瀬川耕司/仮面ライダーJ

登録日:2019/08/29 Thu 17:23:47
更新日:2024/01/31 Wed 18:10:39
所要時間:約 7 分で読めます





変身!

仮面ライダー…J!


瀬川耕司とは、映画『仮面ライダーJ』の登場人物で、同作の主人公である。
ここでは変身後の姿である仮面ライダーJについても記述する。


演:望月祐多


概要


野鳥や自然風景を主に取り扱う、26歳の新進のフリープロカメラマン。
環境問題への関心が強く、環境破壊の現状を調査・公表するためにオートバイで野営しつつ、全国各地の取材の旅を続けている。
湖の汚染を調査するために山に入り、自然を愛する少女・木村加那と出会うが、野営中に大孵化の儀式の生け贄として彼女を狙うフォッグと遭遇し、アギトに崖から落とされ絶命。
しかし、その強い勇気と正義感、そして自然を愛し、痛みを感じる優しい心を地空人に認められ、改造蘇生手術を受け、Jパワーの戦士・仮面ライダーJとして蘇り、フォッグから地球を守る使命を受けた。

自分に備わった力を十分に扱いきれていない部分もあったが、それでも加那を救うために奔走。フォッグの怪人達やフォッグ・マザーを撃破し、加那を救出した。

パーソナリティは前作の麻生勝や歴代ライダーと同様に穏やかな性格だが、加那を救う為にならフォッグのテリトリーと知りつつ果敢に突入する等、ヤマト族プリンス譲りの勇敢さを持っている。
この点やフリーカメラマンであることからもファンの間から、前作の勝が「平成の本郷猛」であることに対し「平成の一文字隼人」と呼ばれることがある。


仮面ライダーJ


スーツアクター:岡元次郎

スペック
身長:194cm
体重:84kg
ジャンプ力:150m
走力:オリンピック選手の数倍

瀬川耕司が、精霊の力・精霊エネルギーと称される神秘の力「Jパワー」により変身する大自然の使者。
Jパワーを自身の力の根源としており、「仮面ライダー」の名は地空人が直接命名している。

自身が身につけているベルトのバックル部に、地空人より授かった「Jスピリット」が装着されている。
これはJパワーを導き出す腹部の結晶体であり、平時においても耕司のベルトのバックルとして露出している。これを用いてJパワーを全身に満たすことで、Jの姿に変身することが出来る。

基本的には本人の意思で自由に変身できるようだが、ガライとの決戦時には右手でJの字を構える(Jサイン)独特のポーズを取って変身を果たした。
このJサインにはJパワーを高める効果があり、必殺技の発動時などに構えることもある。

劇中で明言はされていないが、バッタをモチーフとした改造人間であり、同種の改造人間の例に漏れず脚力に優れている。
だが、劇中では耕司がフリーカメラマンとして活躍する一般人であるために戦い慣れていないのもあってか、通常の格闘戦では力任せのパンチ技をよく使用した。
その為、戦闘スタイルは肉弾戦主体のパワータイプそのものである。

必殺技は上述のJキック(ライダーキック)Jパンチ(ライダーパンチ)Jチョップ(ライダーチョップ)Jエルボー
Jパンチはアギトやズーといったフォッグの怪人を一撃で吹き飛ばすほどの威力があり、さらにアギトやフォッグマザー本体への止めの際にも使用。また蹴り技はここぞと言う時に使用しており、特にJキックはフォッグの3怪人中最強であったガライへの止めの技として使用された。

戦闘・治癒能力も高く、劇中ではアギトやズーとの戦闘で傷を負いながらもすぐに回復(特にズー戦では右腕をパームニードルで貫かれている)し、その後の戦闘に全く支障をきたしていない。

名前の「J」は『ジャンボ(Jumbo、巨大)』を意味しているが他にも『Japan(日本)』、『Judge(審判)』などの意味が含まれており、
原作者の石ノ森章太郎は超全集で「年々、凶悪・強大になってゆく“悪”=文明の持つ負の面にジャッジ(審判)を下す者」としている。また上原正三が著した小説版では『ユピテル(Jupiter、ジュピター)』の頭文字とされている。

先述の通り戦い慣れていないためか、等身大での戦いではほとんどの場合で劣勢に追い込まれ、わずかな隙をついて逆転するという展開が多かった。そのため傷を負うことも多く、「傷だらけ」の印象を覚えやすいライダーでもある。


◆ジェイクロッサー

全長:2100mm
全幅:900mm
全高:1310mm
重量:135kg
ジャンプ力:90m
最高時速:1330km

Jパワーを動力源とするJ専用のスーパーバイク。地空人が耕司のオートバイ(スズキ・TS200R)に大地の精霊の力を注いで改造したもので、Jへの変身の際に耕司の体から発せられるJパワーを浴びることで瞬時に変形する。前作の仮面ライダーZOの愛車・Zブリンガーのように、前面部にJの顔を模した意匠が施されている点が特徴。

天候や路面状況を問わず、いかなる状況下でも常に最高性能を確保し、追跡・戦闘のいずれにも優れた能力を発揮。1000度の高温にも耐えるボディを持ち、体当たり技・ジェイストライクなどでJと共に戦う。ベースマシンはスズキ・DR250S。

劇中では移動以外にもズーとの戦闘でも使用、90メートルのジャンプ力を生かした空中からの体当たり攻撃「ジェイストライク」(からのですれ違いざまのパンチ攻撃)で、ズーを叩き落している。

前作のZブリンガーほどに出番はなかったが、オープニングエンディング映像では、かつてのTVシリーズを想起させるバイク走行シーンがふんだんに盛り込まれた。


ジャンボフォーメーション


身長:40m
体重:736t

Jがフォッグ・マザーの胃袋に飲み込まれ、絶体絶命の危機を迎えた時、加那を助けたいと一心に願うJにベリー、地空人、そして大地に宿る全ての精霊たちが同調し、膨大なJパワーを注いだことで巨大化し実現した『奇跡の最強フォーム』。外見は等身大時と異なり、頭部中央が金属的な色になり、緑の2本線が濃くなっている。

その肉体を用いての格闘戦を戦闘スタイルとしている点は等身大時と変わりないが、フォッグ・マザーを吹き飛ばし各部位を破壊する程の打撃力、雲の上まで達する跳躍力など、全スペックが驚異的なパワーアップを遂げている。必殺技は上述のジャンボライダーキック(ライダーキック)ジャンボライダーパンチ(ライダーパンチ)

(派生作品等で勘違いされやすいが、)これは基本的には 自分個人の力のみで実行できるものではなく、Jが絶体絶命の窮地に追い込まれた際に大地に眠る精霊のエネルギーが高まり、その精霊たちから力を授かることで初めて可能となる『奇跡の能力』である(大事なことなので2度繰り返しました)。Jへの精霊たちから支援されて可能となる強化変身であるため、劇中でJがこの形態になった直後に彼を激励するかのように頭上を何羽もの鳥たちが舞っていたことからも窺える。

劇中ではフォッグ・マザーからの様々な攻撃を受けながらも掠り傷を被ることなく、種々の武装をことごとく破壊する格闘技やジャンボライダーキックでフォッグ・マザーを圧倒した。


シリーズでの活躍


◆『仮面ライダーワールド
ZOとの共演作品。
復活した巨大シャドームーン率いる再生怪人軍に追われているベリーとブライ兄さん兄妹を助けたZOに加勢すべく、ジェイストライクで再生ズーを撃破しつつ参戦。ZOと協力し怪人軍団を倒した。
最後はZOを差し置きジャンボフォーメーションとなり、巨大シャドームーンを倒した

S.I.C HERO SAGA
ZOとJを題材とした一篇の『MASKED RIDER ZO EDITION -ZO VS J-』にて掲載。
ZO本編の5年後を舞台に、ZOとJの姿が類似している理由やZOと共に復活したドラスやフォッグマザーと戦う等ファン必見の内容となっている。 
該当項目参照。



人も花も良項目も、幾度の項目の追記・修正があるから美しいんだ。


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最終更新:2024年01月31日 18:10