第6期パック(遊戯王)

登録日:2017/11/23 (木) 08:15:00
更新日:2023/05/21 Sun 19:40:32
所要時間:約 7 分で読めます




遊戯王OCGのパックのシリーズの1つ。

2008年3月から2010年3月まで展開された。

前期:第5期
次期:第7期

アニメ5D'sの開始に伴い、発足当時から一環して「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」であった商品名が、
「遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム」に改められた。
なお商品名が変更されてもカード裏面のロゴ等は一切変化しておらず、「デュエルモンスターズ」のカードと完全互換で使用する事ができる。
この商品名変更はアニメが代替わりする毎に行われたが、第10期からは最初の商品名に回帰した。



第一弾
 THE DUELIST GENESIS 
2008年4月19日発売。

「5D'sOCG」として最初の一般パックのパッケージは遊星のエースであるスターダスト・ドラゴン
他にもジャックのエースであるレッド・デーモンズ・ドラゴンや、
牛尾が使用し、当時の環境に絶大な影響を与えたゴヨウ・ガーディアンなど、
様々なキャラクターのメイン級カードが収録されている。
なおこのパックの発売日はアニメ開始のすぐ後であり、アニメでの登場よりも先にOCG化したカードも多い。

新テーマの登場はないが、新たな種族としてサイキック族が登場。

汎用性の高いシンクロモンスターをはじめとして、
優秀なシンクロサポートとして長きに渡って活躍した緊急テレポートやメンタルマスターなど環境に顔を出した面々、
剣闘獣エクイテや剣闘獣の戦車歯車街バッテリーリサイクルといった
今でもテーマ・デッキの重要なパーツとして活用されているカード等、優秀なカードが多々収録されている有力パックでもある。
ただ、優秀なカードの多くはこのパックの発売後さほど期間が開かない内に再録されてしまった事もあり、
わざわざこのパックを買う必要が無い事も多かった。
レッド・デーモンズ・ドラゴンに至ってはこのパックの発売よりも前に少年ジャンプに付属していたためこのパックに入っている物自体が再録である。


第二弾
 CROSSROADS OF CHAOS 
2008年7月19日発売。

パッケージはアキのエースであり強烈なリセット効果で環境を大きく変貌させたブラック・ローズ・ドラゴン
新たなテーマとして「C(チェーン)」と「D(ディフォーマー)」が登場。
アニメに登場するアキが使用する植物族や、
近い次期に発売されたストラクチャーデッキのコンセプトとなっているアンデット族の強化カードも数多く収録されている。
特にゾンビキャリアは連続シンクロ召喚を行える便利なチューナーとしてシンクロデッキを環境トップに押し上げる活躍を果たした。

コンマイ語講座の難関カードとしてある意味有名なブラック・ガーデンもこのパックで登場。

アニメ5D'sの開始に伴って商品展開やデュエルの中心がシンクロモンスターに移ったため、
前期まで当たり前のように登場し続けていた融合モンスターや融合関連のカードが1枚も収録されなくなった。



第三弾
 CRIMSON CRISIS 
2008年11月15日発売。

パッケージはレッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター
このシーズンのパッケージモンスターの中では唯一シンクロモンスターでもアニメ本編に登場したモンスターでもない。
新テーマとして「/バスター」、そしてインチキ効果でおなじみの「BF」が登場。
環境を超加速させ、当時の禁止指定最速記録を打ち立てたダーク・ダイブ・ボンバーも登場。

上記のダーク・ダイブ・ボンバーやBFを始めとして「エーリアン」の新たなエースとして強力な効果を引っさげ登場した宇宙砦ゴルガーなど
目玉カードは多かったのだが、専用デッキの構築を必要とする「/バスター」がウルトラレアで4枚、「巨大戦艦」がスーパーレアで1枚、
他にもターレット・ウォリアーや白銀のバリア-シルバー・フォース-がスーパーレアで収録されるなど
汎用性が低いカードが高レアリティ枠を食い気味だったため、このパックの高レアカードは当たりと外れの差が激しいクジ引き状態になっていた。


第四弾
 RAGING BATTLE 
2009年2月14日発売。

パッケージは龍亞のエースであるパワー・ツール・ドラゴン
このシーズンのパッケージモンスターとしては唯一ドラゴン族ではないモンスターなのだが、
メインキャラが使用するドラゴン型のモンスターであり名前にもドラゴンとある事からCMなどのメディア上ではドラゴン扱いをされていた。

新テーマとして「コアキメイル」、そしてアニメにて敵キャラクター郡のメインモンスターとして使用された「地縛神」が登場。
環境トップとして台頭していたシンクロアンデットへの対抗策としてか、コアキメイル・ドラゴや禁じられた聖杯、呪言の鏡など
モンスター効果や特殊召喚へのメタカードも収録されている。
他には、後に強力カードへと変貌を遂げる深海のディーヴァ
旋風BFのキーカードとなる黒い旋風やBF-蒼炎のシュラが登場し、この辺りの時期から「BF」が環境上位に並び始める。


第五弾
 ANCIENT PROPHECY 
2009年4月18日発売。

パッケージは龍可のエースであるソリティアコンボで暴れすぎたために禁止指定されたエンシェント・フェアリー・ドラゴン
このシーズンのパックのCMは基本的にパッケージモンスターの使い手がナレーションを担当しているのだが、
このパックだけは何故か龍可ではなく遊星がナレーションしている。本編でも出番少ないのに龍可かわいそう
新テーマとして「フォーチュンレディ」が登場。
X-セイバー」と「フレムベル」も収録され、デュエルターミナル出身のテーマが初めて進出した一般パックとなった。

このパックでフィッシュボーグ-ガンナーが登場、「ガエル」など水属性デッキはもちろんの事、
氷結界の龍 ブリューナクといった汎用性の高い水属性シンクロモンスターとの併用も可能であった事から様々なデッキで活用されまくった。
他には炎属性モンスターに「守備力200とそれ以外」という評価基準を作った真炎の爆発も登場。
だがノーマルレアでの収録であり、再録されるまでは入手が難しかった。


第六弾
 STARDUST OVERDRIVE 
2009年7月18日発売。

パッケージはセイヴァー・スター・ドラゴン
新テーマとして「セイヴァー」と「レプティレス」が登場。
第5期の「STRIKE OF NEOS」以来となる儀式モンスター救世の美神ノースウェムコも登場。
儀式の準備や儀式魔人リリーサーといった今でも見かける機会の多い強力な儀式サポートカードも登場した。
その一方で第一弾から収録され続けたサイキック族関連カードが未収録となった。
ブラック・ブルドラゴや悪魔への貢物など、
この時期に発売されたストラクチャーデッキのコンセプトであるデュアルモンスターをサポートするカードの姿も。


第七弾
 ABSOLUTE POWERFORCE 
2009年11月14日発売。

パッケージはセイヴァー・デモン・ドラゴン
だがパック名はレッド・デーモンズ・ドラゴンの攻撃名。

新テーマの登場は無し。
前弾と同様、発売時期の近いストラクチャーデッキのコンセプトとシナジーするカードが収録。
今回はシュレツダーやオイルメン、マシン・デベロッパーといった機械族のサポート。
超官ことレクス・ゴドウィンの主力モンスターである太陽龍インティ月影龍クイラも登場。
だが当時の高速環境においてチューナー指定のシンクロモンスター2体の召喚は容易ではなかったためあまり人気が出ず、シングル価格も安かった。

第二弾からジェイドナイト→巨大戦艦ビッグ・コアMk-Ⅱ→ゴーレム→ファルシオンβ→ロードブリティッシュと
毎弾グラディウスをモチーフとするカードが登場し続けていたが、このパックでは登場していない。


第八弾
 THE SHINING DARKNESS 
2010年2月20日発売。

パッケージはクロウDホイールにしまってあった新たなエースモンスター、ブラックフェザー・ドラゴン
6期最後の一般パック。
新テーマの登場は前弾に引き続き無し。

インフェルニティ・ビートル、インフェルニティガンといったカードが登場し、インフェルニティが大幅に強化。
凄まじい展開力を得て環境トップの一角となり、満足した。
他にもガエルデッキの中核の一つとなる粋カエルや有力なチューナーに名を連ねたスポーアなど環境に強く影響したカードが登場。
凄まじい妨害能力が注目された儀式モンスター、神光の宣告者も収録。

新たな霊使いである光霊使いライナや天空の泉、A・O・Jコアデストロイなど光属性に関連するカードや、
エレキ」、「電池メン」といった雷族のモンスター及びサポートも目立つ。
また、デルタトライとトライゴンが収録された事で前弾で途絶えたグラディウスの関連カードが復活。



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最終更新:2023年05月21日 19:40