ズ集団

登録日:2009/06/ Wed 21:29:32
更新日:2024/03/13 Wed 11:04:44
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ジュンヂパ(準備は) ドドボダダバ(整ったか)

ゴソゴソザジレスゾ(そろそろ始めるぞ) バヅー

ズ集団(“ZU*1”Group)


ズ集団は、『仮面ライダークウガ』の登場怪人であるグロンギ族の一集団。
ゲゲル参加資格保有者の最下層集団ではあるが、通常兵器が全く通じない強大さを秘め、現代の人類に未確認生命体の恐怖を知らしめた。


人間体の見た目は若干ヒャッハーな雰囲気が漂っているがわりと普通で、モデルとなった動植物のタトゥーがある点は共通しているが、ファッションが奇抜だったりとかそんなことはない。
ただし、登場したのが序盤であるためか現代の日本語はほぼ喋らず、全編にわたって登場したズ・ゴオマ・グですら基本的に日本語は使用しない演出が取られていた(肉体、知能の進化のレベルが低いとも)。

メ集団に昇格するという輝かしい(?)活躍をした者もいるが、同時にルール違反者を4人も出した問題児集団でもある(※異説や矛盾した演出もあり)。

劇中では博物館や水族館をアジトにしていた。


バックルの色からブロンの「ズ」集団とされるのが有力な説。

「ゲゲル」のルールは、「指定された時間内に指定された人数を殺す」。

上位集団からは「力無き者」と蔑まれており、ゲゲルの参加資格を得たのは集団でもトップクラスに属する13体のみ。
さらにクウガに抗しきれないと見るや、まだリーダー格のザインが残っているにもかかわらず、バルバによって一方的にゲゲルの権限を剝奪されてしまった。
それ以外の者は後に「ベ」「ヌ」集団と共にダグバにより整理されたと思われる。


メンバー

リーダー

演:野上彰

第22号(B群3号)。ズ集団のリーダー格で、怪人体より人間体の方が強そうという稀有な御仁。
トラックの排気音が大嫌いで、運転手を自慢の角で串刺しにした。

ズ集団のゲゲルが不甲斐なく、資格者がザインのみになったことからバラのタトゥの女に見限られ、ゲゲルの資格がメ集団に移ったことにキレて無許可でゲゲルを行った「ルール違反者その4」。

マイティキックを1度は破るが、その後特訓した五代の空中回転を加えた強化マイティキックにより死亡。
メ・ビラン・ギが天敵。似た者同士の為だと思われる。

人間体を演じたのはプロレスラーのAKIRAこと野上彰である。
「乙彼」に友情出演した際には、プロレスファンの桜子さん(村田さん)のライジングマイティキックを受けると云う、本人達得のサービスに興じている。

雄介との格闘シーンはオダジョー自身の希望により撮影されたものだが、オダジョーはだいぶ後悔したらしい。

中の人は当時、特撮好きの先輩である獣神サンダーライガーにいきなりグロンギ語で話しかけられたと云うエピソードがある。

構成員

未確認生命体第1号。
現代で最初にクウガと戦ったグロンギ。人間態は未登場。
ゲゲル開始前に殺人を犯した「ルール違反者その1」(ただし、ゲゲルの資格を持つレベルかどうかは不明)
強靱な糸を吐く能力を持ち、コンクリートをも砕く爪で標的を刺し殺す。
ビル街に巨大な巣を張り、やって来た警察官を殺害。そのままパトカーの上に乗り長野県警に乗り込んだ。

最期はマイティキックで死亡。


演:藤王みつる

第3号(B群2号)。
グロンギの主役級の一人であり、愛すべきバカ。コウモリなのにグ。
ゲゲルの開始前に殺人を行う違反を起こしたことで(※入れ替わった神父や犠牲者)、ゲゲルの資格を失った「ルール違反者その2」。
以降はバラのタトゥの女の腰巾着として付き従うことになる。

日光に弱いヘボ怪人だったものの、後にダグバのベルトの欠片を手に入れたことで「ゴ」に匹敵する程の劇的なパワーアップを遂げ、クウガすら圧倒するまでに成長するが、最期はダグバ(しかも不完全体)にあっけなく瞬殺されてしまった。

グロンギで唯一サブタイに登場。「強魔」。

真夏にコート、真冬にタンクトップと服装に季節感が無い。


演:白鳥智香子

第5号。
ズ集団で唯一の女性怪人。
時速270kmで走り、パトカーや白バイでは追いつけないほどのスピードを持つ。

プライドが高くキレやすい性格で、脚のタトゥーに触れたヤンキー達を蹴り殺し、警察に目を撃たれた時は撃った警官を探して警察達を大量虐殺。
復讐の為に大暴走し、「ルール違反者その3」になってしまう。

トライチェイサーを手に入れたクウガに追いつかれて最後はマイティキックで死亡。


演:小川信行

第6号(B群5号)。
自称「脅威のジャンパー(キョグギン・ジャンママ)」。
現代でのゲゲルの記念すべきファーストプレイヤー(ババグド・ムセギジャジャ)
「脅威のジャンパー」の名の通り「頸の骨を折り殺害→高所から落とす」というやり方を好む。弱点は工場の煙(公害)。
螺旋状に発達した筋肉を持ち、脅威的なジャンプ力でクウガを翻弄した。

最期はドラゴンフォームのスプラッシュドラゴンで死亡。

双子の兄にゴ・バダー・バがおり、「楽勝だ(サブショグザ)」のビッグマウスと高い実力、金貨を好み公害を嫌う要素とキャストが共通している。


演:森雅晴(現・パーマーイ雅晴)

2月13~14日にゲゲルを行い、姿を消す能力を利用して規定人数をクリア。
唯一のゲゲル成功者として「メ」集団に昇格。メ・ガルメ・レとなる。


その他のメンバー

本編では登場せず、記録のみ。

  • クジラ種怪人:ズ・グジル・ギ
第7号。
2月5日にゲゲルを始め、翌6日にマイティフォームに倒される。
……クウガに協力しようとした所をバルバに殺された、とかなら面白かったのに。


  • カンガルー種怪人:ズ・ガルダ・ダ
第8号。
2月7日にゲゲルを始め、翌8日にマイティフォームに倒される。
ジャンプが得意な生物のわりにドラゴンフォームで倒されていないということは、パンチ主体のファイターなのだろうか?
……子連れ怪人ではないと思う。多分。


  • ウミウシ種怪人:ズ・ミウジ・ギ
第9号。
2月9日にゲゲルを始め、その日の内にマイティフォームに倒される。
ライダーでは当然初のウミウシモチーフ。


第10号。
2月10日にゲゲルを始め、翌11日にマイティフォームに倒される。
……武神クウガとは関係ないと思う。
HEROESの漫画版ではゴ集団の一員として登場。格上げにもほどがある。後、そっくりな弟も出た。


  • タコ種怪人:ズ・ダーゴ・ギ
第11号。
2月15日にゲゲルを始め、翌16日にマイティフォームに倒される。
「メ」のイカのような軟体体質も持っていなかったのか……。これが階級の差だろうか?


双子の未確認生命体。
2月18日にゲゲルを開始したネズマは、その日の内に警官隊の前で突如爆死。……タイムリミットによる爆発説が有力。
ネズモは2月20日にゲゲルを始め、翌21日にマイティフォームにより倒される。
なお、姿が似ていた上に間を開けず出現したせいで警察に2体が同一個体と認識され、ネズマは第12号A、ネズモは第12号Bと記録されている。


  • ヤモリ種怪人:ズ・ジャモル・レ
第13号。劇中の新聞に登場。2月22~23日の2日間で11人殺害するも、マイティフォームに倒された。
……クウガに追い詰められたところを背後からバヂスに刺し殺された、とかじゃないと思う。





ヅギビ・ゾ・ザジレス・ゾ

訳:追記を始めるぞ。

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最終更新:2024年03月13日 11:04

*1 当時のカードでは「XU」とされていた。