シロナの手持ち(アニポケ)

登録日:2022/09/29 (木) 04:13:31
更新日:2024/02/11 Sun 12:03:11
所要時間:約 9 分で読めます





天空に舞え、ガブリアス!!


出典:ポケットモンスター、125話『セミファイナルⅣ 「衝撃」』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


概要

『シロナの手持ち』とは『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の登場人物であるシロナの手持ちの事。


ポケモンを出す時、冒頭のような名乗り口上を言うのが特徴。

幼い頃のシロナはシンジと同じく「強さ」だけを求めてポケモンを鍛えていたようで、ポケモン全体が高レベルでまとまっている。
さらにシロナの強さはエースのガブリアスが絶対的な強さを持っているだけではなく、
サイクル戦を行いサトシに流れを作らせず、さらに特性や技の追加効果を活かすなど、ゲームのような戦い方をする事も理由の一つ。
新無印でシリーズ構成をしている米村正二氏からも「負ける姿が想像できない」とまで言われるほど。

また原作ゲームに先駆けて、メガシンカだけではなくダイマックスを習得している。
バトルの状態からダイマックス・メガシンカの選択も上手。

またアニポケでは四天王以上は出番の少ないゲストである事が多く、
サトシも四天王と公式戦出来る立場では無い事もあって、代名詞であるエースポケモンしか判明していない事が多い。
しかしシロナはチャンピオンの中でも特に出番が多かったため、エースのガブリアス以外にも判明しているポケモンが多い。
基本的にシロナが客演した際のゲームにおける最新のシロナの手持ちに準じている様子。
新無印に登場した際にはフルバトルをしたため手持ちの全てが判明した。

マスターズトーナメントでの手持ちはBWではなく「ダイヤモンド・パール」と「プラチナ」(BDSP初戦・再戦時)での手持ちを元にしている。あいつはアニメ出禁です
ただゲームではトリトドンを外してトゲキッスを入れていたが、対戦相手のサトシがルカリオを使う関係でルカリオが外されている。



メインポケモン

絶対に手持ちに入れているポケモン

(フカマル→ガバイト)→ガブリアス→メガガブリアス♀

CV:小西克幸(BWまで)→坂田将吾(新無印)
技(DP):ギガインパクト、あなをほる、ドラゴンダイブ、かわらわり、りゅうせいぐん、かえんほうしゃ、ストーンエッジ
技(新無印):ドラゴンクロー、スケイルショット、すなあらし→げきりん→あなをほる→ステルスロック、りゅうせいぐん
シロナの最初のパートナーポケモンにして、最強のエース。口上は「天空に舞え、ガブリアス」
トレーナーになる前に手に入れたタマゴから孵ったポケモンで、シロナは10歳になると同時にフカマルをパートナーにして旅に出た。
そしてシロナと各地を旅する中で最終進化までし、色んなことに挑戦しながらチャンピオンのエースにまで成長した。

どのような性格かは不明ながらも、少女シロナがシンオウ神話の遺跡に興味を持つシーンで、
あからさまに興味なさそうな素振りを見せているので、考古学には興味ないようだ。
また公式戦の前にはシロナにマッサージをしてもらうのがルーチンワーク。

初登場はDP40話で、ゴヨウのドータクンのラスターカノンを余裕で耐え切ったうえで、ギガインパクトで止めを刺した。
他にもシンジのドダイトスのハードプラントを真正面から受け止めたのにノーダメージなうえ、
「かわらわり」の一撃で仕留めたり、サトシのゴウカザルより遥かに強いオーバのゴウカザルを下したり、
パルキアの「あくうせつだん」を「りゅうせいぐん」で相殺したり、BW2ではトルネロスボルトロスランドロスと渡り合ったりと別格の強さを誇る。
PWCSのニュース番組『PWCS TODAY』では攻撃・防御・スピード全てが最高クラスと評価されている。

BW~新無印の間にメガシンカを獲得。
アニポケでのメガシンカはする際に口上を述べるのだが、
口上大好きなシロナさんにしては珍しく「ガブリアス、メガシンカ」とド直球な台詞でメガシンカする。

新無印でのマスターズトーナメントのアイリス戦では大将として登場。
かつてBW2の時に戦った時は一方的なバトルだったアイリスのオノノクス(キバゴ)と、互角のバトルを繰り広げるも、ここでシロナが公式戦初となるメガシンカを披露。
メガガブリアスとなってオノノクス以上のパワーを発揮し、最後は『りゅうせいぐん』で勝利した。

サトシ戦でのフルバトルでは中盤に登場。
ウオノラゴン相手にメガシンカするかと思いきや、この時は「ステルスロック」を撒く役目を果たすと同時に交代。
その後ネギガナイト相手に再び登場しネギガナイトを倒すものの、「スターアサルト」で大ダメージを負ってしまったので再び交代。
そして最後の一匹としてサトシのメガルカリオとバトル。
お互いに最後の力を振り絞って遠距離戦・格闘戦を繰り広げたが、メガルカリオを追いつめた事で威力が上がった「きしかいせい」を喰らい惜敗。
なお、サトシ戦でダメージを受けたのはいずれも「スケイルショット」を使用した後であった。
仮にゲーム上での効果と同じだった場合、防御が下がった状態で相手から高火力の物理技を受けてしまったことも、敗因と考えられる。

サブポケモン

状況に合わせて入れ替えているポケモン。

トリトドン(にしのうみ)

CV:古島清孝
技(DP):ストーンエッジ、だくりゅう
技:(新無印):あまごい、だくりゅう、とける、ストーンエッジ、だいちのちから
DP97話に登場。口上は「波濤より来たれ、トリトドン」
シロナがギンガ団との戦いの際にガブリアスと共に起用。団員を蹴散らした。
続いて100話にも登場し、リョウのアゲハントを倒しチャンピオンリーグマスターの防衛に貢献した。

アイリス戦にも登場。ドリュウズの相手をする。
「あまごい」で自分に有利な状況を作り、「とける」で耐久を上げるという厄介な戦法を披露。
無敵要塞と化する前にケリを着けたかったアイリスは、ドリュウズに「つのドリル」を命じたことで敗北。

サトシ戦ではピカチュウを相手に投入。
シロナは当初トゲキッスによる怯み戦法でピカチュウを引かせようとしたが、サトシが引かないと分かると相性が良いトリトドンで勝とうとする。
しかし「ストーンエッジ」を「アイアンテール」で跳ね返されてしまい、
それをなんとか軟体の体で衝撃を和らげるも、「でんこうせっか」によって「ストーンエッジ」ごと攻撃され敗れる。

グレイシア

技:れいとうビーム
BW85話で登場。
熱が出ていたメロエッタを看病するために川を「れいとうビーム」で凍らせて、氷枕を作ってあげた。

ジャラランガ

技:げきりん
新無印89話に登場。
ディアルガの影響でポケモンが技を忘れるようになり、ピンチに陥ったガブリアスを救うために登場。
並行世界のシリアスロケット団からガブリアスとピカチュウを守った。

原作ゲームではなく『ポケモンマスターズ』で使用したポケモン。

ロズレイド

CV:真堂圭
技:はなふぶき、パワーウィップ、タネマシンガン、リーフストーム、どくづき
特性:しぜんかいふく
特別編『神とよばれしアルセウス』で登場。口上は「咲き誇れ、ロズレイド」
ギンガ団三幹部と戦いを繰り広げ、再逮捕に貢献した。

サトシ戦には次鋒としてゲンガーと対峙。
お互いに決定打になる技がないので「タネマシンガン」や「リーフストーム」でゲンガーと互角に戦うも、鬼火をくらったので一時撤退。
これは特性『しぜんかいふく』で火傷を治すのと共に、「リーフストーム」による特攻低下をリセット、
なによりゲンガーの体力が不意打ち圏内に入ったと考えたシロナはミカルゲに後退させたと考えられる。
ウオノラゴンとの戦いに再び登場し、「どくづき」でウオノラゴンを毒状態にするも、
その時に「エラがみ」でダメージを受け、最後は「ドラゴンダイブ」で「リーフストーム」を突破されて戦闘不能に。

(ヒンバス)→ミロカロス

技:ハイドロポンプ、チャームボイス、アイアンヘッド
新無印117話に登場。口上は「優雅なる水の精、ミロカロス」
見た目はとても美しいが、長い体で相手に巻き付いて動きを封じた後、相手の頭に「アイアンヘッド」をお見舞いするというエグイ戦い方を得意とする。

アイリスのドリュウズを相手に登場。
ドリュウズを「ハイドロポンプ」一撃で倒した後、強面カイリューと対峙。
苦手な「かみなりパンチ」を受けきった後、前述の方法で動きを封じ「アイアンヘッド」を脳天にお見舞いし勝利。痛そう。
二タテするも続いて出て来たオノノクスにパワー負けした。

サトシ戦にはウオノラゴン相手に登場。
こちらも同じく巻いて動きを封じ「アイアンヘッド」で倒すも、
ウオノラゴンが最後の力で頭の拘束を解き「エラがみ」で首に噛みついたため大ダメージ。
その結果ネギガナイトには終始翻弄され、「スターアサルト」で止めを刺された。

アイリスのドリュウズ&カイリューに2タテし、サトシのウオノラゴンを下している等、試合ではかなり貢献している為、シロナにとってガブリアスに次ぐ準エース的存在と言っていいだろう。

125話の回想で少女シロナがヒンバスを釣り上げているシーンがあるので、おそらくそのヒンバスが成長したポケモンであろう。

ミカルゲ

技:ふいうち、さいみんじゅつ、ゆめくい、みちづれ
新無印123話に登場。口上は「震えよ魂、ミカルゲ」
アニメのミカルゲはDP56話に登場して以降、新無印91話になるまで14年間もアニメに登場しなかったほど珍しいポケモンであり、
シロナがサトシ戦で初手ミカルゲを繰り出した際、会場中が騒然としていたほど。
そのためカルネは「誰も予想していないポケモンを出して会場を支配した」と評していた。
(視聴者の大半は初手ミカルゲと思っていただろうけど)

シロナの手持ちはおろか、ガチ戦術を多用するようになった今作のポケモンの中で一番凶悪な、いやらしい戦法を用いるポケモン
まず「ふいうち」で相手の出鼻をくじき、「さいみんじゅつ」からの「ゆめくい」で一方的に攻撃しつつ体力回復
万一敗北するような事があっても「みちづれ」で強制的に相打ちにもっていくという極めてエグイもの。

まずサトシの先鋒であるカイリューを催眠無双して瞬殺。
すぐに交代するもロズレイドがゲンガーを「ふいうち」圏内に追い込んだのか再び登場し、
「マジカルシャイン」で反撃を食らうも、効果抜群の「ふいうち」でゲンガーを一撃で倒す。
ピカチュウには「さいみんじゅつ」をカウンターシールドで無効化されたうえに、
「ふいうち」をエレキネットで封じられたため、「アイアンテール」でとどめを刺された瞬間「みちづれ」*1で強制的にピカチュウを戦闘不能に
その瞬間のピカチュウの表情はマジでトラウマものなので必見。
ちなみに、マスターズトーナメントで唯一ピカチュウを戦闘不能にしたのはこのミカルゲのみ

こいつのせいでセミファイナル第二戦回初回にして、サトシの手持ちは半壊状態に陥ることに*2
ウオノラゴンとネギガナイトの頑張りがなければ間違いなく詰んでいただろう。

トゲキッス→トゲキッス(ダイマックス)

技:エアスラッシュ、しねんのずつき、ゴッドバード
特性:てんのめぐみ
新無印123話に登場。口上は「恵の翼ここに、トゲキッス」、ダイマックスの時の口上は「そびえよ白き翼、ダイマックストゲキッス」
特性『てんのめぐみ』を利用したエアスラッシュ・しねんのずつきの怯みコンボを狙って来る白い悪魔。
『ゴッドバード』という隙の多い技を覚えているが、
これは『ダイジェット』で素早さをあげることで回避率上昇と共に技の発動時間を短縮することで、溜め時間を実質なしにするというコンボをするためである。

サトシ戦のピカチュウを相手に登場。
二タテされたサトシは流れを変えるためにエースのピカチュウを出したため、
シロナはてんエア戦法でピカチュウを怯ませ交代させようとしたが、サトシは引っ込める気配がなかったためトリトドンに交代した。
次にルカリオ相手に登場し、もう一度「エアスラッシュ」による怯みを狙ったが、ルカリオの特性は『せいしんりょく』だったため通用せず*3
最後の控えであるガブリアスは地面技を覚えていない事もあり、トゲキッスでルカリオを仕留めるためにダイマックスする。
ダイジェットで素早さを上げつつ攻撃し、ダイマックス解除後は溜め無し「ゴッドバード」で攻めまくるもメガルカリオの「バレットパンチ」で敗北した。


その他

レックウザ(幻影)

技:れいとうビーム、たつまき、はかいこうせん
DP43話で登場。口上はガブリアスと同じく「天空に舞え、レックウザ」
シロナのポケモンとしてグラードンと戦い、はかいこうせんで倒した。
その後最強のポケモンとしてサトシのピカチュウと戦う……というムウマージに見せられた幻影で登場したポケモンである。
シロナがレックウザを使うという強烈なギガインパクトから、よく話題になる。




追記・修正は天空に舞いながらお願いします。

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最終更新:2024年02月11日 12:03
添付ファイル

*1 しかもシロナは技名を呼称せず、「お願い」としか言ってない。

*2 これを見た視聴者の中にはサトシの敗退を予想していた人もいた。

*3 ルカリオがメガシンカしていたら通用していた。