トール(FE)

登録日:2021/12/10 (金) 00:52:25
更新日:2024/04/16 Tue 20:59:24
所要時間:約 4 分で読めます






我が名はトール。

戦神……お前たち人間にはそう呼ばれている。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

概要

『トール』とは『ファイアーエムブレム ヒーローズ』に登場する神。
イラストはロキと同じく前嶋重機氏が担当。


人間達から『戦神』と呼ばれる天上の神々の一柱。
全てを創造したという『万物の創造主アルフォズル』という神にロキと共に仕えている。
普段は美女の姿をしているが、エイトリが「ロキはである」と暗に言っていたため、同僚であるトールも本来の姿は竜であると思われる。

緑髪の長髪を編み込んだクールそうな美人であり、あのロキに負けず劣らずな巨乳の持ち主。
深いスリットから見える太ももも良い。
悪戯好きで何をしでかすか分からないロキとは対照的に、生真面目な性格。
まったく性格が違うのにロキとは長い付き合いであり、いまだにトールはロキの性格を理解できないようだ。
人間の事は「意外な強さを持つ」と高評価なのだが、人間の真の強さを引き出すために、アスク王国には様々な試練を与えてくるので、ある意味ロキ以上に厄介。
そのため 一般兵には辛辣に接するものの、その一般兵が譲れない信念を見せると、
「さきほど侮った無礼を詫びよう」と素直に自分の非を認める等、「強さ」を持つ者には敬意を見せている。

滅びた自分達の世界を救うために奮闘したリーヴとスラシルのことを「強者」として気に入り、
二人をトールの配下の戦士にする代わりにアルフォズルに世界を再生させてもらう約束を交わしている。

また20年から始まり毎年4月に行われている『子供の日』ガチャ外伝では、色んな異界にいる原作メインキャラの幼少期に大人時代顔負けの力を授けている。
そのためエクラからロリコン・ショタコンと思われている。


初登場は19年6月に開催された第一回『巨影討滅戦』にて。
以降は『偶像の天楼』『ミョルニル』『想いを集めて』『外伝』等々……本編外の所で登場する。
ロキのように裏で暗躍するといったことはせず、前述した本人の主義から人間達に試練を与えようとする行動が目立つ。
特にミョルニルはトールが数千万という大軍勢で攻めてくるというイベントである。
このイベント、定期的にアスク側が負けているが、負けても滅ぼさないばかりか問題なく次が始まる事から、トールが手加減しているのかもしれない……。


そんな感じで本編に登場せずイベント専用といったキャラだったトールだが、
『戦禍の連戦 氷神炎神』でロキとの賭けに負けた事からアスク王国に召喚可能になった。初登場から実に2年半も経過してのことである。
この召喚されたトールも既に召喚されていたロキと同じく本編のトールではなく、異界のトールである。
このトール、「どのような姿でも戦おう」と言っているため、超英雄としてコスプレする気マンマンである。


性能


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2021年11月30日に伝承英雄のエイトリと一緒に神階ガチャに参加。天の神階英雄。イラストは前嶋重機氏。
緑属性の斧使い飛行ユニット。
エイトリとは属性被りを起こしているため、どちらが出るかは運次第。

武器スキルは重装特効。奥義が発動しやすい『神槌ミョルニル』
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃+6、敵の攻撃-6、絶対追撃。
戦闘開始時、自身のHPが25%以上、かつ周囲1マスに味方がいない時、戦闘中、敵の強化の+を無効にする。

Aスキルに戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら攻撃、守備+7。その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に5ダメージを与える『攻撃守備の渾身4』
Bスキルは自分から攻撃した時、戦闘中、自分の追撃不可を無効、敵の奥義発動カウント変動量-1にする『怒涛・キャンセル3』
Cスキルには戦闘中、自身の奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)、
周囲2マス以内の味方は、戦闘中、奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)にする『神槌大地を穿つ』

端的に言えば「重装ユニット絶対殺す神」。
神槌ミョルニルには重装特効がありかつ絶対追撃。しかもBスキルによりその絶対追撃を無効化されることが無い。
自分から攻撃する限りは覇骸エーデルガルドだろうが総選挙ヘクトルだろうが止められない。

ステータスは超鈍足の速さ以外はかなりの高水準。

弱点は遅さと相手の追撃不可を持たないゆえに、相手からの追撃は受けやすい事。
オッテルなどと同様守備力自体はそれなりに高いので、飛行特効などを除けば追撃前に貰う反撃1回くらいではまず倒れはしないが、
有利属性でもない限り受けに回るべきではない。
アイオテの盾をつければ飛行特効は潰せるが、聖印だと取り合いになりがち。


ロキは新たなる戦いの地と称してこの南国に私を連れてきた。

つまり……謀られたというわけだ。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

22年7月の水着ガチャに、やはり傘下同士のロキと組んで比翼英雄として登場。イラストは引き続き前嶋重機氏。
飛行ユニットはそのままだがペガサスに乗って青属性の魔法使い。
ロキが何の目的があるかは定かではないが、トールは騙されて水着を着たようだ。
本当はもっと薄着にさせられるとこだったが、最後の抵抗でこのような水着に。それでもじゅうぶん薄いが。
なおロキにさらに言いくるめられて、水着をロキに取られて日焼け止めを塗られている。

前嶋氏によると、今回のイラストを描く上でおっぱいよりお尻の修正が大変だったの事。
というのAppleの基準を満たそうとすると子供水着になってしまい、それだとロキっぽくないからである。

武器スキルは『戦神と戯神の気紛れ』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、周囲2マス以内に味方がいる時、自身の奥義発動カウント-1。
ターン開始時、敵軍内で最も速さが低い敵とその周囲2マスにいる敵に【弱点露呈】【空転】を付与する。
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃+6、敵の攻撃-6
【弱点露呈】
敵から受けた攻撃のダメージ+10。
【空転】
「移動+1」の効果が「移動を最大1マスに制限する」の効果として扱われる状態異常。

Aスキルに攻撃、魔防+7 守備-5『止水4』
Bスキルは【再移動(残り)】を発動可能。戦闘中、敵の攻撃、魔防-3になる『攻撃魔防の遠影3』
Cスキルは神界版同様『神槌大地を穿つ』

神という名に相応しいやりたい放題な効果を引っ張ってきた。
速さの遅いと周囲の敵に空転を付与するアーヴと同じ効果だがこちらは全ステータスの弱化がない。
代わりに攻撃する時は必ず固定10ダメージを与えられる【弱点露呈】という新しい不利な状態異常を持ってくる。
二回攻撃のある味方とは追撃分も含めて合計40も与えられる。
もちろん、武器とCスキルの奥義加速と攻撃アップダウン、遠影の再移動と戦闘で有利になる効果も備えている。

比翼スキルは十字方向の敵に【グラビティ】を付与
自身を中心とした縦5列と横5列の敵の【有利な状態】を解除
(強化とパニックが両方付与されている場合は、強化は解除されない
使用すればバレンタインクロムの「神軍師の策」メディウスの「戦闘外固定ダメージ無効」クリスマスオルティナの「待ち伏せ」、
伝承(水着)クロードの「落星」花嫁カチュアの「トライアングルアタック+ワープ効果」を容赦無しに消してしまえる。

ステータスは神界版と比べて補正込みで攻撃と魔防は強くなるが止水のデメリットで得意の守備はかなり下げられた。
速さに関しても16と悪化してレティシアや魔王リオンと並ぶ魔法でワースト1位タイ。

飛行特攻の弱点こそ同じだが神界版と逆に守備が下がった事で近距離武器に弱くなった。
奥義の烈雷も戦闘前の奥義でやや噛み合わず効率が悪い。月光か破天と火力が伸びる奥義が使いやすい。

台詞
  • 倒れた兵を冒涜するな。彼らは最期まで、己が正義の為に戦ったのだ。
  • ……。さきほど侮った無礼を詫びよう。まことの強さを持つ英雄よ。ならば私も、全力で相手を務めるのが礼儀……。
  • 力なき人間が、命を失う覚悟で剣を取る。これこそ、まことの強さだ。
  • お前とお前の持つ召喚の力……それは、アルフォズル様が創造されたものではない。本来、あってはならぬものだ。
  • この世界のトールは、お前たちの敵……だが、異界の私はお前たちの味方に回らざるを得ない。その理由は……。
  • エクラ。ここへ来たのは……私に何か望みか? お前は理外の者。その神器もまた、本来あるはずのない力だ。
    神に比肩する力を持つ者は、平穏な日々を許されない。お前の望みとは無関係に。
    いずれアルフォズル様は、私に命じるだろう。お前とお前の力を消すことを。
    その時、私は……私は……。
  • !? そ、それでは裸同然どころか、裸ではないか……!
  • 乙女……だと? それは永き時を生きる私にも当てはまる呼び方なのか?


余談

トールは神階ガチャ入りするまで主に外伝やイベントに登場し、なおかつ戦闘に参加しなかった事から、長い間トールのCVを知らなかったエクラは意外と多い。
一応公式サイトにCVが載ってはいたのだが、見ない人は見ないものなのだ。
さらに長く戦闘がなかったため、トールが声付きで初めて喋ったのは『ドラガリアロス』とのコラボイベントのことであった。
このイベントでトールのCVが佐藤氏だと知ったエクラも多い。

名前の由来は勿論北欧神話の『トール』から。


追記・修正はロリとショタに力を与えてからお願いします。

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最終更新:2024年04月16日 20:59