メジロライアン(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/11/01 Wed 22:25:00
更新日:2024/02/24 Sat 13:09:18
所要時間:約 20 分でレッツ・マッスル!




画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第1章「駆け出しの一等星」
© Cygames・JRA



悩んだ時は大胸筋!

一緒にバルクアップです!


メジロライアン(Mejiro Ryan)とは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物。
CV:土師亜文

モチーフ元である競走馬『メジロライアン』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:気分は爽快スポーティ!輝く汗も純粋に
誕生日:4月11日
身長:163cm
体重:微増(筋トレ効果)
靴のサイズ:左右ともに24.5cm
スリーサイズ:B87・W57・H86
得意なこと:筋トレ
苦手なこと:コレステロール
耳のこと:少女漫画を読んでいる時はくるくるよく動く
尻尾のこと:汗をよくかくので尻尾用タオルを常備してる
家族のこと:父はとても若々しく、よく兄妹に間違われる
ヒミツ:①汗拭きシート選びにたくさん時間をかけている / ②服は必ず試着してから買う
自己紹介:メジロライアンって言います!体を鍛えて元気よく!筋肉育てて健やかに!張り切って行きましょう!

キャラクターソング:希望ディスカバリー

ショートカットがトレードマーク 神様に愛されたウマ娘

週刊100名バ「メジロライアン」表紙より

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第1弾「己が勝利を求めた時代」篇
© Cygames・JRA

誰より渇望し

誰より鍛えた

【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第1弾「己が勝利を求めた時代」篇より

「西の天才」武豊と並び「東の天才」と謳われ今もなお第一線で活躍し続ける名手・横山典弘をして「一番強い馬」と言わしめながらも、G1勝ち鞍は宝塚記念のみに留まり、「未完の大器」と呼ばれた競走馬『メジロライアン』がモチーフのウマ娘
爽やかなスポ根気質の、ウマ娘の中では珍しい短く刈り込んだ髪が特徴のボーイッシュな少女。
本人は「動きやすく、洗いやすいから好き」と語っているが、髪を伸ばしてヘアアレンジもしてみたいお年頃。
これは史実のメジロライアン号がデビュー直後に皮膚炎を起こし、頭を掻いているうちにたてがみが抜けてしまったため、
厩務員がたてがみを短く刈りこみ、後にライアンのトレードマークにもなった「ライアン・カット」が元ネタ。

公式での通称・愛称は史実と同じく「ライアン」。
また、後述の大川慶次郎氏の逸話からプレイヤー界隈では「りゃいあん」とも呼ばれている。

メジロマックイーンらと同じ名門「メジロ家」のお嬢様の一人。
常時「ですわ」口調のマックイーンとは異なり、
礼儀正しさや気立ての良さから連想される育ちの良さを除けば立ち振る舞いや言動からはお嬢様という点はあまり強調されていないが、
私服は一転、紫を基調とし金色のネックレスをかけているなどTHE・お嬢様といった風貌に。

趣味は筋トレと野球観戦*1
特に筋トレに関しては執着の域に達しており、寝ても覚めても筋肉のことばかり考えているが、なんでもかんでもバクシンで解決するような脳筋ではなく、ただただ筋トレが好きなだけの筋肉バカ。
そんなライアンのスポーティーな一面は世間一般にも知られており、勝負服イベントではスポーツドリンクのCMをトレセン学園側からオファーされるという大抜擢を受けている。
なお温泉旅行イベントのライアン曰く、かつてはただひたすらに鍛えるだけ鍛えていたため服の下はいわゆるゴリマッチョな筋肉状態だったらしいのだが、
トレーナーと共に数年過ごしたレース生活やウイニングライブ用のダンスレッスンもあり、当時に比べてスマートな筋肉の付き方に変わっていったらしい。

野球観戦に関しては幼い頃にマックイーンやドーベルとよく行っていたらしい。やっぱりやきうのおウマさんじゃないか!
見るだけではなくプレーする方もこなせるようで、勝負服を着た状態でホーム画面で会話すると「奪三振狙っちゃうぞ~!」と意気込んでいるほか、
SSRサポカのイベントではマックイーンと近くのバッティングセンターでホームラン王争いを繰り広げていることが明かされる。

そんなライアンだが、メンタルの方は非常に繊細。
特にマックイーンには親愛と羨望とが入り混じった複雑な感情を抱いており、彼女のように強く可愛くありたいと望んでいるなど、鍛えた肉体に精神が追い付けていないフシがある。

また恋愛に関する知識の供給源がよく読んでいる少女漫画であるため、スポーツ一筋で生きてきたライアンにとっては刺激が強いことが災いしたのか、
夏合宿ではあらぬ想像を繰り広げてしまったり、ナンパまがいの言動を繰り返しては自滅するという初心なところがある。
一方で女子校のボーイッシュ美少女という事もあってか学園の一部生徒達からは王子様的な人気があり、レースやスポーツ中の彼女に向けて黄色い歓声が飛んだり、
面と向かって好意を伝えられる事すらあるようだが、それらに関しては恋愛絡みのアレコレに比べるとあまり恥ずかしがっておらず、
「純粋な応援の気持ち」程度に思っているらしい。照れ隠しなのか朴念仁なのかは不明。

アプリ版の育成シナリオでは、不器用さ故に迷走することもあるが、トレーナーと筋肉トークを隠すことなく交わしながら、肩を並べて自分たちの道を歩いてゆく。
相棒として良好な関係を築きつつ、(特に男性トレーナーの場合は)乙女な反応を見せることもあるライアンだが、グッドエンディングでは……
「ならトレーナーさんも、もうメジロですからね?」

◆アニメ版での活躍

Season1

第7話と第10話の天皇賞に出走しているが、史実ではモチーフ馬どうしでの対決はないため、同じくメジロ家の(当時まだウマ娘化していなかった)メジロブライトの代役と思われる。
ちなみにメジロブライトは他のレースでもウマ娘化されている面子とちょくちょく対戦しているのだが、位置が離れていたりレース自体がカットされていたりで、まともに画面に映ったのは上記の2戦だけとなっている。
相変わらず間の悪さに定評がある親子である。
また第10話ではマックイーンやドーベルと共に優雅な食事シーンに登場する。

サイドストーリーの第11Rでは、サイレンススズカの復帰を祝うべく、ウイニングチケットまだキャラの固まっていなかった頃のナイスネイチャとともにスズカの復帰レースで走ろうとしていた。
またライアンのCVを務める土師亜文氏だが、フランス語が堪能であったことから、サイドストーリー第9Rのモブのフランス人女性や第12Rのブロワイエの通訳役も担当している。

Season2

時期的には現役の時代だったのだがレースでの活躍シーンはなく、主人公の一人であるマックイーンの同門としての立ち位置。

うまよん

アニメうまよんでは第11話『火曜うまよん劇場~消えた上がり3ハロン~』にて登場し、1期でそれなりに交流のあったナイスネイチャと共に刑事役をやることに。
ライアンの役どころはいわゆる熱血刑事兼主役刑事の相棒枠と言ったところか。
犯人役のエイシンフラッシュの失言により、上がり3ハロンの記録を持っている可能性としてエアシャカールの名前をあげる推察を見せるものの、
シャカールはすでに何者かに襲撃されてしまっていたため、その犯人が誰かまでは分からなかった。

◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:E マイル:C 中距離:A 長距離:B
脚質 逃げ:F 先行:A 差し:A 追込:F
初期から☆1『ストレート・ライン』として初期から実装されており、2023年1月30日には新衣装の☆3『マーガレット・ラッテ』が実装されている。
距離適性的には中距離特化型なものの、長距離とマイルの適性もそれぞれB及びCと比較的高めなため、因子で補えれば短距離以外は幅広く走らせることもそう難しくはない。
脚質適性は先行と差しに優れている。固有スキルのことを考えるなら差しが最も向くだろうが、育成序盤は事故回避のために先行で走らせるのも手だろうか。

[ストレート・ライン]

やる気も勇気も筋肉も、みなぎってきます!
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ストレート・ライン]メジロライアン」勝負服
© Cygames・JRA

史実の馬主メジロ牧場の勝負服「袖緑縦縞」がベースの基本勝負服。
野球のユニフォームによくある縦縞シャツを捲って結ぶヘソ出しスタイルで、胸元に「Ryan」と名前が書かれている。
そのせいでイメージイラストでの元ネタ馬名正解率がぶっちぎりで高かった。のちにネオユニヴァースに更新されるが
その上からメジロの緑と白い縦縞で袖緑縦縞を再現した上着を羽織り、黒のショートパンツを着用。
ちなみに原案イラストではショートパンツの左部分に鞭のようなものを下げていたが、アニメやアプリでは反映されていない。

成長補正はパワーに+20%、賢さに+10%。
中距離の先行や差しを得意とするが、後述の固有スキルの発動を狙うなら差しでの起用が定石。
しかしスタミナの成長率補正がなく、おまけに何故か初期スタミナと根性が低いほか、自前の回復スキルも微妙に発動しにくい「ペースキープ」にとどまるため意外とバテやすく、因子やサポートカード編成でフォローする必要がある。
長距離適性もBと因子で容易に補うことができるほか、マイル適性もCとそれなりに高いため、マイルのチャンピオンズミーティングでもよく見かけるウマ娘の一人(後述)。



うおおおっ!


レッツ…マッスル!!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ストレート・ライン]メジロライアン 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは『燃えろ筋肉!(☆1~2)』→『レッツ・アナボリック!(☆3以降)』。
効果は「レース終盤のコーナーで前の位置につこうとして加速力が(わずかに)上がる」というもの。
最近は終盤での加速力アップが評価される傾向があるため優秀なスキルの一つなのだが、発動条件が非常にシビア
検証によれば、18人のレースの場合だいたい12位から14位の間でしか発動せず、9人レースであるチャンピオンズミーティングでは6位の時限定で発動するスキル。
覚醒スキルではレベル3で「キラーチューン(「テンポアップ」上位スキル)」を、レベル5で「昇り龍(「外差し準備」上位スキル)」を習得可能。
進化スキルでは「キラーチューン」が、効果が「好位置につける→速度がすごく上がる」に変化した「マッスルアンセム」に、「昇り龍」が、効果がすごくに強化された「ライジングバルクアップ」に進化する。
何か進化スキルの名称まで筋肉・マッスル要素全開でメジロライアンらしさが滲み出ている。

本来の適性距離は中距離なのだが、因子で距離適性を補ったライアンがマイルのチャンピオンズミーティングに出走することがよくある。
というのも、上手く嚙み合えば

「固有スキル(加速力アップ)+豪脚(終盤で後ろの方にいると追い抜き力アップ)+乗り換え上手(終盤で加速力アップ)+昇り龍(最終コーナーで外から追い抜くと速度アップ)+全身全霊(ラストスパートの速度アップ)」

という、終盤に差し掛かった瞬間、まさしく怒涛の如く発動した加速力で追い抜くスキルコンボを理論上は決めることができるからである。
全て発動したときには加速力アップ系最強スキルの一角と名高いアンスキ*2を発動したセイウンスカイですら捕まえて差し切ってしまうほど。

ただし、このライアンは確かに完成させられれば非常に強力なのだが、これらのスキルを全て習得するためには最低でも2枚、自前で対応するレアスキルを持つSSRサポートカードを所持していなければならず、
さらに言えば、例えスキルが揃っていてもステータスが低ければ意味がないため、上限解放を進め、かつ、マイル因子を補える強力な継承ウマ娘を用意した上で、
下振れに怯えながら育成を完了させなければならないと、完成させるまでのハードルは非常に高い。

一応記載しておくと、
  • 豪脚→【『愛してもらうんだぞ』】オグリキャップ or【千紫万紅にまぎれぬ一凛】グラスワンダー (確率)
  • 乗り換え上手→【B,N,Winner!!】ウイニングチケット or【願いまでは拭わない】ナイスネイチャ
  • 全身全霊→【日本一のステージを】スペシャルウィーク(確率) or【夢はホントに叶うんだ!】配布ウイニングチケット
からそれぞれ入手可能。

その強さについては、SNS等で「ライアン 豪脚」で検索すれば動画がいくらでも出てくるのでそちらを見て頂ければ分かるのだが、目を疑うような速度で追い抜いていくライアンの姿が確認されている。
とはいえ、例え習得させていても上述のスキルが全て確定で発動するというわけではなく、最終的には上手くレースが進み、スキルが発動するのを祈るしかないのだが、
上手くハマり、並み居る強豪たちをごぼう抜きにしていくライアンの雄姿を見た時の爽快感はひとしおで、そのロマンを求めて育成に挑むトレーナーは後を絶たない。
さらにアオハル杯シナリオの実装により、終盤でチームメイトのパワー合計値に応じて加速力が上がるスキル「アオハル燃焼(点火)・力」が追加されたこともあり、
チャンピオンズミーティングでは要警戒対象のウマ娘となっている。

ナイス…マッスル!! やりましたっ! 


[マーガレット・ラッテ]

懐中時計は、美味しく淹れるプロの証です。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[マーガレット・ラッテ]メジロライアン」勝負服
© Cygames・JRA

こちらは期間限定イベント「スイートメモリー・ティータイム」の舞台に合わせた、カフェのマスター風衣装で、髪を流し花飾りをつけている。
成長率はスピードに+20%、賢さに+10%。
覚醒スキルでは「決意の直滑降(「直滑降」上位スキル)」と「至高のダウンヒラー(「下り坂巧者」上位スキル)」のレアスキルを習得可能。
進化スキルでは「決意の直滑降」が、効果が加速力アップに変化した「夢叶える決意を授けましょう」に、「至高のダウンヒラー」が、効果がすごくに強化された「至高の勝利を召し上がれ」に進化する。

また「先行コーナー〇」を所持しているためこちらの運用としては先行がメインで、さらに下り坂関連のスキルで固められていることから、モチーフは先行策を取った1993年宝塚記念*3と考えられる。
なお男装のボーイッシュ系衣装と思わせておいてイベントで描写された衣装の内情は「憧れの少女漫画のカフェのマスターをやりたいと望むライアンの願いを叶えてあげた」と乙女全開だったりする。



いらっしゃいませ。


振る舞わせて頂くのは、至高の勝利。ご賞味ください…


召し上がれ!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「マーガレット・ラッテ]メジロライアン 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「あなたに捧げるフリーボア」。
発動条件と効果は「終盤目前下り坂で2番手以降先頭4バ身以内なら少しの間速度を上げ、中距離では加速力もちょっと上がる」というもの。
やはり中距離の先行運用を前提としたスキルとなっている。

固有二つ名は共通して「麗しき実力者」。
取得条件は「メジロの冠名がつくウマ娘にG1で1回以上勝利し、菊花賞、宝塚記念、有馬記念で勝利して、ファン数が240000人以上になる」というもの。
ランダムで出る可能性を除けば、ライアンの育成シナリオに登場する「メジロ」の冠名を持つウマ娘はマックイーンしかおらず、基本的には実質メジロマックイーンに1回以上勝つことが条件と言える。
鬼門となるのは菊花賞。
スタミナが足りなければそこで詰まってしまう場合もあるし、そもそもマックイーン自体がスーパークリークシンボリルドルフと並び、どのウマ娘育成においても長距離レースで脅威となるために勝利はやや難しいか。
しかしステータスさえ足りていれば勝てなくはないし、極端なことを言えば全部勝てばいいだけなので、特に意識せずともあっさり取れることもままある。

サポートカード

汎用R及びSR【鍛えて、応えて!】のほか、
2021年7月12日にSSR【爽快! ウイニングショット!】、2022年2月24日にSR【鼓動が速まるクールダウン】が実装されている。
「道悪〇」「中距離直線〇」といった汎用・中距離向けのスキルを所持している。
また、2023年11月30日にはストーリーイベント「A Gleaming Mejiro Gala」の報酬SSRとして【選んで選んで想いを込めて】が実装されている。

SR【鍛えて、応えて!】

得意練習はパワー。
完凸すればスタミナボーナスを得られるほか、スキルヒントもレベル4の状態で入手できるなどそれなりに優秀だが、得意率が0なのが弱点。

SSR【爽快! ウイニングショット!】

得意練習は根性。
イベント1段階目で「体力回復+やる気アップ」「賢さ+10、スキルポイント+15、「先行のコツ〇」ヒントレベル3」のどちらかを選ぶことができるが、後者を選んでしまうとイベントが打ち切られてしまうので注意。
イベントを進めると確定で「勝利への執念(「食い下がり」上位スキル)」のヒントを入手可能。
……なのだが、これが非常に使い勝手の悪いスキルであるのに加え、しかも得意練習が実装当時は軽視されがちな根性。
完凸すればレースボーナス10%に加え、ファン数ボーナス20%を得られるため決して悪くはないのだが、採用される例は非常に少なく、ある種の不遇サポートカードとなっていた。
……が、2022年2月24日のアップデートにより根性の価値が急上昇し、根性サポカ全般の再評価が進むという大きな環境の変化が発生。
このカードも最高峰のレースボーナス・ファン数ボーナス出力が得られるというメリットが注目されたが、やはりレアスキルが足を引っ張るのか採用率はまだ低かった。
しかし2周年の調整で「勝利への執念」が逃げや先行で発動しやすくなるというさらなる追い風が吹いたため、採用率はこれから増加するだろう。
7センチさん金スキルが一切テコ入れされなかったスピードブライアンも見習って欲しいものである。

SR【鼓動が速まるクールダウン】

得意練習はスタミナ。
スキルが少し変更され、中距離・差しのスキル構成に。
やる気効果がやや高めだがそれ以外は平均的なSRサポートカード。スタミナ・根性へのボーナスやレースボーナスも最低限5%あるものの、採用率はそこまで高くない。

SSR【選んで選んで想いを込めて】

得意練習は根性。
スキルが全面的に変更されており、中長距離・差しのスキル構成になった。
固有ボーナスは「 絆ゲージが80以上の時、トレーニング効果アップ 」というもので固有発動時には+10%される。
練習性能は並程度だが、初期絆が30,得意率が50と高く、パワーボーナス+1が存在するため他の根性サポカと比べてパワーが伸ばしやすいのが特徴。
但しヒント関連のボーナスやレースボーナス・ファン数ボーナスが存在しないのが欠点。
イベントを進めると確定で「努力家(「がんばり屋」)上位スキル」を入手可能。

◆育成シナリオ

鍛え上げた肉体から、メジロ家でもクラシック筆頭と目されていたライアン。
しかし当の彼女は、幼馴染であるマックイーンの背中を追い、憧れていた。
その憧れに、「マックイーンに勝ちたい」という想いを隠していることを自覚したライアンは、開口一番にトレーナーに告げる。

トレーナーさん、あたしの心を鍛えてくださいっ!!

メジロ家に生まれ、将来を期待されていたのに、マックイーンには敵わなかった。
速く、強く、それでいて努力家。気品も見た目も兼ね備えたマックイーンと比べると、どうしても自分は気持ちの持ち方が違うと。
でも、そこから抜け出したい。そう決心し、トレセン学園にやってきたのである。
実力はあるのに、ここ一番というところで実力を出し切れないライアン。

覚悟はあるんだな?

うっ、そう言われると……!

長年の習慣が染みついてしまったのか弱気になってしまう。
しかし、変わりたいと思っているのは本心。

ふふっ、そんな調子では先が思いやられますわよ、ライアン。

声をかけたのは当のメジロマックイーン。

ついに気持ちを固めたのは喜ばしいことですわ。
でも簡単じゃありませんのよ? 理想の自分を目指すということは。

わかってる。 わかってるけど……もう逃げたくないんだ。
マックイーンにも尊敬されるようなウマ娘になりたい!
だから……勝負!

ライアンの力強い宣言。

──勝負。 言いましたわね。
そう言い切れるだけでも立派ですわ。
確かにお受けしました。

しかるべき時、しかるべき場所で。
クラシックでの奮闘、楽しみにしていますわ。

対決宣言を受け取り、マックイーンの背中が遠ざかる。

よく言いきったな、ライアン

あわわわっ、あたしマックイーン相手に生意気なことを~。
大丈夫かな。 大丈夫ですよね……。
うん、言った分、頑張ればいいんだから……。

体は立派でも、中身の伴わないガラスのエース、メジロライアン。
本物のエースに育てあげていくべく、トゥインクル・シリーズへと足を踏み入れるのだった。


育成中の隠しイベントは特にないが、目標レースにはデフォルトで適正Cのマイルレースがあるほか、
菊花賞に加えてクラシック・シニア両方で挑むことになる有馬記念と天皇賞(春)の長距離4レースが待ち受けているため、育成難易度はそれなりに高い。
デフォルトの長距離適性がBというのもあり、距離適性を上げてから挑むのが定石。

またシニア級宝塚記念は史実通り*4京都レース場での開催になる。

特殊実況はそのシニア級宝塚記念に設定されている。
+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
この距離では負けられないメジロライアン!
宝塚の主役はメジロライアン! 宝塚の主役はメジロライアンです!

(元ネタ:1991年宝塚記念 関西テレビ・杉本清アナ)

◆関連キャラクター

メジロ家仲間の幼馴染。
上述の通りあらゆる点においてライアンが引け目を感じており、それがライアンの人格形成に複雑な影響を及ぼしている。
とはいえ私生活ではそもそもライアンが野球観戦等へマックイーンを誘い出したのが発端で、
今でも世間体を気遣いつつ共に楽しんでいたり、バッティングセンターに行くなどわだかまりなく仲良くやっている様子。
ライアンにとってマックイーンは「優秀だけど気負いすぎで心配になる、妹のような存在」であり、
マックイーンにとってライアンは「優れた心身を持っているのに自負と自信をなくしがちで放っておけない、歳の近い姉のような人」である。
他人のことは爽やかかつ頼もしく連れ出すくせに、自分のこと(特にファッション等の“女の子らしい”こと)になると躊躇しだすライアンをドーベルもろとも引っ張っていく姿が確認できる。

史実では同期のライバルだが、当初注目を集めていたのはライアンの方であり*5
菊花賞でマックイーンが勝った時は「メジロでもマックイーンのほうだ!」という実況に象徴されるように、マックイーンがライアンの後塵を拝しているという立場だった。

マックイーン同様に、メジロ家仲間の幼馴染。
ベクトルは違えど“可愛さ”にコンプレックスを抱える同士でもあり、
悩む彼女に対して特にライアンの爽やかイケメンっぷりが発揮されやすいのがドーベル。
素直になれない性格や内心もライアンにはお見通しで、気難しいながら愛らしい姿をマックイーンと共に微笑ましく見守っている。

モチーフ馬はライアンの娘にあたり、史実ではライアンと親子関係にある。
その縁もあってか、ドーベルの育成シナリオではちょくちょくライアンが登場する他、
ライバルかつ親友として、同じくモチーフ馬がメジロライアン産駒のメジロブライトも初登場。

やはりメジロ家の(ry
幼い頃からおっとりしていて*6、周囲から「レースに向かない」と思われていた*7ブライトを併走などに連れ出すなど世話を焼いており、
その関係が今日までずっと続いているため、ブライトからは「ライアンお姉さま」とメジロ家の同年代のウマ娘たちの中でも特に慕われ、甘えられており、
当のライアンもブライトを甘やかし、常に気に掛けていることから、傍目では親子のように見えるらしい。
ただ、本人の育成シナリオでは、ブライトはおっとりした普段の立ち居振る舞いに似合わないほどに「メジロ家のウマ娘であること」に強い誇りと自負を抱いており、
クラシックの冠を戴けなかったライアンの悲劇や、春秋連覇を不運で成し得なかったマックイーンの無念なども背負い、
偉大な先達たるライアン達の助言の下にトレーニングに励み、ドーベルと共に「新世代のメジロのウマ娘の“光”」を見せつけるべくレースに挑んでいく。

史実ではドーベルと同じくメジロライアン産駒。
父に似たのかあと一歩が届かない詰めの甘さと、強力なライバルの登場で勝ちきれないところも却って愛された競走馬で、メジロ牧場最後の天皇賞馬。
その縁もあり、ドーベルと同様に育成シナリオにライアンがちょくちょく出るが、性格の違いかこちらのライアンはドーベルの時よりやや過保護気味である。

同期でもあり寮のルームメイト。
姉貴気質だったり器量のいい二人だけあって関係は良好そのもの。どうしても自信の及ばないライアンを勇気づけることもしばしば。

クラシック前半戦の皐月賞や日本ダービーで対決することになる。
またメインストーリー第3章では、モチーフ馬がダービーを獲ったアイネスフウジンが取り上げられるのだが、
史実のダービーを再現したレースシーンのゴール場面で、アイネスの手前側ちょっと後ろにライアンのシルエットが映っている。

史実でも同期で、クラシック戦線を共に戦うことになるライバル。
弥生賞、皐月賞、日本ダービーの3度対決し、弥生賞では先着するものの皐月賞と日本ダービーで先着を許すことになった。

先輩。
クラシック、シニア級両方の有馬記念で対決することになり、自然体でありながら圧倒的な存在感を持つオグリもまたマックイーンと同じく「越えるべき壁」として意識するようになる。
クラシック級のステータスが非常に高いため苦戦しやすい。
またメインストーリー第1章の冒頭、オグリのラストランのシーンにはモブウマ娘に混じってライアンの姿が確認できる。

史実では2歳上。
CMにもなった復活のラストランが育成シナリオでのクラシック級有馬記念に相当するため、ステータスが高いのは当然とも言えなくはない。

ライアンの育成シナリオには登場しないが、ネイチャの育成シナリオに登場。
トウカイテイオーと似たキラキラ」を持っていると評され、クラシック級有馬記念で対決した後に成長を図るべくメジロ家に「1日留学」することになる。

史実では1歳年下だが、対戦経験は91年有馬記念の1回だけ。

  • ベレー帽の紳士
シニア級有馬記念で登場し、「ライアン!ライアン! いや~来ると思ってたんですよ、私は!」と後方古参ファンっぽいセリフを残す。

元ネタはベレー帽がトレードマーク、「競馬の神様」とも呼ばれた競馬評論家の故・大川慶次郎氏。
オグリのラストランとなった1990年有馬記念のフジテレビ系競馬中継で、オグリが先頭に立つ中突然「ライアン!ライアン!」と叫んでいたあの人である。尤も滑舌のせいで「りゃいあん!」にしか聞こえないのだが……
つまり後方古参ファンっぽい人ではなく、古参ファンそのものなのである。
ライアンの旧プロフィールにおいて「神様に愛されたウマ娘」と言う記述が存在したが、その「神様」は彼のことを指していると競馬ファンは考察していた。


良記事目指して、一緒に追記・修正していきましょう!

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最終更新:2024年02月24日 13:09

*1 史実のライアンの名前の元ネタが、通算奪三振数やノーヒットノーラン達成回数のMLB記録保持者である名投手ノーラン・ライアンである事から。

*2 正式には「アングリング×スキーミング」、セイウンスカイの固有スキル。詳細はセイウンスカイの項目を参照

*3 阪神競馬場の補修に伴い京都で開催されている。ご存じの通り京都競馬場の第3コーナーから最終コーナーにかけて「淀の坂」と呼ばれる急勾配がある。

*4 1991年に開催された第32回宝塚記念は、阪神競馬場が改修工事中だったため代わりに京都競馬場で行われた。また、現行の専用ファンファーレ採用前のレースであるためか、ゲームでは関西G1ファンファーレの演奏。

*5 当時マックイーンはG1どころか重賞初出走だった

*6 「おっとりした性格」だけならスーパークリークなどもそうだが、こちらはその性格がレースにも影響し、個別ストーリーでは「仮トレーナー」となった主人公に仕掛けどころ等を指導してもらうまで自身のポテンシャルを発揮できず、下位に沈んでばかりだった。

*7 後にライアンたち共通の「お祖母様」だけはブライトの秘めた才覚に気付いていたが、「他の子の走りを見ていなさい」という言葉を「祖母も自分を見限った」という意味にブライトが取り違えていたことが判明する。