ジャスティス・ソサエティ(チーム名)

登録日:2020/05/11 Mon 21:56:17
更新日:2024/02/09 Fri 00:57:17
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  • ジャスティス・ソサエティ

「ジャスティス・ソサエティ(Justice Society)」はDCコミックスのヒーローチームで1940年に初登場した。
初登場は『All-Star Comics』#3。
『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ/JSA』の名でも知られる、世界初のヒーローチーム。






【概要】

人気格差是正という商業的理由で始まり、『DCユニバース』の伝統と絆を象徴する存在となったチーム。

1938年にスーパーマンが、1939年にバットマンが登場してから、当時のDCコミックスでは次々と新たなヒーローが生み出された。
そこで新たなヒーローの顔見せと人気獲得を目的に誕生したのが、世界初のヒーローチーム『JSA』だった。
メンバーはディテクティブ・コミックス社と提携会社オールアメリカン社から選ばれ、初の会社間クロスオーバーでもあった。

『All-Star Comics』#3で当時のほぼ全てのヒーローでデビューすると、メンバーの増減を繰り返しつつ活躍が描かれていった。
中でもフラッシュ(ジェイ)とグリーンランタン(アラン)は、目的通り個人タイトルを獲得している。
またヒーローが一堂に会したことで同一の世界であることが明らかになり、『DCユニバース』が誕生した瞬間でもあった。
しかし50年代に入りヒーローコミック冬の時代に突入すると、スーパーマンとバットマンの不在も影響してか誌面から姿を消した。

その後1956年のフラッシュ(バリー)の登場でコミック第2の全盛期シルバーエイジが到来、
そして1961年にジェイが再登場したことでゴールデンエイジがパラレルアース『Earth-Two』の出来事だったとされ、
『JSA』も1963年の『The Flash Vol.1』#137で再登場を果たした。

その後は後輩チーム『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ/JLA』とのクロスオーバーで活躍、
70年代は『All-Star Comics』の連載を再開させ、80年代からは第二次世界大戦中の活躍が描かれた。

クライシス』を経て設定が大きく変わると、若返りの方針から再び誌面から姿を消し、
その後も1991年の『Armageddon 2001』で復活、1994年の『Zero Hour』で解散と不安定な立場に置かれてしまった。

しかし『Zero Hour』の若返りの方針は、皮肉なことにゴールデンエイジの王道ヒーロー路線の再評価を招き、
いくつかの顔見せを経て1999年にようやく再結成し、ヒーローの伝統と家族の絆をテーマに発展を遂げていった。

フラッシュポイント』を経て再び設定が大きく変わると、再び歴史の若返り化が図られ消滅、
その代わりに『Earth-2』のヒーローチーム『Wonders of the World』にリメイクされた。
その後『DC Rebirth』からは従来の『JSA』の存在が示唆され、再登場に向けての機運が高まっている。



【主な活躍】

【ゴールデンエイジ】

1940年の『All-Star Comics』#3で初登場。『インジャスティス・ソサエティ』やパー・デガトンといった様々な悪人と戦った。
ただしチームでの具体的な活躍は描かれず、会合の場などで個人の活躍を語るという形式で描かれた。
初登場時から既に結成している形で始まっており、後にルーズベルト大統領がきっかけだったことが明かされた。

また頻繁にメンバーが変更されており、その理由は個人誌の獲得や本当に顔見せ程度の出番だったなどがあるが、
もう1つの大きな理由としてディテクティブ・コミックス社とオールアメリカン社の提携解消というものがあった。
『JSA』の活躍を描いていた『All-Star Comics』はオールアメリカン社から発売されていたため、
1945年の提携解消後からはオールアメリカン社のヒーローだけで『JSA』の活躍を描かなければならなかった。
その後ディテクティブ・コミックス社かオールアメリカン社の権利を買い取ったことで、この非常事態は回避されたが、
この時代の最終回に当たる『All-Star Comics』#57までオールアメリカン社のヒーローだけで展開されていた。

#57が最終回となったが、普段通りの活躍を描いて終わるという打ち切り同然の終わり方だった。
その後、自らの意志で解散したとされていたが、後に50年代の赤狩りに巻き込まれたのが原因だと語られた。


【シルバーエイジ】

当初ゴールデンエイジの出来事は劇中劇だとされていたが、1963年の『The Flash Vol.1』#137で再登場。
後に引退していた間の行動も明かされ、メンバーの多くが一般市民として社会に復帰したことが語られている。
その後『Justice League of America Vol.1』#21で『JLA』と共演したのを機に、年に1度のクロスオーバーが定番化した。

70年代に『All-Star Comics』の連載が再開すると、パワーガールやスタースパングルド・キッドなど若い世代が活躍し、
その影響もあってか80年代からはメンバーの後継者を中心に結成した『インフィニティ・インク』と共に戦った。

一方で第二次世界大戦中に参加した『オールスター・スコードロン』での活躍も描かれ、疑問点・矛盾点の解消を盛り込んでいる。
特に有名なのはメンバーの年齢に関するもので、イアン・カークルとの戦いで恋人と共に老化が遅くなっていることが語られた。


【ポストクライシス

【混迷期】

『クライシス』によって『Earth-Two』は『Earth-One』の歴史に統合され、『JSA』もその一部となった。
『プレクライシス』までと同様の歴史を歩んでいるが、歴史が若返った『JLA』に合わせ活動再開時期が遅くなっている。
またマルチバースを活かしたストーリーは修正されつつ、これまでの戦いはあったものとして扱われている。

新たな歴史が始まった直後、ヒトラーが引き起こしたラグナロクを止めるため、アスガルドに旅立つことになった。
彼らの遺志を継いだ『インフィニティ・インク』はリーダーのスカイマンの死で程なくして解散した。

しばらくして『Armageddon 2001』の後日談で現代に帰還し活動を再開、ウルトラ・ヒューマナイトなどと戦った。
しかし『Zero Hour』でエクスタントと戦い、ほとんどのメンバーが年老いるか命を落としてチームは解散した。

【再結成】

若さを保てたフラッシュ(ジェイ)とセンチネル(アラン)が活動を続けるも、『JSA』自体は過去のものになりつつあったが、
ワンダーウーマン(ヒッポリタ)との共演で再び日の目を浴び、『JLA』との共闘と『JSA Returns』を経て復活に向け動き出した。

ドクター・フェイトの力を求めるモードルーから逃れるため、フェイトの情報を知るサンドマン(ウェズリー)が自殺。
そのことを知った旧『JSA』メンバーは、かつての仲間の後継者を集めチームを再結成し、モードルーを倒し活動を再開させた。

その後イアン・カークルの手で暴走するオブシディアンとの戦いを経て、テロ組織『コブラ』の暴挙と過去の異変を知り、
チームを2つに分け『コブラ』の対処と歴史改変を目論むエクスタントとの時を股にかける戦いに挑んだ。
メトロンの協力もあって辛くも勝利するも、精神的なダメージを負ったメンバーも多く、何人かがチームを離れた。

サンドへの復讐を目論んだジョニー・ソロー率いる『インジャスティス・ソサエティ』と死闘を繰り広げ、
その傷を癒す中でホークガール(ケンドラ)の真実とホークマンの復活に向き合い、惑星サナガーで悪魔オマニー・シンと戦った。
同時期の『Our Worlds at War』では現代版『オールスター・スコードロン』を結成し、インペリエクス母船に挑んだ。

ミスター・テリフィック(テリー)の姪ルーレットが経営する裏カジノの企みを打破した後、
ジョニー・サンダーの体を乗っ取ったウルトラ・ヒューマナイトがサンダーボルトの力で世界を改変してしまう。
無事だった一部のメンバーとアイシクルの活躍で世界を元に戻し、ジョニーはサンダーボルトと一体化した。

様々な事件を通じて自分自身や仲間の理解を深めていたが、脅しに屈し釈放された『コブラ』を巡りチームが分断、
さらにドクター・フェイト(ヘクター)の体を乗っ取ったモードルー、アレクサンダー・モンテスの焦りで復活したエクリプソ、
センチネルがモードルーに殺されたことで復活したオブシディアンの連合軍が現れ、世界は闇に落ち混沌に満ちてしまう。
しかし再び集まった現代版『オールスター・スコードロン』が時間を稼ぎ、アレクサンダーの活躍でエクリプソの封印に成功、
さらに復活したグリーンランタンの活躍でオブシディアンが正気に戻り、ドクター・フェイトの力でモードルーも封じられた。

処刑人クリムゾン・アベンジャーとの戦いや『JLA』との会食の裏で、チームを離れたブラックアダムは同志を集い、
故郷カーンダックを支配した軍事独裁政権を打倒、民衆の支持を勝ち取りカーンダックの支配者になっていた。
チームはカーンダックに向かうも、かつての仲間たちとの戦いとブラックアダムを支持する民衆に苦戦を強いられ、
ブラックアダムが国内に留まることを条件に静観することを決定した。

スピリット・キングに乗っ取られたスペクターとの戦いや戦いの中で犠牲となったサンドとアワーマン(リック)救出作戦を経て、
過去を改変して『JSA』への復讐を目論むパー・デガトンを止めるため、後継者たちが警告を送りに過去へと旅立った。
若き日の先達たちとの語らいで自分と『JSA』の存在を見つめ直し、新旧チームが協力してデガトンを打倒した。

インフィニット・クライシス』を目前に控える中、暴走するスペクターを止めるため再びカーンダックに向かい、
『インフィニット・クライシス』ではメンバーそれぞれが活躍を見せる中、復活を遂げたモードルーと五次元の妖精と戦った。
そしてジェントルマン・ゴーストとの戦いで基地を失い、拠点を移すことになった。

【再々結成】

『インフィニット・クライシス』後の1年間では事実上の解散状態になり、初期メンバー3人がメトロポリスに基地を構え、
変わりゆく世界を見守っていたが、ブラックアダムによる第三次世界大戦を前に闘志に火が付き、再結成に向け動き出した。

これまでのメンバーや初期『JSA』の後継者に加え、第二次世界大戦時代のヒーローの後継者もリクルートしていく。
そんな中、候補者の家族を狙うヴァンダル・サベッジの暴挙を知り、新たなメンバーと共に悪の企みを打ち砕いた。
また『The Lightning Saga』では『JLA』と共に『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』を捜索した。

Earth-22』のスーパーマンとの出会いとゴッグとの戦いを経て、サード・ワールドの神ゴッグが降臨。
安らぎと癒しを与えるゴッグを巡ってチームが二分する事態に陥るが、本性を現したゴッグに協力して立ち向かった。
その後ブラックアダムと復活した妻アイシスとの戦いを乗り越え、スターガールの誕生日を祝い一区切りをつけた。

新体制を目指す中、新メンバーに扮したスパイの手でミスター・テリフィック(マイケル)が負傷。
さらにヴィラン軍団によって街と基地に被害を出したことで、より攻撃的に動こうとする新たなチームが誕生した。
基地を移動した直後、復活を遂げたモードルーと激突そしてスパイの黒幕『Fourth Reich』と未来を懸けた戦いに挑み勝利した。
また『ブラッケスト・ナイト』ではブラックランタンとして復活した『JSA』メンバーと戦った。

グリーンランタンが宿す『スターハート』が暴走した『The Dark Things』では『JLA』と協力して戦った。
その後Monument Pointという街で過去の因縁が生み出したScytheと戦い、街に被害を出したため再建に従事していく。
街から追い出そうとする陰謀に立ち向かうなどしていたが、その裏にはメタヒューマンに反応する怪物D'arkenの存在があった。
復活したD'arkenに別チームとも協力して立ち向かい、最後はグリーンランタンの犠牲で勝利し『フラッシュポイント』を迎えた。


【ポストフラッシュポイント

『DCユニバース』全体の歴史が変更され、『JSA』は現代的にリメイクされ、マルチバースの1つ『Earth-2』のチームとされた。
その後『DCユニバース:リバース』でその存在が示唆され、『バットマン/フラッシュ:ザ・ボタン』では、
フラッシュ(ジェイ)が一瞬再登場し『JSA』の復活を予感させている。

+ 最新のネタバレ
『Doomsday Clock』において、Dr.マンハッタンの介入で存在を抹消されたことが明らかになった。
その後『ジャスティス・リーグ』と『リージョン・オブ・ドゥーム』の最終決戦で第二次世界大戦中の存在として再登場、
そして『Doomsday Clock』最終話、スーパーマンとの接触によって考えを改めたDr.マンハッタンの手で現代に復活した。



【関連チーム】

  • ジャスティス・リーグ
『DCユニバース』を代表するヒーローチームで偉大な後輩。
シルバーエイジでは年に1度のクロスオーパーで共闘し、『ポストクライシス』では再結成後から年に1度の会食を開き、交流を重ねている。

  • オールスター・スコードロン
パールハーバーを機にルーズベルト大統領が結成したヒーローの大軍団。『JSA』を含め当時のほぼ全てのヒーローが参加した。
ヒトラーの持つ『運命の槍』によって能力を制限されながらも、様々な作戦に従事した。
『Our Worlds at War』では当時大統領だったレックス・ルーサーが現代版『オールスター・スコードロン』を結成した。

  • インフィニティ・インク
『JSA』への加入を断られた『JSA』の後継者たちが結成したチーム。活動を制限し始めた『JSA』に代わって活躍した。
『クライシス』後にはその活躍が認められ『JSA』への参加を求められたが、あえて断り彼らの遺志を継いで活動を続けた。
リーダーのスカイマンの死で解散したが、一部のメンバーが再結成した『JSA』に参加している。
また『インフィニット・クライシス』後にはレックス・ルーサーの計画で同名チームが結成された。

  • Justice Society of America All-Stars
新体制を目指す中で生まれた、より攻撃的・能動的に活動することを目的にしたチーム。
パワーガールとマゴッグをリーダーに若手メンバーで構成され、厳しい訓練と任務に取り組んだ。



【主なメンバー】


















【ヴィラン】

  • ウルトラ・ヒューマナイト
美しい女優やアルビノのゴリラに脳を移す天才科学者。結成初期から近代まで戦い続ける宿敵。

  • イアン・カークル
サハラ砂漠で影を操る力を得た考古学者。初期の『JSA』と何度か戦い、彼らに老化が遅れる呪いをかけた張本人。
近代では影を操る力でオブシディアンをたきつけたが、逆に彼に飲まれ姿を消した。

  • ヴァンダル・サベッジ(ヴァンダル・アドギュ)
太古の時代から生き続ける不死者。結成初期から戦い、近代では『JSA』本人ではなく家族に襲い掛かった。

  • ブレインウェーブ(ヘンリー・キング・シニア)
超能力を操る禿げ頭の小男。結成初期から『JSA』と戦ったが、後にメリー:ガール・オブ・1000ギミックスと結婚した。
そして息子ブレインウェーブ(ヘンリー・ジュニア)を守り命を落とした。

  • ウィザード(ウィリアム・ザード)
チベットで学んだ催眠術や様々な装備を操る犯罪者。結成初期から近代までコンスタントに戦っている。

  • パー・デガトン
タイムマシンで世界征服を目論む天才。何度も野望を阻まれた結果、『JSA』が敗北する瞬間を見れればいいと考えるようになった。

  • インジャスティス・ソサエティ
『JSA』に対抗するために生まれた犯罪者チーム。上記の悪役たちや『JSA』メンバーの宿敵で構成されている。

  • エクスタント(ハンク・ホール)
相棒のダブを失いモナークに変化したハンクが更なる変化を遂げた存在。パララックスと共に『Zero Hour』を引き起こした。
『Zero Hour』では『JSA』を解散に追い込んだが、再結成後のリベンジマッチで敗れた。

  • Qwsp
五次元の妖精の1人。元々はアクアマンの前に現れた悪戯者だったが、時代の変化で邪悪な存在に変化した。
再結成のきっかけの1つになった『JLA』との共闘や『インフィニット・クライシス』の最中に戦った。

  • モードルー
ダークロードの名でも知られる魔術師。太古の時代から30世紀の未来にまでその名を轟かしている。
ドクター・フェイトの力を狙って『JSA』と何度も戦いを繰り広げた。

  • ジョニー・ソロー(ジョナサン・ソロー)
涙の王という異次元の魔王と契約した元役者。実体を持たず赤い仮面だけが浮いているように見える。
サンドに復讐するために『インジャスティス・ソサエティ』を率いた。その後も何度か戦っている。

  • ゴッグ
サード・ワールドの神の一柱。金色の鎧に身を包んだ紫の肌を持つ巨神。常に笑みを浮かべている。
世界に平穏をもたらそうする一方で、地球を人質に取り崇拝を求めていた。幼稚な性格を見抜いた『JSA』に敗れた。

  • Fourth Reich
ナチスの遺志を継いだヴィランチーム。ヴァンダル・サベッジに率いられ『JSA』と戦った他、
キャプテン・ナチに率いられ世界征服の鍵を握るオブシディアンを確保しようとした。



【基地】

  • 初代
ゴールデンエイジに使用。最初はマンハッタンのホテルのスイートルームを使用し、
戦後はゴッサムを経てペンシルバニア州フィラデルフィアにあるシビックシティに落ち着いた。
基地自体はメンバーが集うテーブルぐらいしかないシンプルなもの。

  • 2代目
シルバーエイジ後半に使用。『All-Star Comics』の連載再開時から使用された。
ゴッサムに存在し、地下に様々な設備を備える本格的なもの。『JSA』がアスガルドに旅立ってからは博物館になった。

  • 3代目
アスガルドから帰還後に使用。アランが所有するゴッサムのテレビ局地下を使われた。規模は小さいが、それなりの設備を持つ。
『ノーマンズ・ランド』の引き金となった大地震で破壊された。

  • 4代目
再結成時に使用。マンハッタンにあるサンドマン(ウェズリー)の古い邸宅をジョン・スチュワートが改造した。
地下2階地上5階建てで、様々な設備に加え各個人の部屋や娯楽室も存在する。1階はトロフィールームで一般にも開放している。
『インフィニット・クライシス』の最中にジェントルマン・ゴーストとの戦いで破壊された。

  • 5代目
再々結成時に使用。マンハッタンのバッテリー・パークに建造された。
4代目と同様に様々な設備や各個人の部屋そして総勢20人以上が座れる巨大な円卓が存在する。
『Fourth Reich』のスパイが呼び寄せたヴィラン軍団との戦いで破壊された。

  • 6代目
5代目の破壊後に使用。かつて『JLA』が使用した『シークレット・サンクチュアリ』を再利用している。

  • 7代目
Monument Pointの再建後に使用。街に受け入れてもらい最新の設備を備えた立派なビルを建造した。



【主なメディアミックス】

バットマン(アニメ1992)』や『スーパーマン(アニメ1996)』と世界観を共通するアニメ作品。
第18話&第19話「伝説の英雄たち(前編/後編)」に『JSA』をモチーフにした『ジャスティス・ギルド』が登場。
メンバーは
ストリーク(モデルはフラッシュ)
トム・ターバイン(モデルはスーパーマンとアトム)
グリーン・ガーズマン(モデルはグリーンランタン)
キャットマン(モデルはバットマンとワイルドキャット)
ブラックサイレン(モデルはブラックキャナリー)

パラレルワールドのヒーローで、とある戦いでワープした『ジャスティス・リーグ』と共闘した。
実は世界を壊滅させた戦争で全員死亡しており、戦争で誕生したミュータントによって実体を持つ幻覚として存在していた。
その事実に気付いた『ジャスティス・リーグ』と共にミュータントを倒し、街を救って消滅した。
このエピソードの終わりに「the story is respectfully dedicated to the memory of GARDNER F.FOX」という表記があるが、これはシルバーエイジを代表する作家であり、シェルドン・メイヤーと並んで『JSA』の生みの親でもあるガードナー・フォックスへのリスペクトが込められている。

  • アニメ『バットマン:ブレイブ&ボールド』
バットマンと様々なヒーローのコンビ/チームの活躍を描いたアニメ作品。第31話と日本未放送のエピソードに登場。
第31話のメンバーは
フラッシュ
ホークマン
アワーマン
ドクター・ミッドナイト
ワイルドキャット

バットマンとブラックキャナリー(ローレル)を育てた先輩たちで、成長した2人を未だに子ども扱いしている。
特にローレルは命を落としたブラックキャナリー(ダイナ)の娘ということもあって過保護にしてきた。
宿敵パー・デガトンが復活し、バットマンと共に挑むも追い詰められるが、ローレルの活躍で一時的に若さを取り戻し逆転した。

  • ドラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』
2016年から始まった時間の流れを守る戦士たち『レジェンド』の活躍を描いたドラマ作品。『Arrowverse』の1つ。
2ndシーズンの複数エピソードに登場。
メンバーは
コマンダー・スティール
アワーマン
オブシディアン
スターガール
ドクター・ミッドナイト
ビクセン

1942年のメタヒューマンによる秘密部隊。『レジェンド』と一時対立するも、ナチスの任務で全滅しかけたところを救われた。
その後アワーマンはリバース・フラッシュに殺され、ビクセンは敵を討つべく『レジェンド』と行動を共にした。
『JSA』自体は56年の任務でオブシディアンを残し全滅したと語られたが、
実は『運命の槍』を守るために様々な歴史に散らばっていたことが明らかになった。

  • 映画『ブラックアダム』

DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の映画作品第11作目に登場。
メンバーは
ホークマン
ドクター・フェイト
サイクロン
アトム・スマッシャー

武装組織インターギャングに侵略された小国カーンダックから太古の昔から目覚めたブラックアダムへの対処のためアマンダ・ウォーラーが派遣。
JSAも圧政に苦しむカーンダックの人々を救うべく出動するが、ブラックアダムと全く異なる正義のあり方から対峙することになる。




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  • シェルドン・メイヤー

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最終更新:2024年02月09日 00:57

*1 『キングダム・カム』のホークマンに似ている。

*2 『キングダム・カム』に登場した時のもの。

*3 当時は使えなかった。

*4 『キングダム・カム』のサンダーに似ている。

*5 『キングダム・カム』に登場したレッドトルネードのリメイク。

*6 『キングダム・カム』に登場したワイルドキャットのリメイク。

*7 『キングダム・カム』に登場したジュードーマスターのリメイク。

*8 『キングダム・カム』に登場したライトニングのリメイク。