魔法少女にあこがれて(漫画)

登録日:2021/03/09 Tue 15:08:45
更新日:2024/04/23 Tue 23:13:54
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24年冬アニメ SM ※中学生です これなんてエロゲ? たまに涙腺崩壊 まほあこ エロ特化のゼンカイ脳 クソヤバ女 サディスト ソフトリョナ ニチャアサ ニップレス バカエロ ヒロピン ベッドシーン有り ボンテージ リョナ 中盤以降はギスギスシーン多し 友情 変態のバーゲンセール 変態の巣窟 変態の見本市 女幹部 小野中彰大 悪の女幹部 悪の組織 悪の美学 愛すべきバカ達 愛すべき変態達 敵も味方も変な奴 敵女 残念な美少女のバーゲンセール 汚いニチアサ 汚いプリキュア 漫画 濃すぎるキャラクター性 百合 腹筋崩壊 萌え漫画にして燃え漫画 見る麻薬 謎の光過労死アニメ 限りなくアウトを超越した何か 魔法少女にあこがれて



え? なにこの格好?
悪の組織の女幹部ってどういうこと!?
これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?


『魔法少女にあこがれて』とは、竹書房のウェブコミック配信サイト『ストーリアダッシュ』にて連載中の漫画である。著者は小野中彰大。
単行本は2024年4月時点で既刊11巻。


【概要】

悪の組織を主役とした魔法少女モノであり、主人公に対して作中で浴びせられた罵声である「クソヤバ女」が、ファンの作品への愛称としてそのまま使われている。決して作品への中傷ではない

本作は、男がモブ含めて誰1人登場しない*1ことに加えて、濃厚な百合描写に、血が出るけど欠損まではいかないライトリョナ描写、そしてなにより全身ボディタッチやスパンキング、乳吸いや全裸羞恥ライブなどの全年齢ギリギリ描写が特徴的である。

一方、悪の組織が主役の作品としては珍しく「善陣営の腐敗」などのアンチヒーロー的要素は(少なくとも今のところは)存在しない。
魔法少女陣営も敵キャラでありながらしっかり正義の味方として描かれており、「邪悪だが親しみの持てる悪の組織」と「正義のスーパーヒロイン」が戦いを繰り広げつつ、
時にライバルとして不思議な絆を結び、私生活でも互いに正体を知らないまま交流を持っていく姿も見どころ。
よく作り込まれたシナリオや見応えのある戦闘シーンなど、純粋にバトルヒロインモノとしての評価も高く、
お色気目当てで読んでいたらシナリオに引き込まれてはまった」「エロい以外は案外王道」といった声も。
まぁそのエロい部分の突き抜け具合が問題なんですが

2023年3月にアニメ化が発表され翌年1月より放送開始。
原作を知る読者からは規制を心配する声や正気を疑う声などが相次ぎ、「流石に原作よりはマイルドな描写になるだろう」と見るファンも少なくなかったが、いざ蓋を開けてみるとむしろ悪化
そのため、音声修正と映像規制(いわゆる「謎の光」)が入った「TV放送ver.」、AT-Xとdアニメストアで観られる、一部映像規制が解除された「あこがれver.」、映像ソフト用の規制完全撤去版「超あこがれver.」の3バージョンが用意されることとなった。
1クールで各キャラを掘り下げるためか、話数シャッフルやアニオリ展開などの改変も多いが、原作ファンからは概ね「良改変」と好意的に受け取られている。
web予告の方は流石にお色気は控えめだが、やたらメタ発言が多かったり、サザエさんの次回予告を唐突にパロり始めたり、そもそも予告するか自体あるのか怪しかったりする回がやたらと多く本編とは別ベクトルで酷い


【あらすじ】

3人組の魔法少女「トレスマジア」に憧れる平凡な14歳の女子中学生、柊うてなは、
ある日、不思議な淫獣生物からの勧誘を受け、魔法少女になった……
つもりであったが、変身したその姿は「前だけ開いたスカート」「ツノにコウモリの翼」「ニップレス」というとても魔法少女に似つかわない恰好であった

そう、彼女は悪の組織「エノルミータ」の女幹部になってしまったのだ!


【登場人物】

エノルミータ

(ひいらぎ) うてな / マジアベーゼ

CV:和泉風花

本作の主人公。
3人組の魔法少女「トレスマジア」に憧れる平凡な14歳の女子中学生。
内気ながらも優しい性格で、魔法少女のグッズを様々買い込んでいるオタク気質。
例にもれず(?)激重感情を抱いていて、憧れの存在を前にすると若干、というか一般基準だとかなりの限界オタクを発揮し、途端に挙動不審かつ情緒不安定の怪人物と化す。
疲労困憊した際には魔法少女からしか摂取できない栄養があるとでも言わんばかりに欠乏症に陥り、目撃情報を聞いたらすぐさま元気が出る筋金入り。
あらすじにもある通り無理矢理悪の女幹部にされてしまうが、その中で内なるサディズムとヒロピン趣味を自覚し、類い稀なる悪の素質を開花させていく。
経緯が経緯のためこれといった野心はなく、モチベーションはほぼすべて「悪として魔法少女を堪能する」ことに集約されているが同時に、
再起不能まで魔法少女を追いやる存在は同業者であろうと絶許対象であり、底知れない怒りと闇でかつてないほどの堅い決心を持つに至る。
詳しくは個別項目へ。

ヴェナリータ


悪の組織「エノルミータ」マスコットキャラにして、うてなに対して契約内容を知らせずに契約を結ばせた正真正銘の淫獣。
どこぞの宇宙意思と違って契約後すぐに本性を露にし、フォロワー20万人のSNS厨でもあり、女幹部であることを拒んだうてなに対して拡散するぞと脅しをかけた。

しかし、うてなが性癖を隠さなくなってからはツッコミに回る場面も。ロード団撃破のご褒美で基地にホテルを作ったり、都合の良すぎるアイテムを調達してきたりと、基本的にはちょっとあくどくて便利なマスコットといったところ。
その一方、うてな達に隠しながら陰で何かを動かしている描写があり……

+ 「咲いた。斯くも醜き欲望の華が」
エノルミータとトレスマジアの総力戦が行われた際、ついにその目的の一端を露にする。その本性は、登場人物の全てを自身の捨て駒としてしか見ていない、まごうことなき邪悪。最終的な目的は未だに明らかになっていないが、ベーゼが暴走した際に悍ましい笑みとともに上記のセリフをつぶやいており、彼女を暴走状態にすることが重要な過程であることがうかがえる。そもそも、ヴェナ自身がベーゼの意識に介入し、暴走状態を引き起こしている。結果的にイミタシオの介入によって阻止されたものの、「使える駒が増えた」とむしろ精神を昂らせるなど、底が知れない。ベーゼには暴走状態を引き起こしたことを既に察されているものの、互いの利益のために表向きは総帥とマスコットの関係を続けている。

これらの動向や中の人繋がりで一部ファンから「汚いセッちゃん」「汚いホッパー1」呼ばわりされている。


阿良河(あらが) キウィ / レオパルト

CV:古賀葵

自分より魔法少女がちやほやされる世間が許せず、自分の意思でヴェナリータからの勧誘を飲みエノルミータに加わった少女。14歳。
反抗的で嫌いな物には敵意を隠さない物騒な性格ながらも、好きなものに対してはホテルに連れ込もうとするなど一途な一面も。
前述のとおり自己顕示欲の権化のような生態だったが、うてなとの勝負後は「うてなちゃんにかわいいって言われればそれでいいかなって」と結果的にちょっと大人しくなる。
ちなみにうてなと違って勉強はできる。

歯に衣着せない言動が目立ち、またなまじスペックが高いせいか軽はずみな突撃や狂犬のごとく噛みつきがちだったが、ちゃんと反省できる子でもあり、危うく絶体絶命になりかけた際はこりすの諌めるような視線に自ずとミスを認め、次に活かしている。
全体的にストッパーがないだけで、正直な感想で泣かせてしまったと思ったら普通に謝り、良いと思ったら良いと伝える等実直と言えば実直な性格。

物静かなこりすによく絡んでいて、あまりに不動なため絡みにくいとも言っていたが仲は良好。
マジヤベーぜベーゼ様がたいへん教育によくないことをしだしたらこりすの視界から外して遊んでいる。なぜなら教育によくないので。


+ 魔法少女に負けたのにヘラヘラしていたうてなを敵視し、あいさつ代わりに攻撃を加えるが……
うてなの「可愛いからめちゃくちゃにしたいだけなんです」という発言にドン引きし、この作品を象徴する「クソヤバ女」という罵声を呆然としながら浴びせるも、
電球を変化させた密閉装置の中で電撃拷問を受けて敗北。

ボロボロになった自分の姿を「今のあなたは世界一かわいいですよ」という調教甘言洗脳告白を受け、彼女に恋に落ちる

以降はうてなの中学に転校し、彼女の良き戦友であるとともに友人となる。

ベタ惚れしている関係でイエスマン気味だが決して全てに共感しているわけではなく、
折に触れてクソヤバ女であることを再認識しているが、そうしたヤバい部分に震撼しているので……破れ鍋に綴じ蓋?



  • 能力:銃火器召喚

大小さまざまな銃火器、特に爆弾を召喚して戦う。
単純だが強力な能力。召喚された火器にサイズ相応の威力があるが、うてなとの戦いでは密閉された電球の中に閉じ込められ自爆を盾に無力化され、
トレスマジアとの戦いでは使い切りの飛び道具ゆえ攻めすぎてすぐ魔力切れを起こしたり、煙幕で視界を遮ったりと、活かせない場面が目立つ。
そもそもレオパルト自身がメンバーで唯一の星なしであり、単細胞で戦闘センスも今一つなため、派手な見た目に反して戦闘面ではむしろ足を引っ張る場面が多かったが…
+ その真の力
実は星3の魔力の持ち主で、猫耳と小悪魔のような黒い装束を纏った状態が真の姿。
しかし魔力の消耗が極めて激しく、使い過ぎると吐血するほどのダメージを受ける。
本人も使いこなす努力はしているようだが、あまり上手く入っておらず、普段は魔力をセーブするために星なしを装っている、というのが真相であった。

必殺技
  • 死ねボンバー
爆発する黒い塊を無数に叩きつける。
  • ぶち殺バースト
凝縮させた魔力のビームを打ち込む。



+ 「見てて うてなちゃん アタシもっと 輝くから」
真化・クソつよステイト
「最愛のうてなとずっと共に歩み続ける」という想いでレオパルトが発現したパワーアップ。
身体の側面がモロ見えの黒い軍服や猫耳がついた帽子など、通常形態と星3形態を掛け合わせたような姿が特徴。で、右腕の大きな袖の中にクローを備えている。

必殺技
  • 滅殺光線シュトラール
袖のクローから漆黒のホーミングレーザーを繰り出す。
それまでと同様の一斉発射が基本だが、マルチロックも可能で、ペスカが出した大量の土人形を一網打尽にしたことも。。


杜乃(もりの) こりす / ネロアリス

CV:杉浦しおり

9歳の金髪幼女。母親が仕事で忙しく、家では1人でいることが多い。
基本的に無口であり、何を考えているかは分からない。
ヴェナリータからの勧誘も軽くうなずいて了承してしまうほど。
他者に興味がないわけではなく、ちょくちょくジッと観察する場面も見受けられる。組織が組織なので大抵情操教育に悪いものばっかだが
普通の少女的でこそないがキウィ達には言葉にすると「えー……」「うへぇ」といった表情美少女がするそれではないも見せていて、
全裸羞恥ライブの際には紅潮して楽しげな様子をし、思考内容はともかく感情は喜怒哀楽がわかりやすい。
うてな達にも懐いていて、自分のぬいぐるみを修繕したうてなに対して自身の能力を利用したレズプレイ治療を施したりと、恩には恩で報いる性格をしている。おねむになってうてなの膝に座り眠る場面も。

周りの影響を受けているのかやさぐれた顔をしたり、わざわざアダルティな保健室の先生に変身して扇情的に接するチョイスをする一面があり、将来がこわ……楽しみである。
悪の組織として戦うことに何の反応もしておらず、むしろ積極的ですらある様子さえあり、何をモチベーションにしているのか不明瞭。
原作10巻にして母親が登場し、しっかりと愛情を受けていることは明らかになったが、なぜ悪の組織に加わったのはかは未だに明確になっておらず、底が見えない意味で闇が深い。

少女的な人形、ドールハウスをたくさん持っていて、それで遊ぶのが日課。トレスマジアとの戦いもその延長として捉えている節があり、おままごと感覚で彼女たちを酷い目に遭わせている。
理由は不明だが人形っぽいせいかヴェナさんがお気に入りらしく、初対面の彼に触れたのも自分から。
大切にこそしているが年季が込んでいるためボロボロな人形も多く、応急処置的なテーピングで済ませていた。
一つだけケースに入れて大事に保管してある人形があり、またキウィからプレゼントされたロボットのプラモデルもそれに並んで大事にされている。


  • 能力:玩具操作
読んで字の如く、玩具を自在に操る。
こりすが所持する玩具が人形中心なので巨大化させて敵にけしかけるのが基本だが、玩具であればなんでも操作可能であり、スパークレンス特撮ヒーローのなりきり玩具でマゼンタを巨大化させたこともある。
巨大な人形を複数体使役できるため、攻守ともに非常に強力な能力。基本的に人形が攻撃から庇ってくれるため、たびたび仲間がボロボロになる中、一度も手傷を負ったことがない。


人形操作だけでも非常に強力だが、彼女の真骨頂は対象を閉じ込めるドールハウス。
ドールハウスに繋がる扉を配置してくぐった対象を閉じ込める設置式、正面から挟むように捕捉する強襲式の二種類がある。
内装をアリスの好きなように弄れるが、極めつけは認識操作。ハウス内の対象をわずかな時間で催眠にかけ、戦意どころか尊厳や恥辱も自由自在の凶能力。
初登場の時点で、トレスマジアの三人を閉じ込め授乳おままごとに興じることであわやチェックメイトをかけるところだった。
意思の強さ次第で破ることも出来るようだが、現状ではマゼンタが一度成功させたきりであり、いかに強力な催眠なのかうかがえる。
ベーゼ様をして「(可愛い顔してるけど…… 実は一番……えげつないかも)」としみじみ思わせるのは伊達ではない。
また病院を投影することで対象を治療したり、大群を閉じ込める檻にするといった応用も可能。

非常に強力なばかりにうてなに人質を閉じ込めたのち足蹴にされたり、魔改造を施されて「マジアベーゼが満足しないと出られない部屋」にされたりと扱いが悪くなりがち。
やはりというかうてなは罪悪感に駆られているが、ちゃんと後で直してくれる信頼があるのでこりすも特に反対していない。
使用するのは通常のおもちゃであるため、逆に言えば改造することでさらなる強化が可能。先述の「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」もそのひとつ。


非常に強力な能力を有する彼女だが、当然弱点も存在する。
ドールハウスは純粋に空間を埋め尽くして止まらない質量には為す術がなく、催眠にかかる前に許容量を超えると突破されてしまう。
また、幼いこりすはすぐ眠くなって寝てしまう。ある意味最大の懸念だが、気持ちの入れよう次第でこちらはそれなりに融通が利くらしい。
さらに、人形などは戦闘で消耗されると元に戻らず、アリス自身の戦闘能力は皆無に等しいため、使える玩具が無くなると完全に丸腰になってしまい、一気に危険な状態になってしまう。作中では定期的にうてなたちが修理したり新たに買い与えたりしていたが、一度修理が追い付かず手元の玩具が無くなってしまった際は、逃げるしかなくなり大ピンチに陥った。


ロボ子
手持ちの玩具を使い尽くしてしまったネロアリスが、危機に陥ったベーゼを救うべく今まで戦いに出さなかったお気に入りの人形とプラモデルを彼女に提供して支配の鞭で魔物化させたところ、その2つが融合して誕生した新幹部。
ヴェナからは「アリスが最早『玩具』ではなく『友人』として大切にしていた2つの玩具と、友を失うまいとする彼女の想いによって起きた現象」と推測している。
ボロボロのドレスを纏った球体関節人形のような姿で、手脚は細身ながらアニメロボットのようにメカメカしく角ばっている。

「○○なのだわ」が口癖で、こりすとは逆に表情の変化には乏しいが饒舌。
一方、元玩具故に人間の「命」をよく分かっていない節があるらしく、生身のキウィに致死レベルの威力のビームを撃ったこともある

必殺技
  • オールレンジ攻撃(仮)
そのままの状態でも手脚からビームを撃てるが、真骨頂は全身をバラバラに分割し、それら全てからビームを放つ飽和攻撃
威力は極めて高く、まともに喰らえば真化状態でもひとたまりもない。


エノルミータ初期メンバー

読んで字の如く、エノルミータ創成期のメンバー。
ロードエノルメの圧倒的な力で統べられ、弱者には居場所が与えられない典型的なブラック企業。

阿古屋(あこや) 真珠(またま) / ロコムジカ


エノルミータの初期構成員の一人。ツインテールが特徴。巨乳。14歳。
アイドルになることが夢だが、絶妙に弄りにくい程度に歌が下手。ついでに作詞センスも壊滅的。
友人や親からも指摘された事から本人も気にしており、指摘されると泣いてしまう。エノルミータに加入したのも、ロードが世界を征服した暁にはアイドルにしてやると唆されたため。

ロードエノルメに反抗するマジアベーゼ達を倒すために行動。
単身で動いたときはレオパルト、ネロアリス相手に優勢に勝負を進めるも、歌を指摘されて感情的になったところで逃亡を許してしまう。任務に失敗したため、ロードからは全裸で鞭打ちされるという屈辱的なお仕置きを受けた。
ルベルブルーメと2人で挑んだ二度目はコンビネーションで追い詰めるも、ベーゼの機転によってルベルブルーメを人質に取られ、今度は全裸で歌わされるという羞恥プレイを強要される。アニメではこの後にベーゼの部屋回も続いたため、視聴者は3週連続で彼女の全裸を拝むことになった
…が、その状況で歌った歌声が今までと違い聞く者が心から感動するような歌声であり、最後まで感動して聞いてくれたベーゼ達に負けを認め、マジアベーゼ側に鞍替えすることにした。

ルベルことネモとは幼稚園からの幼馴染。ベーゼの仲間になるまでは何かと喧嘩が絶えなかったが、ベーゼに「魔法少女を狩った禊」として「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」に閉じ込められ、ベーゼがゲスい笑顔で見守る中強制的に百合エッチさせられたことで互いの気持ちに気付き、以降は実質恋人同士として付き合い続けている。

上記の一件で歌唱力が向上したかに思われたが、実は露出した状態を誰かに見られていないと上手く歌えないようになってしまっており、ついには変身すると自動的に下着が消失するなど、順調に性癖を拗らせつつある。

必殺技
  • ヴォワ・フォルテ
専用のマイクを使い、自身の声を衝撃波に変えて攻撃する。
気持ちの込め方次第で威力が変化し、音痴を指摘されて泣いた際には周囲に地割れを起こすほどの破壊力を発揮した。
大振りだが破壊力は抜群であり、魔法少女狩りを行っていた際にはルベルに相手を束縛させ、動けなくなったところにこの技をぶち込むという、シンプルだが凶悪極まりないコンボで数多の魔法少女を討伐してきた。
  • フォルティシモ・カノン
影に潜航したルベルに股間を見られることで、限界まで魔力を高めて衝撃波を繰り出すコンボ技。その威力は極めて高く、それまで圧倒的堅守を誇っていたサルファシールドを紙屑のように吹き飛ばして彼女に初黒星をつけた。


姉母(あねも) ネモ / ルベルブルーメ


エノルミータの初期構成員の一人。ギザッ歯、片方隠れ目が特徴。貧乳。相方と同じく14歳。
ロコムジカこと真珠とはよく喧嘩しているが、実のところ幼稚園からの幼馴染である真珠のことを大事に思っており、攻撃が大雑把な彼女をよくサポートしている。
エノルミータに所属したのも、ロードに言いくるめられて悪の組織に加入してしまった真珠の身を案じたがゆえであり、彼女から「お役御免」といわれた際には思わず泣き出してしまった。
初登場時は荒っぽい言動も見せていたものの、マジアベーゼに鞍替えした後は露出癖に目覚めつつある相方の真珠、クソヤバ女うてなと彼女にゾッコンのキウィ、時々とんでもないことをやらかすこりすと周囲がアレな面々ばかりのため、なし崩し的に常識人枠兼ツッコミ役と化している。
ただ、ネモ自身も若干ズレた感性の持ち主であるため、真珠やこりすがまともな時は逆に突っ込まれることも少なくない。
ゲームが好きで、時々そのことについて話すことがあるが、大体うてなやこりすがろくでもないことを思いつくきっかけになっている。

  • 能力:影操り
文字通り、影を操る。
自身が影に潜航することも可能で、その影の持ち主を自在に操ったり、影を介して移動したりと非常に小回りがきく。相手を束縛して味方の攻撃に当てさせる、相手を操って同士討ちさせるなど、えげつない戦法の数々を使えるが、自身の攻撃力はほとんどなく、とどめを刺す決定力に欠けるのが弱点。また、魔力が強い相手は操ることができない。
直接戦闘でも強力だが、ベーゼに仲間入りしてからは専らサポートで活躍する。
特に、ロコムジカの足元やスカートの中の影に潜航して股間を見ることで魔力を引き上げるのが主な役目。


シスタギガント


エノルミータの初期構成員の一人。その名からわかるようにシスター服を着ている。
悲観的な性格らしく「悲しいですぅ」が口癖とみられ、「○○ですぅ」「ロードさまぁ」のように間延びした喋り方が特徴。
ロードのことを崇拝しているように見えたが、実はヴェナの協力者。レオパルトに敗北した後は表向き姿を消している。
単行本でも各種設定が不明となっている。
第32話で彼女とそっくりで口調も同じ「天花寺ホリィ」というタレントが登場しており、読者からはこれが正体なのではと目されているが、断言はされていない。

  • 能力:質量操作
自身の大きさを変化させる。
能力自体はこれだけであり、戦闘スタイルは専ら肉弾戦だが、巨大化するとフィジカルも大きく強化され、乳で挟むだけで相手を圧殺することも可能。羨ましいことこの上ないやられ方である
実は小さくなることも可能で、この能力を使った諜報活動も行う。

+ 「はぁい 私はぁ ヴェナさんの忠実な僕ですからあ」
ヴェナリータの忠実な側近として裏で行動しているが、実は星10を超える実力者でありながらそのことをヴェナにも伏せている。そのため、彼女もまた面従腹背で何かしらを企んでいるものと思われる。


ロードエノルメ


エノルミータの初期構成員の一人。
着物に海軍コートのような物を羽織っている。
星は4つであり、初期構成員の中ではぶっちぎりの最強だが、傲慢で周囲を顧みない冷酷な人物。
一方で、世界征服の野望や店舗特典で判明するロード団命名の経緯など、子供っぽい一面も見られる。

ヴェナが慎重派であるのに対してこちらは過激派で、世界征服を目指し、初期構成員を率いて魔法少女狩りを行っていた。
ヴェナとの行動方針の違いから初期構成員を引き連れて離反、「ロード団」と名乗り行動する。

ベーゼとの決戦では当初こそ圧倒するが、彼女の姿を貶めがいのあるキャラへとフィルタをかけることで本領を発揮したベーゼには能力が通じず、最終的に執拗な尻叩きのお仕置きで身も心も屈服、敗北した。
勝利に沸くうてな達からひっそりと離れたところでヴェナに遭遇。
そこで、自身がヴェナに魔力を与えられただけで素質はない使い捨てだったことを明かされ激高*2、ヴェナに襲いかかったところでシスタに襲われ、以後消息不明となった。
表向きにはヴェナが処理したことになっているが…

当初はベーゼの当て馬に過ぎないキャラだったが、後に辿った数奇な運命から作中屈指の愛されキャラとして高い人気を獲得することに。

  • 能力:魔物生成
黒いスライムのような魔物を生み出す。
ベーゼの支配の鞭と比べると汎用性で劣るが、無から生み出せる上に生成スピードも尋常ではなく、物量差で相手を押し潰すのが得意技。
…が、裏を返せばそれだけであり、本人の傲慢さもあって戦法も馬鹿正直な力押しのみ。覚醒したベーゼに魔物の主導権を奪われた後は、為す術が無くなった。


魔法少女トレスマジア

マジアベーゼ達が属するエノルミータのライバル的存在。
メンバーはうてなのクラスメイトなのだが、変身時に作用する認識阻害魔法の効果によりお互いの正体は知らない。
他の街にも多数の魔法少女が存在するようだが、ロード団の魔法少女狩りで有力なグループは既に壊滅済みであり、弱体化が著しい模様*3

花菱(はなびし) はるか / マジアマゼンタ

CV:前田佳織里

トレスマジアの一人。イメージカラーはその名の通りマゼンタ(赤紫)。ピンクと言うと演者に怒られるかは不明
チームでは最古参メンバー。
大型の槍「マゼンタスピアー」を武器にして戦う。

明るく活発な性格であり、大人しめの性格のうてなにもよく話しかけている。子供っぽく見えるが胸はそれなりにある。普段着の上着は変な言葉が入ったものを好んできていることが多い。
良くも悪くも純粋な心の持ち主であり、時折エノルミータに言いくるめられそうになることもある。
また、大好物のなめたけ、というかきのこ全般に異様な愛情を注いだり、打倒マジアベーゼの為に二プレス+前張りで挑むというとんでもない奇策を思いついたりと、変態ではないが筋金入りの変人という一面もる。
意外と勘も鋭く、ベーゼの目的が「自分達を倒す事」とは違うのではないかと3人の中で初めて気付きかけた。さすがにそれが「魔法少女を甚振って自分の性的欲求を満たす為」だとは夢にも思っていないだろうが。

  • 能力:回復魔法
怪我を治療する。
どうやらアズールとサルファも使えるようだが、一番得意なのはマゼンタ。

+ 「アタシももっと、みんなの力になりたいの!」
暗黒真化・ フォールンメディック
「みんなの力になりたい」という想いでマゼンタが発現させた真化…が、体内に残留していたベーゼの魔力と反応することで歪められ誕生した暗黒真化
丈が短く下腹部に大きなスリットの入ったナース服に衣替えし、肌の色も褐色に変化。
更に性格も普段とは真逆の淫靡なものに変化する。

回復に特化したヒーラーであり、手にした注射器を尻に刺して傷を治す。
また、乳揉みによる魔力供給も可能であり、授乳で更に効率が上がる。
精神的なハードルの高さが難点だが、「強力な攻撃は消耗も激しい」というのが普通の本作において、燃費の悪さを帳消しに出来るこの能力は極めて凶悪。

普段の正統派ヒロインぶりとは真逆の有様は敵味方双方に大きなショックを与えた。


水神(みなかみ) 小夜(さよ) / マジアアズール

CV:風間万裕子

トレスマジアの一人。イメージカラーはアズール(明るい青)。
氷剣「アズールソード」が武器。

実家は神社で、真面目で正義感の強い性格。魔法少女になる前にも魔物に襲われている少女を助けたりしており、その勇気を見込まれてヴァーツから魔法少女の勧誘を受けた。
しかし、神社での戦いでマジアベーゼに視界を奪われた上で体を撫でまわされて以来Mの素質が目覚めてしまい、敵に捕まる隙をさらしまくったり、ベーゼとの戦闘後に倒れていたはるかにどんな事をされたのか非常に興奮しながら尋ねたりと、当初のクールなイメージとはかけ離れたポンコツっぷりを晒してしまう。
10話でついに魔法少女から闇落ちしてベーゼに与しかけるなんて事になったが、魔法少女オタクであるベーゼが許すはずもなく「解釈違い」と断じて魔法少女陣営に(物理的に)蹴り戻された。
その後はサルファの協力の下で煩悩を取り払う為の特訓を始め、滝行で快楽を感じたりしつつもスランプを脱却して心身共に大きく成長。
…が、その過程で己の変態趣味を認めて開き直り、ベーゼと双璧を成す正義のクソヤバ女として本格的に変態街道を爆進し始めた。

  • 能力:水分操作 
大気中の水分を操作し、水や氷を自在に操る。
先述のアズールソードもこれの応用。
というより序盤はソード以外でまともに活用しておらず、能力と戦闘スタイルの著しい乖離もスランプの一因だった。
スランプを脱してからは普通に凍らせることもあったが、そもそも真化状態で戦うことの方が多い。

+ 「愛……ね」
真化・ 薄氷巫女(ウスライノミコ)
必死の修行の中で「痛みを快楽に変えて絶頂を求める心を厚い氷で覆い、相手の攻撃に込められた愛を己の身で正面から受け止める」という境地に到達したことで発現したパワーアップにして、本作で初めて登場した真化。
巫女服に衣替えし、ステッキもお祓い棒に変化している。

常に周りを浮遊する「羽衣 白藍」は攻撃を受け流したり、白鞘太刀型の「剣之型」に変形させたりと攻防一体の武器としての役割を果たす。
しかし、最大の武器はダメージを受けて快楽を感じることで魔力を蓄える力。羽衣による受け流しも、回避ではなく確実に自身に直撃させるのが主な用途。

必殺技
  • 愛のアヴァランチ
相手の攻撃を受け続けて蓄積した魔力を高出力ビームとして発射するカウンター技。その威力はまぎれもなく作中最強であり、現状食らった相手はもれなく吹っ飛ばされている。
  • マジカルユナイトバースト(仮)
マゼンタから魔力供給を受けたサルファが放った電撃をアズールが受け、アヴァランチにして発射するという、 ダブルバトルの奇策のような合体技。真化した3人の強みを最大限に活かしたフォーメーションであり、桁違いの威力を発揮した。…が、その絵面が赤ちゃんプレイをするマゼンタとサルファから放たれた電撃を食らってヨガるアズールという酷すぎる有様であり、技を完遂したサルファはトレスマジアが変態集団になってしまったことを嘆いて涙を流すしかなかった。



天川(てんかわ) 薫子(かおるこ) / マジアサルファ

CV:池田海咲

トレスマジアの一人。イメージカラーはサルファイエロー(硫黄色)。

転校生であり、京都弁で話す。
一見するとおっとりした性格に思えるが、実際は気が強く喧嘩っ早い。
同じクラスのキウィとは時折口喧嘩をする間柄になっているが、口喧嘩では圧勝している。また、変身後のレオパルドとも険悪。

非常にシビアな考え方の持ち主でもあり、「自分達と戦っている以上エノルミータの構成員は全て敵」と考えて譲らない他、エノルミータで内部抗争が発生した際にも「潰し合ってくれた方が好都合」と言い放っている。
しかしながら魔法少女としての使命感と仲間への連帯意識は本物であり、どんな逆境にもへこたれずに正面から立ち向かう姿はまさしく正義の味方の鑑。

世間の「魔法少女」のイメージとはかけ離れた部分の多い彼女だが、魔法少女オタクのうてなは普段見せないその姿を「推せる」材料として喜んでいる
…が、物語が進むにつれて周囲が変態とポンコツで溢れかえってしまい、相対的に作中唯一のマトモな魔法少女となった

とある出来事以降、マゼンタことはるかを恋愛対象として意識するようになり、恋する乙女兼頼れるナイトとなっている。一方、はるかの無意識なボディタッチや真化したマゼンタの過剰なスキンシップなどでたびたび「ンミミィ」などの鳴き声を発するようになってしまった。つまりネkゲフンゲフン
たまネモをカップルと知ってからは恋愛相談に乗ってもらっており、素直になれない二人をいじって楽しんでいるが、自分のことになると途端に弱くなるため反撃されている。

  • 能力:サルファシールド
空中に展開する魔力の盾。
一方向だけでなく、ドーム状に展開することも出来る。
本人が人目につく場面では猫をかぶっていることもあり、彼女の「大人しい」という第一印象を更に強くしていたが…
+ その本領
真の戦闘スタイルは殺傷能力の高そうな巨大ナックルによる肉弾戦。
こちらの方が彼女の好みだが、魔力、体力共に消耗が激しく、子供に怖がられたくない思いやスポンサーへの配慮もあって隠している様子。

このように攻撃力と防御力の双方が秀でており、さらにシールドを応用して相手の自滅を誘うなど戦闘センスも抜群。そのため、魔法少女になったのは最後であったにもかかわらず、戦闘力では頭一つ抜けた存在であった。
…が、とある戦闘において、タコが大の苦手であるという思わぬ弱点が露呈。その後は周囲の強化もあって、簡単には勝てなくなってしまっている。特に、弱点を知って以降毎度のようにタコの魔物を召喚してくるベーゼはかなり不得手な相手に。

+ 「正義のヒロインは 最後に必ず勝つんや」
真化・ 電撃天使(ブリッツエンゼル)
ベーゼとの一騎打ちで劣勢に立たされたサルファが、マゼンタ、アズールへの強い友情と「正義は必ず勝つ」という信念で発現させたパワーアップ。
チャイナドレス風のコスチュームを纏い、「天使」の名の通り背中には光の翼を備える。

腕に装着したリングから電撃を放つことが可能で、さらに複数の拳をファンネルのように飛ばして相手にラッシュを叩き込むこともできる。
脚にリングを嵌めれば電撃のブースターによる超高速飛行も可能となる。
必殺技
  • 雷霆掌(らいていしょう)
電撃をまとわせた拳を相手にお見舞いする。無数の拳でラッシュを叩き込む(つらね)や、巨大な拳で相手を叩き潰す(かさね)など、いくつか種類が存在する模様。


ヴァーツ


はるかたちをサポートする、ヴェナとそっくりな生物。
ハートの意匠が見られる白い猫のような見た目をしており、はるかたちを魔法少女に勧誘した。
トレスマジアのメディア活動の際も結界を張って対策している。
ヴェナと知り合いのようで、その目を覚まさせようとしているが…。


シオちゃんズ

物語の途中で登場した、「エノルミータ壊滅」と「マジアベーゼ抹殺」を掲げる正体不明の第三勢力。
一応は魔法少女だが、登場してしばらくは同じ魔法少女だろうと自分達より弱い者を徹底的に見下し、目的のためには一般人も平気で巻き込む姿はむしろ悪役寄りだった。そのため、当初ベーゼからは「一線超えた」「魔法少女とは認めない」として明確に敵視されていた。
イミタシオが明確に光堕ちして以降はトレスマジアと和解したことで魔法少女陣営に所属している。

イミタシオ/忌田シオン
シオちゃんズのリーダー。仲間内でのあだ名はシオちゃん。
軍服風のコスチュームを見に纏い、顔の左半分を仮面で隠した幼女。
身の丈を上回るサイズの大剣を獲物とする。

「~○○なの」という、見た目に違わず明るく子供っぽい言動が特徴だが、それに反して性格は極めて腹黒かつ残忍。
何らかの理由でベーゼに強い憎しみを抱いており、時間をかけてじっくり苦しめた上で抹殺しようと目論んでいる。非常に執念深くもあり、執拗にエノルミータへ攻撃を仕掛けてくる。ただ攻撃するだけでなく心をえぐるような目に遭わせることで快感を感じており、ルベルの目の前でロコを人質にとって催眠をかけNTRを味わわせるという卑劣極まりない行動に出たことも。

  • 能力:ポーション
様々な効果を持つ毒。
大剣の刀身に塗って繰り出すこともあるが、ある程度距離を詰めればポーションの名前を唱えるだけで相手に毒を盛ることもできるという初見殺しもいいところな代物。

必殺技
  • ラブポーション#13
最も多用するポーション。強烈な快楽によって相手を無力化する。早い話が感度3000倍。体の自由が利かなくなるが動けなくなるわけではないので、レオパルトは無差別爆撃で強引に対処した。また、アズールのような重度の変態には効果がない。
  • ペインフル#8
相手の痛覚を大幅に増幅させる。食らった相手は軽く引っかかれただけで猛烈な痛みに苦しむことになる。
  • ヒプノシス#5
相手を眠らせる。ベーゼが繰り出した魔物に使用したが、生物でないためか効果がなかった。

+ 何故か尻を触られることを人一倍拒んでいるが…
その正体は、ロードエノルメこと田中みち子。当然だが、忌田シオンは偽名。シスタによってその存在を抹消されたかと思われていたが、実際には見逃されており、深手を負いながらも廃棄区画にあった魔法少女のトランスアイテム2つを盗んで逃亡していた。その後蘭朶に保護され、初めは拒絶するも最終的に彼女の看病を受け入れる。回復後は盗み出した変身アイテムを使って魔法少女に変身、さらに真化を試みるが、ベーゼから子ども扱いを受けたトラウマが精神に深く刻み込まれていた影響で、似ても似つかない幼女の姿になってしまった。しかし、すぐに自身の正体を隠すことができるということに気付き、スペイン語で「偽物」を意味する「イミタシオ」を名乗って復讐に動き出した。

あの手この手で執拗にエノルミータの面々を苦しめたものの、真化を会得したベーゼによって動きを封じられ、またしても尻叩きのお仕置を受けた上に変身が解けて正体を看破されてしまう。さらにベルゼルガを人質に取られ、公開処刑する旨を宣告されてしまった。
ベルゼルガを助けに向かうも力の差は歴然であり、為すすべなく捕縛されるが、そこでベルゼルガの想いを受け取るとともに、自身に向けられる民衆の声援を受け、ついに魔法少女としての想いに覚醒。ベーゼを爽快に一撃で吹き飛ばし、見事光墜ちを果たした。その後は、「魔法少女としてマジアベーゼを倒す」と改めてうてなに宣戦布告している。

正体である田中みち子は、20歳の元・女子大生。ロードとしての活動を始める際に大学を中退してしまったため、現在はコンビニバイトで生活費を工面している。ロード時代は総帥としての地位に溺れ、イミタシオ時代は復讐心に囚われていたことで、何かと悪辣な面ばかりが目立っていたが、元来は「世直し」というヴェナの口実に乗せられて本気で世界征服を目指すなど、良くも悪くも真面目一本な性格。バイト先ではその真面目さが活かされており、店長からも気に入られている。アルコールにはてんで弱く、薄い酒一口であっさり酔っぱらうほど。ちなみに泣き上戸。

ベルゼルガ/多田蘭朶
シオちゃんズの一員。
全身に包帯を巻きつけた不気味な少女。

イミタシオに異常なほどの愛情を注ぐヤンデレであり、彼女を脅かす存在には決して容赦しない。
と言うよりイミタシオ以外の人間に興味がなく、「貴女に割く感情はない」という理屈でベーゼの羞恥プレイすら意に介さない強敵。

ロコとルベルによると魔法少女狩りの唯一の生き残りらしいが…

  • 能力:血液操作
自身の血を固形化し、自在に操る。基本的には鎌状にして振るう。
威力は高いが、魔力に加えて血も消費するため持久戦は苦手で、食事による栄養補給が必須。

必殺技
  • ブルートシュトルム
撒き散らした血を刃に変えての範囲攻撃。

+ ...
かつてはマジアブランの名で活動していた魔法少女。ロードたちによる魔法少女狩りの標的にされたが、あまりにも弱かったために見逃されていた。その際、ロードの圧倒的な強さを前に歪んだ愛情を抱いており、後に瀕死となった彼女を保護することにつながった。
変身前の日常の姿でも、隈が濃かったり、舌ピアス含め大量のピアスをしているなど、やや不気味な見た目をしている。
ロード(みち子)と再会した際はピアスなどはなくやや不健康そうなくらいだったが、みち子を保護してからの生活の中で思いをこじらせて自分に傷をつけてほしいとみち子を恐怖させ、紆余曲折を経てピアスに落ち着いた模様。
扉絵も含めるとみち子に付けてもらったのだろうか。

みち子との馴れ初めはキウィから「純愛」と評され、似た立場同士で意気投合している。
ただ、エノルミータとの関係が良くなっても嫉妬心は据え置きで、うてなへの警戒心は解けていない。


パンタノペスカ/桃森百花
シオちゃんズの一員。

モノクルと学士帽を身につけた理知的そうな風貌だが、その実態は魔法少女に異様な性欲を抱くド変態であり、好みのシチュを目にすれば例え人前だろうがオ○ニーし始める。
泥人形生成能力を使って好きな魔法少女カプのイチャラブ映像を撮影しネットに公開するのが趣味だが、当然ながら無許可かつ本人の嗜好や実際の人間関係もガン無視した、本人からすれば迷惑千万な代物である。

こんな調子なので仲間からも雑に扱われているが、魔力感知に関しては随一のものを有しており、その点については信頼されている。真化したマゼンタの中にベーゼの魔力が混ざっていることを看破したのも彼女。ただ、やり方がやり方だったのでサルファに折檻される羽目になった。

  • 能力:土操作
土を自在に操る。
物を作るだけでなく、泥に変えたり、逆に固めて拘束したりと応用力も高い。
最も多用するのは泥人形の生成で、これによる物量攻めが得意。
また、地面をローション状にして相手の自由を奪うことも。
どちらかというとエロ目的で使うことが多く、本人も戦闘は得意ではないと語っている。

+ ...
マジアシアンと呼ばれる魔法少女と何か深い関係にあったこと、現在彼女が行方不明であることが示唆されているが、詳細は不明。


【余談】

本作のアニメ版と同クールに、ゲイ色強め作風で話題を呼んだスーパーロボットアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』が放送されている。
女の子が大好きな魔法少女に濃厚なレズ要素を上乗せした本作男の子が大好きなロボットに濃厚なゲイ要素を上乗せした『バーンブレイバーン』がちょうど同時期に並び立ってしまった光景はネット上でネタにされ、
ニコニコ動画における両者の公式配信では本作の第1話とあちらの第2話に「汚いニチアサ」のタグがつけられてしまう事態に。
…ちなみに、キャストには『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にゲスト出演した事のある和泉風花など、結構ニチアサ関係者が多かったりする。
中には『オトナプリキュア』という(あちら側が)風評被害モノの呼び名まであったりする。というかそっちの方も深夜枠での放送が決定しているため、あまりシャレになっていない気が…



追記、修正は魔法少女を痛めつけながらお願いします。

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最終更新:2024年04月23日 23:13

*1 強いて挙げるなら序盤に登場した低級魔物に男体型のものが数体いたくらい

*2 ベーゼにやられるているうちに額の星が1つまで減少しており、本来の魔力はこの程度のものであったと思われる。

*3 アニメ版では週刊誌で報じられるほど規模が拡大している