優藤聖代(ポケモン)

登録日:2021/10/06 (水) 05:25:48
更新日:2024/01/30 Tue 11:12:53
所要時間:約 4 分で読めます





学校だけじゃ教えてくれない色んな事がある……分かった気がするわ。




出典:ポケットモンスター、9話『ポケモンひっしょうマニュアル』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

概要

『優藤聖代』とは『ポケットモンスター(無印)』の登場人物。
無印9話『ポケモンひっしょうマニュアル』に登場。

CV:冬馬由美

卒業すればジム巡りをしなくてもカントーリーグへの出場権を得られるポケモンゼミナール(通称ポケゼミ)に通う美少女。
その美しさは年下に興味ないタケシが「8年後が楽しみ」と言いながらデレデレし、あのサトシが一目惚れしたほど

出典:ポケットモンスター、9話『ポケモンひっしょうマニュアル』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

↑これが希少な女の子にメロメロになっているサトシである。
どうやらセイヨの顔がサトシの好みドストレートのようだ。
今のサトシは超鈍感でセレナにキスされても顔を赤らめる事もないが、この頃の設定では年相応に異性に関心のある普通の少年だったのである。
タケシが年下のセイヨに反応しているのも、お姉さんにデレデレする設定がここではまだ固まっていないからだろう。*1

授業料が高いポケゼミに通えるお嬢様という事もあり高飛車であり、作中内で言われているように性格は悪い。
勉強できないジュンを仲間達と共に愛の鞭(という名のいじめ)で猛特訓させるなど目の敵にしている(同級生はライバルであって欲しいので)。
それでもジュンは「性格が悪くても可愛ければいい」と擁護し、セイヨに恋したサトシも「顔も悪けりゃ性格も悪い子もいるし」と同調した。そしてカスミに怒られた。
(ただ実際にセイヨの性格を目のあたりにしたサトシは通常運転に戻ったので、性格が悪すぎて恋が冷めた可能性が高い)


天下に名高き名門予備校ポケゼミ初級クラスの一番星……。

銀河の果てのそのまた果てに光輝くアンドロメダかとも人は呼ぶ。しかしてその実態は、ユートー・セイヨ!!

出典:ポケットモンスター、9話『ポケモンひっしょうマニュアル』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

名乗り口上も持っており、それが上記の名乗り。
それを聞いたロケット団は「わたしたちより大きな事いってるわ」と呆れている。


また学校の授業が全てと思っているマニュアル至上主義の面が強く、初心者トレーナーでありながら型破り気味なサトシに「勉強不足」と喧嘩売っている。

サトシとの勝負で勉強だけがポケモンバトルの全てではない事を知ったセイヨは考え方を改めたようだ。
その自由な発想に早速感化されたのか、直後に現れたロケット団に対しては、相手がルール無用の悪党であることを逆手に取り、
ジュンを含むクラスメイト全員で一斉に勝負を仕掛けるという手慣れた悪辣さを発揮、彼らをして「やっぱりルールは守りましょう!!」と言わしめ、勝負すらせず撃退した。

セイヨはポケモンのメディアミックス作品にしては珍しく『ユートー・セイヨ*2』というフルネームが判明している。
さらに劇中セイヨに片思いしているジュンが持っている写真に『優藤聖代』と書かれていたため、漢字表記まで判明しているという超希少なキャラ。
(今でこそアニポケはカントーだろうがイッシュだろうが独自言語が使われているが、無印の頃は普通に日本語が使われていたのだ)

セイヨの外見モデルは赤緑における『ミニスカート(ポケモン)
アニメのシナリオを再現したピカチュウ版にも6番道路にジュン共々逆輸入されているのだが……何故か外見が『ガールスカウト』
赤緑のリメイクであるFRLGはともかく、ピカブイでもセイヨは再登場しなかった。

手持ち

なお作中2匹しか使っていないが設定上は6匹いる。
公開されている首藤氏のプロットによると、いずれも教材用のポケモンで正確にはセイヨの手持ちではないようだ。
もうすぐ中級に進級が決まっている初級クラストップの実力を持つ(バッジ3つ分)

VSカスミのスターミー戦で使用。
勿論カスミがスターミーを使うのを承知での選択である。
セイヨ曰く「相性が悪くてもレベル差があれば勝てる」らしく、
実際スターミーの『みずでっぽう』はゴローンにまったく効かず、瞬殺されてしまった。これにはカスミも啞然。
だがカスミのスターミーの不遇伝説は始まったばかり……。

VSサトシのピカチュウ戦で使用。
サトシがカラカラの技をよく知らない事もありカラカラ優勢で進んだが、サトシとピカチュウの教科書にはない対応に大苦戦。
最後は頭に被っている母親の骨を前後逆に回転させられ前が見えなくなったところを、飛ばしていたホネブーメランが戻ってきた際に当たり敗北した。

ピカチュウ版ではこのカラカラのみを使用。レベル20と周辺のポケモンのレベルよりも頭一つ高い。
なおサトシのピカチュウをセイヨはレベル25と推定していた事から、こちらのピカチュウもそれくらいにレベルを上げてから戦うとアニメの再現になる。

余談

オレンジ諸島編のOP曲『ライバル!』にて数多くのライバルの中にセイヨの姿が確認できる。
そのためサトシのライバルの一人と数えられているようだ。

なおサトシが出場したカントーリーグにセイヨの姿がなかった事から、まだ在学中らしい。

セイヨはアニメではマイルドになっているものの、
『ポケモンひっしょうマニュアル』は「学校内いじめ」がテーマなのでプロットでは露骨にいじめっ子であった。

前述の通り、以降のポケモンでは日本人っぽいキャラクターでも漢字表記はされず、全員がカタカナ表記である。
しかしキタカミの里には「桃沢商店」というものがあり、それが店主の名前なのでは?と推測されている。
そう考えると裏設定では全員に漢字表記があるのかもしれない。


追記・修正はセイヨに一目惚れした方がお願いします。

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最終更新:2024年01月30日 11:12

*1 年上に尽くそうとするところを初めて見せたのが翌10話、ユキからロコンを預かったのが28話、ユキを思い出しては妄想で暴走し出したのがロコンを預かった後、ここら辺からお姉さん好きが急加速して行く

*2 首藤剛志氏が公開しているプロットより