暴太郎戦隊ドンブラザーズ

登録日:2022/03/13 Sun 22:15:00
更新日:2024/04/22 Mon 21:45:37
所要時間:約 43 分で読めるというお話


タグ一覧
2020年代戦隊 Don't Boo!ドンブラザーズ あばたろう うんぬんかんぬん えんができたな このタグを見たな!これでお前とも縁ができた! そうはならんやろ たまに腹筋崩壊 どうしてこうなったかというと… はちゃめちゃに暴れ野郎 ふじもとまめ みんな、好きに生きていい アバタロウギア アバター コメント欄ログ化項目 コードネーム呼び戦隊 サングラス シャンゼリオンの再来 シリアスな笑い スーパーヒーロータイム スーパー戦隊 ダンスOP テレビ朝日 ドンオニタイジン ドンクリック詐欺 ドンブラ中毒 ネタが多すぎてタグに困る項目 ネタキャラの宝庫 ヒトツ鬼 ホームドラマ レッドの強さに定評のある戦隊 七人ミサキ 不条理ギャグ 井上敏樹 井上敏樹の本気 人間賛歌 令和の555 令和のギャラクシーエンジェル 仮面ライダーリバイス 何故こうなったかというと… 俺こそオンリーワン 傑作or問題作 児童向けゴウライガン 八手三郎 公式が無法地帯 前作要素あり 大どんでん返し 山下康介 岡山県 急展開の連続 怪作 悲しみを退治してゆく 意味不明 愛すべきバカ達 感動のラスト 戦隊シリーズ 戦隊版アニカビ 戦隊版ギャグマンガ日和 戦隊版彼岸島 戦隊版銀魂 所要時間30分以上の項目 敵も味方も変な奴 日常系 明るい555 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 東映 桃太郎 森崎ウィン 機界戦隊ゼンカイジャー 武部直美 毎回カオス回 涙腺崩壊 濃すぎるキャラクター達 濱野大輝 特撮 獣人 田﨑竜太 異色作 発想の源が狂ってるシリーズ 白倉伸一郎 第46作 終盤は鬱展開 群像劇 脳人 見る抗うつ剤 見る麻薬 計算された狂気 賛否両論




ことーしことし、あるところに…

4人のお供と、1人の暴太郎(あばたろう)がいた。



やあやあやあ、祭りだ祭りだ~!


袖振り合うも多生の縁。


4人のお供を引き連れて、共に踊れば繋がる縁…


この世は楽園!


悩みなんざ吹っ飛ばせ!



何なの!?こいつ!?




暴太郎戦隊ドンブラザーズ!


楽しもうぜ!勝負勝負!




画像出典:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン3話『あかりどろぼう』より、(2022年3月20日放送)
©テレビ朝日・東映・東映AG




{暴太郎戦隊ドンブラザーズ)』とは、ニチアサキッズタイム内のスーパーヒーロータイムで放映された特撮ドラマで、スーパー戦隊シリーズ第46作目。そして戦隊シリーズ45周年記念作品である。
放送期間は2022年3月6日から2023年2月26日。全50話。
話数カウントは「ドン○○話」。

作品キャッチコピーは「桃から生まれた暴太郎!」

【概要】

プロデューサーは前番組『機界戦隊ゼンカイジャー』から白倉伸一郎が続投、メイン監督は田崎竜太、そしてメイン脚本はあのヤクザ井上敏樹が担当。
井上は『海賊戦隊ゴーカイジャー』28話以来11年ぶりの参加であり、メインとしては『鳥人戦隊ジェットマン』から31年ぶりに手掛けることになる。前作の所業は何処へやら…
劇伴は山下康介が『宇宙戦隊キュウレンジャー』以来5年ぶりに担当。

「革新的な作品を目指す」という意気込みの表れなのか、
  • 特命戦隊ゴーバスターズ』以来10年ぶりとなる「○○ジャー」と付かないタイトル
  • タイトルロゴが赤を殆ど使っておらず、文字の上端と下端が全く揃えられていない異例のデザイン
    • ドンモモタロウのバイザー部分がデザインモチーフになっている。
  • 「童話『桃太郎』」と「アバター」というミスマッチなモチーフの組み合わせ
  • 着ぐるみではなくモーションキャプチャーとCGで非人型に造形された一部メンバー*1
  • ピンク戦士が男性
  • 序盤の巨大戦力はレッド専用機で、彼専用の超小型ロボも登場
    • そもそも全編通して巨大戦のない回も多い。
  • 物語序盤の事実上の主人公がヒロイン枠のイエロー(紅一点)
  • 群像劇寄りのストーリーで、戦闘時以外メンバーはバラバラに活動しており、プライベートでの面識は顔見知り程度
    • 群像劇として各個人の描写が今まで以上に強くなっている分、モノローグが挿し込まれる頻度が今までと比べても明らかに多い。
  • 敵幹部枠の怪人「脳人」と一般怪人枠の「ヒトツ鬼」が別勢力として敵対し、物語中盤からはさらに追加勢力まで出現
  • 当初は敵幹部枠として登場した人物3名が終盤で1人どころか全員仲間入りを果たす
  • 最終的に倒さなくてはならない悪の組織や巨悪が存在しない
  • TV本編で名乗りやフルメンバーでの同時変身を滅多にやらない
    • しかも本編での初めての名乗り(ドン36話)には1人敵が化けた偽物が混ざっており、全員が揃ってちゃんとした口上を述べたのはドン最終話が最初で最後
  • ブラック戦士と他のメンバーが長らく互いの正体を知らず、メンバー全員が素性を知ったのは44話目
  • ドン44話を過ぎても着地点がわからない展開が続いた上、ドン45話から新キャラが2人も追加された挙句、最終回の1話前(ドン49話)にまたも新キャラが2人追加
  • ドン49話まで一般怪人枠のヒトツ鬼が登場するなど終盤まで普段通りの展開が続き(伏線回収などは行われ、各キャラクターの物語も進展はする)、ドン最終話に至ってはまさかの1話完結エピソード
など色々と型破りな要素が多い。

そして『デンジマン』と『サンバルカン』の関係のように、『ゼンカイジャー』の役者が続投していたり、終盤にサプライズ登場した巨大ロボ「ドンゼンカイオー」が実質的な1号ロボだったり、本作の変身武器である「ドンブラスター」がゼンカイジャーのキーアイテムとなるセンタイギアにも対応している等、ゼンカイジャーとの繋がりが所々見られる点も特徴的。
一方で声優面では、今週の怪人にあたるヒトツ鬼の声を素体となった人間を演じる役者が担当したり、ナレーション担当も不在であるため、声だけの出演としてキャスティングされたのはアイテム音声役の濱野大輝と朴璐美のみとなっていたが、ドン17話から登場するマザー役に能登麻美子が起用。
キャラクターの声としてキャスティングされた最初の声優となり、レギュラーキャラのドンムラサメ役に若手男性声優の村瀬歩が充てられた。

どこから突っ込むべきかわからないようなタイトルから既に察せられる通り基本的には昨年の『ゼンカイジャー』から引き続き……というか『ゼンカイジャー』にも増して破天荒でコメディタッチな作風が持ち味。
ヒーローサイドであるドンブラザーズのメンバーはもちろん、メインの敵組織である「脳人」の面々、さらには一般市民に至るまでとにかくアクが強くキャラの濃い奴らばかりが登場し、常に視聴者の予想の斜め上を行くような展開が繰り広げられる。
『ゼンカイジャー』とはまた違った方向に常軌を逸したシーンも多い。

また、何かにつけて30分前の作品にケンカを売りに行っているのも特徴的な点。
  • 劇場版のポスターではキャッチコピーとして『ライダーなどお供にもならん!主役は俺達だ!』と堂々と掲げる
  • 映画の劇中でも「ヒーローなんてね、仮面ライダーに任せておけばいいのよ!というメタ台詞まで飛び出す
  • 中盤の総集編ではなんと『リバイス』の最終回に便乗して「俺たちも最終回だ」と言い出す
など最早やりたい放題。
しかもドンブラザーズの世界では『リバイス』が放送されており、介人も視聴している。ドンブラのメンツは日曜の9時から招集をかけられていたのか。

そのスタンスは後番組『仮面ライダーギーツ』になっても変わらず、スーパーヒーロータイムのエンディングにてキツネのお供はいらん!」と発言するなど、もはやとどまることを知らない。
もっとも向こうも言われっぱなしになるようなタマではなく、「最後に勝つのは俺だ」と返している。何の勝負してるんだお前ら。*2

その一方、時々平成ライダーシリーズのごときぎょっとするほどダークな世界観や込み入った人間関係、人の心の闇が容赦なく描かれるのも特徴の一つ。
ヒロインが突如として全てを失い、わけもわからない内にヒーローチームの一員として戦わざるを得ない状況に追い込まれたり、そのヒロインのクラスメイトが怪人化した挙句正気にも戻れないまま無慈悲にこの世から消されてしまうなど、ドン1話の時点からコミカルかつハチャメチャな描写の裏でハードな側面が顔を覗かせており、ストーリーが進んでいくにつれてそういった闇の部分にも少しずつ焦点が当てられる。
このあたりは白倉&井上御大コンビの面目躍如と言えるだろう。
全体として人間ドラマに比重が置かれており、本来の見せ場である戦闘シーンが集中的に描かれるのは最後約4分程度に収まっている。*3
もちろん井上御大恒例の妙に凝った食事シーンも健在。

こうした作風について、ラインプロデューサーの佐々木幸司は「『ゼンカイジャー』は計算された可笑しさ、『ドンブラザーズ』は計算された狂気」、ドン3話から参加し、『ゼンカイジャー』でもラスト3話でメガホンを取った中澤祥次郎監督は「『ゼンカイジャー』が「ゼンカイ脳」なら『ドンブラザーズ』は「ドンブラ中毒」と語っている。
ギャグ方面でもダークな方面でもブレーキが壊れすぎている作風ゆえ、後半には4〜5回ほどBPOにクレームが寄せられている。
ドタバタコメディと重い展開の入り混じる作風はPと脚本が同じ『超光戦士シャンゼリオン』に近い。
「相対的にゼンカイがまともに見える」と感じる視聴者も少なくない。そして終盤には本当に『シャンゼリオン』がモチーフの敵が登場した。

放送前には『ゼンカイジャー』第42カイ!への先行出演の他、桃太郎モチーフ繋がりということで平成ライダーシリーズの代表作『仮面ライダー電王』とのコラボも行われた。
ただし脚本は八手三郎が担当したため井上は未だに電王に触ることが出来ていないが

なお「暴太郎」というパワーワードは、東映公式サイトでの白倉P曰く

で、「暴太郎」というふしぎネーミングの由来。
「アバター戦隊」にするか、「桃太郎戦隊」がいいか……ウンウン悩んでた企画陣に、

「アバターか桃太郎かって? まとめて『暴太郎』でいいじゃん」

と、通りすがりの某バンダイ原さんが言い放ったのをまるっとイタダいたのはナイショです。

との事。そういえばかつてメイン脚本似たような真似をしていたような……

「47戦隊47都道府県」では岡山県を担当。
十中八九桃太郎の縁のある地だからであろう。
劇場版が公開された際ノリノリで岡山県庁がコラボポスターを制作してるし…

【反響】

先述した極めてアクの強い作風から脱落者も少なくなかったが、一方で逆にそこに魅せられた熱狂的なファンも多く、強い話題性を獲得。その結果、2022年度ネット流行語大賞では第4位と、『ゼンカイジャー』の19位から更なるランクアップを果たした。
メインターゲットである子供からの人気も高く、玩具売上は『宇宙戦隊キュウレンジャー』以来4年ぶりに前年からの売り上げアップを記録し、長らく続いていた売上最低記録更新に遂に歯止めをかけた
特に『DXドンオニタイジン』はシリーズ初のフルアクション仕様が採用されたことで大反響を呼び、ロボット玩具の売り上げは前年比で3倍超というとんでもない業績を記録したという。

【あらすじ】

今から遡ること21年前…

ジョギング中の桃井陣は突如空が裂け、そこから桃型のカプセルが飛び出してきたところを目撃する。
不審に思い、近づいてみるとカプセルが開かれ、なんとそこには赤ん坊が入っていた。
突然の出来事に困惑する陣は赤ん坊を抱きながら、呆然と立ち尽くしていた…

そして時は流れ現代

漫画家を夢見る女子高生『鬼頭はるか』は、デビュー作「初恋ヒーロー」で最年少にして漫画大賞を受賞。
友人にも恵まれ、イケメンの彼氏持ちと順風満帆な人生を歩んでいたが、ある日、人間の欲望から生まれた鬼『ヒトツ鬼』に襲われたことをきっかけに、奇妙なサングラスと、謎の戦士『オニシスター』への変身能力を手に入れてしまう。
更に追い打ちをかけるかのように、自身の作品に盗作疑惑がかけられたことで連載は打ち切り。友人や彼氏にも見限られ、夢・信頼・友達全てを失ってしまった。
失意に陥る中、謎の男・桃井陣と出会い、こう告げられた。

「桃井タロウを探し、忠誠を誓え。そうすれば失ったものを取り戻せる」

桃井タロウとは一体何者でそしてどこにいるのか…?そして、鬼頭はるかは全てを取り戻すことが出来るのだろうか…?
ドンブラザーズの物語がいざ開幕!!

【登場人物】

■ 暴太郎戦隊ドンブラザーズ

近年の戦隊では珍しく、戦闘中はコードネームで呼び合う戦隊となっている……というか後述の通り当初はお互いに素性を知らないまま戦っていたのでそもそも名前を呼びようがなかった
素性が割れて以降は特にどちら呼びで固定ということもなく、お互いコードネームでも名前でも自分の好きなように呼んでいるといった感じ。一応、タロウとジロウは名前呼びをされることが多い。

特殊な出自を持つタロウとジロウを除き、メンバーは全員がほぼ無作為に選ばれた一般人。このあたりは脚本家が同じ『ジェットマン』にも似ているが、一応スカイフォースという軍事組織が母体になっていたあちらとは違い組織的な後ろ盾すら存在しない。
選ばれるとスマホの画面や空中に突如として禍々しいスロットが映し出され、パーソナルカラーのサングラスとドンブラスター、アバタロウギアを与えられる。
このサングラスをかけると、人間界と重なるようにして存在する高次元世界「脳人レイヤー」を認識したり、そこに存在する構造物を利用したり、人間に擬態したアノーニを見破ったりといったことが可能になる。
また、これはドンブラザーズとしての力の源のようなものでもあるらしく、他人に奪われたり拾われたりすると変身の権限もそちらに移る。

そもそもメンバーはグループやチームとして行動していないどころか、ドン11話時点でやっと犬塚翼以外のメンバーがドンブラザーズとしての互いの正体を知るに至るという有様。
非常時になるとドンブラスターor龍虎之戟が目の前へ勝手に現れ、アバターとなって強制的にワープさせられる(場合によっては変身もオート)という形で強制招集が掛けられるシステムになっている。
ただし、強制召集されても戦いまでは強制されず、用事があるなどの場合によっては例え戦闘中でも勝手に切り上げて召集された場所から帰還したり、ドンブラスターor龍虎之戟による強制チェンジを阻止してわざと戦闘に参加しないこともできる。
無論用事が終われば戦闘に再参加することも可能で、さながらオンラインゲームみたいな緩さが特徴。
また、ドンブラスターによる変身に特段のルールはなく、非戦闘時でも自分の身を守る目的や通りすがりで人助け*4を行う時に任意でドンブラスターを出現させて変身する場合がある。

ただし、ドン21話では、戦闘に一切参加しないで私利私欲のみで何度も変身するといった能力の濫用、すなわち戦士として相応しくない行動を執拗に繰り返した場合は戦士の資格が無いと判断され、変身能力諸とも資格を剥奪される事が判明している。
その場合また新たな資格者が選定される模様。
無論、一般人が突如超人的な力を手に入れた場合自分のために使いたくなるのが人情なので、主君であるため資格が変動しないタロウを除いたメンバーは現在のメンバーに落ち着くまで幾人もの人間が資格を剥奪されて来た事が明言されている。その数、なんと5000人

タロウ、ジロウ以外には「キビ・ポイント」なる採点システムも存在し、ポイントを使えば願いを叶えることができるほかドンブラザーズからの自主脱退も可能だが、その場合歴史が改竄され、別の他人が抜けたメンバーと似たような境遇に陥れられた挙句に新たなドンブラザーズとして加入させられる羽目になる凄まじいブラック仕様。
誰が呼んだか「特撮版七人ミサキ」。
このように、ポイントは一種のご褒美なのかと思いきや、使うとその反動として使用者本人あるいは他の人物に適えた願いと概ね等価の不幸が訪れるという、とんでもない代物である。
当然ながらポイント以外に貰える恩恵や報酬的なものは微塵も存在しない。

これまでの戦隊のように倒すべき巨悪もいなければ果たすべき明確な使命・目標すらも定められていないので、上記の緩さと合わせて有志が集まった無償のボランティアグループの側面がこれまでの戦隊以上に強いのがドンブラザーズである。


  • 桃井(ももい)タロウドンモモタロウ 演:樋口幸平
今作の主人公で、赤ん坊のころに桃型のカプセルに乗って人間界にやってきたところを陣に拾われた21歳。
現在は家出して一人暮らししており、シロクマ宅配便で宅配の仕事をしている。何気に公認戦隊では初となる宅配業レッドである。
生まれながらに嘘をつく機能に欠けており、嘘が「苦手」ではなく「つけない」レベルのバカ正直な性格の熱血漢。
というか、嘘をつくと死ぬ。比喩表現ではなく本当に脈が止まる。
「どんな小さな縁も縁は縁」として人との縁を大事にするのが信条だが、信条が強すぎて「目と目が合った」「偶然、肩がぶつかった」「自分の名前を聞いた」といった些細な事柄だけでも「これで縁が出来たな!」と豪語し、宅配先の他人であろうと自主的に部屋の掃除までしてくるとんでもない変人。
メインであるレッド枠なのだが、1話の段階では正体が謎に包まれた奇人として描かれている。
その些細なことをきっかけにして縁を結ぼうとする言動から、放送開始前からSNSなどでは「妖怪縁結び」と呼ばれ、「ドンクリック詐欺」なるネタ画像やイラストがネットミームとして流行っていた。また、一部SCPや怪異扱いされることもしばしば。
変身時には天女のようなバックダンサー達を引き連れてバイクと一緒に半裸の男性によって神輿に担がれながら登場する*5
詳細は該当項目で。

  • 猿原(さるはら)真一(しんいち)サルブラザー 演:別府由来
気まぐれに俳句を詠んでマイペースに日々を過ごす自称風流人の無職。
本人曰く「生まれてから一度も働いたことがない」「強いて言うなら『生きること』が仕事」という、近年まれに見るレベルのニート。
但し几帳面で博学なため、ご近所からは「教授」と呼ばれ慕われているだけでなく、悩み相談のお礼として食べ物を恵まれている為、生活に苦労はしてない。
「金銭には人間の欲望が詰まっている」という理由から現金を持ち歩かない。そのためか、喫茶どんぶらでの支払いを俳句で払おうとした。
自覚はないとの事だが、自他ともに認める変人である。
詳細は該当項目で。

  • 鬼頭(きとう)はるかオニシスター 演:志田こはく
津野角高校に通う漫画家志望の女子高生。17歳。
現在は刑事の叔母・ゆり子と2人で暮らしている。
冗談社*6マンガ大賞を受賞したものの、戦士になったことが切っ掛けで盗作疑惑を被せられ幸せだった人生はご破算に。
盗作疑惑の汚名を晴らすべく謎の男・桃井陣の指令により「桃井タロウ」とお供たちを探すことになるが、生憎桃井タロウが誰なのか碌に情報を知らされてないため右往左往する羽目に。
以後は喫茶どんぶらでバイトを始めた他、戸惑いながらも「初恋ヒーロー」の作者だからヒーローとして戦うことを決める。
本作におけるもう一人の主人公かつ狂言回しであり、彼女の視点で物語が進行している。
詳細は該当項目で。

  • 犬塚(いぬづか)(つばさ)イヌブラザー 演:柊太朗
指名手配中の逃亡者。
皮肉屋で、利己的で、他人を信用しない性格……なのだが、根は常識人な上にトラブルに巻き込まれやすい不運体質なのもあって、予測不能な動きを連発する仲間達にはいつも振り回されている。
元々は劇団員で、無実の罪を着せられ、ある目的のため逃げ続けている。料理がプロ級に上手く、夏美という彼女がいる。
モーションキャプチャーでデザインされたメンバーその2。手足が大きく体は細い、頭でっかちの三頭身で身長100cmサイズの戦士に変身する。
俊足に加え小柄な体格ならでのトリッキーな犬だっつーの身のこなしを得意とするが、翼本人はこの姿に案の定大層不満があるようで、曰く「好きでイヌやってんじゃねえよ」との事。
なお物語開始からドン44話までメンバーとの素顔の正体を知られていなかった異例の初期メンバーでもある。
詳細は該当項目で。

  • 雉野(きじの)つよしキジブラザー 演:鈴木浩文
フェズントコンサルタントに勤める平凡な会社員。
美容師の妻・みほと幸せな新婚生活を送っているが何の因果か戦士に選ばれ戦う羽目になっている。
モーションキャプチャーでデザインされたメンバーその1。更にシリーズ初となる正式な男性ピンクの戦士でもある。
身長220cmかつ足が異様に長いインパクト抜群の外見の戦士に変身する。コレでも響鬼さんより2cm低い。響鬼さん絶対そんなに大きくないって。
飛行能力を持つが、その長身ゆえ足下がよく見えなかったり、相手の声を聞き取りづらかったりといった欠点も。
詳細は該当項目で。

  • 桃谷(ももたに)ジロウドンドラゴクウドントラボルト 演:石川雷蔵
ドン14話から登場。
タロウと同様に、赤ん坊の頃に桃のカプセルに入れられて人間界に流れ着いた青年。
とある村役場で保護され、そのまま大人になるまでは新聞配達員として働く傍ら、「内なる声」に導かれるままにヒーローになる為に体を鍛えて生活していたが、まるでタロウの消滅に呼応するかのように生まれ育った村を出て、王苦市にやってくると、ドンブラザーズの新たなリーダーを名乗ってはるかたちの前に現れた。
天真爛漫な性格だが、自分をヒーローだと信じて疑わない変わり者で、武器も一切持っていないので脳人やヒトツ鬼には投石で対抗するのがやっとという有様なのも相俟って、4人からも全く相手にされていない。
村の人々からも、そのマイペースぶりに困惑されて陰で苦言を呈されていたが、「居なくなったら寂しい」と言われている辺り、タロウに比べると幾分人間関係には恵まれてきた模様。
そしてドン15話で「内なる声」に従い、遂に追加戦士として覚醒。その後厄介極まりない二重人格者であることが明らかになった。
詳細は該当項目で。

■ ドンブラザーズの関係者

  • 桃井(ももい)(じん) 演:和田聰宏
桃型カプセルで人間界に流れ着いたタロウを拾って育てたタロウの義父。彼からは「父ちゃん」でも「親父」でもなく、呼び捨てで呼ばれる。
タロウを拾ってからなぜか年を取らなくなった。
とある罪──桃井タロウを育てた事──を犯したことで獣人の封印を守る『守護人』の役目を負い、人間界と脳人の世界の狭間にある不思議なプリズンに収監中。だが、アバターとして各所に出没できる。
スマホの特殊なアプリを利用して不思議なサングラスを配ってタロウのお供として4人を集めようとしている。
お供達に何かを聞かれるとヒントだけを与え、あとは「面会時間は終わりだ」と言って話を打ち切ることが多い。
一方でお供がタロウから一本取る勝負をすると聞いたときは「面白そうじゃないか」とご機嫌な様子で、ノリノリでタロウの弱点を教えていた。

  • 五色田(ごしきだ)介人(かいと)/ゼンカイザーブラック 演:駒木根葵汰
鬼頭はるかがアルバイトをしている「喫茶どんぶら」*7のマスター。
多くを語らないが、何やら秘密ゼンカイの謎多き男で、謎の戦士・ゼンカイザーブラックに変身してドンブラザーズを裏でサポートする。
その容姿も声も名前すらも『機界戦隊ゼンカイジャー』のリーダーである五色田介人/ゼンカイザーと全く同じという謎の男であるが、性格は非常に静かかつダウナーで読書を嗜む等、『ゼンカイジャー』側の介人と違って明らかに知性的であり、雰囲気もゼンカイ脳とは程遠い謎の人物。*8
当面の目的としては、ヒトツ鬼に取り込まれたセンタイギア/アバタロウギアを回収することにあるようだが…。
本作における番外戦士枠であり、まさかの前作『ゼンカイジャー』からの続投になるが、公式曰く「『ゼンカイジャー』の主人公に酷似しているが全く別のキャラ」とのこと。
詳しくは個別項目を参照。

  • 雉野(きじの)みほ 演:新田桃子
つよしの妻の美容師。
新婚ホヤホヤでつよしとは円満な夫婦関係を築いているが、犬塚の恋人の夏美と全く同じ顔という謎がある。

  • 鬼頭(きとう)ゆり子 演:三輪ひとみ
はるかの叔母にして同居人。職業は刑事。

  • 山田(やまだ) 演:滝晃太朗
フェズントコンサルタントの部長で、つよしの上司。
彼に対して何かと厳しく、一歩間違えればパワハラも疑われるような言動も少なくない。

  • ルミ 演:朝乃あかり
ジロウの幼馴染み。
互いに君付けちゃん付けで呼び合う程親しく、ジロウは半ば勝手に彼女扱いしている。
ルミの方も、ジロウを友達として認識はしているものの、その破天荒さにはやや呆れ気味。
とは言え、純粋でどこまでも真っ直ぐなジロウの人柄は気に入っており、加えて本人も結構なマイペース。
ジロウは常に彼女とのツーショット写真をスマホに入れているのだが、他者が見た時、その写真にはジロウしか写っておらず……?

  • 三増(みます)佐五(さご)八会(はっかい)
ジロウとルミの幼馴染達。
三増は地元の村役場に勤務し、佐五は消防団員、八会は農家として働いている。
ジロウのヒーロー気取りぶりにはややうんざりしているが、内心では大切な友達と思っており、何だかんだで仲は良好。
元ネタは『西遊記』に登場する孫悟空の仲間で、それぞれ「三増→三蔵法師」、「佐五→沙悟浄」、「八会→猪八戒」のもじり。



  • 寺崎(てらさき)
演:一三
華果村の駐在員にして、ジロウの育ての親。
ジロウからは実の親のように慕われている。

  • 狭山(さやま)健児(けんじ) 演:杉本凌士
犬塚を追いかける刑事。
キャリアは長く、同僚からは「猟犬」の異名で知られる名刑事だが、上層部とそりが合わないせいであまり評価されず、定年間近なこともあって犬塚逮捕に執念を燃やしている。
一度は「手柄を立てたい」という思いが暴走してヒトツ鬼の警察鬼に変貌してしまうも、ドンブラザーズの活躍で元の人間に戻され事なきを得た。
しかし、休暇中に参加したバス旅行で後述する獣人(ジュート) の襲撃に遭って以降獣人に成り代わられ、肉食の獣のような獰猛な振る舞いと周りにある紙で猫の折り紙を折る奇行が目立つようになる。

  • 椎名(しいな)ナオキ 演:???
はるかの漫画「初恋ヒーロー」を盗作した人物。
決して人前で素顔を晒さず、サイン会等のイベントでは兎の着ぐるみを着用している。
漫画家としての技量は、はるかが負けを認める程に高いが、加えて彼女の得意料理であるビーフストロガノフの味までも完全にコピーしており、そのどこまでもはるかと共通した多才さには謎が多い。

キビポイントを利用して脱退したはるかの代わりに選ばれた二代目オニシスター
詳しくは個別項目を参照。

猿原の前任のサルブラザーに当たる人物。
詳しくは個別項目を参照。

ふとした拍子で偶然二代目イヌブラザーになってしまった男。
詳しくは個別項目を参照。

  • 天女 演:河北琴音、渡辺望、井田彩花、加藤萌朝
ドンモモタロウの登場と共に現れる和装のバックダンサー達。
ついでに一緒に神輿の担ぎ手として天女とは別に半裸の和装の男達も出てくる。
詳細も経歴も一切不明。
ドンモモタロウが乗る神輿の周りを天女達が紙吹雪を撒きながら踊り狂ってドンモモタロウの登場を盛り上げる。
ちなみに神輿は省略も可能でその際は彼らの出番もカット。何よりタロウが体調不良だった場合神輿担ぎの人間も天女も全員やる気を失ったヤサグレ状態となり神輿すらボロボロになる。

脳人(ノート)

今作の敵。いわゆる幹部怪人枠。
人間には通常は認識出来ない高次世界「脳人レイヤー」の住人達。
変身体は怪人らしからぬヒロイックな見た目をしているのが特徴。いずれも過去の東映特撮ヒーローを思わせる造形で、武器の名前も元ネタを捩っている。
自分たちの世界の波動を乱す人間の欲望を粛清すべく、欲望から生まれるモンスター・ヒトツ鬼を人間ごと消去しようとしている。
一般怪人を従えているどころか敵と見做していたり、「ドンブラザーズの敵」ではあってもあからさまな「悪の組織」「人類の敵」ではなかったりと、色々と異例尽くしな敵組織。
詳細は該当項目で。

  • ソノイ 演:富永勇也
脳人三人衆のリーダー格である高貴な脳人の戦士。
人間の芸術に興味を持ち、絵画鑑賞が趣味。
ポエミーな言動が目立つキザな優男で、正義感が強く人命を尊ぶヒーローのような高潔な性格の持ち主。
しかし人間の欲望を過剰に忌み嫌っており、ヒトツ鬼と化してしまった者や討伐を邪魔する者に向ける態度は冷酷の一言。
どんな些細な欲望がきっかけであっても決して許さず、問答無用で消し去ってしまう無慈悲さも持っている。
早い話がいつもの井上敏樹が書くライバル戦士そのもの
腕輪を胸にかざし「一級剣バロンソード」と紺青の「脳人シールド」で武装した戦士の姿に変身。欲望に満ちたものを一刀両断する。
詳細は該当項目で。

  • ソノニ 演:宮崎あみさ
脳人三人衆の紅一点にして妖艶な脳人の戦士。
囁くような喋り方が特徴で、人間の恋愛に興味を持つ。
一見フレンドリーに見えるが本性はかなり気まぐれかつ冷淡。自分から欲望を煽るようなことをしておいてヒトツ鬼化した途端にあっさり消去してしまったり、近づいてきた男達から愛の言葉を聞き出すべく誘惑したりと人間を弄ぶような言動が目立つ。
腕輪を胸にかざし、「二重弓コンドルアロー」と純白の「脳人シールド」で武装した戦士の姿に変身。
二刀流で闘うこともできる。

  • ソノザ 演:タカハシシンノスケ
大槍を担いだ粗暴な脳人の戦士。
場違いなところで笑ったり泣いたりする不気味な男で、人間の喜怒哀楽に興味を持つ。
良くも悪くもマイペースな仕事人気質で、人間には過干渉せず気ままに振る舞いながらもヒトツ鬼狩りは真面目にこなそうとする。
腕輪を胸にかざし、「三刃槍カゲスピア」と灰茶の「脳人シールド」で武装した戦士の姿に変身。
激しい三段突きが得意。

  • アノーニ
今作の戦闘員枠。
サイケデリックな色彩の体色と、体色と同じ柄の仮面を身に着けている。
脳人の工作員で人間になりすまして人間世界に潜んでおり、その擬態はドンブラザーズが持つ謎のサングラスでしか識別できない。
戦闘員枠の中ではかなり知性が高く、ドン1話ではマスメディアにまで潜り込んでいることが描写されている。
正体に気づいた人間は即座に排除しようと行動する。
脳人に服従して戦い「殴鎚アノハンマー」で人間を襲うが、脳人のメンバーがいない場合はヒトツ鬼に使役されることもある。
戦闘時の声は「アノーニ!」

ヒトツ鬼(き)

今作の怪人枠。
欲望を持った人間から生まれるモンスターで、「人に憑く鬼」のこと。
普段は電子データのような姿だが、憑依した人間の欲望を暴走させ、最終的に体を取り込み実体化してモンスターの姿に変えてしまう。
こうなると素体の理性は失われ、宿った欲望を歪めて叶えることのみに執着し暴れ出す。
一部の個体は戦隊モチーフのセンタイギア/アバタロウギアを取り込んでいるらしく、そういった個体は倒されても巨大なモンスター「ヒトツ鬼ング」となり、さらに大暴れするものも。
怪人枠としては珍しく計画性のある行動が極めて少ない部類であり、直接的な駆け引きが描かれる場面は少ない。
厄介な行動パターンも全てはヒトツ鬼化したとき突発的に得た能力を悪賢く効率的に使っているだけである。

最大の特徴は今回の敵組織である脳人が悪意を込めて生み出すものではなく自然発生気味に生まれることであり、欲望を毛嫌いする脳人にとってヒトツ鬼の存在は手駒ではなく抹殺対象として扱われる。
脳人に倒されると素体となった人間もこの世界から消えてしまうため素体の人間にとっては死と同義。
よってドンブラザーズは、脳人よりも先にヒトツ鬼を倒すことで素体の人間を解放してやらなければならない。

以上のようにゲスト怪人枠でありながら、いわゆる幹部枠に相当する脳人の部下ではない…どころかむしろ討伐対象であり、言うなれば「第三勢力」であるという歴代でも非常に珍しい立ち位置にある存在。
なお、デザインは素体となったアバタロウギアの戦隊のネタがモチーフであり、変身者たちの欲望も元ネタの戦隊が由来となっている。
さながら「戦隊版アナザーライダーである。

詳細は該当項目で。

ヒトツ鬼ング

蟾ィ螟ァ蛹(巨大化)

今作の巨大戦担当。
戦隊モチーフのアバタロウギアを取り込んでいるヒトツ鬼が倒された結果、そのパワーが脳人レイヤーに積み重なって生まれる巨大な怪物。
さながら『電光超人グリッドマン』の怪獣であり、脳人レイヤーでの破壊活動が現実世界にも反映される模様。
ただしヒトツ鬼ングを生み出さない個体も多く、脳人レイヤーに積み重なる前に素体のヒトツ鬼が消滅した場合もヒトツ鬼ングは生まれない。
こちらのモチーフはアバタロウギアの戦隊の巨大ロボ。

詳細は該当項目で。



獣人(ジュート)

ドン9話にて存在が発覚した謎の存在。人間となり代わり浸食していく。
折る折り紙の動物でランクが変わり、「猫<鶴<ペンギン」の順でランクは大きく、また知性も変わっていく。
詳しくは該当項目参照。

■その他


魂を持つ剣「ニンジャークソード」が具現化させる戦士。
謎の声「マザー」の指令に従って戦い、ドンブラザーズに刃を振るう。反面、自身の意思は薄弱である。
その正体は脳人の世界がある目的のために生み出した生体兵器であり、不可殺の存在を始末することが可能である。
詳細は該当項目で。


ドンムラサメの脳内にのみ聞こえる謎の存在。
ムラサメに戦うよう命令を下す。

【ドンブラザーズの装備/メカ】

  • ドンブラスター
声:濱野大輝
今作の変身アイテムであるサングラス型変身銃。
アバタロウギアを装填することで変身する他、『キビ弾丸』を発射し、鬼を退治する。
玩具ではアバタロウギアのみならず、センタイギアも装填することが可能。
また、ヒトツ鬼が暴れ出すと変身前のドンブラザーズメンバーの目の前に自動でワープ。自動的に変身を行いメンバーを戦場に駆り出させる機能がある。
このためヒトツ鬼の活動には即時対応が可能になっているが、反面脳人や獣人が暴れる場合には一切反応できないのがネック。

それぞれのアバターデータがインプットされた赤い歯車型ギア。
歴代スーパー戦隊の絵が施されたアバタロウギアを使うことで歴代スーパー戦隊に変身可能*9
他にも、「アバタロウギアアルター」という透明色のアバタロウギアが存在。ドンモモタロウが使うとドンモモタロウアルターという小さなロボが現れる。さらに、歴代スーパー戦隊のマシンにも似たアルターを召喚・装着することも可能。
さらに、「ロボタロウギア」というクリアイエローのアバタロウギアも確認されている。メンバーが使うとロボタロウというロボットにも似た姿に二段変身出来る。
センタイギアとは規格が同じとなっているが、双方の関係性については現状不明。
玩具ではドンブラスターにセンタイギアを装填することもできるが、逆にアバタロウギアはDXギアトリンガーに対応しているものとしていないものが存在する*10
ちなみに歴代戦隊ギアを集める/変身できる理由は最後まで謎で終わった。

  • サングラス
メンバー一人一人が持つそれぞれのカラーを模したサングラス。
このサングラスを着用すると「脳人レイヤー」を識別、利用出来る。
タロウ、ジロウは不明だがお供達はこのサングラスこそがドンブラザーズの力そのものという扱いであり、奪われたり誰かに拾われたりするとその時サングラスを持った物にドンブラザーズの力が移ってしまう。だが一定時間誰からも放置された場合は勝手に持ち主の元へ戻ってくる。

  • ザングラソード
ドンモモタロウ専用のサングラス型大太刀。
刃の部分が虹色に発光し、暗い場所などでは虹色の斬撃が綺麗に輝く。
投げ飛ばしてブーメランのように扱ったり、ドンブラスターとの連動で必殺技「モモタロ斬」等が発動出来る。

  • オミコシフェニックス
ドン33話から登場。
ドンモモタロウが死の淵から大食い大会中にこっそり抜き取られた仲間+脳人三人衆のエネルギーを貰い復活した際に手に入れた金の不死鳥を摸した強化アイテム。
ドンモモタロウに変身後、ドンブラスターの天面に装着しギアを再び回す事でゴールドンモモタロウにゴールドアバターチェンジする事が出来る。
更にそこから歴代戦隊にも金のアーマーはそのままにチェンジ可能。

  • ドンブラバックル
アバタロウギアを収納できるバックル。ぶっちゃけ前作のゼンカイバックルと同じ*11

  • 龍虎之戟(リュウコノゲキ)&虎的盾鑼(タイガードラ)
声:朴璐美
ドンドラゴクウ&ドントラボルト専用の装備。
矛と斧の龍虎之戟は通常の変身に(矛の時はドンドラゴクウ、斧の時はドンドラボルト)、盾の虎的盾鑼はアルター&歴代戦隊&ロボタロウ「虎龍攻神」にチェンジする際に使用される。
また、タロウのロボタロウギアが挿入されたドンブラスターに龍虎之戟を読み込ませる事で「トラドラオニタイジン」に合体可能となる。

  • エンヤライドン
ドンモモタロウが乗る大型バイク。神輿の上にバイクごと乗っかりながら現れる場面でインパクトは大きい。途中からほとんど出番が無いが
ヒトツ鬼がヒトツ鬼ングに変貌した際にはエンヤライドンで脳人レイヤーに突入し、巨大化することでジュランティラノドン全界合体し、ドンゼンカイオーとなる。
ダイレンジャーにおける龍星王のような、ちゃんとした合体ロボが登場するまでの間メインとして稼働する仮の巨大戦力であった為ドンオニタイジン登場後はドンゼンカイオーとしては登場していない。
なお、本作におけるジュランティラノは「センタイギア16 ゼンカイジュラン」か「ロボタロウギア ドンゼンカイオー」によって召喚される複製体であり、前作に登場したジュランの人格などは存在しない純粋な自立型メカとして登場する。
おかげで視聴者から「喋らないと寂しい」と言われてもいる

  • ロボタロウ
便宜上こちらに記載。ドンブラザーズが各自専用のロボタロウギアを使用することでロボタロウに変身することができる。
あくまでも変身形態であり、使用しただけでは等身大のままという特徴がある。
ロボタロウに変身した5人が合体することで、ドンオニタイジンとなる。ちなみにドンオニタイジンは巨大化と等身大を使い分ける事が出来る。
更にジロウ2人のロボタロウ「虎龍攻神」と合体する事で「トラドラオニタイジン」へと進化できる。
更にオミコシフェニックスをドンブラスターに装填した状態でギアを暴太郎極ロボタロウギアに変えると新たなオミコシ大合体『ゴールドンオニタイジン』と『トラドラオニタイジン極』に合体可能となる。

【用語】

  • 王苦市(おにがし)
今作の舞台。
大学や企業もある等相応に発展している地域だが、治安はお世辞にもいいとはいえず、様々な心の歪みを抱えた人々がヒトツ鬼になって暴れ出す他、そうでなくてもひったくりや車上荒らしといった犯罪が後を絶たず、ドンブラザーズの面々もそれに巻き込まれてしまうことが多い。
加えて、どこか浮世離れした風体や行動を起こす不審者も少なくない。
名前の由来は言わずと知れた「鬼ヶ島」。

  • 華果村(かかむら)
桃谷ジロウが流れ着き、育った場所。
王苦市とは反対に、豊かな自然が溢れる典型的な田舎町だが、バス一本で王苦市と行き来できる辺り、アクセスは悪くない模様。
一応駐在さんはいるものの、周囲の家や施設は空き家まみれで、人の気配がまるでなく…?
名前の由来は『西遊記』で孫悟空が生まれた地「花果山」。

  • 脳人レイヤー
人間世界の裏側に広がる異空間。
脳人達の人間界での根城になっており、そこでは空中に半透明のドアや宙を浮く謎の建造物が多数存在する他、そこでは人間の文字は全て文字化けを起こしている。
尚、このドアを開けることで別のドアがある場所まで瞬時に移動できる。
普通の人間には決して感知されず、人間がこの世界に干渉するには、ドンブラザーズの力の源とも言えるサングラスが必要不可欠である。

  • イデオン
脳人達の故郷である異世界。伝説の巨神とは関係ない
遥か昔、イデオンを統治していた「ドン王家」と、それに反発した脳人達の争いで荒れてしまった模様。

  • ドン王家
その昔、イデオンに君臨していた脳人の王家。
「人間との共存」を掲げていたが、それによる行動が様々なトラブルを起こし、他の脳人達から反乱を起こされて滅亡した。
…と思われたが、実は跡取りとなる子供達を人間界に逃がしており、その子供達こそがタロウとジロウである。
また、脳人の中でも卓越した科学力を持っていたらしく、ドンブラザーズの装備は全てドン王家が生み出した物である。

【放映済みエピソード】

  • 実質的な総集編であるドン26話「フィナーレいさみあし」以外は全ての話数を井上敏樹が執筆。

【映画】

初の劇場版作品。2022年7月22日に公開。
本作オリジナルの敵として「忍風鬼」が登場。ドン20話では本作につながる場面が描かれた。
同時上映は『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』と『お昼のショッカーさん THE ムービィー』。
また、開始前に上映された『NO MORE 映画泥棒』の特別バージョン、『バトルファミリア』との間に上映された『ショッカーさん』ではリバイス達と共演している。

  • 暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー
恒例となったVSシリーズ。Vシネクスト作品として2023年5月3日から期間限定上映、同年9月にBlu-ray/DVDが発売。
脚本は井上敏樹と『ゼンカイジャー』メインライターの香村純子がそれぞれの担当作品のパートを担当。

  • 王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ
Vシネクスト作品2作目にして、次回作『王様戦隊キングオージャー』とのクロスオーバー作品。2024年4月26日から期間限定で上映予定。
脚本は『キングオージャー』メインライターの高野水登が担当。
同時上映は『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』。


【スピンオフ】

  • 「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」 meets 「仮面ライダー電王」 目指せ!ドン王
テレビ放送に先駆けて3月1日よりYouTubeにて配信。全3話。
ドンモモタロウと仮面ライダー電王・ソードフォームが共演。モモタロスの好物であるプリンを巡って繰り広げられるコメディ作品。
…なお、この「ドン王」という名前は一見するとドンブラザーズと電王を合わせた洒落であり作中でもツッコまれているが、後の本編の展開から実は重要な意味を持つキーワードだったのでは、とも言われている。

  • 暴太郎戦隊ドンブラザーズ meets センパイジャー
3月9日よりYouTubeにて配信。
ドンモモタロウがゴーカイジャー~ゼンカイジャーの歴代戦士である「センパイジャー」にアバターチェンジして戦う。各戦士の登場に合わせてはるかが解説役を務める。

  • 暴太郎戦隊ドンブラザーズ スピンオフ コレがドンブラザーズの名乗りだ!暴太郎のホントの姿!?
3月30日よりYouTubeにて配信。
ドンブラザーズが正統派な戦隊らしい名乗りや戦い方をしてみる、という内容。配信時点の本編よりも後の話をベースにしたパラレル展開とも言える内容で、5人および介人が顔見知りとなっている。本作オリジナルの敵として「煙突鬼」が登場。
ちなみにシアターGロッソや地方で開催されているヒーローショーでは多くの場合名乗りの場面が用意されており、それぞれポーズや並び方など細部に違いはあるがいずれも本スピンオフ初出の口上が使われており、後にこの名乗り口上は本編に逆輸入された。

  • 忍風戦隊ハリケンジャーwithドンブラザーズ
12月25日より東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて配信。
放送開始20周年を迎えた『忍風戦隊ハリケンジャー』とのコラボレーション作品。

  • 爆竜戦隊アバレンジャーwithドンブラザーズ
2023年8月27日よりTTFCにて配信。
放送開始20周年を迎えた『爆竜戦隊アバレンジャー』とのコラボレーション作品。

  • 暴太郎戦隊ドンブラザーズVS暴太郎戦隊ドンブリーズ
2023年11月5日よりTTFCにて配信。
本作の制作発表時に嘘予告で披露された茶番劇『暴太郎戦隊ドンブリーズ』とのコラボレーション作品。
ドンドラゴクウの新フォーム「ゴールドンドラゴクウ」や、そっくりの「トゥルーライバル」・ステイシーが登場する。
脚本は下亜友美が担当。


【楽曲】

  • OP: 「俺こそオンリーワン」
作詞:及川眠子/作曲・編曲:フワリ/歌:MORISAKI WIN

キュウレンジャー』以来、曲名に戦隊名が入っていない。
前作同様にダンスがあるが、今回もかなり振付けはハードなものになっている*12。これを鑑みてか東映特撮YouTube Officialでは振付を簡略化した「イージーモード」の動画が配信されている。
四つ打ちのダンスビートに和楽器を載せたアレンジが特徴で、戦隊OPとしては王道から外れたクールな曲調となっている。
ドン48話では挿入歌、ドン最終話ではエンディングテーマとして使用された。

  • ED: 「Don't Boo!ドンブラザーズ」
作詞:渡部紫緒/作曲・編曲:坂部 剛/歌:MORISAKI WIN

本編のエピローグで流れ始め、次回予告と後提供のBGMとしての役割も担うという、一般のドラマに近い試みがされている。これも戦隊シリーズでは初の試み。
なお、クレジットは全てOPに集約されている。

OP・ED共に歌唱はかつて「レディ・プレイヤー1」で一躍話題となりニチアサ的には『仮面ライダーW』の稲本弾吾役の俳優、元PrizmaXの森崎ウィン。

【玩具展開】

こちらも色々と新しい試みがなされている。
先述のように前作からの引き継ぎ要素が多く、恒例のコレクションアイテムもセンタイギアとの連動要素がプッシュされている。
また、ドンゼンカイオーや1号ロボに相当するドンオニタイジンをDX版で販売する一方、アルター類は前作でも展開していたアクションフィギュア「チェンジヒーローズ」のブランドで発売。劇中の再現は勿論のこと、複数購入すればオリジナル合体も出来る。
ドンブラザーズ5人のフィギュアも同じくチェンジヒーローズで発売されており、関節がより目立ちにくくなっていたりと細かいところがバージョンアップされている。
ミニプラはドンゼンカイオーやブラックオニタイジンムラサメがプレバン限定になった一方で、ロボ枠の「暴太郎合体」とアルター枠の「暴太郎戦隊」と2枠で棲み分け。さらにアルターは食玩限定の戦隊アルターも販売され、なんと「チェンジヒーローズ」と連動する。

【余談】

本作は桃太郎をベースにしたメンバー・敵で構成されているが、企画段階では桃太郎ではなく西遊記がモチーフだったことが公式の東映から説明されている。
西遊記も同じく人間+人外のお供4体(馬含む)の組み合わせでモチーフとしてはちょうど良かったものの、
そもそも西遊記をストーリーおよびキャラクターを基にした作品は1994年の『忍者戦隊カクレンジャー』でやっており、何ならその前年の『五星戦隊ダイレンジャー』が中国系のモチーフで、そこに登場するロボの龍星王はまんま孫悟空が元ネタと既に通ってきた道であることから最終的にボツになり*13、その結果人間+お供の路線が西遊記と同じ桃太郎の路線で行こうとなったのだという。
更なる余談として、『超電子バイオマン』は企画段階では各戦士におとぎ話の主人公を対応させる案があり、レッドには桃太郎を対応させることとなっていた。




この項目を最後まで見たな!これでお前とも縁ができた!

さぁ、ドンブラザーズのお出ましだ!

追記修正、楽しもうぜ!さぁ、勝負勝負!!




[45] P R E V [46] N E X T [47]
機界戦隊ゼンカイジャー 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 王様戦隊キングオージャー

この項目が面白かったなら……\縁が出来た!/


タグ:

戦隊シリーズ スーパー戦隊 スーパーヒーロータイム 暴太郎戦隊ドンブラザーズ このタグを見たな!これでお前とも縁ができた! ドンクリック詐欺 ダンスOP テレビ朝日 2020年代戦隊 アバター 第46作 井上敏樹 アバタロウギア 脳人 サングラス 桃太郎 田﨑竜太 濱野大輝 俺こそオンリーワン 山下康介 明るい555 シリアスな笑い 白倉伸一郎 特撮 東映 森崎ウィン 群像劇 計算された狂気 ドンブラ中毒 Don't Boo!ドンブラザーズ 機界戦隊ゼンカイジャー 悲しみを退治してゆく 濃すぎるキャラクター達 レッドの強さに定評のある戦隊 ドンオニタイジン 七人ミサキ コードネーム呼び戦隊 異色作 そうはならんやろ 八手三郎 急展開の連続 井上敏樹の本気 戦隊版彼岸島 意味不明 公式が無法地帯 敵も味方も変な奴 コメント欄ログ化項目 児童向けゴウライガン 令和のギャラクシーエンジェル シャンゼリオンの再来 ヒトツ鬼 獣人 ネタキャラの宝庫 戦隊版アニカビ 武部直美 令和の555 終盤は鬱展開 うんぬんかんぬん ふじもとまめ あばたろう えんができたな 感動のラスト 涙腺崩壊 愛すべきバカ達 みんな、好きに生きていい 人間賛歌 日常系 不条理ギャグ ホームドラマ 怪作 発想の源が狂ってるシリーズ 見る抗うつ剤 戦隊版銀魂 仮面ライダーリバイス 戦隊版ギャグマンガ日和 見る麻薬 ネタが多すぎてタグに困る項目 たまに腹筋崩壊 毎回カオス回 岡山県 賛否両論 大どんでん返し どうしてこうなったかというと… 何故こうなったかというと… 傑作or問題作 はちゃめちゃに暴れ野郎 前作要素あり 所要時間30分以上の項目
+ タグ編集
  • タグ:
  • 戦隊シリーズ
  • スーパー戦隊
  • スーパーヒーロータイム
  • 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
  • このタグを見たな!これでお前とも縁ができた!
  • ドンクリック詐欺
  • ダンスOP
  • テレビ朝日
  • 2020年代戦隊
  • アバター
  • 第46作
  • 井上敏樹
  • アバタロウギア
  • 脳人
  • サングラス
  • 桃太郎
  • 田﨑竜太
  • 濱野大輝
  • 俺こそオンリーワン
  • 山下康介
  • 明るい555
  • シリアスな笑い
  • 白倉伸一郎
  • 特撮
  • 東映
  • 森崎ウィン
  • 群像劇
  • 計算された狂気
  • ドンブラ中毒
  • Don't Boo!ドンブラザーズ
  • 機界戦隊ゼンカイジャー
  • 悲しみを退治してゆく
  • 濃すぎるキャラクター達
  • レッドの強さに定評のある戦隊
  • ドンオニタイジン
  • 七人ミサキ
  • コードネーム呼び戦隊
  • 異色作
  • そうはならんやろ
  • 八手三郎
  • 急展開の連続
  • 井上敏樹の本気
  • 戦隊版彼岸島
  • 意味不明
  • 公式が無法地帯
  • 敵も味方も変な奴
  • コメント欄ログ化項目
  • 児童向けゴウライガン
  • 令和のギャラクシーエンジェル
  • シャンゼリオンの再来
  • ヒトツ鬼
  • 獣人
  • ネタキャラの宝庫
  • 戦隊版アニカビ
  • 武部直美
  • 令和の555
  • 終盤は鬱展開
  • うんぬんかんぬん
  • ふじもとまめ
  • あばたろう
  • えんができたな
  • 感動のラスト
  • 涙腺崩壊
  • 愛すべきバカ達
  • みんな、好きに生きていい
  • 人間賛歌
  • 日常系
  • 不条理ギャグ
  • ホームドラマ
  • 怪作
  • 発想の源が狂ってるシリーズ
  • 見る抗うつ剤
  • 戦隊版銀魂
  • 仮面ライダーリバイス
  • 戦隊版ギャグマンガ日和
  • 見る麻薬
  • ネタが多すぎてタグに困る項目
  • たまに腹筋崩壊
  • 毎回カオス回
  • 岡山県
  • 賛否両論
  • 大どんでん返し
  • どうしてこうなったかというと…
  • 何故こうなったかというと…
  • 傑作or問題作
  • はちゃめちゃに暴れ野郎
  • 前作要素あり
  • 所要時間30分以上の項目

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月22日 21:45

*1 流石にシアターGロッソなどのステージでは、実物の人間の頭身に合わせたスーツが使用されており、本編でも上半身や手元だけ映る際のアップ用はスーツや人形である。

*2 余談だが、『ギーツ』主演の簡秀吉は、本作のタロウ役の最終オーディションにまで残った経歴がある。

*3 戦闘と並行してドラマが進行する場合、戦闘開始は物語序盤や中盤になる場合があるが、メンバーが全力で戦って盛り上がる場面はやはり最後4分程度に収まる。

*4 引っ掛かった風船やボールを取ってあげるといった、ささやかな日常レベルも含まれる

*5 発案者は井上、現在の演出に決定付けたのは田崎とのこと。

*6 おそらく元ネタは講談社。実際に出版された作品や連載作家が盗作発覚で世間を騒がせた例を多数見かけるのでシャレになっていない…。

*7 その立地や間取りは明らかに前作のカラフルそのまんまだが、あちらと異なりシックな雰囲気の喫茶店となっている。

*8 ドン2話では、「全力全開…なんだそれ?」と前作の介人を一蹴するかのような発言をして、ゴールドツイカー一家やステイシー(の演者)から「散々言ってたじゃねーか」とTwitter上で総ツッコミを喰らっている。

*9 ただし、ゴーカイジャーがそれぞれの対応する色の戦士以外にも変身する上に女性戦士のスカートなし状態にチェンジするのに対して、今作の場合は色に対応する戦士そのままの姿になる。すなわち、キジブラザーがリュウソウジャーギアを使った場合、男性戦士なのにリュウソウピンクのスカートを履いたような状態に……。

*10 仕様的には歴代ギアの認識パターンは引き継いでいるため使えるが、新規ギアは新しい認識パターンを使っているためにギアトリンガー・ギアダリンガー・ギアトジンガーには非対応である。

*11 一応玩具や造形的には構造が同じだけでリデコでは無い。

*12 なお、振付を担当した彩木エリ曰く「ゼンカイジャーよりは難易度を下げた」らしい

*13 ちなみにダイレンジャーの追加戦士はドントラボルトと同様にトラであり、レッドはドンドラゴクウと同じ龍である。