獣兵衛忍風帖

登録日:2018/07/02 (月) 17:29:43
更新日:2024/04/21 Sun 00:48:07
所要時間:約 15 分で読めます





獣兵衛忍風帖(じゅうべえにんぷうちょう)』とは、日本のアニメ映画作品。
1993年6月5日に公開された。


【目次】




【概要】

江戸時代の架空の藩を舞台に闇に生きる達の戦いを描く時代劇エンターテインメントアニメ。
アニメーション制作はマッドハウス、原作・監督・脚本は川尻善昭。『VAMPIRE HUNTER D』などと並んで氏の代表作の一つとして挙げられる。

時代が時代なうえ映画ということも手伝ってか全編に渡って非常にバイオレンスな内容となっており、グロテスクなシーンやエロいシーンも多い。
しかし手に汗握るバトルシーンの数々と王道的なストーリーから現在でも人気も高い。
設定を見ればわかる通り『バジリスク~甲賀忍法帖~』などでお馴染みの名作小説『忍法帖シリーズ』の影響が強く、それらのオマージュ的な部分も多い。
同時に『サムスピ』など本作のオマージュとおぼしきキャラが登場する作品もあったりする。

ビデオ売上は国内だけでなく海外でも好調。というか海外のほうが有名かもしれない。
現在はDVD、ブルーレイなどでも販売されている。


続編としてTVアニメ『獣兵衛忍風帖 龍宝玉篇』が製作されWOWOWで放送された。
また、映像作品として『獣兵衛忍風帖BURST』も公開されているが、こちらは未だソフト化されておらず現在は視聴困難である。



【主題歌】

◇『誰もが遠くでバラードを聴いている』
歌・山梨鐐平



【ストーリー】

ある嵐の夜、望月藩の領内を八つの影が駆け抜けた―――

その翌日、とある村が疫病で全滅したとの報を聞いた望月藩家老は、疫病とその影の関係を確かめるため藩お抱えの甲賀組に調査を命じる。
しかし調査に向かった甲賀組の忍たちは人外の力を振う謎の一団によって悉く虐殺されてしまう。

そんな時、近くを通りかかった一人の男がいた。
男の名は牙神獣兵衛。
偶然の出会いから甲賀組の生き残りのくノ一・陽炎を助けた獣兵衛だったが、これをきっかけに彼は望月藩どころか徳川幕府の存亡を賭けた闇の戦いに関わることになってしまう。

そして獣兵衛が相対する謎の一団・鬼門八人衆の頂点には彼の過去と因縁深いある男の存在が見え隠れしていた……



【登場人物】

主人公たち


牙神獣兵衛(きばがみじゅうべえ)(CV:山寺宏一)
「こりゃ酷く荒れそうだな…グズグズしてられねぇ!」

本作の主人公。
特定の主を持たず、組織にも属さず、その時々金で雇われ仕事をこなし流浪の生活を続ける「はぐれ忍」の男。
やや無気力で無駄な争いなどの面倒事を嫌う性格だが、他者の窮地に見過ごせず、けじめを付けることに拘る義理堅さも備える。
獲物は日本刀の一振り。得意技は素早い抜刀で空を裂き、離れた位置にある物体をかまいたちの如く両断する高速の居合
その他に素早い身のこなしと状況を素早く理解し利用する戦術眼、そして何より敵に喰らい付く根性を武器にする。
かつては山城藩の忍衆に属していたが、五年前隠し金山に関わる藩内の争いの中であろうことか自分たちの忍頭の罠に嵌められて反逆者に仕立て上げられてしまい、刺客として差し向けられた仲間達を手にかけてしまう。そしてその報復として金山に関わった重臣たちと裏切った忍頭を殺し藩から出奔。以降はぐれ忍として生きてきた。

作中では偶然出会った陽炎を助けたことで鬼門衆に狙われることになったうえ、濁庵に毒を盛られその解毒法を教えてもらう条件として一連の事件に関わることを強いられる。
しかしその中で鬼門衆の頭目がかつて自分の手で殺した筈の忍頭・氷室弦馬であると聞き、その真偽を確かめようとする。


陽炎(かげろう)(CV:篠原恵美)
「それまでは皆と同じ…甲賀組の一人じゃ!」

本作のヒロイン兼エロ担当
望月藩甲賀組に属するくノ一
まだ若く大変美しい娘だが、その身体には強力な毒が満ちており、あらゆる毒に対して耐性を備える特異体質の持ち主。
その体質を活かし普段は藩主の毒見役を務めているが、他者と深く触れ合えば自身の毒で相手を殺してしまいかねないため、他人を寄せ付けず自分の命すら顧みず只ひたすら任務に果たそうとする。
しかし気丈に振舞ってはいるもののその心の中には誰とも触れ合えない孤独感を抱えている。
獲物は小刀やしびれ薬を混ぜた花粉など。そして前述の体質を使い交わった相手を殺すことも出来る。

作中では無理を言って仲間達と共に調査に向かうが、仲間達は皆殺しにされ自身も鉄斎に捕まりレイプされてしまう。このシーンはエロい。お世話になった紳士も多いだろう。
しかし獣兵衛の助けで窮地を脱し、以降同じ敵を持つ者同士ということもあって濁庵の提案で共闘することとなる。
当初は獣兵衛を信用しようとしなかったが、戦いの中で自分を一人の女として扱う彼に徐々に惹かれていく。


濁庵(だくあん)(CV:青野武)
「おかしなのはお互い様じゃけぇ」

獣兵衛の前に現れた雲水姿の小柄な老人。
その正体は公儀の隠密であり、闇公方の野望を阻止するべくその配下たる鬼門衆の行動を調査するために望月藩に潜入していた。
飄々として軽口を叩きながらも、任務のためならば冷酷な計略も平然と実行してのける。容姿・言動共にほとんど妖怪同然の食えないジジイ。
伸縮自在の錫杖や手裏剣を武器にしており、瞬時に木の枝に化けるなど隠形術にも長ける。また、腕がゴムのように伸縮している描写もある……ほんとに妖怪なんじゃねぇのか?

望月藩への潜入には成功したものの、自分以外の公儀隠密が皆殺しにされてしまったため、獣兵衛と陽炎に目をつけ、二人を利用し鬼門衆と戦う手助けをさせることに。
そのために獣兵衛に毒を盛り、同時に二人の想いを誘導するような計略を巡らせていく。



望月藩

徳川幕府に属する架空の小藩。藩主は現在参勤交代のため不在。
嵐の中でとある積み荷が漂着したことで、不運にも公儀と闇公方の戦いの舞台となってしまう。

榊兵部(さかきひょうぶ)(CV:森山周一郎)
「捨て置け……というわけにもいかぬか」

望月藩家老。
疫病と謎の一団の関係には懐疑的だったが、半佐に命じ甲賀組を調査に派遣する。
甲賀組壊滅の報を聞いても大して興味を示さず女を抱き続けるなど、やや冷淡な印象の人物だが、終盤には陽炎の報告を聞き部下たちと共に救援に駆けつける。


半佐(はんざ)(CV:森功至)
「何か、臭いまする…」

甲賀組の忍頭を務める男。
疫病と謎の一団との関連を疑い榊に調査を申し出るが、現れた鬼門衆に次々と仲間達は殺され、自身も陽炎を助けるため鉄斎に挑むが両腕を引き千切られ敗北してしまう。



闇公方一派

豊臣再興のため外様十六藩と密約を交わし徳川幕府転覆を目論む闇の勢力。
現在もその力を増しており、鬼門衆を配下に暗躍している。
ただし今作では断片的にその存在が語られるのみで、闇公方本人は登場しない。


◆覆面武士(CV:阪脩)
「今度は徳川がその苦渋を舐める番よ」

闇公方に仕える家来の一人。立場上覆面で素顔を隠している。
終盤、輸送船に乗って弦馬の前に現れ、彼に豊臣再興の野望を語り聞かせる。



鬼門八人衆

望月藩に現れた謎の一団であり、その正体は闇公方の配下として暗躍する戦闘集団。
全員なにかしらの特殊な技能・能力を備えた化け物のような連中で、並の使い手では相手にならない戦闘能力を誇る。
一応闇公方に仕えているが、事実上頭目である氷室弦馬の私兵。
弦馬たち八人の他にも無数の忍衆がいる。


鉄斎(てっさい)(CV:大友龍三郎)
「いいや、方角が違う。三途の川は……あっちだ!!」

スキンヘッドの大男。
敵を痛めつけ嬲り殺すことを楽しむなど粗暴かつ残虐。もぎ取った半佐の腕から流れ出る血を啜るなどの奇行も見せ、更には屍姦すら面白いと豪語するその姿は野獣そのもの。
巨大な独鈷のような双刃の槍を持ち、これをブーメランのように投擲し敵を切り刻む攻撃を得意とする。
更に特殊能力として皮膚を岩石のように硬質化させることができ、刀や手裏剣による攻撃を無効化してしまう。

作中序盤、甲賀組を壊滅させたうで捕えた陽炎を御堂に連れ込みレイプしようとしたが、偶然御堂にいた獣兵衛に左目を潰されてしまい、二人に逃げられてしまう。
その後百合丸の制止も聞かず報復のため獣兵衛を襲撃しその能力で優位に立つが、先の御堂で陽炎の口や性器に口を付けてしまったせいで毒が回り始めており、その影響で硬化した肉体が崩壊。
最期は自ら放った独鈷が脳天に突き刺さり、獣兵衛を道ずれにしようと足掻くもそれも失敗し、鬼門衆最初の戦死者となった。
しかし死の間際、獣兵衛の顔を掌に写していた。


紅里(べにさと)(CV:高島雅羅)
「ご浪人さまはどちらまで行かれるのです?」

長い黒髪を持つ妖艶な美女。
数百の毒蛇を自在に操ることができる蛇使いで、自分自身も蛇の如く脱皮することで敵の追跡を撒く。
その他にも相手を幻惑し行動不能に陥れたり、股倉から出した毒蛇による不意打ちなども使う。
弦馬とは肉体関係を持っており、同じく弦馬に抱かれている百合丸とは互いに対抗意識を持っている。

鉄斎の死後、彼が遺した顔痕を頼りに獣兵衛を発見し追い詰めるが濁庵の横槍に遭う。
その後山中の寺で罠を張り再び獣兵衛を捉えるも、今度は陽炎の介入によって仕留めそこなってしまい、その直後百合丸が事前に仕掛けおいた銅線からの電撃によって殺害されてしまった。


蟲蔵(むしぞう)(CV:野本礼三)
「そうか、皆を案内してやれ」

猫背、というか異様に背中が膨れたような姿の不健康そうな男。
蟲使いであり、その背中には巨大な蜂の巣のようなものがあり、そこには無数の蜂が住み着いている。
この蜂たちは蟲蔵と意思疎通が可能であり、彼の指示に従い敵を追尾し包囲・殲滅する。
蟲蔵自身も刺又を武器としており、切り札として大きな針を口から高速で打ち出す喉針を持っている。

中盤、獣兵衛たちが疫病の広まったという下田村を訪れた際、蜂を使い三人を追い詰める。
更に獣兵衛と戦い彼を池の中にまで追い込むが、隙を突かれかまいたちで右脚を切り落とされ池に転落。
それでも抵抗を試みるが水中で逃げ場を失った巣の中の蜂たちに体を喰い破られる、という自滅に近い形で死亡した。


現夢十郎(うつつむじゅうろう)(CV:若本規夫)
「眼開きは不自由よの」

白い着物を纏った長身細身の男。
盲目の剣客であり、鋭敏な聴覚によって周囲の状況を把握する。その技量は獣兵衛を圧倒するほど。
武器は日本刀のみだが、自身の視覚が無いことを利用し刀身に反射させた強烈な閃光で相手の視界を奪う技を使う。

中盤までは静観していたが、仲間達を次々と打ち倒す獣兵衛の実力に剣客として興味を抱き、石榴の爆破で断崖絶壁から落下しかけた獣兵衛と陽炎を自ら助ける。
そのまま獣兵衛に決闘を挑み、竹林の中「竹を切り倒しその騒音で聴覚を封じる」という獣兵衛の作戦や陽炎の横槍などを破りその実力を見せつける。
そして獣兵衛を追い詰めトドメの一太刀を打ち込もうとするが、先刻陽炎が不意打ちに失敗し竹に突き刺されたままになってた小刀の存在に気付かずこれに斬撃を阻まれ、その一瞬に獣兵衛の刀で胸を貫かれ死亡した。


◆シジマ(CV:大森章督)
「このシジマ様の『鬼爪』を躱すとは……」

黒い頭巾と装束に身を包んだ男。
左手を「鬼爪」という絡繰武器に改造されており、これを高速射出することで相手を仕留める。
また、「自由自在に影へ潜る」「分身したように見せての攪乱」「生者・死者を問わずその肉体を操る」等々非常に多彩な技を使っており、ビジュアル・能力的には一番テンプレ忍者っぽい。

下田村での疫病騒ぎを広めるなど序盤から暗躍しており、終盤には自ら獣兵衛一行を襲撃。
かまいたちで右脚を切り落とされながらも陽炎を攫い、彼女の操り救出にきた獣兵衛を追い詰める。
しかし自らも鬼爪で攻撃を行ったことが仇となり、獣兵衛に影の中の自分の位置を見抜かれてしまい、投擲された刀に背中から胴体を貫かれ死亡した。


百合丸(ゆりまる)(CV:関俊彦)
「たっぷり苦しんで死ぬがいい」

髷を結った小奇麗な優男風の青年。
普段は物静かで冷静に振舞っているが、自分を抱いてくれる弦馬に対する強い愛情、同じく弦馬に抱かれている紅里への嫉妬心など内面はかなり人間臭い。
一方で弦馬以外は眼中になく、石榴の告白も一蹴している。
自身の肉体から高圧電流を発生させる能力を持ち、銅線を操り目標を捉えたうえで電流を流し感電死させる攻撃を得意としている。
また、この銅線は糸電話のように遠距離の相手と通信することも可能で、これを用いて弦馬の指示を受け他の鬼門衆へ司令を送る役割も担う。

作中では序盤から登場し、弦馬への報告や他の鬼門衆への指示出しなどを行う傍ら、恋敵である紅里を懲罰の名目で抹殺するなどしていた。
そして終盤には弦馬に頼んで自ら獣兵衛を討とうと単身彼の隠れた蔵に赴き、見事銅線で獣兵衛を捉え電撃を喰らわせる。
しかしその時石榴が仕掛けていた爆薬が起爆。獣兵衛を仕留めそこなったうえ、一人、蔵と共に木端微塵にされてしまうという呆気ない最期を遂げた。


石榴(ざくろ)(CV:勝生真沙子)
「迂闊であったな百合丸殿」

おかっぱ頭と顔や体に残る傷跡が特徴の女。羽根飾りのついた赤いマントを羽織っており、その下はかなり露出度の高い服装となっている。
火薬類を自在に操り、特に生き物の中に爆薬を仕込み起爆させる戦法をよく使い、爆発後の肉が焼けた臭いを好んでいる。

百合丸に恋愛感情を持っていたが作品序盤で彼に拒絶される*1
以降は百合丸を皮肉るような態度を見せるようになり、終盤には拒絶への意趣返しとして偶然を装い百合丸を爆殺した。
しかし輸送船に忍び込んだ濁庵を殺そうとした際、介入した獣兵衛によって体に火を付けられ、所持していた火薬に引火し大爆発を起こしてしまった。



氷室弦馬(ひむろげんま)(CV:郷里大輔)
「彼奴にこんなところで会えるとはな、楽しみだぞ…獣兵衛!!」

鬼門八人衆を束ねる頭目にして、元山城藩の忍頭。
筋骨隆々の長身の男で、感情を読み取らせない冷たい眼差しを持つ。
口数は少なく寡黙であるが、その行動には一切の容赦は無く、目的のためなら多くの無辜の民を何の感傷もなく「ゴミ」と評して犠牲にしてのける外道そのもの。
また、両刀使いであり、百合丸や紅里と肉体関係を持っているが彼らへの執着は然程無いようである。

武器は左腕を覆うように装着された鎧のみだが、鍛え抜かれたその肉体から次々と繰り出される高速の拳や蹴りは凄まじい破壊力を秘める。
そして何よりも恐ろしいのは彼が持つ転生(てんしょう)の技」と言われる術。
これは自分の肉体の血肉や骨の一片一片を意のままに操ることでどのような傷でも再生させることが出来るというもので、事実上不死身と呼ぶべき能力である。五年前の隠し金山の一件で獣兵衛に首を切り落とされしまった際も、この能力で蘇生を果たした(ただし完全ではなかったのか首にはその時の傷痕が残っている)。

現在は闇公方の配下として、望月藩の漂着した積み荷を確保しようとしており、どこからか指示を出し部下を差し向けている。



その他


道陣(どうじん)(CV:永井一郎)
「うるせぇい!くそったれが!」

冒頭、獣兵衛を襲撃した盗賊風の男。
一見すると普通の体格だが実はかなりの小男で、首から下は絡繰人形に入っている。
本編以前にとある小藩から徳川家拝領の宝剣を盗み出し三〇〇両をゆすり取ろうとしていたが、二〇両で雇われた獣兵衛に奪い返されてしまい、その報復のため仲間と共に獣兵衛を襲撃するも返り討ちにあった。
まぁ獣兵衛の見立てでは貧乏藩から三〇〇両巻き上げようということ自体無茶だったようだが。


新九郎(しんくろう)(CV:菅原淳一)
「掟には…背けぬ!」

山城藩の忍組に属していた男で獣兵衛の友人。
五年前獣兵衛と共に隠し金山の不正の証拠を見つけるが、弦馬の策略で獣兵衛と戦うよう仕向けられてしまい、彼の手で切り殺された。



【用語】

◇下田村
望月藩にある小さな村。
序盤、疫病の蔓延で村人は大人から子供まで一人残らず死に絶えた。
しかし実際には積み荷を輸送するうえで人目を避けるため鬼門衆が村の飲み水に毒を混ぜ村人を殺していたのだった。


◇積み荷
冒頭の嵐の夜、下田村近くの海岸に漂着した船に積まれていたもの。鬼門衆はこれを確保するために行動していた。


◇獣兵衛の毒
序盤に紅里に襲われた際のどさくさにまぎれ濁庵が獣兵衛に刺した手裏剣に塗られていた毒。
遅効性だが体内に入ると一昼夜で効き目が表れ確実に死ぬという猛毒で、獣兵衛は濁庵からこの毒の解毒法を聞き出すため協力せざるを得なくなった。
中盤以降、この毒によって獣兵衛は度々吐血するようになってしまう。




追記・修正は転生の技を身に着けてからお願いします。

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最終更新:2024年04月21日 00:48

*1 この時腹いせに弦馬と紅里の関係を百合丸に伝え紅里殺害の遠因を作った