなる。
元ネタのイワトオシ(岩融)は弁慶が振るったという大きな薙刀であるが、このモンスターの見た目はどう見ても弩である。
おそらく薙刀はアニメでスサノ-Oやビッグベン-Kが既に持っているからだろう。間違えられがちだがイワオトシではない。


超重武者装留マカルガエシ
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターは、1ターンに1度だけ効果では破壊されない。
(3):守備表示モンスターが戦闘で破壊され自分の墓地へ送られた時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
装備すれば1ターンに1度とはいえ効果破壊を回避できる効果を付与することができる装留。
しかし、このモンスターの効果を生かすなら(3)の効果を使うことになるだろう。
手札から捨てることで守備表示のモンスターを攻撃表示で特殊召喚するという蘇生効果を持つが、超重武者の攻撃力は総じて低めである。
ただしビッグベン-Kなど一部の超重武者は自力で守備表示になる効果を持つため隙を晒さずにすむ。
また、このカードは守備表示で破壊されたモンスターなら特殊召喚できるモンスターに制限はないので、リクルーターや、別の有用なモンスターを蘇生させるのにもいいだろう。


超重武者装留バスター・ガントレット
星1/地属性/機械族/攻 0/守 400
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを守備力400アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、自分の守備表示の「超重武者」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの守備力はターン終了時まで元々の守備力の倍になる。
装備することで超重武者の守備力を上げることができる。
が、このカードの真の力はそちらではない。
戦闘時に手札から捨てる事で、武神のハバキリの如く、守備力を元々の倍にすることができる。
元々の、と限られてしまうため他の装留の上昇分を受けることができないが、それでも元々の守備力が高い超重武者ではかなり有用。
ビッグベン-Kで7000、スサノ-Oで7600とゲームエンドにもっていくことができるレベルの火力になり、神をも一撃で粉砕することができる。


超重武者装留ダブル・ホーン
星1/地属性/機械族/攻 0/守 300
「超重武者装留ダブル・ホーン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの 「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを 装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
装備モンスターは、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。
超重武者装留シャイン・クロー
星2/地属性/機械族/攻 500/守 500
「超重武者装留シャイン・クロー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを 攻撃力・守備力500アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。装備モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。
装備状態を解除して特殊召喚可能な超重武者装留達。
手札から装備→すぐに装備解除が出来るためシンクロ召喚のレベル調整にも利用可能。
シャイン・クローは少し上昇値が物足りない上に破壊耐性もファイヤー・アーマーがいる為、こちらの使い方の方がメインになるだろう。
ダブル・ホーンは2回攻撃が強力な上にレベル1とレベル調整に使いやすい。
アニメではシュテンドウ-Gと超重合体を担い、最終的にはツヅ-3も含めてグレート合体シンクロし、スサノ-Oとなった。
シャイン・クローはそのままだが、ダブル・ホーンは墓地に魔法・罠が無いことが2回攻撃の条件だった。


超重武者装留チュウサイ
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
「超重武者装留チュウサイ」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを
装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、
相手は装備モンスター以外の自分のモンスターを攻撃できない。
(3):このカードの効果でこのカードを装備した自分のモンスターをリリースして発動できる。
デッキから「超重武者」モンスター1体を特殊召喚する。
装備モンスターをリリースしてデッキから超重武者をリクルートする効果を持つ装留。
ダイ-8からサーチして装備&リリースの流れで好きな超重武者にアクセスしたり、イワトオシに装備&リリースでサーチとリクルートを同時に行う事も可能。
フィールドからも装備出来るのでテンB-Nの特殊召喚&吊り上げからなら召喚権すら使わずにリクルートも可能と言う万能カード。
一応、装備モンスター以外攻撃出来なくなる効果もあるにはあるがリクルート効果が強すぎてぶっちゃけ空気。


超重武者装留ガイア・ブースター
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
装備モンスターはチューナーとして扱う。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在せず、このカードの効果でこのカードが装備されている場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
装備モンスターをチューナー化出来る装留。 墓地に魔法罠が無ければ装備状態の自身を特殊召喚する効果も持つ。
チューナーが引けない事故を軽減しつつ、幅広いシンクロ召喚が可能になる。
逆にチューナーだらけなら自身を特殊召喚して非チューナーを用意する事も可能、と柔軟にシンクロ召喚をサポートするカード。



ペンデュラムモンスター

全員名前が微妙に異なるが、ルール上『超重武者』として扱われる。

超重輝将サン-()
ペンデュラム・効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 300/守 500
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在する場合、このカードはPスケールは4になる。
(2):1ターンに1度、自分の「超重武者」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。
【モンスター効果】
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
「超重輝将サン-5」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
自分フィールドの「超重武者」モンスターを2体までリリースして発動できる。
リリースした数だけ自分はデッキからドローする。
ブレイカーズ・オブ・シャドウにて、ついに出ました超重武者のペンデュラム。
P効果は、自分墓地に魔法罠があると自身のPスケールを下げるデメリットと、相手を戦闘破壊した超重武者への連続攻撃。
モンスター効果は墓地に魔法罠がない時に自分の場の超重武者をコストに手札を増やす効果。
出来ればイワトオシや装留を墓地へ送りたい。
スケールの関係上ベン-KをP召喚出来ないのが残念な所。
アニメ版ではPスケールの変動がなく、モンスター効果は不明だった。
「サンゴ(珊瑚)。」


超重輝将ヒス-(イー)
ペンデュラム・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1800/守2800
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「超重武者」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ上げる。
【モンスター効果】
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
このカードは「超重武者」モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
(2):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
同じくBOSHにて、ついに出ま(ry
P効果は、P召喚を超重武者に限定するデメリットと超重武者のレベル操作。
モンスター効果は超重武者共通の場に出た自身の表示形式変更と守備表示攻撃を持つ。
いわばベン-KのPモンスター版だが、こちらは超重武者のリリースであればモンスター1体でアドバンス召喚が可能。
但しベン-Kと異なり別の超重武者に守備表示攻撃を付与する効果は持たない。
攻撃力が高いので巨大ネズミに対応しないのはやや痛い。
アニメ版ではP召喚の制限がなく、モンスター効果は不明だった。
更に自分のPゾーンのカードがヒス-Eのみなら自分のエンドフェイズに自壊していた。
アニメではサン-5と共にPゾーンに置かれ、超重魔獣キュウ-Bに追加攻撃をさせた。
「ヒスイ(翡翠)。」


超重神童ワカ-U4(ウシ)
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1000/守1500
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
「超重神童ワカ-U4」以外の「超重武者」Pモンスター1体をデッキから選んで自分のPゾーンに置く。
その後、このカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
手札・デッキから「超重武者」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材としてEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。
このカードをPゾーンに置く。
CYBERSTORM ACCESSで登場したOCGオリジナルの超重武者ペンデュラムにして初のペンデュラムチューナー。
P効果は自分の墓地に魔法罠がない時に同名以外の超重武者PをPゾーンに置きつつ自身をPゾーンから特殊召喚する効果。
モンスター効果は自身を超重武者扱いにする効果外テキストと、自分の墓地に魔法罠がない時に手札のモンスターを捨てて手札・デッキから超重武者を特殊召喚、自身がシンクロ素材になったらPゾーンへ移動する効果を持つ。
Pゾーンから自身を特殊召喚、モンスター効果で非チューナーを呼びつつシンクロ素材になって再びPゾーンに舞い戻る、と召喚権を使わず超重武者シンクロが出せる期待の新星。
逆に召喚権を使用してモンスター効果からスタートすれば大型超重武者シンクロにも繋げられる非常に強力な1枚。
元ネタは義経の幼名「牛若丸」。
…だが、左右で色の違うゴーグル・肩にかけた上着・赤と緑のオッドアイと言う明らかに榊遊矢を意識した見た目になっている。
モンスターゾーン・Pゾーン・EXデッキを縦横無尽に駆け巡る効果も、彼のアクションデュエルを義経の八艘飛びに見立てていると言う事なのだろう。


超重僧兵ビッグベン-(ケー)
ペンデュラム・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守3500
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「超重武者」モンスターが存在する場合に発動できる。
デッキから「超重武者装留」モンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
手札・デッキから「超重武者ビッグベン-K」1体を墓地へ送り、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードがS素材としてEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。
このカードをPゾーンに置く。
CYACで登場したOCGオリジナルの超重武者ペンデュラムにしてペンデュラム化したビッグベン-K。よく見るとワカ-U4同様赤と緑のオッドアイになっている。
P効果は自分の場に超重武者がいる時に超重武者装留をサーチする効果。
モンスター効果は自身を超重武者扱いにする効果外テキストと、自分の墓地に魔法罠がない時に手札・デッキから本家ビッグベン-Kを捨てて自身を特殊召喚、自身がシンクロ素材になったらPゾーンへ移動する効果を持つ。
本家が持ってた守備表示のまま攻撃する効果は持たないので単体ではシンクロ素材にするしか使い道がなく、カカ-Cなどで本家を蘇生したりと言った工夫が必要になる。
本命はP効果の方で非常に緩い条件での装留のサーチ。ノーコストかつノーデメリットなので非常に使い勝手が良く、
ワカ-U4と組む事で
  1. ワカ-U4のP効果でこのカードをPゾーンに置きつつあちらを特殊召喚
  2. このカードのP効果でガイア・ブースターをサーチ
  3. ガイア・ブースターの効果でワカ-U4に装備後即解除して特殊召喚
と、召喚権を使わず☆8シンクロorランク4エクシーズorリンク2のリンク召喚が可能になるデザイナーズコンボを形成している。
ガイア・ブースターをダブル・ホーンorシャイン・クローに変えれば☆5or☆6シンクロも狙える様になる。
このコンボには召喚制限がかからない上に墓地に魔法罠がなければ良いので初動としては非常に使いやすく、
混沌魔龍 カオス・ルーラーで光闇サーチしつつ墓地肥やし、
ギアギガントXなどのランク4からキーカードをサーチ、
軌跡の魔術師でPモンスターのサーチ、
など、幅広いデッキにおける出張セットとしても注目を集めている。
元ネタは本家と同じく弁慶なのだろうが、同期のワカ-U4が義経&遊矢であった事を考えるとこちらには使い手の権現坂もモチーフに織り込まれていると思われる。
フィールドを駆け巡るアクションデュエルに対して、Pゾーンから動かないその姿は権現坂の「不動のデュエル」を表しているのだろう。



シンクロモンスター

こちらも全員名前が微妙に異なるが、ペンデュラムモンスターと同様にルール上『超重武者』として扱われる。
また、全員がビッグベン-Kと同じく守備表示のまま攻撃出来る能力を持っている。


荒ぶる神よ、千の刃の咆哮と共に砂塵渦巻く戦場(いくさば)に現れよ!
シンクロ召喚!
いざ出陣!レベル10!超重荒神スサノ-O!!

超重荒神スサノ-(オー)
星10/地属性/機械族/攻2400/守3800
機械族チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):1ターンに1度、自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、相手の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
権現坂の新たなる不動のデュエルの境地。
こっちの不動達した境地とは関係ない。
名前は「スサノオー(素戔嗚)」。くわしくは個別項目参照。



雄叫び上げよ、神々しき鬼よ!見参せよ、氷雪荒ぶ戦場に!
シンクロ召喚!
いざ出陣、レベル6!超重神鬼シュテンドウ-G!!

超重神鬼シュテンドウ-(ジー)
星6/地属性/機械族/攻 500/守2500
機械族チューナー1体+チューナー以外の「超重武者」モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在せず、このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
スペシャルサモン・エボリューションで登場したモンスター。
シンクロ召喚時に墓地がモンスターだけなら、ハーピィの羽根帚が打てる。
フルモンが苦手な相手のバック処理ができるのは強力。
相手にレベル4がいる状態でタマ-Cを出したり、レベル4超重武者がいる時にホラガ-Eを出せば簡単にシンクロ召喚できる。
「シュテンドウジー(酒呑童子)」。

同パックに収録された他のモンスターがアニメに登場しない中、権現坂・柚子のタッグデュエルにてまさかの登場。
ハリルの《ランプの炎精ファイヤー・ジーン》の効果で道連れにされ権現坂のライフが0になってしまうも、
ハリルのエースを戦闘破壊し、ハリル・オルガの魔法・罠を全て破壊してコントロールを奪われてたPカードを柚子の手に戻すなど、逆転への道筋を残す大活躍をした。



動かざること連山の如し。大岩に宿りし魂、今、そびえ立つ砦となれ!
シンクロ召喚!
いでよ、レベル9!超重魔獣キュウ-B!

超重魔獣キュウ-(ビー)
シンクロ・効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻1900/守2500
チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードの守備力は、相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの数×900アップする。
BOSHで登場した超重シンクロ3体目。(OCG化発表はムサ-Cの方が早かったが、発売はこちらの方が4日早い)
共通の守備表示攻撃に加え、相手が特殊召喚したモンスター×900自身の守備力がアップする。
特殊召喚した敵モンスターが1体だけの場合レベルの低いビックベン-Kの方が守備力が高いなどやや不遇。
明確にアドバンテージの取れる他の超重武者シンクロモンスターと比べると効果が攻守変更のみのため使いにくい印象があるのは否めない。
そもそも超重武者でレベル9のシンクロをしようと思えば、大抵三体のシンクロになるが、その場合トリシューラが出せてしまう。
差別化をするならばホラガ-Eなどの特殊召喚制限後も出せること、そしてタマ-Cで相手のレベル7モンスターを吸える要員となれることを活かすべきだろう。
アニメ版には攻撃対象が最も攻撃力の高いモンスターになる制限があった。
「キュウビー(九尾)」。QB


超重剣聖ムサ-(シー)
シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻 300/守2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
自分の墓地に魔法・罠が存在する場合、このターン自分はそのモンスター及びその同名モンスターを召喚・特殊召喚できない。
(2):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
12月号のVジャン付録で登場する超重シンクロ4体目。
攻撃力2300相当と心もとないが、真価は(1)の効果だろう。
シンクロ召喚時限定だが、墓地の機械族全般を手札に戻せる強力な効果。
これは超重武者以外に音響戦士やブンボーグ等も回収出来るということ。
但し戻したモンスターはそのターン出せない。
シンクロ素材の制限なし、召喚にターン制限なし、
墓地に魔法罠があっても発動可能、超重武者以外も回収可能、と制限がかなり緩い。
元ネタは「ムサシ(宮本武蔵)。」



闇に潜む忍の者よ。山に木霊する叫びと共に、荒れ果てた戦場に現れよ!
シンクロ召喚!
いざ出陣!超重忍者サルト-B!

超重忍者サルト-(ビー)
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2000/守2800
機械族チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、フィールドの魔法・罠カード一枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、相手に500ダメージを与える。この効果は相手ターンでも発動できる。
インベイジョン・オブ・ヴェノムで登場する超重シンクロ5体目。
いつもの守備表示攻撃効果と毎ターンサイクロンの効果を併せ持つ。
相手魔法罠1枚を破壊できる効果は便利だが、超重武者にはハーピィの羽根帚効果を持ちかつサルト-Bより遥かに出しやすいシュテンドウ-Gが既に存在するので、相手ターンにも発動可能という点を活かしたい。
攻撃力が微妙に高く奈落に引っかかる1500を超えており、また守備力は同じレベルのベン-Kと違い3000を越えていないなどステータスにはやや難点がある。
また、キュウ-B同様相手レベル6モンスターをタマ-Cで奪える要員として入れておくのもありだろう。
ただし、レベル6モンスターは他のレベルより比較的相手フィールドにいることは少ない点は注意である。
サタンクロースで相手耐性モンスターをリリースによって除去し、タマ-Cで吸うなどすれば無理なくコンボが決まる。
元ネタは「猿飛佐助」



速きこと風の如く!静かなること林の如し!音無く忍びトドメを刺せ!
シンクロ召喚!
出でよ、レベル7!超重忍者シノビ-A・C!

超重忍者シノビ-()(シー)
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻1200/守2800
機械族チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードの元々の守備力はターン終了時まで半分になり、このターンこのカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
レイジングテンペストで登場する超重シンクロ6体目。
いつもの守備表示攻撃と元々の守備力半減による直接攻撃。
そして効果破壊限定だが墓地制限なしの自己再生能力を持つ。
通常の戦闘破壊やバウンスには無力だが相手の激流葬やブラホを気にしくていいのは利点。
更に蘇生は自分の破壊でも可能なので自分の激流葬等の破壊にも対応可能。
ただ蘇生は次のスタンバイフェイズと遅いので場がガラ空きになりやすいのには注意。
ついでに自分の魔法罠で破壊すると直接攻撃が出来なくなる点にも注意。
直接攻撃で参照するのは「元々の」守備力であり表示形式の制限もない。
なので守備力を下げられたり攻撃表示のままでも1400での直接攻撃は可能。
元ネタは「忍び足」。
相手をすり抜けて攻撃するのはまさしく忍者でござる。



不動の鬼神よ!覚悟の拳を握り締め、今!鉄の鬼となって戦場を駆け巡れ!
シンクロ召喚!
いざ出陣!現れろ、レベル12!超重蒸鬼テツドウ-O!!

超重蒸鬼テツドウ-(オー)
シンクロ・効果モンスター
星12/地属性/機械族/攻2000/守4800
「超重武者」チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター2体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードの守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):1ターンに1度、手札を2枚まで捨て、 捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
お互いの墓地の魔法・罠カードを全て除外し、 除外した数×200ダメージを相手に与える。
COLLECTORS PACK 2017で登場した超重シンクロ7体目。
超重武者最大の守備力に加え、最大2:2交換が可能な除去と墓地除外バーン効果を持つ。
除去効果はシンプルで対策されやすいものの、破壊できるカードの種類には制限がなく使いやすい。
墓地除外バーンはこちらがフルモン前提なことを考えると、相手側の魔法や罠を除外するのが基本だろう。
ただチューナー・非チューナー共々超重武者である必要があるため、召喚難易度は高め。
主にヒス-Eとホラガ-Eなどの組み合わせに、シャイン・クローを合わせてシンクロ召喚を狙うことになるだろう。
また、壊星壊獣ジズキエルを送りつけてからタマ-Cの効果で特殊召喚と言う手も。
元ネタは実在する蒸気機関車「弁慶号」。
名前の由来は日本国内の多くの鉄道敷設や再建事業に関わり「鉄道王」と呼ばれた根津嘉一郎からか。



超重天神マスラ-(オー)
シンクロ・効果モンスター
星12/地属性/機械族/攻2100/守4000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):自分フィールドの「超重武者」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドの「超重武者」カード1枚を破壊できる。
(3):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードの効果を発動した場合に発動できる。
自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。
CYBERSTORM ACCESSで登場した超重シンクロ8体目。
そして見た目は完全に権現坂。
超重武者が破壊される際に場の超重武者を身代わりに出来る効果と、相手が魔法罠を使用したら手札が3枚になるまでドローする効果を持つ。
手札消費が激しく補充手段が乏しい超重武者にとってドロー効果はかなり貴重。
身代わり効果は装備状態の装留かペンデュラムをコストに使う事になるか。ペンデュラムならP召喚で場に戻して使い回しも狙える。
ワカ-U4のモンスター効果で僧兵のビッグベン-Kを特殊召喚すれば即座にシンクロ召喚しつつ、Pゾーンの両者+僧兵でサーチした装留で3回まで破壊を耐えられるデザイナーズコンボが形成されている。
また、素材の縛りが非常に緩い上に打点も4000と高く、ドロー効果はフルモンでなくても使えるため、レベル12シンクロが出せるデッキなら汎用シンクロとして採用もできる。
守備力4000の出しやすい超重武者扱いのモンスター、と言う事でDDD 超視王ゼロ・マクスウェルを絡めたらブレイク・アーマーの先攻ワンキルに利用された事も。
「マスラオー(益荒男)」。


超重神将シャナ-(オー)
シンクロ・ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2000/守2500
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、さらにその相手モンスターは攻撃力が0になり、効果は無効化される。
【モンスター効果】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):このカードがS召喚されている場合、1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
自分の墓地及び自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のカードの中から、「超重武者」モンスターカード1枚を選んで特殊召喚する。
その後、このカードを自分のPゾーンに置く事ができる。
CYACで登場した超重シンクロ9体目にしてシンクロペンデュラム。
P効果は相手モンスターの攻撃宣言時にPゾーンから自身を特殊召喚し、自分の墓地に魔法罠がなければ攻撃モンスターの攻撃力を0にして効果も無効化。
モンスター効果は自身がシンクロ召喚されている場合にバトルフェイズ中に墓地・魔法罠ゾーンから超重武者を特殊召喚し、その後任意で自身をPゾーンに置ける効果を持つ。
シンクロ召喚に成功した時点で墓地に素材がいるため蘇生対象にはまず困らず、Pゾーンからも出せるためヒス-Eや同名カードを呼び出せれば更に追撃が可能。
自身をPゾーンに置くのは任意だが、破壊された時にPゾーンへ行く効果を持たないのでP効果を狙う際はこちらを利用する事になる。
P効果は相手依存になるが、相手の攻撃を牽制出来るため相手ターンに動く手段の少ない超重武者ではありがたい効果。
「シャナオー(遮那王)」。元ネタは牛若丸の次に名乗った義経の稚児名。鎧を身に纏って成長したワカ-U4の姿をしている。



その他・未OCGの「超重武者」

  • 超重武者カク-()
  • 超重武者ロッカ-()
  • 超重武者カタナカ-(ジー)(Sモンスター)

  • 超重武神フドウミョウ-(オー)
効果モンスター
レベル8/地属性/機械族/攻撃力1000/守備力3000
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
①:自分・相手のバトルフェイズに、自分フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの「超重武者」モンスター1体をリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、バトルフェイズを終了する。
このターン、対象のモンスターとこのカードは効果では破壊されない。
②:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
③:1ターンに1度、フィールドのモンスターを2体まで対象として発動できる。
このカードがモンスターゾーンに存在する限り、ターン終了時まで、対象のモンスターは戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。


相性のいいカード

●巨大ネズミ
ご存知リクルーターの一体。地属性対応版。
超重武者は攻撃力が低いため、リクルーターから呼び出せる超高打点として使用出来る。
自爆特攻→ビッグベン-Kでいきなり3500打点を召喚できる。

厳征竜-レドックス
手札に来たベン-Kを処理出来、死者蘇生が積めないこのデッキでは貴重な蘇生手段になりうる。
超重武者は地属性が多いためコストもそこまで不自由はしないだろう。2015.4制限で禁止カード。

●ギアギガントX(クロス)
機械族レベル4×2、つまりテンB-Nから出せるエクシーズモンスター。
後続のテンB-Nをサーチ・サルベージするもよし、攻め込むための装留を用意するもよし。

●銀嶺の巨神
地属性レベル3×2で出せるエクシーズモンスター。
ステータスは1800/2200とそこそこ程度だが、相手モンスターを破壊したとき墓地の地属性を守備表示で蘇生出来る効果を持つ。
守備表示のままで攻撃出来るベン-Kならそのまま高打点で追撃が可能。

冥府の使者ゴーズ
フルモンスターであるため、よくある「ダイレクトアタック受けたのにバックが邪魔でゴーズが出ない!」と言うことが起きにくい。
また、カイエントークンは通常モンスター扱いのため、フルモンの天敵であるワイアームを突破出来る。

星見獣ガリス
フルモンデッキ御用達の特殊召喚モンスター。
地属性なのでホラガ-Eとシンクロしてナチュル・ビーストを召喚可能。
ビッグベン-Kで1600バーンが狙えるのも魅力。

●工作列車シグナル・レッド
列車モンスターの1体。元はアンナのカード。
相手の攻撃宣言時に特殊召喚され、戦闘を引き受ける効果を持つ。
さらに一度だけ戦闘で破壊されないため、2度のアタックを封じたり、生き残った場合にシンクロ・エクシーズ素材にしたりリリースに使用したりと便利に扱える。

●ファイヤー・ハンド/アイス・ハンド
いわゆるハンドモンスター。自爆特攻を繰り返し、厄介なモンスターや魔法・罠を始末可能。

●エキセントリック・デーモン
魔法・罠を破壊するペンデュラムモンスター。ヌス-10やハンドモンスターと使い分ける形になる。

音響戦士
召喚権を増やす効果を持ち、スケール1のためエキセントリック・デーモンやサン-5と併用で2~6のペンデュラム召喚が可能になるマイクスと、音響戦士をリクルート出来るギータスが相性がいい。

エフェクト・ヴェーラー幽鬼うさぎ
手札から発動し相手の効果を食い止める定番の効果モンスター。
フルモン構築ならばぜひ用意したい。

●ナチュル・パルキオン
超重武者のほとんどは地属性のため、シュテンドウ-Gと状況により使い分けることができる。
フルモンにとって天敵のスキルドレイン対策にもなるので、できるかぎり序盤に用意したい。

Aジェネクス・バードマン
テンB-Nやガリスの再利用ができる。
テンB-Nでイワオトシ釣り上げ→テンB-Nを手札に戻しレベル7シンクロを呼びつつ超重武者サーチのコンボは強力。

壊獣
ご存知万能除去モンスター群。
フルモン型ならタマーCでキングギドr…サンダー・ザ・キング以外を素材に大型シンクロに繋げられる。

●セルフ墓地除外可能な魔法・罠
超重武者の効果発動条件は「墓地に魔法・罠が存在しないこと」なので、墓地から自主退場できる一部の魔法・罠カードはフルモン型でも採用できる。
特にギャラクシー・サイクロンはスキルドレインを割れるため重宝する。
ただし、除外できずに展開を妨げてしまったり、ガリスの特殊召喚が失敗する可能性があるなどデメリットも存在する。


弱点

  • モンスター効果メタ
フルモン故にこれも大きな弱点となる。定番のスキルドレイン等の永続系はもちろん《禁じられた一滴》や《冥王結界波》などの複数のモンスターを一度に無力化出来るカードや、《三戦の才》《三戦の号》《俱利伽羅天童》といった、『相手モンスターが自分のターンで効果を発動した』ことでトリガーとなる捲り札もインフレしいる今の遊戯王ではモンスターのみでの盤面形成には不安が残ってしまう。

  • 手札誘発
展開系デッキのため手札誘発全般に弱く、更にそれらの対策となる指名者系を投入出来ないことがフルモン故の大きなハンデとなる。

また、機械族なのでキメラテック・フォートレスには当然一気に除去されてしまう。


追記・修正は座ったままオーバートップクリアマインドに到達してから御願い申す。

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最終更新:2024年04月06日 15:19

*1 江戸時代〜昭和初期まで活躍をしていた荷車の「大八車」の事。