ヒトカゲ

登録日:2022/01/26 (水) 01:11:46
更新日:2024/04/26 Fri 00:14:44
所要時間:約 6 分で読めます





カゲェ~~!!

出典:劇場版ポケットモンスター キミにきめた!、製作:OLM Team Kato、ピカチュウプロジェクト、配給元:東宝、公開:2017年7月15日
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku、
©Pokemon ©1998-2020 ピカチュウプロジェクト、©2020 Pokemon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.


『ヒトカゲ』とはポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン


データ



全国図鑑No.004
分類:とかげポケモン
英語名:Charmander
高さ:0.6m
重さ:8.5kg
タマゴグループ:怪獣/ドラゴン
性別比率:♂87.5♀12.5


タイプ:ほのお

特性:もうか(HPが1/3以下になるとほのお技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:サンパワー(天候が「ひざしがつよい」の時、毎ターンHPが1/8減るが、代わりに特攻が1.5倍になる)

HP:39
攻撃:52
防御:43
特攻:60
特防:50
素早さ:65
合計:309


努力値:素早さ+1

初代(カントー地方)御三家の一匹。
ヒトカゲがレベル16でリザードに、リザードがレベル36でリザードン進化する。

概要


トカゲが二足歩行したような姿をしたポケモン。
尻尾の先には炎が灯されており、これは消える時はヒトカゲも死んでしまうという。
この炎はヒトカゲの生命力そのものであり、ヒトカゲが元気だと燃え盛るが、逆に弱っていると消えかけてしまう。
また炎の様子で感情を推し量る事もでき、楽しければユラユラ、怒っているとメラメラ燃え盛る。

アニメやクリスタル版の説明によれば、多少の水をかけられるくらいなら尻尾の炎は消えないらしい。
逆に言えば多少どころではない水はヤバイようだ。


ゲーム


赤緑ではオーキド博士から入手出来る三匹の内の一匹。
ピカチュウ版では後述のアニメの逆輸入で、ゴールデンボールブリッジを通り過ぎた所にいる男性から逃がそうとしていたヒトカゲを譲って貰える。
さすがにアニメの「弱いからいらない」という理由はマズイからか、「育てるのが下手だから」という理由で逃がそうとしていた。

赤緑ではヒトカゲを選ぶことはハードモード突入と言われている。
というのも序盤のジムリーダー岩タイプタケシ水タイプカスミだからである。
タケシのイワークなど、ヒトカゲを苦しめるための存在とまで言われるほどである。
……実はタケシのポケモンはタイプ一致技を使わず特防が低いため、『ひのこ』だけでも十分突破できるのだが、気付かない人は多かった上、イワークの技構成も『たいあたり』『いやなおと』『がまん』と少しずつ削ろうとするトレーナーほど刺さりやすい技構成になっているため油断ならない。一応、「なきごえ」も覚えられるが…
そのためかFRLGでは対イワーク用に『メタルクロー』を覚えるようになったが、イワークが『がんせきふうじ』を使いだすため、結果的に赤緑より苦戦するように。

HGSSではレッド撃破後にオーキド博士からカントー御三家の内いずれかを選んでもらえる。

XYでは序盤にプラターヌ博士からカントー御三家のいずれかを選んでもらえる。

剣盾ではダンデに勝利後、ダンデの部屋に行くと譲って貰える。
特別な個体であり、そのままリザードンまで育てるとキョダイマックスを使うことができる。

アニメ


ゲーム同様にカントー地方における初心者用ポケモンの一匹。
他の御三家と同様に珍しいポケモンのため、基本的にトレーナー所有しか出てこない。
ゼニガメ・フシギダネには野生個体が大量に出てくる回があるが、ヒトカゲにはそのような回はない。
リザフィックバレーには野生のリザードンが大量にいることから、何処かには野生のヒトカゲもいると思われるが……。

サトシのヒトカゲ




出典:ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2、第32話『燃えよリザードン!VSカイリュー!』、
12年6月21日~14年3月27日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

CV:三木眞一郎
サトシが最初にゲットした炎御三家であると同時に、以後のシリーズで定番になった保護ゲットのポケモン。

元々はダイスケというトレーナーの手持ちだったが、「弱いから」という身勝手な理由で捨てられていた。
しかもその際に「待ってろ」といって捨てたため、ヒトカゲはダイスケが迎えに来るまで雨の中でも待ち続けていた。
案の定ダイスケはいつまで経っても迎えに来ず、それを見かねたタケシ達によって保護され、タケシがサトシにゲットを譲ったためサトシの手持ちになる

性格は真面目であり、主人の命令は自分の命が危険にさらされても守り切る一途さを持つ。
さらに丁寧口調で話す優等生キャラ……だった
なんと大量のナッシーを倒してリザードに進化した際に性格が一変して攻撃的になってしまい、以後リザードンに進化してもサトシの命令を長い間聞かなかった。
これはサトシがトレーナーとしての実力が低いかららしい(無印はお情けバッジばかりだった)。

映画『キミにきめた!』でもサトシの最初の御三家の中で唯一登場しゲットされるという好待遇。
こちらではダイスケではなくクロスというトレーナーのポケモンであった。
しかし特筆すべきは、このヒトカゲはリザードに進化しても性格が変わらなかったという点であろう。
尺の都合と言う事を除けば、この映画のサトシはちゃんと実力でバッジをゲットしていたからだろうか?

後にサトシのエースになるが、実はサトシは最初のパートナーを選ぶ時のヒトカゲへの優先度は三匹の中で一番下だった。
ゼニガメ・フシギダネの二匹が既にいないと知って、ようやく手を伸ばしたほど(そのヒトカゲもいなかったのでピカチュウになった)

ヒロシのヒトカゲ


出典:ポケットモンスター、81話『セキエイスタジアム!VSヒロシ!』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

CV:うえだゆうじ
カントーリーグで戦ったヒロシのポケモン。ニックネームは『ジッポ』
ピカチュウには勝利したものの、サトシのリザードンには成す術なくボールに戻された。
再登場した時にはリザードに進化していた。

トロバのヒトカゲ



出典:ポケットモンスターXY、39話『ポケモン・サマーキャンプ!ライバル三人組登場!!』、
2013年10月17日~2015年10月29日まで放送。
OLM Team Kato、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

トロバの最初のパートナー。
非常に喧嘩早い性格であり、よく他のポケモンに絡んではトロバが謝っている。
(トロバにも出会って早々に『かえんほうしゃ』をお見舞いしている)
……しかしバトル好きであるにも関わらずバトル面は不遇であり、進化後含めてバトルするたびに負けている。

再登場した時にはリザードに進化しており、カロスリーグの時にはメガリザードンYにまでなっていた。
が、後述のアランのメガリザードンXに完敗した。

アランのヒトカゲ

アラン最初のパートナー
本編では既にリザードンになっているため回想シーンにて登場。
アランが研究員だったころはまだヒトカゲだったようだ。

ダンデのヒトカゲ



出典:ポケットモンスター、43話『ソード&シールドⅡ 「ブラックナイト」』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

こちらも回想シーンに登場。
ダンデがトレーナーになる前からダンデと一緒にいた幼なじみポケモン。
なおヒトカゲ時代はダンデの頭に乗るのが好きなようで、リザードに進化してからダンデは帽子をするようになった。

ポケットモンスターSPECIAL


グリーンがオーキド博士に託されたポケモン
初登場はミュウとのバトルであり、少しのバトルで実力差が大きい事を見抜いたグリーンにボールに戻された。
トキワの森の時点ではヒトカゲだったが、ニビジムに挑む際にリザードに進化させていた。

ポケットモンスター(穴久保版)


第一話から登場。
レッドのライバル・グリーン(緑川開)がオーキド博士から託されたパートナー。
レッドの股間のマスターボールを引っ張っている画像が有名。

初登場した第一話当初には、いまのヒトカゲとは似ても似つかない、目つきの悪いミニ怪獣のようなビジュアルだった。
これは、穴久保版ポケットモンスターはポケモンというカテゴリが生まれたての頃から連載を開始した作品であり、
公式の資料というものがほとんどない状態からの連載スタートだったため。
そんなヒトカゲも、登場するごとにアニメの雰囲気に近い丸みのあるデザインになっていき、いつしかアニメと同様の可愛らしい姿になった。
なおかつ、語尾にカゲをつけるようになったカゲ。

他にもFRLG女主人公がモデルのみどりが親に内緒で飼っていた。この頃には、もうアニメと同じ可愛い姿に描かれている。
このコミックに登場するポケモンとしては珍しく人間の言葉を喋らない。そういった意味でも、アニメなどに登場するポケモンにより等しい存在として描かれた。


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ


『初代』と『SP』に収録されているステージ「ヤマブキシティ」のやくものとして登場。
中央にあるビルのペントハウスから飛び出してくる5体のポケモンの内の1体で、「かえんほうしゃ」で攻撃してくる。
ボイスはアニメ版と同様に三木眞一郎氏のもので、『SP』では新録されている。




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最終更新:2024年04月26日 00:14