寶月詠子

登録日:2022/08/30 (火) 01:40:51
更新日:2023/12/06 Wed 08:36:53
所要時間:約 3 分で読めます




螢くん――……。

あなたは恐怖を愛している。



概要

寶月詠子(ほうづきえいこ)』とは『ダークギャザリング』のサブヒロイン。


主人公・幻燈河螢多朗の幼なじみであり恋人。彼と共に禮應大学に通う大学生。文学部。
家族構成は物理学者の父・叡一、ボクシングジムスタッフの母・詩音がいる。詠子は母似。

元々は一人っ子だったが、本編の一年半前に父方の従妹でメインヒロイン・寶月夜宵が養子に入り義妹になった。

ゆるふわの茶髪の髪を長く伸ばした美女。巨乳。
常に手袋をしているが、これは左手に「手の皮膚を突き破って神経が伸び続ける」という霊障を負っているため。
処女なうえに螢多朗以外との交際経験もないが、天使様を一時的にだが妊娠したことがある。
彼氏の知らないところで彼氏以外の赤ちゃんを妊娠し、彼氏に気付かれないように堕胎した――と書くとNTR漫画みたいだが、実際にあった事でもある。


成績も優秀で、特にプログラミング能力に優れている。
高校生の頃、国際情報オリンピックの日本代表を務めたほどであり、
その能力を使って盗撮・盗聴管理ソフトを自作したり、低スペックパソコンで警察のデータバンクにハッキングしたりする。
株をやっているため貯金が100万以上溜まっている。
またコミュニケーション能力もずば抜けており、初対面の相手とでもすぐに仲良くなる。
作中では詠子の事を命がけで守ってくれるズッ友が出来た

一方で夜宵のような霊視能力、螢多朗のような霊媒・霊感能力はない。基本的に見えないし感じない。
しかし卓越した情報収集能力で悪霊の被害や生前の事を調べて夜宵達の手助けをしている。

しかしこれだけの能力を持ちながら大学では理工学部ではなく文学部であり、民俗学専攻。
実は子供の頃から怖い話が大好きなのだ。
きっかけは幼少期の螢多朗との交流。彼はその霊感から悪霊がいる場所を感知し、詠子を巻き込まれないように注意をしていた。
成績優秀な自分とは違う不思議な力を持つ螢多朗……そして不思議な現象そのものにも興味を持つ。
最初の頃は危険な場所に首を突っ込むと螢多朗が守ろうとするため、彼の愛を感じるためにホラー系が好きだったが、いつしか学びの対象としても好きになっていった。
大学で民俗学を専攻しているのも、オカルトを学問して未知の現象を解明して螢多朗と自分の呪いを解除したいからである。

後、単純に螢多朗と同じく重度の恐怖愛好家
死ぬかもしれないほどの極度の恐怖、そしてそれから免れた安堵感……それが詠子にとって、最高の快楽なのだ。
幼少期から螢多朗と付き合い、中学時代に霊障を負う事件を経て自分の性癖を完全に自覚しているがゆえに、怖い物好きなのだ。
螢多朗と違い自覚しているため、螢多朗に性癖を自覚するように促している。
また事件に巻き込まれた夜宵の同級生をこちらに誘い込んだ。


ストーカー



螢くん――……私はあなたの中毒者。


恐怖愛好家であると同時に螢多朗中毒者
螢多朗の重度のストーカーであり、前述した通り盗聴・盗撮を繰り返している(作中描写的に小学時代から盗撮している)
GPSも取り付け、詠子には螢多朗がいつどこで、何をしているのか常につつぬけ状態。

自分の部屋の一角には夜宵も立ち入れない秘密の部屋を構築しており、小学時代から今の螢多朗の盗撮写真を貼り付けている。

さらに中学の件でオカルト嫌いになっている螢多朗のオカルト嫌いを治しつつ、交際にまで発展させるために、
螢多朗に家庭教師を勧め、夜宵には螢多朗を家庭教師にするように推し、
こうしてお人好しの螢多朗を夜宵の事情に強制的に巻き込ませ、自分と一緒にオカルト巡りをするように仕向けている。

ここまで書くとかなりヤバいが、螢多朗は悪霊に狙われやすいヒロイン体質なため、
しょっちゅう訪れるピンチの解決、特に行方がわからなくなったり突如姿が消えるような事態では、とりあえず詠子の監視やGPSの追跡から状況把握をするのが定石。
結果的には螢多朗の生存にはかなり貢献しているヤンデレである。
また詠子の尽力で螢多朗は引きこもりを脱して社会復帰を目指すようになり、詠子も螢多朗が大学入学後に交友関係を広げる事を肯定している*1ように、無闇やたらと行動を束縛する事はしないタイプ。
ついでに言うと、主要メンバーの中で自家用車を持っているのは詠子だけなので、詠子無しでは深夜の遠方探索や緊急時の離脱もおぼつかない。


そして、この手のキャラには珍しく螢多朗以外の人々に対しての対応は至ってまともであり
螢多朗と交流のある他の人間に対しても特に害意は持たない*2上、部外者を極力巻き込まないようにしたりと、倫理観自体は良識的な方。
また、被害者に復讐された上にその逆恨みによって悪霊化したイジメっ子の話を語った際には顔を顰めていたり、黒阿修羅には優しげに接したりと恐怖愛好家な面とは別に良心もちゃんとある。
ファンからの通称は「弁えのあるヤンデレ」

また色々暗躍してまで誘導したかったことが、「螢多朗から告白される事」な事から分かる様に、実は恋愛に関しては攻めではなく、受け。
初Hは螢多朗から誘えと言外にプレッシャーを与えたり、人工呼吸する時には顔が真っ赤になっていた。


追記・修正は詠子に捕まってからお願いします。

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最終更新:2023年12月06日 08:36

*1 どころか盗聴盗撮を介して「螢多朗がサークル新歓で同席した男女どちらに話を振るか」で夜宵と盛り上がる始末

*2 例えば螢多朗は詠子の女友達と「友達の友達」程度の関係を築けている