アウトロー・ペッパー

登録日:2015/03/18 Wed 11:09:21
更新日:2024/01/01 Mon 07:49:53
所要時間:約 2 分で読めます







植物が火を嫌がるだって?

馬鹿も休み休みに言えよ!

――アウトロー・ペッパー



概要

アウトロー・ペッパーとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-19「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」にて収録。レアリティはコモン。

まさかの火文明のワイルド・ベジーズ


スペック

アウトロー・ペッパー C 火文明 (3)
クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 4000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のパワー3000以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンに置く。
素のスペックは高い方だが、デメリットが付いている。

コスト3なのに対してパワーは4000と高め。
しかし、その代償として味方のパワー3000以下のクリーチャーを一体マナに送らねばならない。

だが、このクリーチャーのデメリットは逆にメリットとして機能することが多い。

マナ送りで場のクリーチャーが減るということは、逆に言うとマナが増えるということ。
用済みとなったcip持ちの小型クリーチャーをマナに送れば、逆にマナブーストを行える。

このカードは野菜であるが火文明なので、自然を投入せずとも、マナブーストを行えるという点は注目できるかもしれない。
ただ、クリーチャーを減らすことには変わりはないので速攻には不向き。

cipクリーチャーを使い回せるという部分も評価点。

マナ送りにしたcip持ちクリーチャーをマナ回収で回収すれば、再び能力を使いまわせる。
ワイルド・ベジーズは本来自然文明の種族であり、《大菜王ビッグ・ナスディーン》などマナ回収ができるカードも存在する。

デメリットを抜きにして考えた場合でも、3コストクリーチャーにしてはパワーが高め。

単純に殴り手としてはそこそこ優秀である。
不死鳥編当時よりはパワーインフレは進んでいるが、今見てもあまり問題は無い。

このように、単純に珍しいだけの火文明のワイルド・ベジーズに収まらないスペックを持っている。

自然の要素を持っているが故、火文明では貴重なマナブースト要員となっている。
火を投入したワイルド・ベジーズデッキや、中速ビートダウンへの投入候補として考えられる。

火の火力的な要素と、マナゾーン送りにする自然の要素が上手く融合されたクリーチャーと言えるだろう。


相性の良いカード

ビクトリー・アップル VR 自然文明 (2)
クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 2000
フォートE:ワイルド・ベジーズ(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ワイルド・ベジーズを自分のマナゾーンでタップしてこのクリーチャーを召喚していた場合、このクリーチャーは次のFE能力を得る)
FE-クリーチャーを1体、自分の墓地からマナゾーンに置いてもよい。
フォートE:ドラゴン
FE-クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

林檎のワイルド・ベジーズ。

アウトロー・ペッパーとは相性が良い。
アウトロー・ペッパーでマナ送りに出来るため、再びフォートEなどを使いまわせる。
それだけではなく、アウトロー・ペッパーでマナ送りにされたクリーチャーを回収できることも魅力。


補足

DMでは非常に珍しい火文明のワイルド・ベジーズ。

何故火文明でワイルド・ベジーズが登場したかというと、これは不死鳥編の背景ストーリーが影響している。
不死鳥編時期の超獣世界では文明という概念が形骸化していた。
なので、旧種族が生き残るために他文明の種族になっている状況もおかしくは無かったのだ。

そのため、DM-19では旧種族のカードが従来ではありえなかった他文明に出張している例が見られる。
このクリーチャー以外にも《樹脈の守護者エバード・ゼノム》とかがその見本である。

なお、アウトロー・ペッパーのモチーフは唐辛子。

唐辛子の燃えるような辛さは火文明のイメージにぴったりではある。上手い組み合わせと言えるだろう。
また、アウトロー・ペッパーはフレーバーテキストで野菜が火を嫌がるという常識を否定している。



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最終更新:2024年01月01日 07:49