ズ・ガズボ・デ

登録日:2022/05/07 Sun 06:14:00
更新日:2024/01/25 Thu 05:14:05
所要時間:約 4 分で読めます





ズ・ガズボ・デとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダークウガ』において設定上現れたとされる怪人。
映像作品には登場せず、劇中設定のみに存在が設定されているキャラクターである。

現代に蘇った古代の殺戮民族グロンギ族の一員で、ズ集団のウツボカズラ種怪人。通し番号は10号。
最終的にマイティキックを受け倒される。その次のプレイヤーはガルメとなった。


漫画版での扱い

漫画版にまさかの登場を果たす。
通し番号は18号*1ゴ集団に昇格している。
怪人体は二つのウツボカズラの捕虫器が口となっていて、背中に巨大な花を咲かせている。この花から多くの蔦を出し攻撃する。威力は舗装された道路を抉り、シャッターや看板を破る。

ゴリギの次のプレイヤーに選出された。ゲゲルのルールは不明。
詳細は不明だが再開発予定地で怪人態で獲物に該当する人間が見付からず建物を八つ当たり気味に攻撃している最中、自分の前に現れたG3を装着した一条のGS-03デストロイヤーにより呆気なく上半身を真っ二つにされて死亡、爆発した。
G3の攻撃に全く対応出来ていなかった事から、実力は集団でも低かった模様。
元々取り壊す予定だったので、爆発の被害は事実上無かった。


87話の終わりに姿が同じグロンギが登場。
名前は『ズ・ガズバ・デ』。
実は兄弟で、前述のゴ集団の方が兄。弟である彼はズ集団のままであり、昇格やそれに伴うゲゲルに関心は無く、静かに暮らしたいという理由で同じ考えの仲間と共にグロンギを抜け、北海道まで渡り、三国峠の樹海を住処としていた。
もっともゲゲルに興味が無いだけで人間への害意は普通にあり、「自分の住処に足を踏み入れてはならない」と勝手に禁忌を定め、足を踏み入れた人間を生きたまま吊るしていた。人間側は禁忌どころか彼の存在自体を知らず、立ち去る猶予も与えていないので非常に身勝手な性格が見え隠れしている。
吊るした人間は「果実になる」という表現や「味わう」との発言から、食用にするつもりだった模様。時折語尾に「ナ」をつける。
兄同様背中から蔦を出す。相手を拘束して動きを止めたり、そのまま投げ飛ばす戦法を用いていた。
蔦には痛覚が無いのか切られても痛がる様子は無かった。

テリトリーに足を踏み入れたみのりの友人達を木に吊るす。
友人達を探しに来たみのり、翔一、卓真の内、はぐれてテリトリーに入り込んだみのりを吊るそうとしたが持っていた鉈で蔦を切られると彼女の頭上から姿を現し、押し倒した。
気絶した彼女を吊るそうとしていた所で翔一が駆け付け、アギトに変身した彼と交戦。自身の行いがゲゲルではない事や自分の欲求を語りつつ蔦を用いて優位に立つが、一斉に蔦を出した所でそれを全て掴まれ身体を回転させる事で引き寄せられた挙句蹴り飛ばされ、蔦もその際引きちぎられた。
そのまま谷川に落ち、別の住処を求めようとした時、と戯れている卓真と遭遇。恐怖から身体を震わせながら、彼の発火能力により焼死。友人達は捜索に来ていた叔父達によって救出された。

兄弟どちらとも人間態は登場しなかった。

まあ発覚したら裏切者とされ命を狙われるので、そうなれば静かな暮らしは送れなかっただろう。

彼の死、そして彼の霊石が砕けた事で、二人の仲間が動き出す事に……


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最終更新:2024年01月25日 05:14

*1 前々回のブウロが16号、次のベミウが19号である事から。