カレン(デュエル・マスターズ)

登録日:2023/06/23 (Fri) 01:35:01
更新日:2023/12/25 Mon 03:35:58
所要時間:約 7 分で読めます





ウィン君の言う通りだった

違っても良くて、好きなものは一緒だったよ♪

だから、デュエマしよ!



カレン」とは、漫画及びアニメ『デュエル・マスターズ WIN』の登場人物。
CV大久保瑠美



【概要】

『デュエル・マスターズWIN』のヒロイン。
年齢は『シラハマ編』で12歳、『決闘学園編』で13歳の春生まれ。
服装は『シラハマ編』では大きい帽子とワンピース、『決闘学園編』ではマイハマ学園の女子制服。
タコがお気に入りなようで、服装にワンポイント入れている。



【人物】

主人公・斬札ウィンの友達。
緑髪に清楚な容姿で、心優しい性格から源さん、ランナー、いいやん、うんちくに好かれている。
同年代の男子には「君」、年上には「さん」、デュエマ中は丁寧語で礼儀正しい女の子。
デュエマではボウイを撃破し、マイハマの頂点であるD4クラスの実力を有している。
実はウィンに匹敵するデュエマ好きであり、昼から夜までデュエマに熱中する姿は「ウィンが二人に増えた」とも。

『シラハマ編』では、ガチデュエバトルに出場するためにシラハマを訪れ、意気投合してウィンの仲間に。
第2OP『Limitless』では、母性的な微笑みで見守っているが、いかんせんボウイのヒロイン度が高く若干影が薄い…
勝利を信じてプリンス・カイザとの戦いを応援していたが…

『決闘学園編』第2OP『Ability』では、D4側に加わったのでウィン達の側にいるシーンが無くなったものの、デュエマさいこークラブ集合写真の隣に『シラハマ編』の帽子を被り源さんを抱えた姿で別に写っている。
第2ED『BRAND NEW MOMENT』では、カレンの華やかな学園生活を中心とした内容が描かれた。
タイトルと歌詞もカレンの心境とマッチした意味合い。
『決闘学園編』でフィーチャーした描写も増え、ボウイに負けず劣らずヒロイン度が大幅にアップした。
…が、相変わらずボウイのヒロイン度が高い、彼女は突如としてのD4加入、更にウィンのルームメイトのウガタこと穿田見がウィンに強い憧れによるコンプレックスを抱えるという展開になってしまったため、未だに不遇な感じは否めない。しかもボウイ関連においては遂に公式からもネタにされた*1





主人のためなら命を懸けて、任務を全うする

それがシノビの定め…



忍者

その正体は忍びの里出身のシノビ
シノビとしてのカレンは忍び装束に身を包み、持ち手の先がタコの苦無を愛用している。
いつも笑顔で心優しい姿とは打って変わって、冷たい目つきで違った印象を感じさせる。
幼い頃から修行を積みシノビになるべく育てられ、里のために心を殺して任務に当たっていた。
身体能力は登場人物の中でもトップクラスに高く、瞬間移動や数mのジャンプも余裕。
修行の賜物でマズキやケンドラが音を上げる特訓にも息一つ切らさず、ダンベルを首から下げたまま片手で懸垂500回、タイヤ引き100セットをこなせる体力お化け。
ミミでこちゃんの例に漏れず、怪力ヒロインの仲間入りに。
育ちの影響でたまに黒い一面を見せ、ウィンに止められたものの手段を選ばないファルゴに「アップルジュース」という忍法を駆使した報復を行おうとした事もある。

また、『シラハマ編』でカイザに雇われアビスロイヤルの情報を流していた裏切り者の正体。
ウィンとのデュエマ中に明かされるも、それでも信じ続ける姿に心を打たれ、人柄をより深く理解すべく同じマイハマ学園に入学。
ウィンが作ったデュエルさいこークラブに入部し、エリザ先生と共に廃部の危機を救う。

入学後は修行や任務とは違う学園の環境に戸惑い、自分とシノビのアイデンティティに悩んでいた。
友達と噛み合わない日々を送っていたが、クラブの面々がシノビである自分を受け入れてくれた事を機に個性を隠さず学園生活を楽しめるように。
本当の自分を受け入れてくれたデュエマさいこークラブへの思い入れは非常に強く、表面上裏切ってでもクラブ存続のためにD4に加入してルールの上で守ろうと画策。

D4加入後はマントを羽織って風格を出し、忍者時代のタコの髪飾りを着けている。
D4特権に困惑しながらも、精一杯責務を果たそうと努力中。
カイザには怪しまれ、ファルゴにはクラブの内通者として嫌がらせを受ける一方、イッサにはむしろ心配されている。
ファルゴから新人教育の一環として資料庫に幽閉されるもへこたれず、平然と畳を持ち込んでる。
マイハマ祭ではクラスの出し物として相手のターンを飛ばす永久コンボを作り、相手のドローに反応して《終末の時計 ザ・クロック》を墓地から出し入れする流れを「ずっとオレのターン」として紹介した。
+ カレン流最強永久コンボ一例
場に《薫風妖精コートニー》《強奪者 テラフォーム》《屍術師インフェルノ・カイザー》《百発人形マグナム》《激天下!シャチホコカイザー》
墓地に《終末の時計 ザ・クロック》《怒りの影 ブラック・フェザー》

相手のドローに《強奪者 テラフォーム》の能力が発動して自分にマナチャージ、《屍術師インフェルノ・カイザー》の能力で墓地から《終末の時計 ザ・クロック》を出してターンを強制終了。
自分のターンに《激天下!シャチホコカイザー》の能力で《怒りの影 ブラック・フェザー》を出し、《怒りの影 ブラック・フェザー》の能力で《終末の時計 ザ・クロック》を破壊。
《百発人形マグナム》の能力で《怒りの影 ブラック・フェザー》を破壊。

使用するシノビクリーチャーはデザインが個性的で友達に公表するのを躊躇していたが、ウィンの「一番大事なのは一緒」という後押しを受けて嗜好を隠さずに済むようになった。
ウガタには「個性的」、マズキやケンドラには堂々と「正直キモい」と言われつつも、否定ではなく個性として受け入れられた。
また、友達の影響を受けてギャル語を覚え、クリーチャーを「センピッピ」、「マンちゃん」とフランクに呼ぶようになる。



【作中の活躍】

『シラハマ編』では、マズキたちに鮫トレを迫られた少年をウィンと共に助ける。
ランナーたちとボウイとも親交を深め、ウィンを中心に集まる友達になった。

しかし、カイザにより邪神くんの調査を任され送り込まれた容疑者Xの正体であり、《深淵の壊炉マーダン=ロウ》や《邪龍 ジャブラッド》等の情報を横流ししていた。
竜神CP本社でタコの面で顔を隠した忍者としてウィンと対峙し、途中で面が割れて揺さぶりを掛け、「カレンがスパイだって、シノビだって大事な友達」と信じる姿に心動かされたが、鉄仮面によりワームホールへ閉じ込められた。
ウィンがカイザに勝利すると共に解放されて姿を消すも…

『決闘学園編』では、頭領の許しを得てマイハマ学園に入学し、デュエマさいこークラブに入部。
自分らしく学園生活を送れるようになるも、ウィンを逆恨みするファルゴによる妨害工作が始まり、クラブを守るため退部してまでマイハマ学園の頂点であるD4を目指す。
敗北続きで後がないボウイの対戦相手に立候補し、激闘を制してD4に加入。そこで肩身が狭い思いをしていたが、どうやらその大半はファルゴが原因だったらしく、彼がウィンに撃破されてからは普通にさいこークラブに顔を出すなど立場が良くなった様子。
頭領が病によって危篤に陥った事を知ってからは頭領の病を治すという願いの為にデュエル・ウォーズ優勝を狙うも、準決勝でボウイに惜敗。願いが叶えられなくなった上に、「いつかはウィン達といられなくなる」という不安を抱いてしまう。
しかし、ウィンと一緒に探し当てた薬草のおかげで頭領が病から回復し、更に彼から「先のことに不安を持つなら、今を楽しんでいればいい」と励まされたことで元気を取り戻した。



【関係人物】

シラハマで出会った少年。
ウィンとの出会いはシノビとしての生き方に一石を投じ、より深く知るために同じマイハマ学園へ通う。
行動を共にする内に、天真爛漫で友達思いな性格の彼を異性として認識しつつある様子が見られる*2
また、ウィンもデュエマ仲間の中でも、特に彼女を明確に「友達」と言い切っており、邪神くんの邪神タイムに掛かりそうになった時には即座に阻止している。

  • 源さん
ウィンと同居するタコアザラシ。
好意を寄せているも、当のカレンからは小動物としてしか可愛がられていない。

  • 覚知山ボウイ
D4でありながらウィンの味方をする少年。
『決闘学園編』では、D4の座を手にするために本気で戦い、ボウイをして「最高のデュエマ」を制して立場を引き継いだ。デュエル・ウォーズでは互いの願いをかけて再戦、上記の通りリベンジされている。

D4のリーダーにして元雇い主。
『シラハマ編』では、シノビの能力やデュエマの実力には信頼を置かれ、ウィンの監視を任された。

D4の一員。
カレンが元デュエマさいこークラブの部員であることから警戒し、カイザから教育を任され嫌がらせを仕掛ける。
ウィンに完敗した後は彼よりも立場が上になった様子。

  • 頭領
出身地である忍びの里の頭領。
カレンの本当の意思に反して非道な任務も回していたが、一方でデュエマ忍法を極めるという名目でマイハマ学園へ通わせる事を決め、「学園生活を楽しめ」というシノビとは関係のない任務を与えている。



【使用デッキ】

時期によって数種類のデッキを使用。
何らかの理由でウィンたちの元を離れている時は裏斬隠の名称を持つカードを入れている。

『シラハマ編』中盤までは【緑白青スノーフェアリー
自然文明のマナブーストと《恋愛妖精アジサイ》のドロー効果で準備を整え、《氷駆の妖精》のシビルカウントで使えるマナを倍にして一気にクリーチャーを召喚。
増やした手札をコストに《エンドレス・フローズン・カーニバル》で相手ターンをほぼ無力化し、切り札の《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》でシールドをブレイクする。
サブプランは《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》のメガメテオバーン10による特殊勝利
作中では主人公のウィンよりも先にエクストラウィンを達成している。

裏切りが発覚した際に使用したのは【緑青白シノビ
アビス・レボリューション以前のシノビと、軽量のスノーフェアリーによるデッキ。
指定マナ以上の時、相手クリーチャーの攻撃かブロック時に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、手札からノーコストでクリーチャーを召喚するニンジャ・ストライクを駆使する。
切り札はニンジャ・ストライクやシノビの召喚をトリガーとする《斬隠蒼頭龍バイケン》や、《裏斬隠蒼頭龍バジリスク》。

『決闘学園編』では【白(青)シノビ】
アビス・レボリューション以降の光文明シノビをメインに、《光牙忍ライデン》といったニンジャ・ストライクを採用したデッキ。
相手クリーチャーの攻撃かブロック時に「ニンジャ」能力を使っていなければ、バトルゾーンのメカ、シノビを手札の同種族と入れ替える新能力、ニンジャ・チェンジの使い手。
シノビや条件の緩いG・ゼロの《忍瞬の聖沌 53nju》を並べ、攻撃やブロックに反応して入れ替わる切り札の《聖なる混沌 クノイチマントラ》や《聖カオスマントラ》の奇襲性が特色。
切り札の《聖カオスマントラ》はニンジャ・チェンジ5で場に登場し、登場時能力で相手クリーチャーを全てタップし、相手のクリーチャーは場に出たターン攻撃できない防御寄りの性能。
場にシノビを置けば相手にスパーク呪文の全タップ効果を常に意識させる事ができる。
水文明の《サイバーブレイン》などのドローカードも併用し、ニンジャ能力のクリーチャーを手札に引き込んでいる。
デュエル・ウォーズ以降ではウィンに影響されたのか《堕カオスマントラ》を始めとした闇文明のカードも投入。

ニンジャ・チェンジを主軸としたコンセプトデッキである『スタートWINデッキ 聖沌・クノイチ・チェンジ』では、デュエマ女性キャラクター初のデッキパッケージを飾った



【余談】

カレンの回想で過去に請け負った任務の一部が明かされているが、その中に小学館のビル破壊が含まれている。
担当声優の大久保瑠美氏は、過去にも「デュエル・マスターズVSRF」内で放送されたディフォルメされたクリーチャー達が繰り広げるショートコントミニアニメ「デュエマクリーチャーズ劇場」にてボルシャック・ドギラゴン役としても登場している。


ウィン君、一緒に追記、修正しよ?

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最終更新:2023年12月25日 03:35

*1 デュエル・ウォーズ準決勝での彼とのマッチングを「ヒロイン対決」と銘打たれた。なお、漫画版では別に不遇な扱いは受けておらずD4にも加入していない。

*2 漫画版では彼女から話しかけたりすることが多く、ウィンが他の女子に言い寄られた際に嫉妬を剥き出しにしている。アニメでは初対面から彼を見て顔を赤らめたり、さいこークラブ部員がファルゴガールズのライブにうつつを抜かしたことを悟ってクナイを構え、ウィンのみがその気配を感じて震える描写がある。