スナイプ・アルフェラス

登録日:2015/05/06 Wed 21:08:09
更新日:2024/04/17 Wed 23:25:17
所要時間:約 5 分で読めます






グランド・デビルとの共生がディープ・マリーンにとっては最良の選択肢だった。



概要

スナイプ・アルフェラスとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-19「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」にて収録。レアリティはアンコモン。

グランド・デビルデッキでは高確率で投入されるディープ・マリーン

スペック

スナイプ・アルフェラス UC 闇文明 (3)
クリーチャー:ディープ・マリーン 2000
自分のグランド・デビルをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
自分のグランド・デビルが破壊された時、自分の手札を1枚捨てる。

例えるならば、グランド・デビル用に調整された《雷鳴の守護者ミスト・リエス》。

自分のグランド・デビルを出した時にカードを一枚引ける。
その代わりに、自分のグランド・デビルが破壊された場合は自身の手札を一枚捨てなければならない。
破壊されたときの効果は強制だが、ドロー効果に関しては任意となっている。

この効果がグランド・デビルの戦略と噛み合っており、強力なシナジーを発揮する。
グランド・デビルは小型クリーチャーを数多く揃えるため、ドロー効果をバンバン使える。

デメリット効果が気になる人もいるだろうが、これも少しの工夫で気にしなく出来る。

同じディープ・マリーンである《メディカル・アルナイル》の効果なら、失う手札をフォロー可能。
また相手ターン中ならば、旧型マッドネスとの相性は抜群。
グランド・デビルも提督を抱えているため、マッドネス効果を発動しやすい。

スナイプ・アルフェラス自身の素の性能もそこそこ。
コスト3のパワー2000ということで、ひとまず最低限のスペックは持っている。
小型のシステムクリーチャーの壁となる《ローズ・キャッスル》一枚で倒されないと考えれば悪くない。

グランド・デビルの種族デッキを組むなら、投入は必須に近いと断言できるカードである。

相性の良いカード

メディカル・アルナイル UC 水文明 (2)
クリーチャー:ディープ・マリーン 1000
自分のグランド・デビルが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻してもよい。

フレーバーテキストが何か奥深いディープ・マリーン。

コイツのモヤシを授ける効果で、スナイプ・アルフェラスのデメリットを消滅させられる。
手札を失うというデメリットが消える以上、かのミスト・リエスを超えるドローすら期待できる状況を形成できる。

これらディープ・マリーン二枚による大量展開は、もはや不死鳥編登場時期からの鉄板。

悪魔提督アルゴ・バルディオル R 闇文明 (7)
クリーチャー:グランド・デビル/ディープ・マリーン 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からグランド・デビルとディープ・マリーンをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。
相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。

グランド・デビル/ディープ・マリーンの提督。

旧型マッドネスを持っているため、相手ターン中ならスナイプ・アルフェラスのデメリットを消せる。
踏み倒した後は、スナイプ・アルフェラスのドローと提督の効果も合わさって、手札を多く増やせる。

デュエル・マスターズ プレイス

スナイプ・アルフェラス R 闇文明 (3)
クリーチャー:グランド・デビル 2000
各ターン、初めて自分の他のグランド・デビルがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。
各ターン、初めて自分の他のグランド・デビルが破壊された時、自分の手札をランダムに1枚捨てる。

DMPP-08 第8弾「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」にて収録。地味にレアリティがレアに昇格。
プレイスではサポート種族の存在が抹消された影響で種族がグランド・デビルへと変更されており、サポートを受けやすいという点では強化になった。
しかし要の能力の方は弱体化。ドロー各ターン1回の回数制限、ハンデスはセルフからランダム仕様に変更と辛い調整を受けた。レアリティは上がったのに…。

デメリットであるハンデスのランダム化により、TCG版では可能だったマッドネスとのコンボが任意で行える可能性が低くなってしまった。
しかも捨てるカードはランダムなので、場合によっては自ら切札を捨ててしまって状況が不利になる展開が起きる可能性も高い。
それでも何とかグランド・デビルとしてのドローエンジンとしての性能は維持しており、TCG版のような爆発力はないが種族デッキには是非投入したいカードではある。
上述したように種族がグランド・デビルとなったので種族デッキにおいてフェニックスなどに進化する頭数としては計算しやすくなった面はあるため、完全な弱体化とは言いにくい部分も。

Ver.2.2.4後

スナイプ・アルフェラス R 闇文明 (3)
クリーチャー:グランド・デビル 2000
各ターン、初めて自分の他のグランド・デビルがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。
各ターン、初めて自分の他のグランド・デビルが破壊された時、自分の手札を1枚捨てる。

DMRP-08におけるランクマッチ環境では、グランド・デビルの種族デッキの使用率や勝率が運営の想定を下回った。
その結果を見て運営は種族デッキの要となるはずだったこのカードの能力に問題があったと判断したらしく、調整が行われることになった。

ランダムだったセルフハンデスが変更され、TCG版と同様に自分で好きな手札を捨てられるように変更された。
調整前はセルフハンデスがランダム仕様だったことで発生していた上述の問題点が解消されており、使いやすさは向上している。

補足

フレーバーテキストは、ディープ・マリーンがグランド・デビルとの共生を望んだことが記載されている。

滅びに向かった旧種族が合体して生き延びた姿と言われるディープ・マリーン。
他種族を自分の体に取り込んで己の物にするグランド・デビル。
目的こそ違うが、その種族的な性質は似た物があり、ディープ・マリーンはパートナーにグランド・デビルを選んだのは必然的なのかもしれない。

しかし、ディープ・マリーンは他のエピソードシリーズでも新規のクリーチャーが登場しなかった。
エピソードシリーズでは、他の不死鳥編のサポート種族は新規カードが登場したのになぁ…。
そして、定期的にプッシュされているパートナー種族のグランド・デビル。

ここまで目立たなくなってしまうと、本当にグランド・デビルと手を組んだのは正しかったのか疑問に思いたくもなる。

プレイス版ではサポート種族の消滅を受けてか、フレーバーテキストも「グランド・デビルとの共生が滅びを待つ種族にとっては最良の選択肢だった。」と微妙に修正された。
こちらのテキストだったとしても、背景ストーリーにおいてグランド・デビルが水文明の旧種族やエンジェル・コマンドなどを取り込んでいる事は示唆されているので、変更としては無理がない文章となっている。
…尤も、取り込まれたと思われる旧種族の悲惨な姿を見るに言うほど最良の選択か?という疑問は思い浮かぶが、醜悪な外観でもそれはそれで生きやすかったりするのかもしれない。多分…。



アニヲタWiki(仮)との共生がWiki篭りにとっては最良の選択肢だった。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • DM
  • DM-19
  • デュエル・マスターズ
  • 闇文明
  • 不死鳥編
  • アンコモン
  • ディープ・マリーン
  • ドロー
  • デメリット
  • スナイプ・アルフェラス
  • アルフェラッツ
  • レア
  • デュエル・マスターズ プレイス
  • グランド・デビル
  • デュエマ
  • 闇文明のクリーチャー

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月17日 23:25