E.G.O発現と思われる例
赤い霧(仮称)
『Lobotomy』時代からお馴染み、
カーリー/ゲブラーの固有E.G.O。
鎧型のE.G.Oだが、詳しい固有能力は不明。
まあめちゃくちゃ強い事だけは間違いない。
フィリップのE.G.O(仮称)
燃える剣と片翼を備えた炎の彫像。
自らの心の弱さと向き合った
フィリップが発現… …させかけたE.G.O。
少年漫画なら覚醒確定の展開だったが、この後
悪いおじさんたちに囲まれてねじれちゃった。
辛い事がある度に逃避する癖があるなど、一応フィリップ本人も問題のある人物ではあったものの…
それにしても意味不明な状況にたらい回しされた挙句、変な奴に精神攻撃されるわ誑かされるわと、不運による転落っぷりが凄まじい。
これに関しては、彼の性格に難色を示すローランすら「かわいそすぎない?」と漏らすほどであった。
シャオのE.G.O(仮称)
最愛の夫・ロウェルを失った事による熱情と、それを律する強い心を得た
シャオが発現させたE.G.O。
そして我々プレイヤーはそれをボコボコに返り討ちにする立場である。
中国武将のような鎧型E.G.Oで、炎に特化した戦力を持つ。
敵としても強いがシャオを本にしてしまえば俺たちの物。やったね。
ユーリア工房
品質はN社の巣でも上位に入るとされる、完全会員制の装備品工房。
一見3m四方程度の非常に小さな個人工房だが、その実この工房がE.G.O(らしき現象)そのもの。
中は物理法則を無視した空間が広がっており、綿しか詰まっていないはずのテディベアが忙しく働いている。
このテディベア、工房の防御機能も兼ねているらしく、人体ぐらいなら軽く爆ぜさせてくる。爆ぜた。
また、工房の主であるユーリアはこのE.G.Oを発現しているためにねじれの予兆が一切見られない。
のちにテヨン物産の一件により、このテディベアに精神が移ってしまうというトラブルが発生。現状この状態のままである。
煙管(仮称)
モーゼスが持つE.G.Oのような物。
「気付いたら持ってた」との事で、由来不明。モーゼス自身のE.G.O…と思われるがそれも定かではない。
各色の煙を操り、精神攻撃や物理攻撃を行ったり防御に転用したりと、様々な力を持つ。
血のマント(仮称)
月桂冠からは血の棘が生え、ローマ風のマントと両刃剣は血で出来ている。
ヴェルギリウスの、茨の道を歩む決意から生じたE.G.O。血だまりの中に潜んで身を隠す事も出来るらしい。
壇香梅(Spicebush)
『
Limbus』ストーリー4章中編のボスが使用するE.G.O。ドンベク自身のE.G.Oと思われるため、幻想体の名前は不明。
同名の花木を肉体に咲かせたような姿をし、人格としてイサンも使用する事が出来る。
舎音(Farmwatch)
『Limbus』ストーリー4章のラスボスが使用するE.G.O。こちらもドンランのE.G.Oなので幻想体の名前は不明。
この際のドンランの心情はやや開き直りにも近いものだったが、一応「自分の弱さに溺れることなく変わっていく決意」ではあったためか、一度ねじれに変貌した状態から正しくE.G.Oを覚醒するに至っている。
舎音(サウム)とは韓国における、小作人に対する地主のこと。
農牧を愛するドンランの心情に加え、「理想のためと言いながら自分だけで成し遂げた事など何もなく、かつての仲間や同僚たちを踏み台にしてきた」という自覚が、小作人を虐げる地主という形で現れたのではないか、とも考察されている。
ガスハープーン(GasHarpoon)
『Limbus』
ストーリー5章のラスボスが使用するE.G.O。
片腕がそのまま銛撃ち機になったかのような見た目をしており、弾倉部分には人の顔が付いている。
自分に服従、心酔した人間を燃料とするE.G.Oであり、名前の「ガスハープーン」も「ガスライティング」+「ハープーン(銛)」から来ているのではないかと言われている。
「ガスライティング」とは誤った情報の提示や嫌がらせ行為により「自分が悪い。 相手が正しい」と思い込ませる洗脳手法のこと。分かりやすくいえば
劇中での当E.G.O発現者の言動そのもの。
また特筆すべき点として、当E.G.O発現者はそれまでの発現者と違って「ねじれとの境界で聞こえる声」との対話を一切していない。
作中でも述べられているように、夢の無い「都市」において(善悪はともかく)強い心を保ち続けられる人間であり、キッカケさえあればいつでも発現できる人物だったようだ。