竜魔神王バルカディア・NEX

登録日:2022/08/21 Sun 13:09:18
更新日:2024/04/07 Sun 21:29:25
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3色 DM DMX-12 NEX アーマード アーマード・ドラゴン エンジェル・コマンド コマンド シンデレラストーリー スーパーレア デュエル・マスターズ デーモン・コマンド ドラゴン ブラック・ボックス・パック ボルシャック・NEX マルドゥカラー ロマンカード ワールド・ブレイカー 光/闇/火文明 光と闇が両方そなわり最強に見える 光文明 光文明のクリーチャー 光文明のドラゴン 墓地退化 多色 多色クリーチャー 悪魔神バロム 殿堂入り 火文明 火文明のクリーチャー 火文明のドラゴン 竜魔神王バルカディア・NEX 聖霊王アルカディアス 連結カラー 進化GV 進化クリーチャー 闇文明 闇文明のクリーチャー 闇文明のドラゴン



破壊創造

正義不義で結ばれた存在。

それこそが、魔神


*1


竜魔神王バルカディア・NEX》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DMX-12「ブラック・ボックス・パック」に収録されたスーパーレアの一枚である。


解説

魔神バルカディア・NEX //文明 (15)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アーマード・ドラゴン 25000
進化GV-自分のエンジェル・コマンド、デーモン・コマンド、アーマード・ドラゴンのいずれか3体を重ねた上に置く。
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
相手は呪文を唱える事ができない。
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、自分の山札を見る。その中からドラゴンまたはコマンドを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
ワールド・ブレイカー

切札勝舞の友にしてライバル同士でもある白凰黒城凶死郎達の切札、《ボルシャック・NEX》と《聖霊王アルカディアス》と《悪魔神バロム》が融合した奇跡のクリーチャー。
このカード以前にも《バロム》と《アルカディアス》が一つになった《悪魔神王バルカディアス》が覚醒編で登場しており、そこに《NEX》が加わる形となった。

効果の方は切札級の三体が合体しただけあって強力無比の一言。
常在効果では《光神龍スペル・デル・フィン》と同等の全文明の呪文の禁止を相手のみに課しS・トリガーなどによる逆転要素を殆ど封殺してくる。
アタックトリガーでは相手クリーチャーを一体破壊し、その後山札から任意のドラゴンorコマンドを1体場に出すという最上級の踏み倒し効果を発揮する。
基礎パワーも25000スケールが違う緑神龍以上のものを宿しており、大抵のクリーチャーにバトルで殴り勝てる。
更にはワールド・ブレイカーまで搭載しているので、呪文の発動を防ぎながら相手のシールドを全て破壊し、アタックトリガーで山札から踏み倒したスピードアタッカー持ちドラゴンorコマンドでそのままトドメを刺す、という1ショットキルも十分狙える。
このように「出せば勝ち」と言っても過言でない一枚である。

しかし圧倒的な性能に見合って召喚難易度もバカ高く設定されており、


コスト15

かつ

三体もの素材を要求する進化GV

かつ

進化元に指定された種族も重量級ばかり


三重苦を抱えているのだ。

そもそも進化GV自体が進化の中でも難易度高めなので、調整としてコストは大体5から6、高くても8で抑えられているのが通常であり、進化素材に関しても軽量級が多い種族で固められるのが定石だった。
ところが、《バルカディア・NEX》の場合はそんなの知ったこっちゃないとばかりに普通の召喚でもかなり重いコスト15(しかも軽減効果なし)を誇り、進化素材として指定されている種族もエンジェル・コマンドデーモン・コマンドアーマード・ドラゴン軒並み重量級の種族という鬼畜っぷり。
高難度召喚の限界を突き詰めたような難しさである。だからこそ実現できたぶっ壊れ性能と言えるが。

正規召喚はほぼ無理と言えるレベルなので踏み倒しを狙いたい。
「謎」の頂 Z-ファイル》ならば《バルカディア・NEX》を素材のデーモン・コマンド三体と共に墓地から蘇らせて場に出す事が出来る他、ツインパクトの《轟破天九十九語》でもcipが使えないデメリットも無視して素材と一緒にマナゾーンからバトルゾーンへ出せる。
それでも二枚とも10コストかかる重量級カードであり、進化元の用意も含めて踏み倒すまでが大変なのだが…。

以上のように、超弩級の召喚難易度と超弩級の効果を併せ持ったロマン溢れる一枚に仕上がっている。
ただ踏み倒すにしてもとにかく手間暇が掛かりまくるので、環境における活躍は厳しいだろう















…そう考えられていた、2021年3月15日までは。


ルール改訂に伴う墓地退化ルート

《バルカディア・NEX》が登場してから8年もの歳月が経った2021年3月16日。
王来篇で導入される新システム・スター進化の調整も兼ねてか進化に関するルールが久々に改訂され、進化クリーチャーの一番上のカードが離れる際に行われる処理「再構築」に関する裁定変更が行われた。

従来のルールでは進化クリーチャーの一番上のカードのみが離れる時、
「進化の種類に応じて*2下にあったクリーチャーを1体以上選び、別々のクリーチャーとしてバトルゾーンに残してそれ以外は墓地に置く」
という挙動が取られていた。
このため、進化クリーチャーの下に進化クリーチャーが敷かれている状況で一番上のカードが場を離れた場合、下に置かれていた進化クリーチャーに正統な進化元が重なっていなければ再構築が成立せずバトルゾーンに残せないため、そのまま墓地に送られていた。

これが改訂後の新ルールでは、
「クリーチャーの一番上のカードのみが離れる時は下にあったカードはそのまま重ねた状態でバトルゾーンに残す」
という仕様に変更。
それに伴い、以前は適切な進化元が残されていなければ墓地に送られていた進化クリーチャーが、新ルール下では1体のクリーチャーとしてバトルゾーンに残せるようになった


ところでデュエマにはこのようなカードが存在する。

死神術士デスマーチ UC 闇文明 (1)
進化クリーチャー:デスパペット 1000
ブロッカー
墓地進化−闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーは-4000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

龍脈術 落城の計 C 水文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにあるコスト6以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。

死神術士デスマーチ》は神化編第1弾に収録されたクリーチャーで、墓地に進化元の闇クリーチャーさえいれば1コストのスピードアタッカーとして運用できる手軽さから当時は速攻デッキで重宝されていた。
一方の《龍脈術 落城の計》はドラゴン・サーガ第3章に収録された呪文で、カード指定によりコスト6以下ならば自他問わずにクリーチャーだけでなくクロスギアドラグハート封印さえも手札に送り返してしまう。
そして勿論、進化元を持った《デスマーチ》から《デスマーチ》のみを剥がすこともできる。

この二枚を組み合わせる事で、闇文明の非進化クリーチャーならば墓地に送って《デスマーチ》で墓地進化、それを《落城の計》で《デスマーチ》1枚だけバウンスして進化元を再構築させる事によって、条件さえ満たしていれば《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》等の大型クリーチャーでもバトルゾーンに出す事が出来た。
このコンボを駆使した【墓地退化】と呼ばれるデッキタイプは環境でも度々成績を残していた。

そこに再構築で進化クリーチャーも場に残るようになった今回のルール改訂。
…どういう事かお分かりいただけるだろうか。

超高難度の召喚方法だからこそ許されていた《竜魔神王バルカディア・NEX》の規格外スペックを、
墓地に落として2枚のカードと共に4マナ払うだけで使用できてしまうのである。

《バルカディア・NEX》が加わった【墓地退化】は王来篇時代の環境に殴り込み、猛威を振るう……と思いきや当初は別にそうでもなかった
というのも王来篇開始当時のこのカードは「ブラック・ボックス・パック」での初収録以降一度も再録されておらず、そのパックにおいての封入率も低かったため流通数が少なく4枚揃えるのが中々困難なカードだった。
そこに上述のルール改訂で【墓地退化】のフィニッシャーとして使える事が判明するととんでもなく値段が高騰、場所によっては1枚7000円程で売られていたためとても気安く手が出せるカードではなかったのだ。
王来篇ではこれまで以上にシングル価格の高騰が起こっていたが、その始まりを牽引していたのはもしかしたらこのカードかもしれない…。

その後10月発売のDMEX-17「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」にて再録され、値段も落ち着いた事でここから本格的に環境に殴り込みをかける*3
王来篇末期の環境をtier1デッキとして走り抜き、次シリーズの王来MAXに突入しても《バルカディア・NEX》で対応できないタマシードの登場という逆風はあれど、《白騎士の精霊 HEAVEN・キッド》という更なる退化用カードを獲得してやはり活躍し続けてきた。
そして半年以上環境に居続けた事を鑑みられてか、2022年8月15日の殿堂発表でとうとう殿堂入りしてしまった
ただのロマンカードがガチ環境でも活躍し、ついには殿堂入りまで果たすとは誰が予想できただろうか。

一応、1枚でも《伊達人形ナスロスチャ》で山札から直接落とせば問題はないが、《エマージェンシー・タイフーン》等の手札交換では墓地に用意しにくくなったため、退化デッキはその課題をどうするかが求められるようになった。
【墓地退化】では新たに《覇王ブラックモナーク》をリペアパーツに据えたり、【マナ退化】でも強力な切り札である《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》が加わって一時的な環境入りを果たしたりしてきたが、それでも常時環境入りとはいっていない辺りバルカディア・NEXのカードパワーがうかがえる。


相性の良いカード

種族にドラゴンかコマンドが付いているクリーチャーなら何でも山札から踏み倒せてしまうので、好相性のカードは非常に多い。
そのため一部に絞って代表例のみを紹介する。

禁断 Vol-Val-8 KGM 水/火/自然文明 (9)
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/禁断 54321
EXライフ
スピードアタッカー
T・ブレイカー
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない)
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚まで手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊してもよい。
自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが4体以上破壊されていれば、このターンの後に自分のターンを追加する。

スピードアタッカーなので場に出ると同時に殴りに行く事ができ、アタックトリガーでパワー6000以下を全破壊するので厄介な軽量ブロッカーも一掃可能。
更には《バルカディア・NEX》でもケア出来ない相手クリーチャーからのカウンターにもジャストダイバーで選ばれず、ワールド・ブレイカーでガラ空きになった相手にダイレクトアタックを仕掛けられる。
ただし、《バルカディア・NEX》の効果で踏み倒す事前提で採用するため手札に来ると完全に腐る。マナ基盤としても余り期待できないため実は結構採用枚数が分かれていたカード。

詳しくは個別項目を参照。

∞龍 ゲンムエンペラー KGM 水/闇文明 (∞)
クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞
<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップして、[水/闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
∞ブレイカー(「∞ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
ブロッカー
コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

スピードアタッカーでは無いため《Vol-Val-8》程の即効性はないが、《バルカディア・NEX》の呪文禁止に加えてコスト5以下のクリーチャーの能力も無効化されるので非常に強力なロックを仕掛けられる。
軽量級クリーチャーが持つ踏み倒しメタも無視できるので安定して場に出せるのは大きい。

詳しくは個別項目を参照。

奈落の葬儀人デス・シュテロン SR 闇文明 (9)
クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
T・ブレイカー
各ターンの終わりに、プレイヤーは自身の手札をすべて捨てる。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、クリーチャーをすべて破壊する。

毎ターンオールハンデスを仕掛けて相手の手札をズタボロにしてしまう恐るべきクリーチャー。
革命0トリガーなどの手札から繰り出されるカウンター要素が封殺されるので、《バルカディア・NEX》の呪文禁止も相俟って非常に厄介である。
更には場を離れると道連れにバトルゾーンのクリーチャーを全破壊してくるので、迂闊に破壊すると場をガラ空きにされてしまう。
ただし自分の手札も空になる点には注意。まぁ呪文禁止かつ手札は次のドローのみな状況で逆転の手段など早々無いのだが…
初期の【青黒墓地退化】では良く入っていたが、構築と環境が煮詰まるにつれ自分の手札も捨てるデメリットが嫌われるようになり、採用率が低下していった。

悪魔神バロム・クエイク P 闇/自然文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000
マナ進化:デーモン・コマンドを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、デーモン・コマンド以外のクリーチャーをすべて破壊する。
相手のクリーチャーがコストを支払わずにバトルゾーンに出る時、相手はそのクリーチャーをバトルゾーンに置くかわりに自身のマナゾーンに置く。

cipでデーモン・コマンド以外のクリーチャーを全破壊してしまうが、《バルカディア・NEX》含め二体とも該当種族なので場に留まれる。
進化クリーチャーなので踏み倒されたターンに攻撃を仕掛ける事が出来、クリーチャーが踏み倒された際にはcipの誘発すら許さずにマナ送りにするので先の二体とも異なるロックを敷ける。
ただ自然文明持ちなのでデッキの色が散らばりがちになるのが難点か。
【青黒緑墓地退化】なんかでたまに採用されていたが、マナにデーモン・コマンドを用意しなければならないため環境での採用率は高くない。


関連クリーチャー

ボルシャック・NEX SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを1枚、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
このクリーチャーは、自分の墓地にあるファイアー・バード1体につき「パワーアタッカー+1000」を得る。
W・ブレイカー

聖霊王アルカディアス VR 光文明 (6)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500
進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
W・ブレイカー
誰も光以外の呪文を唱えられない。

悪魔神バロム SR 闇文明 (8)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 12000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。

合体元となる三体のクリーチャー。
呪文の禁止効果は《アルカディアス》から、山札からクリーチャーを踏み倒す効果は《NEX》から、アタックトリガーでクリーチャーを破壊する効果は《バロム》からそれぞれ受け継いだものと言える。《バロム》の解釈だけ少し苦しいけど
イラストでは《NEX》をベースに《バロム》と《アルカディアス》の意匠が随所に盛り込まれた見た目をしており、三体の融合体である事が表現されてる。

ちなみに松本しげのぶ大先生が手掛けたバージョンのイラストもあり、こちらでは火焔のドラゴンを背景に勝舞と白凰と黒城が並んでいるところが拝める。《バロム》と《アルカディアス》の要素は…?

詳しくはそれぞれの個別項目を参照。

悪魔神王バルカディアス SR 光/闇文明 (10)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500
H・ソウル
E・ソウル
進化:自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のクリーチャーをすべて破壊する。
相手は呪文を唱えることができない。
T・ブレイカー

こちらは《聖霊王アルカディアス》と《悪魔神バロム》が融合したクリーチャー。
《竜魔神王バルカディア・NEX》の前身とも言える姿だが、こちらは生物的な見た目になっておりデザインの趣きは結構異なる。

なお、背景ストーリーでは「NEX」の名を刻みし一人《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》との相打ちで滅ぼされており、《NEX》とはかなり因縁深い存在である。

詳しくは個別項目を参照。

聖竜ボルフェウス・ヘヴン SR 光/火文明 (7)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン 13000
進化V−自分のエンジェル・コマンドまたはアーマード・ドラゴンのいずれか2体を重ねた上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札にある光または火の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。
このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚、墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーをパワーが6000以下になるように好きな数選び、破壊する。
T・ブレイカー

竜ボルシャック・ウルフェウス SR 光/火文明 (7)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/エンジェル・コマンド/ハンター 9000
進化:コマンドまたはドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーが出た時、光または火の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
W・ブレイカー

主人公とライバルの切札が合体したクリーチャー第1号、とその転生版。
こちらは《ボルメテウス・武者・ドラゴン》と《龍聖霊ウルフェウス》の融合体になっており、デザイン面では二体の要素を取り入れた上で全く新しいクリーチャーのデザインのようにアレンジされている。

漫画『デュエル・マスターズFE』の最終決戦では白凰との絆の証として召喚され、ザキラの切札《暗黒凰ゼロ・フェニックス》を打ち破り見事作品のトリを飾った。

転生版は《武者・ドラゴン》の代わりに《ボルシャック・ドラゴン》と合体してハンターになったバージョン。
後年「ボルシャック」が名称カテゴリとして取り上げられる様になった際に、その能力から注目を浴びることになったりした。

詳しくは個別項目を参照。

聖竜シデン・ギャラクシー SR 光/火文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン/サムライ 15000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V-自分のドラゴンまたはエンジェル・コマンドのいずれか2体を重ねた上に置く。
メテオバーン-このクリーチャーがこのターンはじめて攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを2枚まで選び墓地に置いてもよい。このようにしてドラゴンを墓地に置いた場合、このクリーチャーをアンタップする。このようにしてエンジェル・コマンドを墓地に置いた場合、このクリーチャーがこのターン中に破壊される時、墓地に置くかわりにバトルゾーンにとどまる。
T・ブレイカー

主人公とライバルの切札が合体したクリーチャー第2号。
こちらは《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》と《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》が合体したクリーチャーで、《ボルフェウス・ヘヴン》と比べると合体元のデザインが強く出ている。

背景ストーリーでは何かと元凶扱いされがちな《暗黒皇グレイテスト・シーザー》と激突した事で有名だが対戦相手ばかりが注目されてこちらは影が薄くなりがち
後の王来篇では、ディスペクターとしてこの状態から更にシーザーと合体したりした

詳細は個別項目を参照。

超神羅ロマノフカイザー・NEX SR 火文明 (7)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ルナーズ・サンガイザー 25000
究極進化MAX−自分の究極進化クリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを2体破壊する。その後、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
ワールド・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札を見る。その中からアーマード・ドラゴンまたは名前に《ロマノフ》とあるクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

主人公とライバルの切札が合体したクリーチャー第3号。
「NEX」の究極進化《神羅サンシャイン・NEX》とあのザキラの切札である「ロマノフ」の一体《神羅ダークネス・ロマノフ》が融合するという異色のクリーチャー。
《バルカディア・NEX》と同様に、究極進化MAXという非常にハードルの高い召喚方法だが効果の方も圧倒的で、cipによって相手クリーチャーを二体破壊しつつ二枚ランデスしてしまい、破壊されても山札からアーマード・ドラゴンか「ロマノフ」と名の付いたクリーチャーを一体踏み倒せる。

背景ストーリーでは起源神と激突し、死闘の末に撃破した。


余談

  • DMX-12で収録されたカードには松本しげのぶ大先生が描いたイラストも存在し、こちらでは通常イラストと異なるデザインの巨大なドラゴンが載っている。
    また、ドラゴンの手前には合体元の使い手である勝舞・白凰・黒城の三人も並んでおり、さながらヒーローズ・カード風の1枚となっている。

  • 実は進化GV持ちで初めて殿堂入りしたカード。正規召喚で呼ばれる事は皆無だけど

  • アタックトリガーの踏み倒しは山札を見た上でその中からクリーチャーを場に出す効果なので、場に出す時に発動するディスペクターのEXライフ効果は使う事が出来ない。
    《禁断竜王 Vol-Val-8》等を踏み倒す際には注意したい。



追記・編集はルール改訂で覚醒してからお願いします。

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最終更新:2024年04月07日 21:29

*1 画像出典:pixiv デュエル・マスターズ「竜魔神王バルカディア・NEX」 イラストレータータカヤマトシアキ氏 2017年12月18日投稿 サイト運営者:ピクシブ株式会社 https://www.pixiv.net/artworks/66343798 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

*2 進化Vなら2体、進化GVなら3体、超無限進化なら任意の数といった具合

*3 因みに同パックで退化戦術のキーカードである《落城の計》と相性の良い新規カード《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》なんかも収録されていたため、公式でも退化戦術で出す事を推奨していた節がある。