テンテン(NARUTO)

登録日:2018/09/22 Sat 21:38:18
更新日:2024/04/09 Tue 08:21:50
所要時間:約 4 分で読めます




漫画『NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。
コメディタッチのスピンオフ(?)作品、『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』ではメインヒロインも務めている。


◆もくじ

◆プロフィール

所属:木ノ葉隠れ
役職:下忍→中忍
忍者登録番号:012573
誕生日:3月9日
星座:うお座
血液型:B型
年齢;13歳→17歳
身長:154.3cm→ 164.0cm
体重:42.2kg→47.3kg
性格:研究熱心、世話好き
好きな食べ物:中華まん、ごま団子
嫌いな食べ物:梅干し
好きな言葉:百発百中
趣味:占い
CV田村ゆかり

◆概要

木ノ葉隠れの里に所属するくノ一
マイト・ガイが率いる第三班の班員。
チームメイトは

チャイナ服を着用しており髪型はお団子結びにしている。
変人と天才で構成されるガイ班の中では色々と常識的なキャラクターのため外見は個性的にしたのかもしれない。
公式ファンブックにて「くノ一の中でもデザインが一番気に入っている」と作者は語っている。

◆性格

世話好きな性格で、たびたび無茶をするリーの面倒をみたり、ネジの修行相手を務めたりしている。
個性的なガイ班のメンバーにあって唯一の中立的な存在であり、それゆえにメンバー間の緩衝役にもなっている。
そんな立ち位置のせいか、スピンオフ作品『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』ではツッコミ役となっており、原作でも無限月読で見せられていたのが「ガイとリーがクールな性格になったのでツッコミを入れなくても良くなった世界」であるなど、ほぼ完全にツッコミ役が定着してしまっている。
ちなみにこのシーンではネジもいたが「アレはアレでツッコまなくていいのか」と指摘されていた。

また、伝説の三忍の一人である綱手に憧れており、綱手が五代目火影として帰ってきた時には人一倍喜んでいた。
夢は綱手のような強くてカッコイイくノ一になること。

趣味は占い。
武器オタクでもあり、クナイや手裏剣だけではなく趣味で古今東西の様々な武器を収集している。
原作の最終話では趣味が高じて忍具店を開いてしまったが、時代の流れには勝てないのかあんまり流行ってはいない模様。

◆能力

忍具の使い手で口寄せの術を用いて巻物からクナイや手裏剣、鎖鎌など様々な武器を召喚し、それらの武器を駆使して戦う。
地味に第一部のナルトの同期+ガイ班の中ではナルトを除いて唯一口寄せを使用していた。
半面、細かいチャクラのコントロールは苦手らしく、医療忍術の習得はできなかった。

◆使用術

  • 封入の術
札や巻物に術式を記し、物体や物質を封印する術。
戦闘時はこれらを「開封の術」で取り出して使用する。
口寄せの術の系統に当たる。

  • 開封の術
予め「封入の術」で札や巻物に封じておいた物質を必要に応じて解放する術。
テンテンは忍具や暗器の持ち運びに使用しており、アニメでは炎や水も使用している。

  • 双昇龍
アニメオリジナルの術。
二本の巻物を双昇のように天に向かって開き、跳び上がりながら巻物から次々と忍具を口寄せして敵に投げつける術。

  • 爆龍撃
アニメオリジナルの術。
封入の術で巻物から龍を象った炎を解放する術。

  • 操具・天刃爛漫
ナルストシリーズでの第一部バージョンの奥義。
開封の術で無数のクナイや手裏剣を口寄せし、竜巻の如く軌道をコントロールして敵ごと打ち上げたあと頭上から一気に叩き落とす。

  • 操具・極大鉄球
こちらは第二部バージョンの奥義。無数の鉄球を口寄せして動きを止めたあと、トドメに超巨大鉄球を解放して叩き潰す。


◆作中での活躍

作中での初登場は中忍選抜試験編で、この時は主人公・うずまきナルトの所属する第七班とはライバル関係だった。
しかし、上司のマイト・ガイの意向により、経験を積ませ試験を一年遅らせたため、ナルトたちよりも年齢は一つ上。
この頃は後輩たちのリアクションに「フフフ、可愛い」などとモノローグを浮かべるなどお姉さんポジションだった。
まだ。

中忍試験予選では砂隠れのテマリと対戦。
得意の忍具で応戦するも、飛び道具主体の彼女の戦闘スタイルはテマリの風遁忍術とは非常に相性が悪く、忍具を悉く吹き飛ばされて一コマで完敗した。
原作ではここでの戦闘シーンが描かれずに終わったが、アニメでは詳しく描かれており、切り札「双昇龍」をはじめとする忍具の口寄せを初披露した。

第二部開始時点では中忍に昇格しており、ガイ班の一員として風影奪還任務に参加。
足止めに現れた干柿鬼鮫と交戦しリーとネジと共に「水牢の術」に囚われてしまうも、ガイが八門遁甲の術・朝孔雀を発動し、勝負を決めた。

カカシ班と合流後は我愛羅の監禁場所に突入。
その際、ガイ班は結界を剥がす役割を担うも、のトラップにかかり、自分自身の分身と闘うことになる。

第四次忍界大戦では金角、銀角兄弟が使っていた六道仙人の宝具を拾い、芭蕉扇を用いて角都の分裂体の一体を撃破したものの、無限月読の発動と同時に幻術に掛かり戦闘から脱落。
戦争終結まで繭の中で眠らされていた。

最終話では趣味が高じて忍具店を開いてしまった。
だが、平穏な日々が続いている影響で武器の需要が少ないためか店は繁盛していないようで、暇を持て余している。

◆主な人間関係

テンテンが所属する第三班の班長。
疾風伝では巻物に物質を入れて持ち運ぶ「封入の術」と取り出す「開封の術」について、口寄せを例にとってチャクラ量との比例を説明し、特訓の成果が目に見えず落ち込む彼女に、「努力は決してお前を裏切らない」と元気付けた。

第三班のチームメイト。
よくネジやリーの修行相手をしており、登場したあたりでは何となくネジに気があるのか?という雰囲気が見られたが、気付けばリーを気にかけているような描写が増えていった。
ついでに第四次忍界大戦でネジが死んだときも他の班同様あまり気にしていなかった。
疾風伝では大戦終盤でガイとリーの熱血コンビにとうとうツッコミが追い付かなくなった。
「この二人相手に私ひとりじゃツッコミが追い付かないー! ネジよ! なぜ私を一人にしたのォ!!」

中忍試験予選で対戦するも相性の悪さもあり敗北。
このテンテンとテマリの組み合わせは、童謡「鞠と殿様」のフレーズ「てんてん てんまり てん てまり」から来ているものと思われる。

憧れの女性。
アニメオリジナルエピソードでは綱手への憧れから、医療忍術の習得をはじめ博打や飲酒に挑戦するなど、少しでも綱手を真似ようとしたものの何れも失敗に終わっている。
さらには「綱手は伝説の巨乳だった」などと言われとどめを刺されてしまった。

原作ではほぼ絡まないが、アニメ『フルパワー忍伝』では従兄のネジがレギュラーのため比較的絡みが多い。
多分中の人のせい。

◆余談

個性的な外見や声優が某アイドル声優など恵まれた立ち位置に思えるが、原作での彼女の扱いは非常に悪い。
  • 初戦闘である中忍試験編のテマリ戦では戦闘描写を省かれた挙句完敗。そこから第2部に至るまで彼女の戦闘シーンは無し。つまり第一部では戦闘描写が一切なかったのである。当時は出番の少ないいのやヒナタでさえあったというのに…
  • 単行本の表紙ではナルトの同期+ガイ班で唯一表紙に載っていない。実質ゲストキャラのサブちゃん先生でさえ載ったというのに…
  • 戦争編ではガイ班の中で唯一見せ場がない。
  • サクラ、いの、ヒナタ、テマリと身近の女友達は全員結婚しているにもかかわらず一人だけ独身*1
NARUTOは主人公のいる第7班を中心に物語が進むため、彼らと関係の薄い彼女を目立たせるのは難しかったのかもしれないが…
そんな彼女だがアニメスタッフからはヒナタと並んで人気が高いようで、アニメオリジナルのエピソードでは多く出演している。中には彼女が主役のものまである。
因みにナルトとは1対1で会話したことが原作だと一度もない。(第一部ではナルトのことを「君」付けで呼んでいた。)



リー「それでは幻術でこの記事を立派にしましょう!」
テンテン「…追記・修正でしょ」

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最終更新:2024年04月09日 08:21

*1 実はリーと結婚しメタルを設けていたが、後に離婚したことが判明