ハイマックス(ロックマンX)

登録日:2021/06/19 (土) 16:58:33
更新日:2022/08/23 Tue 11:35:54
所要時間:約 4 分で読めます






ハイマックス…そうよばれている



『ハイマックス』とはゲーム『ロックマンX6』に登場する敵キャラクターである。




【概要】

本作の黒幕である科学者レプリロイド、ゲイトの手により制作されたレプリロイド。

黒を基調としたカラーリングで、エックスを上回る巨体を誇る。
不愛想な性格で、必要なこと以外はあまり喋らない。
歩行することはなく、常にホバーで移動している。

エックスを超えるために制作されており、特に防御力はエックスの攻撃を一切受け付けない。



【本編での行動】



おまえらは危険だ…処分する


レプリロイドに幻覚を見せる「ナイトメア現象」の調査員のリーダーとして登場。
オープニングステージにてボスを倒したエックスの前に現れ、戦いを挑むがその防御力で圧倒。
ゼロナイトメアを追って去っていった。


その後は恒例の8ボスとの戦いとなり、ステージ内にあるワープゾーンの先にある、
アナザーエリアにてゼロナイトメアを倒すと、ボスとしてアナザーエリアに登場する。



ど、どういう事だ?

スピード パワー ボディ…どれをとっても負けてはいない

オマエのようなオールドロボットに負けるなど…ありえない!





撃破すれば8ボス全滅前にラストステージ、秘密研究所に行けるようになる。
ちなみに、8ボス撃破後にアナザーエリアに行ってゼロナイトメアを倒しても出現せず、ダイナモが登場する。


そして、2回目の秘密研究所ステージの前半エリアにボスとして登場。




データは完全にまさっている…まけるはずがない




作られた時点の性能は確かにエックスもゼロも上回っていたが、「成長する」という他のレプリロイドにはない
無限のポテンシャルを秘めた二人には敵わず、敗北した。


【技】

  • デスボール

デスボール…無駄だ


ハイマックスを代表する技。威力は非常に高い。
巨大な球状のエネルギー弾を発射、地面に沿って移動する。
壁まで到達すると壁を登っていく。
初期状態ではジャンプでかわせないため、壁まで引き付けてからダッシュジャンプorエアダッシュでかわそう。
なお、セイバー系の攻撃で破壊できるが、分裂した四つの球にも攻撃判定がある。


  • シーズショット

死ぬんだ


手から小型エネルギー弾を4連射する。これを3回繰り返す。
威力は低く、かわしやすい。



  • デスブレイク


デスボールを腕に纏わせ突進してくる。
スピードが速く、ジャンプではかわせないため、端でしゃがんでいよう。



  • ガード・リング


輪っか状のバリアを張り突進してくる。



  • ガーディアン

体の前後に長方形のバリアを張る。
バリアは攻撃で破壊できるが、バリアに触れないくらいギリギリまで接近すればバリアの上から本体にチャージショットを当てられたりする。


  • ガード・ロップ

バリアで相手を挟み、落としてくる。


  • ガード・レイク

バリアからエネルギー弾を発射する。


  • ガード・リペア

壊れたバリアを復活させる。



  • デスボール・ファイナル


デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…
デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…
デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…デスボール…


体力が減ると発動する切り札。
画面中央に陣取り、デスボールを乱射してくる。
かわすのは困難だが、この状態だと攻撃を普通に喰らうので一気に畳みかけよう。



【弱点】

ハイマックスには、こちらの通常攻撃が一切通用しない。
そのためダメージを与えるには一工夫必要になる。


  • エックス

チャージショットを当てると体が発光して硬直し、この状態の時に特殊武器で攻撃すればダメージを与えられる。
そのため、特殊武器を1つも得ていないままノーマルエックスで挑んだりした場合詰む。
オススメはチャージで無敵状態となるアローレイや、同じくチャージで全体攻撃となるメタルアンカー。ガードシェルのチャージ版も非常に当てやすい。
また、通常のメテオレインならその場で連続ヒットするので当てやすい。デスボール・ファイナル時が特に有効。
アルティメットバスターのパーツがあるとなお良し。
シャドーアーマーならチャージ攻撃の円月輪を当てるだけで怯ませ、ダメージを与えられる。
アルティメットアーマーもチャージショット後にノヴァストライクでダメージが与えられる。ただし、オープニングステージではノヴァストライクも無効化されてしまう。
ブレードアーマーの場合、チャージショットを当てた後にマッハダッシュで体当たりしてもダメージを与えられる。ただしコツを掴めないと相討ちしやすい。

  • ゼロ

必殺技後に攻撃すればダメージを与えられる。
特に円水斬ならその場で連射し続けるだけでダメージを与えられる。



【関連キャラクター】

  • ゲイト
制作者。
彼が偶然拾ったゼロのパーツから得たデータ*1を元に開発された。

  • エックス
宿敵。
ゲイトによりエックスを超えるために開発されたが、エックスの持つ無限の可能性の前に敗れる事となった。
当のエックス自身は前作で地球そのものが消滅する危機をどうにかこうにか乗り越えた状況からそこまで日が経っていない状況で
更に事態を悪化させるナイトメアの存在、本来協力し合うべき状況に対して無機質でまったく話を聞こうとしない彼に対して
「まけられないんだ… …くだらない野望になんかまけられないんだよっ!」と珍しく激昂している。
激戦と復興活動を立て続けにこなしている状態でのこの仕打ちには如何に温厚なエックスと言えど流石にいい加減にしてほしかったと言った所だろうか。
この後セーブ出来ないままぶっ続けでゲイトの元まで向かう事になるわけだが

  • ゼロ
彼のデータを元に作られたいわば親的存在。アーキタイプと呼ぶべきか。
ハイマックスはオリジナルである彼を抹殺すべく執念を燃やし、最終決戦では「消えろ…消えろ…オリジナル…」とうわ言のように呟き、ゼロからは、「狂ってる」と言わしめた。
オープニングステージでゼロナイトメアという名称を始めて発したのもハイマックスであるが、それ以後のアナザールートでの対峙時は
(シナリオの都合上既にゼロナイトメアが倒された&オリジナルが復活したため出来レースだった事もあって)特に触れる事はなかった。




【余談】

  • 声を充てているのは喋るだけでインパクト絶大な若本氏。だが、感情の起伏を感じられない喋り方故に少し聴いただけでは分かりづらい。ついでにEDのクレジットでは「若本夫」と誤字で表記されている。
  • その攻撃力の高さと攻略法の分かりづらさから、本作の初見殺しの一つとなっている。だが秘密研究所で戦う場合、バリア越しに怯ませてから特殊武器or技を当てるだけで簡単にハメ殺し可能。





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最終更新:2022年08月23日 11:35

*1 作中では「DNA」と呼ばれている。機械であるレプリロイドにDNAとは不思議な感じもするが、当のゼロがラーニング技を習得できるのも倒した8ボスのDNAデータをラーニングシステムで解析しているためという設定があり、ロックマンXの世界観的にはそのレプリロイドを構成する重要データ=DNAと言う事だろう