登録日:2021/03/30 Tue 00:35:22
更新日:2022/02/20 Sun 01:38:43
所要時間:約 6 分で読めます
以下ネタバレ注意
【概要】
種族:アサリ
性別:なし(便宜上は女性)
英語版CV:Natalia Cigliuti
彼女は「アルダットヤクシ」と呼ばれる、アサリ特有の先天的な特異体質を持って生まれた。
この体質を持ったアサリはパートナーとの性交渉の際に、相手の神経系統を焼き尽くし、殺してしまうという能力が備わっている。
そして、この方法で他者を殺害した際に依存性の高い快楽を得る上に自身の力を高めることができ、より多くの「獲物」を求めるようになるという。
古くは崇拝の対象にもなったアルダットヤクシだが、アサリが宇宙で地位を築いた今は遺伝病として扱われており、種族の抱える暗部としてひた隠しにされている。
アルダットヤクシであることが明らかになれば、強制的に修道院と呼ばれる専用の施設へ送られ、拒否した場合は死が待っている。
彼女はアルダットヤクシを収容している施設から脱走し、アサリ政府の監視をすり抜けながら殺人を繰り返していた。
サマラはモリンスが犯した罪の責任は親である自分にあると、数百年に亘ってモリンスを探していた。
【人物】
顔から体格までサマラと瓜二つの容姿をしている。
それに加え、昔からサマラの真似をしていたことにより、彼女と全く同じような立ち振舞いをすることができる。
これらを合わせて、サマラの生き写しのように、彼女に成り済ますことができる。
そして前述のアルダットヤクシの体質に完全に憑り付かれた危険人物。
自身の欲求を満たすために、自分が気に入った者を誘惑し、アサリ式の性交渉による殺害を数百年に亘って繰り返してきた。
とんでもねぇクソビッチじゃねーか!
また一時期は決闘によって相手を嬲り殺しにすることを趣味としていたこともあり、アルダットヤクシの体質を抜きにしても、殺人を楽しむサディストであることが察せる。
非常に狡猾で、出入口が複数あるアジトを銀河中に用意しておく、標的にした者以外にはその場所を知らせない、僅かな会話から政府やジャスティカの関係者であることを見抜くなどとても用意周到で用心深い。
この狡猾さによって数百年もの間アサリ政府やジャスティカの粛清から逃れていた。
【活躍】
■Mass Effect 2
イリウムに潜伏していたところをジャスティカのサマラに察知され、傭兵部隊「エクリプス」の手引きによって脱出した。
このときにはまだ名前や姿を見せず、サマラにも「ある危険人物を追っている」としか言われていなかった。
イリウムを脱出した後は以前訪れたことのあったオメガを拠点としていた。そしてバーのVIPルームで何かと目立っていたシェパードに接触する。
シェパードとの会話で更に興味を持ったモリンスは、サマラの協力者であることなど知らずにシェパードを隠れ家に誘う。
隠れ家にシェパードを連れ込んだモリンスは、早速精神操作を交えた誘惑を始めるが、シェパードには通用しなかった。
そこへ乱入してくるサマラ。モリンスが反応するより先にバイオティックを放ち、彼女を窓に叩きつける。
全てを察したモリンスはサマラの攻撃に抵抗し、バイオティック同士の激戦が繰り広げられる。
そんな中、シェパードはサマラよりもモリンスの方が優秀な人材であると判断する。
そしてシェパードがサマラを妨害し、モリンスの手助けをしたことによって形勢はモリンスに傾く。
シェパードの介入により、サマラはモリンスの手で殺害された。
シェパードのおかげで命拾いしたモリンスはシェパードと共に戦うことを約束し、サマラの代わりにノルマンディークルーとなる。
昔からサマラの真似をしていたことや、元々他者を騙す演技が得意なことから、普段はサマラのフリをして他のクルーを誤魔化すことにした。
その後はサマラと同じように特攻任務でも活躍し、最後まで生き延びる。
■Mass Effect 3
シェパードが地球へ帰還するまでの間ずっと行方を晦ませており、特にシェパードの前に現れることも無かった。
そして地球での最終決戦において、シェパード達はバンシーやブルートの群れと交戦するが、そのバンシーの大群の中にモリンスも紛れていた。
どうやらリーパーに捉えられ、バンシーに改造されてしまったらしい。
他のリーパー勢と同様にシェパード達に襲い掛かってくるが、奇声を上げながら殺戮を繰り返すだけの醜い化け物と成り果てたその姿を見て、モリンスの存在に気づく者は誰もいなかった…
【戦闘能力】
熟練のジャスティカであるサマラと互角の実力を持っていることから、バイオティックの腕は歴代部隊メンバーの中でも最強クラスであると思われる。
武器の扱いについても彼女と遜色ないレベルであり、バイオティック抜きの戦闘能力もジャスティカと同レベルということがわかる。
仲間キャラとしては、武器はアサルトライフルが使用できることからそこそこの火力が出せるが、アビリティはHPにしか効果が無いものしか持っていないので、高難易度ではあまり頼りにできない。
部隊メンバーとしてサマラとモリンスのどちらかを選ぶなら、サマラの方が使い勝手が良いだろう。
アビリティは以下の通り。
■アビリティ
バイオティックで敵を弾き飛ばす。ハスクを即死させられるがHPにしか効果が無いので、高難易度では少々使いにくい。
バイオティックで敵を浮かび上がらせる。スロウと同様にハスクを(ry
モリンスの耐久力やアビリティのリチャージ速度を上昇させる。
モリンスの専用アビリティだが、彼女はメンバーに加わった時点で修得している。
有機生命体を
洗脳して同士討ちをさせる、言わばAIハッキングの有機生命体バージョン。上手く使えば強力なアビリティだが、HPにしか(ry
【主な台詞】
- 「私は旅をするとき、暗くて危険な場所に惹きつけられるの」
- 「私の方が強い、自分は死ぬんだと確信した相手の目を見るのが好きだったわ」
- 「敵が勝利を確信する。その直後に殺されるようなゲームが好き」
- 「あなたにも体験させてあげたいの。体中の神経が喜びに脈打つわ」
【余談】
- 条件を満たすとサマラの代わりに仲間となるが、正直言って仲間にするメリットはあまり無い。理由としては、まず部隊メンバーとしての使いやすさである。
サマラとモリンスの唯一の違いは専用アビリティだが、これの使いやすさが違う。
サマラのリーヴはどの種類の敵に対しても有効なアビリティであり、それに加えて有機生命体かつHPの敵にヒットさせれば、一定時間行動不能にさせるオマケ付き。
対してモリンスのドミネイトは有機生命体かつHPの敵にしか効果がない。洗脳してこちらを攻撃してこない敵を一方的に撃ったり、囮に使うこともできるが、リーヴでも敵の足止めは十分に可能である。
そして3での活躍に関してである。サマラは生存していれば引き続き登場して味方となってくれるが、モリンスは生存していたとしても一切登場しない。
その他にもモリンスはDLC「シタデル」のパーティーにも参加してくれない、ロマンスの関係になってイチャイチャするとアルダットヤクシの体質で殺されるなどゲームの演出面での理由も挙げられる。
- 同族のリアラの語るところではモリンスはアルダットヤクシとしてはまだ初期段階の部類であったらしい。
殺しを重ねて力を増し続けた場合どうなっていたのか…
- 2で生存した場合は3で妹たちにメールを送っている。
このメールにはサマラがノルマンディーに乗船して特攻任務で戦死したというウソの情報や、修道院の外の世界で見たものについて書かれている。
そして二人を心配していることや、脱走したことは間違った判断ではなかったと思っていることなどの心境についても書かれていた。
しかし妹たちはそのメールを見ることなく削除している。このことから、モリンスは妹たちからもあまり良い感情を持たれていないことが察せられる。
母は中身の無い項目を作り、アク禁にされた。
文字数があっても無くてもクソ項目はクソ項目よ。
追記・修正しなきゃ。
最終更新:2022年02月20日 01:38