ダンデ(ポケモン)

登録日:2019/12/26 Thu 01:37:00
更新日:2024/04/08 Mon 11:26:04
所要時間:約 20 分で読めます


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SWSH アニポケボスキャラ アニポケラスボス イケメン インテレオン インフレについていったキャラ エンターテイナー エースバーン カリスマ ガマゲロゲ ガラル地方 ガラル地方に悪の組織がいない理由 キョダイマックス ギルガルド コメント欄ログ化項目 ゴリランダー スーパースター ダンデ チャンピオンタイム ドラパルト ハロンタウン バリコオル ポケットモンスター ポケモン ポケモントレーナーの鑑 ポケモンリーグチャンピオン ポケモンワールドチャンピオンシップス ポケモン登場人物項目 マスターズエイト マント ラスボス リザードン リザードンポーズ 元チャンピオン 剣盾 好青年 完璧超人 小野大輔 新無印 方向音痴 櫻井孝宏 無敵のダンデ 目の前が真っ暗になった! 第八世代 紳士 薄明の翼 褐色 長男



最高の チャレンジャーと 最強の ポケモンの 組み合わせ

ワクワク させるじゃないか……!

さあ ガラル地方の 歴史に 残る…… いや ガラルの 未来を 変える 極上の 決勝戦に するぜ



チャンピオン タイムを 楽しめ!


出典:ポケットモンスター、13話『サトシ対ダンデ!最強への道!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon




ダンデとは『ポケットモンスター ソード・シールド』(以下『剣盾』)に登場する人物である。

CV:小野大輔(テレビアニメ、『Pokémon Evolutions』) /櫻井孝宏(『薄明の翼』、『ポケモンマスターズ』)

概要

ガラル地方に君臨するチャンピオンにして、今作のライバルキャラの一人ホップの実兄。


ガラル地方ハロンタウン出身。
紫色の長い髪に金色の瞳、褐色の肌、牙のように整えられた顎髭が特徴的なイケメン青年。
王冠を思わせる形に黒と金の線が入ったキャップ帽を被り、背中にはスポンサー企業のものと思わしきロゴが多数入ったクソダサ豪華なマントを背負っている。
街の人によると、マントはレプリカユニフォームであっても重すぎて着れないものらしいが、本人はごく軽いものかのように纏っている。
決め台詞は「レッツチャンピオンタイム!」

僅か10歳の時にポケモンリーグ委員長のローズに推薦されてジムチャレンジに初挑戦。
そのまま初出場ながらチャンピオンカップ優勝の快挙をなしとげた逸材で、以来相棒のリザードンと公式戦を含めて無敗記録を更新し続けている。
その強さから「無敵のチャンピオン」「無敵のダンデ」と謳われており、絶大なカリスマ性も相まってガラル地方の全トレーナーの憧れとなっているスーパースター。

『リザードンポーズ』なる独特な構え*1を取るのが特徴で、カリスマ性も相まってポーズは老若男女を問わずガラル地方で流行ることになった。
ゲーム中ではLスティックを使って主人公その場でグルグル回転させる事でバレリーナのような回転運動と共にポーズを繰り出せる。また、リーグカードのポーズとして使う事もできる。
ユニフォームの背番号は「1」。シンプルにNo.1ということだろう。

マグノリア博士の孫娘であるソニアとは幼馴染で、ジムチャレンジャーだったころは互いに競い合っていたらしい。
ジムリーダーキバナはダンデのライバルと言われているが、彼自身キバナに敗北したことは一度もなく現在10連勝中。
しかし、10連勝中と言っても相手のキバナが大したことがないなんて訳ではなく、むしろキバナは「他の地方に行けばチャンピオンになれる」と噂されるほどの実力者。
いかにダンデが飛びぬけて強いかがわかるというもの。


人物像

一言で言うと快活な好青年。
一人称は「オレ」、二人称は「キミ」「オマエ」、あるいは呼び捨てか名前に「くん」を付ける。
趣味は明言されていないが。実家の私室の様子からしてキャップ集めや筋トレだろうか。

若くして敗北することなく勝ち続けた無敗のチャンピオンでありながら、強さに驕らず紳士的な態度を貫き、
「ガラルのトレーナーを最強にする」という夢の為、只管後進の育成とガラル地方のポケモン勝負を盛り上げる事に尽力を惜しまない。そんな心技体共に整った、正しく完璧超人
ポケモン勝負をひたすらに愛しており、主人公とホップのバトルを横で見ているだけで「自分も参加したくなった」(大意)と言いだすほど。
もちろん実際に乱入することはないし、ホップはそれを理解した上で「やめてくれよ」と返すのもお約束だが、
「オレは最強であるためにあらゆる試合から学ぶ!」と自分でも言っているように、どんなビギナーのバトルからであっても刺激を受けようとする姿勢がうかがえる。
同時に「観客を熱狂させるのもチャンピオンが果たすべき役割」と考えるエンターテイナーとしての顔も持ち、試合中もファンへのアピールは怠らない。
他方、「観客とはどちらかの敗北を願う残酷な存在でもある」と話すなど、勝負の厳しさを熟知しているが故のシビアな考えも持つ。

精神的にも成熟しており、ガラル地方で起こったトラブルにいち早く駆け付け対処する一方で、
問題解決は大人の役割として「君は君の冒険を続けてくれ」(大意)と、一手に引き受けるなど度量の高さも兼ね備えた頼れる人でもある。
ローズともガラルが抱える問題について真剣に話し合い、彼がとある事件を引き起こした際には、自分が彼の想いを理解しようとしなかったのが一因ではないかと気に病んで対処に当たるなど、責任感の強い一面も。
更に急所に当ててきた場合でも、悔しがるどころか素直に称賛し笑みさえ浮かべる
なお、こういったリアクションは弟にも見られ、勝負前に両頬を叩いて士気を高めるルーティンなど多くの仕草を真似している。ダンデへのリスペクトゆえだろう。

終始大らかな態度を崩す事は無いが、バトルに関しては非常に負けん気とプライドも強く、主人公とのチャンピオンの座を賭けた戦いの際は、普段の大らかな笑顔は消え強い好戦的な表情を浮かべている。
試合に負けるとキャップ帽を深くかぶり歯を食いしばって悔しがる動作も見せており、ますます元主人公感が強い。
何気にプレイヤーお馴染みの「目の前が 真っ暗に なった!」がどんなものなのかを実演して見せた人物とも言える。

……と、こう書くと欠点は全くないように思えるのだが、実はとんでもない方向音痴
目と鼻の先にある場所ですら迷ってしまうと公言する程に致命的なレベルで、弟からも心配される程。
そのため、移動は専ら相棒のリザードンや、ジムチャレンジャーだった時はソニアのワンパチ頼みだった。


ストーリーでの活躍

ストーリーではキバナと共に、オープニングであるポケモンリーグ開会式のエキシビションマッチで登場し、キョダイリザードンもお披露目。
そして帰郷したのち主人公とホップにサルノリ・ヒバニー・メッソンのうち1匹を与え、2人の実力を認めてジムチャレンジへの推薦状を書いた。
ジムチャレンジに挑戦する主人公やホップ達を支える大人として、そして彼らが超えるべき高い壁として君臨し続ける。

チャンピオンが主人公とストーリー中で接触する作品は、確かに今までもあった。
だが、いずれもストーリー中盤に差し掛かった辺りからだったり、接触した際には自分がチャンピオンだと明かさないまま一旦去り、後のチャンピオン戦で相対して初めて正体が判ったり……というパターンが多かった。
また、公式サイトなどでのキャラクター紹介においても、主人公やポケモン博士などと並んで最初期から公開され、重要なキャラクターであることは察せられるもののチャンピオンとは明示されないケースもあった。
しかし一方でダンデの場合は、キャラクター紹介の情報が出た最初の時点で既にチャンピオンだと明言されており、作中でも物語の最初から正真正銘の現チャンピオンとして主人公と接触するという珍しいパターンで、本作のスポ根面にプレイヤーをガッツリ引き込んでくれる。
なお今でこそ完璧超人として名高い彼だが実はお飾りのチャンピオンという事前リーク(所謂ガセリーク)があったため、ムゲンダイナイベントまでは疑っていたというプレイヤーもいたようだ。
ダンデ以前のチャンピオンは最初から関わっていても最初はチャンピオンではなかったり、あるいは物語の中盤から関わって来たりしていたので疑われても仕方ない部分はあるが。

殿堂入り後は、シュートシティのローズタワーをバトルタワーなるポケモン勝負に特化した施設に改造し、己の夢に邁進し続けている模様。
なお、念のために言っておくと、タワーは元々オフィスの入った施設だったが、最上階は当初からバトル用の設備があり、ダイマックスが使用できるようになっていた。
つまりオフィスの人を追い出したわけではなく、バトル用に作られた最上階が遊んでいたため、ダンデがそれを有効活用したということ。

バトルタワーでは顔役を務めており、前座のトレーナーを倒してから彼に勝つことでチャレンジが終了するルールである。
このときは帽子こそチャンピオン時代のものと同じだが、服は乗馬服のようなデザインのものを着るようになっており、ジムチャレンジのときとはまた違った雰囲気を漂わせている。
肩書きも「ポケモントレーナー」となっているほか、ポケモンに指示を出す際のモーションも、手にしたキャップを軍配のように振るというものに変わっている。
観客を前にバトルをするわけではないため、スタジアムで戦ったときのような派手な身振りも見せない。
しかし、多忙なチャンピオンの職務から解放され夢に労力を注ぎ込めるようになったためなのか、レアリーグカードによれば「むしろチャンピオンのときよりイキイキしているのでは」と話題になっているとか。
あと「タワーでは迷わないのもお気に入り」と本人は語る。
最近の悩みはチャンピオンタイムに変わる決め台詞をどうするか、らしい。

ちなみにバトルタワーについて主人公に説明する時、
「ここには観客もスポンサーもいない、観客を沸かせるための試合をする必要は必ずしもない」
「今までは観客のいる試合だから使えなかった戦法も遠慮なく使って良い」
などと、「まもる」による時間稼ぎも平然とやってくるNPCがいることの理由今までのストーリーとは違うバトルを繰り広げる場である事を語ってくれる。


また、クリア後には彼の自宅の私室に、主人公への贈り物としてキョダイマックスリザードンに進化するヒトカゲの入ったモンスターボールが手紙付きで置いてある。
扱い自体は割とぞんざいではあるが、貴重なキョダイマックスリザードンの入手イベント*2なので、ありがたく頂いておこう。
キョダイマックスのステータスを持つ進化前個体は殆ど手に入らないので貴重。

DLC第一弾『鎧の孤島』にはダンデ本人は直接登場しないが、主人公はかつてダンデの師匠だったマスタードの主宰する道場に入門することになる。
そこでは修行をしていた頃のダンデについての話が少し聞けるが、やはり安定の方向音痴ぶりだったようで、マスタードやモブ門下生によれば「迷って修行の塔に辿り着けなかった」「迷いに迷いまくり、いつの間にかハロンタウンに帰っていたという噂っス」とのこと。
……前者についてはさもありなんというかまだ解るが、後者については噂とはいえ一体何をどうしたらそうなったのだろうか。DLCの舞台であるヨロイじまとガラル本土はで隔てられている(駅を通る必要がある)のに。
また、ある程度DLCのシナリオを進めるとジムリーダーやライバルたちが島のどこかに現れるようになるが、
ネズも集中の森というエリアに現れた際に「ダンデではありませんがこの森は迷いますね」と言及している。
もちろん、ダンデ自身はヨロイ島には姿を見せない。

更にこの道場ではキョダイマックスのステータスを持つフシギダネゼニガメを択一で貰えるのだが、ヒトカゲも育てていた痕跡が見受けられる。
このヒトカゲがどこへ行ったかは言うまでもない。忘れていた人は今すぐダンデの部屋に行こう。

DLC第二弾『冠の雪原』では、メインシナリオをクリアするとダンデ本人から電話がかかって来て、シュートスタジアムで行われる「ガラルスタートーナメント」へ招待される。
ローズ委員長の後を継いだダンデがマルチバトルのトーナメント大会を主催し、初回はパートナーをホップとして選んだ場合のみキバナとのタッグで決勝戦の相手として登場する。
ダンデとキバナのコンビに勝利すると会場にマキシマイザズが現れ、二度目のエンディングを迎える。

ここで戦わなくてもトーナメントに出場するため、再戦は可能。
対戦相手として出場するときは弟のホップ、ライバルのキバナ、師匠のマスタード、先輩チャンピオンのピオニーのいずれかと組む。
このうち、ピオニーからは「ダン坊」と呼ばれ若造扱いされており、やはり「無敵のダンデ」と言えども歴代チャンピオンとしてはまだまだ若いということが分かる。


使用ポケモン


まだまだ チャンピオン タイムは 終わらない! 終わらせないッ!!

リザードンの 本気を 見せよう! キョダイマックス タイム!!


ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 備考
ギルガルド 62 バトルスイッチ ラスターカノン
シャドーボール
せいなるつるぎ
キングシールド
ドラパルト 62 クリアボディ りゅうのいぶき
シャドーボール
かえんほうしゃ
10まんボルト
オノノクス 63 かたやぶり げきりん
どくづき
じしん
アイアンテール
ガマゲロゲ 64 ちょすい アクアブレイク
じしん
ドレインパンチ
どくどく
最初にサルノリを選んだ場合のみ
エースバーン 64 もうか かえんボール
アクロバット
でんこうせっか
フェイント
バリコオル 64 ちどりあし フリーズドライ
サイコキネシス
10まんボルト
フラフラダンス
最初にヒバニーを選んだ場合のみ
インテレオン 64 げきりゅう ねらいうち
マッドショット
あくのはどう
なみだめ
ドサイドン 64 ハードロック じしん
ストーンエッジ
ヒートスタンプ
メガホーン
最初にメッソンを選んだ場合のみ
ゴリランダー 64 しんりょく ドラムアタック
10まんばりき
はたきおとす
がむしゃら
リザードン
(キョダイマックス)
65 もうか だいもんじ
エアスラッシュ
ソーラービーム
げんしのちから

最初にプレイヤーが選んだポケモンで手持ちが変わるのが最大の特徴。
サルノリの場合はエースバーン/ガマゲロゲ、ヒバニーの場合はインテレオン/バリコオル、メッソンの場合はゴリランダー/ドサイドンが手持ちになる。
ガラル御三家の方はストーリーの初めでダンデが引き取ったあの1匹の最終進化系。……が、御三家選びの時はモンスターボールから出していたのに、戦闘時ダンデはハイパーボールから出している。どういうことだ!
ガマゲロゲ達の方には一見法則性が見当たらないが、主人公が最初に選んだポケモンのタイプに合わせてそれぞれくさほのおみずタイプの技で弱点をつけるポケモンになっている。

ストーリーでのラスボスらしく、レベルは62~65と極めて高い。
どれだけ高いかというと直前のイベントバトルがレベル50台半ば、すっとんでレベル60とのタイマンの中、一気にこの数値に跳ね上がっているのだからそりゃ高い。
加えてどのポケモンも何らかの形で弱点を補う技構成に仕上げられており、本作のみならず過去作を見渡しても屈指のガチ構成となっている。
タイプ構成はチャンピオンらしくオールマイティだが、比較的ゴーストタイプドラゴンタイプが多めなのであくタイプフェアリータイプを使えばある程度有利に戦える。
ただしフェアリータイプで安心していると『かたやぶり』+「どくづき」&「アイアンテール」持ちのオノノクスが殴り飛ばしてくるので油断は禁物。

エースのリザードンはキョダイマックスを使用。
専用ダイマックスわざ「キョダイゴクエン」(ベースわざはだいもんじ)を使い、4ターンの間ほのおタイプ以外のポケモンに最大HPの1/6分のダメージを与え確実に削ってくる。
加えて「ソーラービーム(ダイソウゲン)」、「エアスラッシュ(ダイジェット)」、「げんしのちから(ダイロック)」を覚えさせ、
素早さを補強しつつ弱点や「ダイストリーム」に対策しているチャンピオンの切り札らしいガチ構成。ガラル御三家は全員弱点を突かれる。
おまけに「ダイロック」の影響で天候がすなあらしになってしまうとジリジリHPを更に削られる。虎の子の『きあいのタスキ』に頼るのはちょっと得策ではない。
考えなしにカジリガメなどのみずタイプやいわタイプを出そうものなら先制「ダイソウゲン」で狩られる危険性が強い辺り非常に抜かりがない。どうしても相性で有利を取りたいならバンギラスが推奨される。
中途半端に削ると特性『もうか』で「だいもんじ(キョダイゴクエン)」の火力を上げてくるので倒すなら一気に倒さないと厳しい。

持ち技はダイマックスありきの構成なので、キョダイマックスを切らしてからみずタイプやいわタイプで「ソーラービーム」を誘い、その隙に倒すのもいいだろう。
逆にエンターテインメント性を重視してキョダイマックス中に倒すなら、ワイルドエリアで拾える『とつげきチョッキ』をエースに着せて真っ向から殴り倒そう。
レベル差不足を補うならワイルドエリア・けいけんアメ・栄養ドリンクや基礎ポイントポケジョブ・そしてポケモンキャンプで経験値となかよし度を同時に上げるなどしてなるのもよいだろう。
せっかくだし、とっておきのメンバーで臨もうじゃないか。


彼とのバトルの時に流れるBGMはなんと「殿堂入り」の際に流れるBGMのアレンジ
グリーンワタルダイゴミクリシロナアデクアイリスカルネククイハウ等といった数々の歴代の強敵を撃破してきたプレイヤーの涙腺をダイレクトアタックしてくる他、観客のチャントがダンデの偉大さを表している。
なお、ストーリー中で強制捕獲になっているムゲンダイナを連れてくると台詞が一部変わる。



殿堂入り後の『チャンピオンカップ再戦』でも登場することがある。
ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 備考
ギルガルド 70 バトルスイッチ てっていこうせん
シャドーボール
せいなるつるぎ
キングシールド
ドラパルト 68 クリアボディ りゅうせいぐん
シャドーボール
かえんほうしゃ
10まんボルト
ガマゲロゲ 69 ちょすい アクアブレイク
じしん
ドレインパンチ
どくどく
最初にサルノリを選んだ場合のみ
バリコオル 69 ちどりあし フリーズドライ
サイコキネシス
10まんボルト
フラフラダンス
最初にヒバニーを選んだ場合のみ
ドサイドン 69 ハードロック じしん
ストーンエッジ
ヒートスタンプ
メガホーン
最初にメッソンを選んだ場合のみ
エースバーン 70 もうか かえんボール
アクロバット
でんこうせっか
フェイント
最初にサルノリを選んだ場合のみ
インテレオン 70 げきりゅう ねらいうち
マッドショット
あくのはどう
なみだめ
最初にヒバニーを選んだ場合のみ
ゴリランダー 70 しんりょく ドラムアタック
10まんばりき
はたきおとす
がむしゃら
最初にメッソンを選んだ場合のみ
リザードン
(キョダイマックス)
70 もうか だいもんじ
エアスラッシュ
ソーラービーム
げんしのちから
※ガラルスタートーナメントクリア後には、全ての手持ちのLv.が10上昇する。


モブトレーナーとジムリーダーたちがレベル60前後になっている中、ホップとダンデだけがレベル68~70の別格扱い。
手持ちは他の参加者に合わせて5匹に減っている(ファイナルトーナメント時の手持ちからオノノクスを抜いた構成)だが、
その全てが他より一回り以上レベルが高い。当然リザードンはキョダイマックスする。

別格扱い同士のホップとはレベルの面ではほぼ同じ水準だが、
1匹だけ格の違う伝説のポケモンを使用しているがその他の面々は序盤ポケモンも混じるなど平均的であるホップに対し、
飛びぬけたポケモンは所持していないが全てのポケモンが満遍なく強いダンデと言う違いがある。
ニャースで金稼ぎ周回をしている人にとっては、オニオンに次いで、ゴーストタイプを2匹も擁するダンデの方が当たりたくない相手かも。

トーナメントなので主人公との試合以外の場所でNPC同士で当たって敗退する者も当然おり、
それぞれに設定されている相性次第ではジムリーダーがモブトレーナーに負ける事もあるのだが、
ダンデとホップの2人は相性が設定されておらず、誰と当たっても勝つ
つまり出場したら主人公と当たる所まで必ず勝ち上がってくる。
なおかなり稀だがホップと同時出場することがあり、主人公と当たる前にホップと当たる事もあり得る。
その場合は基本的にダンデが勝つようだ。


バトルタワー

  • リザードン ♂(ヨロギのみ)
  • ゴリランダー
  • エースバーン
  • インテレオン
  • ギルガルド
  • オノノクス
  • ガマゲロゲ
  • バリコオル
  • ドサイドン
  • ドラパルト*3

バトルタワーではジムチャレンジで登場する全パターンのポケモンの中からいずれかを選抜してパーティを組む。
メンバーや性別はランダムだが、リザードンは確定選出、キョダイマックス個体で持ち物は『ヨロギのみ』、性別も♂固定となっている。
バトルタワーでは解禁・未解禁に関係なく隠れ特性持ちも普通に使ってくる*4上、リザードンが二番手で出てくることもある。
リザードンに真っ向から挑むと厄介なことこの上ないが、絶対に初手では出さないので、こちらの先発でステロを撒き、出てきたリザードンを上から殴ればキョダイマックスでも割と楽に落とせる。


ガラルスタートーナメント

ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 備考
ギルガルド 80 バトルスイッチ てっていこうせん
シャドーボール
せいなるつるぎ
キングシールド
ドラパルト 78 クリアボディ りゅうせいぐん
シャドーボール
かえんほうしゃ
10まんボルト
リザードン
(キョダイマックス)
80 もうか だいもんじ
エアスラッシュ
ソーラービーム
げんしのちから


アニメ版

【テレビアニメシリーズにおいて】

第12話で初登場。
第八世代初出の人間キャラクターの中では最初にアニポケに出演した。
新無印編(というか、アニポケ公式戦史)におけるラスボスポジションとして扱われた。

第12話では、ポケモンワールドチャンピオンシップス決勝戦でリザードンと共にワタルのギャラドスと対決、ダイマックス勝負に打ち勝ち見事優勝を勝ち取る。
「かみなりパンチ」をギャラドスに使用した際、サトシは驚いていたが、前々作『XYZ』でアランのリザ-ドンがこの技を使用しているので二回目である。多分スタッフが忘れたんだろう
この試合を見たサトシに野良試合を申し込まれ、彼の戦いぶりを「荒削り」と評しつつピカチュウがダイマックスバンドもモンスターボールも無しでキョダイマックスする現象には素直に感動を見せた。
そしてサトシは、世界チャンピオンとバトルしたことで「次は公式戦で戦いたい」と新たな目標を見つけ、彼とバトルすることを念頭にポケモンワールドチャンピオンシップスに挑戦。
第27話では、マスターズクラスの試合でキバナと対戦し勝利した。余談だが、この試合ではジュラルドンに有効な地面技を使用していた。これからもわかる通り、相手に有効な技に変えてから試合に挑むのが彼の強みといえる。

その他、第32話よりOPにも登場。
サトシ、ゴウ、キバナ、メッソンとともに写った写真がSNSと思しきところに投稿されている様子が描かれている。

42話から始まる剣盾編にも当然登場。
ガラル各地で起きるダイマックスポケモン暴走現象の解決のために動いている。

出典:ポケットモンスター、43話『ソード&シールドⅡ 「ブラックナイト」』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

また43話にて、ソニアとはダンデがトレーナーデビューする前からの付き合いのある幼なじみであることが明かされた。
幼少期のダンデはヒトカゲをパートナーにし、当時は帽子の代わりにヒトカゲを乗せていた(リザードに進化してから頭に載せられなくなったからか、帽子を被る様に)
この頃はソニア共々強いトレーナーになる事を目指し、ソニアからポケモンバトルについて教わっていたという。
しかしトレーナーデビューしてすぐにチャンピオンに上り詰めたダンデに対し、ソニアはダンデに勝てず夢破れてしまい、
その代わり、ソニアはポケモン博士としてポケモンに関わる道を目指す事になったらしい。
この二人の関係はサトシとシゲルに似ているかもしれない。

尺の都合もあるかもしれないが、剣盾編では目的地に一直線で行っているので方向音痴ではないかもしれない。
……と思われていたが、OP3にてダンデがサトシ・ゴウ・コハルの三人を連れ、リザードン型の車でワイルドエリアを案内するシーンがあるが、迷いに迷いまくって断崖絶壁にまで辿り着いてしまっている。方向音痴は相変わらずのようだ。
途中小休憩の度に地図を見ながら小首をかしげている。あざとい。なお、崖に辿り着いた際には流石にコハルにジト目で見つめられていたのだった……。

82話にて、アラベスクタウンに行こうとしてたが、ルミナスメイズの森で迷っていた。まあ迷いやすいところなので仕方ないか。だがしかしこれは伏線だったことが後で判明する。

第100話の節目の回にて、方向音痴がモロバレする。
サトシとトレーニングすることになったので、海でやろうとしたら、森にいた。
またかなりマイペースなトレーニングで、結構危ないところをリザードンに乗って飛び回り、野生のポケモンと触れ合ったりしていた。何だかサトシみたいだ。
そんなこんなしてると結局今どこにいるか分からなくなり、帰ってくるのも夕方になった。

しかし、これ以上に酷い方向音痴がアニポケ公式Twitterにて配信されたオーディオドラマにて披露。
自宅(おそらく最初の町であるハロンタウン)からブラッシータウンにリザードンに乗って行こうとしたら途中でアオガラスとの競走に熱が入り、気づいたらナックルシティにいた。やはり、であった。

また100話にて「無敗のチャンピオン」だからこそ抱える悩みをサトシに打ち明けている。
『ポケモンワールドチャンピオンシップス』にて各地方のチャンピオン含めての1位、それも無敗で達成したダンデ。
しかし逆に言えば今のダンデが世界一と言うなら、ここがトレーナーとしての頂点で、この先ダンデはいくらトレーニングを積んでも成長しないのではないのか、と。
だがムゲンダイナとのバトルで敗北し、この世界には自分より強い奴がいる、なら「自分はまだまだ強くなれるんだ」と分かり悩みが解決したのだ。
なお、この話をしてからサトシの呼び方が「サトシくん」から呼び捨てに変わっている。


マスターズトーナメントでは一回戦のアラン戦・準決勝のカルネ戦共に前述の事前準備を活かしたこともあり完勝し、難なく決勝に駒を進め、そしてファイナルで、ダイゴとシロナを激戦の末に下したサトシと対戦が決まった。
「熱いファイナルをお見せしようじゃないか!」














































「サトシ!とうとう会えたな、バトルフィールドで。この勝負を楽しみにしていたのは俺だ!」
ここまでの二人の関係は
  • サトシは憧れるダンデとバトルするべく、必死にバトルし、ダンデはそれを温かく見守る
くらいなものだったが、ここにきて、対等の立場に。お互い並々ならぬ興奮をもってファイナルに挑んだ。

奇策が光るサトシに自分の戦術が通用しづらいと考え、弱点を突く戦術だけでなく、
  • リベロでタイプ属性を変幻自在に変え、熱砂の大地でピカチュウの電撃を防ぐエースバーン
  • スナイパーにふさわしく、二丁拳銃で確実に銃撃戦を展開しつつ、撃ち合いを地面に伏せて拒もうものならアクアジェットを使ったカウンターシールドで洗い出してプレッシャーをかけるインテレオン
  • フリーズドライとサイコフィールドでバトルフィールドを制圧してからサイコパワーを活かしたワイドフォースにスケートリンクで加速してからのトリプルアクセルを仕掛けるバリコオル
  • ドラゴンアローによる追尾性のミサイル攻撃にドラゴンテールでダメージを与えつつ、サトシのポケモンの撤退を強要するドラパルト
  • 異常にタフで10万馬力によるパワー勝負の他、ドラムアタックによる攻撃の遮断と接近した相手を捕らえ、地面にたたきつけることで動きを鈍らせてからアクロバットですばやく蹴りをいれるゴリランダー
  • 絶対的エースにして相棒リザードン
と最強陣営でファイナルに挑む一方、サトシにはすべての切り札の使用を許可。本人曰くすべての切り札と戦って勝ちたいとのこと。サトシは「これまでの冒険全部ひっくるめたバトル」と題して彼に立ち向かった。試合内容だが、是非とも自分の目で確かめてほしい。昔の戦術など見どころが多くあり、世界チャンピオンの座をかけた決戦にふさわしいファイナルであった

サトシとダンデのファイナルバトルは製作陣も非常に力を入れており、それまでの試合とは一線を画した演出であり、山手線で大々的にPRするなどして広告にも力を入れていた。その結果、ファイナルⅣ『相棒』の再生回数は200万回を超えている

手持ちポケモン

手持ちについてはダンデの手持ち(アニポケ)にて。

【Webアニメ『薄明の翼』において】

第1話『手紙』から登場。このエピソードでサイトウに公式戦で見事勝利し、これがガラルに住む様々な人のドラマに繋がっていく。
ただし第5話までの時点では、テレビ中継で映っている姿やポスターの写真といった形ばかりで本人が直接登場していなかった。
その上、CVは第1話配信開始当初から発表されているのにセリフが一言も無いという異例の事態となっていたが、その後ようやく第6話のラストシーンで直接登場するとともに初めて一言話した。
第7話『空』では出ずっぱりで事実上のメイン。スタジアムへ向かおうとするも、
やっぱり方向音痴ぶりを発揮して迷っていたが、そこへ同じくスタジアムへ急いでいたジョンの乗るアーマーガアタクシーが通り掛かる。
そして、彼とともにアーマーガアに乗ってスタジアムへ無事に到着し、キバナと激闘を繰り広げたのだった。
その後配信された『EXPANSION ~星の祭~』では既にチャンピオンの座を明け渡しており、マスタードやジムリーダーたちにガラルスタートーナメントの招待状を手ずから届けて回っていた。


ポケットモンスターSPECIAL

剣盾編にて初登場。
テレビ番組への出演のために列車でエンジンシティに向かっていたが、プラッシータウン付近でウールー達に線路封鎖をされたために遅れてしまう。
それを解決しようとしているところで、事件を察知した図鑑所有者二人と出会う。
一人で解決できる程度の事件ではあったが、それに的確に対処した二人の実力を評価*5し、推薦状を書く。

なおゲーム同様方向音痴で、出演を予定していたテレビ番組には結局出られなかった。
また、ソニアやマグノリア博士との関係には何か謎があるようで……?


余談

  • 名前の由来
名前の由来は恐らくセイヨウタンポポの英名「ダンデライオン」。
英語版での名称も同じ植物から切り取ったと思われる“Leon”となっている。

  • 「前作主人公」説
その好青年ぶりと圧倒的な強さ、ビジュアル、経歴もあって一部のファンからは好意を持って「前作主人公」と呼ばれることも。
一部では、今作で悪の組織といえるグループが出て来ない理由は「ダンデが既に悪の組織を壊滅させたから」と考察する者もいる。
また、「キャップがトレードマーク」「博士の孫と幼馴染」「ライバルが8番目のジムリーダー」
「相棒がカントー御三家」等の設定からがモチーフに組み込まれているという説もある。
上記の「方向音痴」という設定も、一部では「目的地に着いてもうろうろと探索するプレイヤーのことを方向音痴と表現しているのではないか」と考察されている。

しかし本編の裏でトラブルの大半を処理したであろう頼れる大人として描かれた一方で、
エール団の迷惑行為や終盤のローズ関連のイベントを除き主人公が悪の組織などによるトラブルに全くと言っていいほど巻き込まれず、相対的に「主人公の影が薄くなった」という声も上がる。
裏を返せば、プレイヤーがジムチャレンジを楽しむことに専念させてくれたとも言えるが。

  • ガラル御三家のボール
ダンデがチャンピオンカップで使用するエースバーンorインテレオンorゴリランダー。
主人公とホップに選ばれず1匹だけ余ってしまったところに「キミはオレといこう」という言葉をかけたダンデが、彼を鍛え上げて最高の場に連れてきた事を想起させる演出にはこみ上げてくる物がある。
どこか没イベントのオーキドせんせいを思わせる部分もある。

ところが、最初に主人公たちに見せたサルノリ達がモンスターボールに入っていたのに対し、決勝戦でのゴリランダー達(というかリザードンらダンデの手持ち全員)はハイパーボールから登場する
このせいで「最初のあいつが進化したわけじゃないのか!?」というツッコミが一部で湧いた。
一応補足しておくと、ホップのウールー(バイウールー)と違ってシナリオ中で同一個体だと明言されている訳ではないし、そうでないと矛盾がある訳でもない。念のため。

なお、バトルタワーではリザードン含めてどのポケモンもモンスターボールから繰り出してくる。統一すれば良かったんじゃ

  • プレミアムバンダイの20分の1スケールフィギュアの高さが90mmであることから逆算すると、実際の身長は180cm前後と思われる。



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最終更新:2024年04月08日 11:26

*1 脚を大きく開き、三本指でピースサインを作った左手を高く掲げるポーズ。目を伏せて右側に傾けるのもポイント。

*2 ボールを調べる前にセーブすれば厳選も可能。一応野生個体も登場はするが、出現率が非常に低いので入手には手間がかかる。無論厳選するつもりならもっと厳しい。

*3 スーパーボール級以上のみ。ビギナー級・モンスターボール級では出してこない。

*4 ゴリランダー、エースバーン、インテレオンの隠れ特性が真っ先に認知されたのもこの影響が大きい。

*5 ちなみに、二人も評価されることを見越して手伝いを申し出ていた。