トリケラレンジャー/ダン

登録日:2022/05/04 Wed 12:30:13
更新日:2022/06/05 Sun 06:57:07
所要時間:約 6 分で読めます





エトフ族ナイト!

勇気の戦士、ダン!


ダンとは、スーパー戦隊シリーズ第16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の登場人物。
本項目では彼が変身するトリケラレンジャーについても記載する。

演じたのは藤原秀樹氏。
前作『鳥人戦隊ジェットマン』では、ディメンシアの戦士ダンとして登場していた。
他作品の別人でありながら同名キャラという珍しい繋がりである。
鳥人ダンのカラーリングも青系統であり、かつ同作の青の戦士と深く関わっていた。


【人物】

古代恐竜人類の五大部族「エトフ族」のナイトである、1億7千万とんで19歳の少年。
水色のバンダナが特徴で、口癖は「冗談じゃねぇよ!」ダンだけに。
短気で未熟、危機感の薄い部分も見られるが、勇気の戦士の名の通り勇敢で、熱い心を秘めた若き戦士である。
子どもに対しては兄貴風を吹かせることが目立っているが、第33話では気弱な少女さゆりを勇気づけるために「ゆ」「う」「き」と指で文字を描いた後それらを丸めて飲み干す「勇気玉」のおまじないを教えたこともある。

優等生揃いのジュウレンジャーの中では遊び人気質の強いムードメーカー。
現代生活を進んでエンジョイしており、神殿に漫画を持ち込んだりパソコン欲しさにアルバイトをしたりしていた。
ちなみに、ジュウレンジャーの資金源はバーザが神殿の宝を売ったものをお小遣いとして5人に1日100円ずつ渡していたというもの。
不慣れな現代生活で金銭感覚の未熟な彼らには仕方ないのかもしれないが、育ち盛りの青少年や既に成人の男女にそれでは足りないのも当然であり、彼の不満をきっかけにゲキ以外の3人も社会勉強を兼ねてアルバイトを許されたのだった。*1

年が近いからか、ボーイと行動を共にする事が多い。
メイと共に不良化した事もあり、機関銃や仕込み刀を持って大暴れした。*2

何が正義だ、今日から俺たちは悪に生きるぜ!

つまらねぇ事でガタガタ抜かすんじゃねぇ!

死んでもらいます。
*3

最終回では仲間達と共に雲に乗って旅立っていった。
しかし後述の通り何度か地上に帰還をしている為、彼もまた、必要とあれば仲間と共に地上に駆けつけて、正義のために戦いを続けているようだ。


【トリケラレンジャー】


ダイノ、バックラー!

トリケラレンジャー、ダン!!

SA:蜂須賀昭二

ダンがダイノバックラーにメダルをセットして変身した姿。
両腕を角に見立てたトリケラトプスのような名乗りポーズが特徴。

【装備・技】

  • レンジャースティック(レンジャーガン/レンジャーソード)

  • サンダースリンガー/レンジャースリンガー
神秘の沼で手に入れた、新たな共通装備。

  • バベルアタック
5人がやぐらを組み、レンジャースティックを合わせて衝撃波を放つ必殺技。
ダンは左下を担当。

  • トリケランス
ダンの使う伝説の武器。一つ濁るだけの違いで全くの別物になってしまうので注意。
普段はただの柄の短い1対の手持ちだが、変身する事で武器も変化する。
穂先が三叉に変化する他、柄の長さが伸縮自在となり、伸ばして柄尻を合わせる事で双頭の槍となる。
その状態で飛びかかり、相手を突き刺す「トリケラスラスト」が必殺技。
柄尻は砲口にもなっており、ハウリングキャノン合体時にはモスブレイカーの両脇に装着されてガイアトロンエネルギーを放つ。

  • サイドザウラー3
ジュウレンジャーの駈るサイドカー付き高速バイク。
操縦はトリケラレンジャーが行い、車体右のサイドカーにプテラレンジャーが同乗する。


【守護獣トリケラトプス】

エトフ族を守る守護獣。
モチーフはその名の通りトリケラトプス
キャタピラ走行でありながら最高速度は時速140kmにも及ぶ。
尻尾の「トリケラカノン」が主な武器であり、他には角が鎖状になって相手を拘束する事も可能。
ダイノタンカー、および大獣神では左脚を担当。
守護獣ドラゴンシーザーが剛龍神となった際にも、同じく左脚を担当する。
ちなみに、他の作品のトリケラトプスは腕や武器を担当する事が多く、他に脚を担当するのは炎神ケラインなど。
なお、ケラインも左脚担当である。


【他の戦隊シリーズでの活躍】

宇宙帝国ザンギャックの襲来に際し5人揃って地球に帰還、レジェンド大戦の中で一度は力を失った。
レンジャーキーゴーカイブルーが主に使用。

他のメンバー同様、変身後の姿のみとは言え登場。
トリケラの戦士であるアバレブルーキョウリュウピンクと共に戦った。


【余談】

上記の「キョウリュウジャーVSゴーバスターズ」ではクレジットには載っていないが、プテラレンジャー役の千葉麗子氏によると、オリジナルキャストの藤原秀樹氏が吹き替えを担当し、5人全員集結できたとのこと。
理由としては、藤原氏がとあるアイドルグループのマネージャーをしている為である事が予想されている。

ジュウレンジャーやパワーレンジャー等の人気のおかげか、フィギュア化には恵まれており、プレミアムバンダイ限定ではあるがフィギュアーツやSHODOシリーズ等で立体化された。
フィギュアーツにはハウリングキャノン用のサーベルダガー、プテラアローも付属した。
ただし、肝心の合体状態のトリケランスがやたら短いのが残念か。*4
SHODOに至ってはトリケランスは分離形態のみで長槍は無しと、玩具での長物の扱いが難しい事が窺える。

ダイスオーでも他のメンバー同様、個人技、共通技を共に与えられるなど、優遇されている。
先行して参戦していたブライ、ゲキと異なり、ゴウシ、メイと共にDX3弾にて低レアでの参戦。*5
しかし、このDX3弾のジュウレンジャーはルーレットの最高値こそ高レアに及ばないもののバランスはよく、ファンからは非常に好評だった。
そんな中、メンバー内でダンだけはルーレットのムラが大きく、ダンが本気を出すかどうかがジュウレンジャー勝利の鍵と言われていた。

パワーレンジャーにおいて、ジュウレンジャーモチーフのMMPR組は何度かメンバーの入れ替わりや変身後の姿の変化があったが、終始一切の変更が無く一人の役者が演じ続けたのはブルーレンジャー(=トリケラレンジャー)だけだったりする。





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最終更新:2022年06月05日 06:57

*1 ゲキは有事の際に備えて待機してるだけであって、働きたくなかったわけではない。その時ゴウシも我慢しようとしたが、やはりお金の魅力には敵わなかったようだ。

*2 ちなみに、その回の脚本はお馴染み井上敏樹氏で、ジュウレンジャーで唯一の担当回でもある。

*3 急に敬語になっているが、恐らくは「昭和残侠伝 死んで貰います」のパロディ。

*4 原作では身長ほどの長さがあったが、商品では手槍形態をくっつけただけの半端な長さしかない

*5 ちなみに、最速で参戦したのはなんとボーイ(無印2弾で参戦)だが、彼もずっと低レアだった。