ジョズ(ONE PIECE)

登録日:2022/09/17 Sat 15:52:52
更新日:2024/02/21 Wed 22:31:48
所要時間:約 6 分で読めます






オヤジ 先へ!!





漫画ONE PIECE』の登場人物。


〇目次

【プロフィール】



本名:ジョズ
異名“ダイヤモンド”・ジョズ
年齢:40歳→42歳
身長:503cm
所属:白ひげ海賊団3番隊隊長
所属船:モビー・ディック号
悪魔の実:キラキラの実(超人系(パラミシア))
懸賞金:不明
覇気武装色見聞色
出身地:西の海(ウェストブルー)
誕生日:11月11日
星座:蠍座
血液型:X型 (現実だとA型)
初登場・単行本25巻・第234話・『ご記憶くださいます様に』
好きな食べ物:あごだし茶漬け
CV:長嶝高士



【概要】


四皇、“世界最強の男”エドワード・ニューゲートが率いた白ひげ海賊団の3番隊隊長を務めていた巨漢。
鎧を身につけ、特徴的な髪型と髭を生やしているがっしりとした体躯の大男。
また30年以上前から白ひげ海賊団に所属しており、マルコと並ぶ古株の一人。

白ひげ海賊団の部隊は全部で16あるが、番号による序列はないため隊長たちはいずれも同格。
とはいえ、30年以上所属している古参であることやジョズ本人の実力の高さから海賊団の中でもマルコに次ぐ重鎮として扱われている。
その実力は凄まじく、戦いでは敵を寄せ付けない鉄壁の守りで船長白ひげのための露払い役として活躍していた。

【人物】

口数が少なく、多くを語らない寡黙な性格。
その一方で若い頃はその見た目に反して純情な性格だった様で、おでんとトキがいい感じの雰囲気になっているのを目撃してマルコと共に頬を赤らめていた。

ほかの船員達と同様に船長である白ひげを「オヤジ」と呼び非常に慕っている。
船での専門職は不明だが、マリンフォード頂上戦争の際には白ひげを狙う敵の攻撃を何度も受け止め、迎撃するなど白ひげのボディーガードを担当していた。

【戦闘能力】


止めてみろォオ!!!

超人系(パラミシア)悪魔の実「キラキラの実」の能力者で体の一部分をダイヤモンドに変化させることができる。
ピーカのイシイシの実と並んで自然系だとカン違いされがちな能力の一つ

天然に存在する物質のうちで最も硬度が高いとされるダイヤモンドが持つ硬度を得ることができ、更にはジョズ本人の実力の高さもあって、その硬度はミホーク“世界一の斬撃”を受け止めるほどの圧倒的な硬度を誇る。
なお現実世界のダイヤモンドはあまりにも硬すぎるせいで衝撃に弱く、すぐ砕けるのでそのイメージと違い、到底武器になるような代物ではなかったりする。*1

当然ジョズ本人の自前の基礎戦闘能力も相当高く、その見た目に違わない凄まじい怪力がウリ。
マリンフォード頂上戦争の際には巨人族の十数倍以上はある氷塊を軽々と持ち上げ、投げつけて見せた。
また、その鈍重そうな巨体から想像がつかない程の脅威的なスピードを誇り、その俊敏さは王下七武海クロコダイルや海軍大将青キジですら回避できず攻撃を直撃させたほど。

本人は自身の能力とその自前の戦闘能力の高さを存分に生かし、腕や肩をダイヤモンドに変えてのタックルを得意技としている。
またその硬度の高さから船長白ひげや仲間たちを敵の攻撃から守る「ダイヤモンドの」としても活躍する。

加えて覇気を体得しており、武装色見聞色の覇気の使い手。
攻撃が直撃した青キジやクロコダイルは自然系の能力者であるにも関わらず、吐血するほどのダメージを受けていた。

ただし全身が鉄の硬度を持ちながらしなやかに動かせるスパスパの実と違って、567話ではダイヤモンドにしたままの腕の向きを変えていないなど、キラキラの実はダイヤモンドに変化させた部位は能力解除しないとその硬さゆえに動かせなくなる様子。
そのため、あらかじめダイヤモンドに変化させていない部分は生身であり、その弱点をクザンにつかれている。
この扱いが難しい能力でクザンと渡り合えたのはジョズの基礎戦闘能力の高さゆえだろう。

◆技

  • ブリリアント・パンク
肩と腕部分をダイヤモンドに変化させた状態で使用。
自前の怪力と俊足を存分に生かしたショルダータックル。
その凄まじい素早さ故に「見聞色の覇気」を体得していようとも回避は難しく、直撃した相手を強く吹き飛ばすほどの威力を誇る。

【来歴】

◆過去

30年前の時点で既に白ひげエドワード・ニューゲートの船に見習いとして乗っており、ワノ国に船ごと漂着した。
そして強引に付いてきたおでん、それを止めようとしたイゾウ、密航していたイヌアラシとネコマムシが色々あった結果仲間に加わる事になり、彼らと共に冒険に明け暮れた。
この頃はおでんとトキがいい感じの雰囲気になっているのを目撃して頬を赤らめるなど見かけによらず純情な性格だった様子。
アニメ版ではロジャー海賊団との戦闘の際に「キラキラの実」の能力を使用する描写がある。

偉大なる航路(グランドライン)

ジャヤ編

シャンクスの使者として、ロックスターがモビーディック号を訪れた際に姿が確認できる。
原作では台詞があったマルコとは違い台詞は一切なかったが、その巨体故にかなりの存在感がある。

ウォーターセブン編

名前つきでマルコと共に正式に登場。
白ひげへのある頼みのためにモビーディック号の元を訪れた赤髪のシャンクスが「覇王色の覇気」で少々威嚇しながら訪れた際にも、動じることはなかった。

アニメ版ではここで声優決定と共に初登場。

マリンフォード頂上戦争編

エース救出のため白ひげ海賊団としてマリンフォードに上陸し、海軍本部との頂上戦争が勃発。
開始早々にジュラキュール・ミホークが放った“推し量る”ための斬撃を受け止めてみせる。
その後青キジによって凍らされた海の一部を持ち上げて巨人族の数倍はある氷塊を投げるなどその実力を見せつけた。
この際、氷塊を投げるために氷となったに穴を空けているが、これが後に戦場に降ってきたルフィたちを救うことに繋がっている。

ルフィ率いるインペルダウンの脱獄囚たちが戦争に参戦したあとは、執拗に白ひげの首を狙うクロコダイルを吹き飛ばす。
そのまま追撃を仕掛けようとするも、その直後ドフラミンゴから横槍を入れられ動きを止められてしまう。
絶体絶命のピンチに陥るもそれでも焦ることなくドフラミンゴを睨んで見せたが、その直後にクロコダイルとドフラミンゴが戦闘を開始したため、難を逃れている。
海軍の作戦によってモビーディック号が破壊された後は白ひげの指示を受け、切り札として海底に隠していたもう一隻のパドル船を浮上させた。

壁を越え、オリス広場にたどり着いた後は白ひげを攻撃しようとした海軍大将青キジを相手に交戦するも、負傷したマルコに気を取られた一瞬の隙を突かれて全身を氷漬けにされてしまい敗北。
この際、倒れた衝撃故か、凍った右肩が割れてしまう。

戦争後は生存が確認されたものの右腕を失い隻腕となっていた。

◆落とし前戦争

頂上戦争から1年後、マルコ率いる白ひげ海賊団の残党が白ひげの仇である黒ひげ海賊団に両者多くの援軍を得て戦いを挑んだとされる落とし前戦争が勃発していた事が判明。
結果白ひげ海賊団残党軍は惨敗し、黒ひげ海賊団に取って代わられる形で四皇の座から引きずり下ろされることになる。
全てを黒ひげに奪われ、白ひげ海賊団の隊長たちはジョズを含めて消息を絶った。

新世界編では未だ未登場。
白ひげの故郷であるスフィンクスを住処にしていたマルコや、ネコマムシに連れられてワノ国に帰還したイゾウに対し、ジョズやビスタら他の隊長たちは未だ消息は判明していない。

【余談】

  • ゲーム作品での活躍
白ひげ海賊団のナンバー3という立場とほか隊長と比べて活躍が多かった事からゲーム作品での登場機会は多い。
ゲーム作品では作中で使用したブリリアント・パンクに加えて巨大な氷塊投げを技として使用することが殆ど。原作の扱いと違い、腕をダイヤモンド化したまま自由に動かし氷塊を投げることも。
とはいえ氷塊投げに関してはステージの立地によって投げつけるものが変わるケースが多い。
ステージによってはサニー号を抉ってぶん投げるジョズの姿を見ることができる。

海賊無双シリーズでは2からNPCとして参戦。
モーションがモブの雑魚隊長の使い回しであるためお得意のタックルに加えて原作では一切使用しない棍棒を用いて戦う。
あとステージがどこであろうと氷塊をぶん投げる。
海賊無双4ではキャラクターの身長、体格をきっちり再現している為物凄くデカい。


ウオオオオオ!!!追記修正してみろォオ!!!

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  • 四皇幹部
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最終更新:2024年02月21日 22:31

*1 もとよりONE PIECEではクリークのダイヤの拳。・海楼石など「ダイヤモンド=堅いもの=壊れないもの」として扱われている。他作品でもキン肉マン悪魔将軍などのように「ダイヤモンドは壊れない」という設定はマンガ界全般におけるお約束であるため、その辺は気にしない方がいいだろう。