ラングリッサーⅡ/デア・ラングリッサー

登録日:2023/09/13 Thu 23:59:26
更新日:2024/02/10 Sat 19:23:30
所要時間:約 20 分で読めます







君に、デアの称号を授けよう。



ラングリッサーⅡは、戦略シミュレーションRPGのメガドライブおよびPC版で発売されたラングリッサーシリーズの二作目であり、ラングリッサーの200年後が舞台となっている作品である。
Ⅱになってもゲーム内容等については概ね前作と同じだが、メインシナリオが長くなり隠しシナリオも用意された他、傭兵は最大6隊にまで減っており、各傭兵には料金が設定されている。ヴォルコフでディゴス倒せたので残念でもなく当然ではあるが

そしてデア・ラングリッサーはメインストーリーを21面へ短縮しつつマルチエンディングにされたリメイク作であり、ファンの間ではⅡといったら前者の方を指す。
PS版以降はⅡを冠しているが中身はデアなので、Ⅱとして話すと怒られるので注意。
ただしマルチエンディングだけあって実際に収録されているのは計70面以上にも上る。
デアは大元のシステムは変わっておらず多くのセリフとBGMがそのまま使われているが、出撃準備画面がよりわかりやすくなったなど仕様の変更も多々ある。

特に大きいのはクラスや傭兵で、Ⅱはほぼどのクラスでも魔法が覚えられたのに対してデアは神官や魔術師など魔法職系に進まないと殆ど覚えられなくなり、前衛と後衛ではっきりと別れる形になった。
テレポートがエージェント以外の一部隠しクラスで使えるようになったこともあり、特定の魔法が使えるかどうかでキャラの強弱が決まってしまっている。
またマジックナイト系列は実質廃止となり、グランナイトのみ残ったもののⅡでは敵専用かつナイトマスターの下位互換ぐらいの位置にいる。
傭兵は種類やステータスが増減し、混成が不可能になった。一方で敵は混成部隊を率いていることもある。ずるい。

あらすじ

大陸のいたる所で小さな戦争が起こっては消え、また起こる、争いの絶えぬ時代。
旅の若者エルウィンは、旅の途中で出会った見習い魔術師のヘインととともに、気ままな旅を続けていた。
やがてサルラス領へ入り、ある小さな村にさしかかった時、宿に泊まり旅の疲れを癒そうとヘインに薦められる。
その村はヘインが生まれ育った場所で、人々も優しく静かで平和であった。
しかしある日のこと、彼のとまる宿に、村外れに住む少女リアナを目当てにレイガルド帝国の兵団が攻め込んできたと血相をかえてヘインが飛び込んできたのだ。
そしてエルウィンはリアナを守るための戦いの中で、自身が光輝の末裔としての宿命を背負っていると知り、その運命に身を投じるのである。

キャラ解説


独立軍

固有の傭兵は飛兵がハーピー・グリフォン、騎兵がトルーパー・ドラグーンと攻撃力は高いが魔法耐性に難がある。

  • エルウィン
本作の主人公で、あてのない旅をしていると話す旅の青年。
Ⅱでの初期クラスはファイターだが、デアはキャラメイクにより変更できる。
おすすめは機動力が高く最初からレアードを倒すことも可能なホークナイトか、固有クラスで優秀な魔法を覚える上にバグ技も使えるビショップ。グラディエーターは浪漫。
ナイトにしていればレオンさえも倒すことが出来たりする。*1
デアのクラスチェンジは歩兵・騎兵が中心の前衛型、隠しクラスはヒーローとロイヤルガード、デアは更にキングが追加される。

旅の途中でヘインの故郷の村に寄ったところから物語が始まる。
実は魔族に養父を殺されており、その敵討ちのために旅をしている。
ティアラは前作主人公のレディンがつけていたもので、彼自身が光輝の末裔ということを象徴するもの。
性格はいわゆる熱血漢なのだが、リアナのことになるとやや平静さを欠く場面があり、序盤はリアナが攻撃されるとリアナを守るよう指示を出したりする。リアナの部隊は倒してみろくらいに堅いのだが
最終的には放浪癖が染みついてしまったようで、エンディング後はリアナと結ばれて共に旅に出てしまう。
しかし旅先での戦争を和解によって解決するなど、彼なりに平和な世界の実現を目指している。


以下はデアの別ルート





また、これらのルートを通ると売却不能かつエルウィンしか装備できないアルハザードが増えていく。
全てのルートをしっかり見たい&最強データを作りたいという人は見るだけ見たあとセーブせず面セレして飛ばすといい。

  • ヘイン
過去にエルウィンに命を救われ、それ以来共に旅をしている魔術師の青年。
普通の親友ポジの青年といったところで、Ⅱや光輝ルートではシェリーと漫才を繰り広げたりする。
一方でそれ以外のルートではエルウィンに流されるままとりあえずやることをやるといった感じになっている。
Ⅳの隠し面によると、バッドエンドでグレーターデーモンの召喚に失敗しどこか異世界に飛ばされたことが正史な模様。

クラスチェンジはⅡ・デア共に魔術師系が中心。
隠しクラスのウィザードでテレポートが覚えられるのが強みだが、それまで一本道の純粋魔術師なので回復魔法に手を伸ばせないのが難点。

  • ロウガ
デアにのみ登場する新キャラ。ベルンハルトの没絵の流用だったりする。
故郷を追い出されるような形で行方不明になってしまった妹を探し旅をしており、光輝ルートの場合は敵対することになる。

初期クラスはグラディエーターで、敵としてのクラスはハイマスター。
クラスチェンジは完全な前衛型だが、初期傭兵のバーバリアンが弱すぎるという大きな欠点がある。
なので前線に置くとボーナスが減るので傭兵は安全な場所に置いといてロウガが頑張るという形になるが、そのせいでレベルアップも遅くなりがち。
隠しクラスは2つあるが、両方とも下側なのでアサシンかソードマンを経由するという苦しい二択を迫られるが、個人的にはアサシンを推奨。
何故かというと隠し面に寄ることで弓とアサルトスーツが手に入り、アサシンで弓を装備してハイロードでアサルトスーツを着ることにより圧倒的ステータスと安全な攻撃方法を手にできるからだ。鈍足になるけどヘインのテレポでどうとでもなる
味方で唯一エンペラーになれるのはやはり上述の没絵だった名残と言えるが、あちらのようにロイヤルランサーを雇ったりヒール2やメテオを覚えたりはできないので期待しているとかなり落胆させられる。


光輝の勢力

カルザス王国を中心とした反帝国勢力で、光輝の末裔とその使命を果たそうとする者をサポートする者たち。
固有兵種は飛兵にフェアリー・エンジェル、騎兵にトルーパー・ドラグーンがある。
エンジェルはあらゆる魔法を一切通さない反面攻撃力はグリフォンに比べ低く、器用貧乏な一面がある。
味方としてはヌルゲーだが、敵としては基本的に弱い。

  • リアナ
本作のヒロイン。
Ⅱでは序盤に離脱してしまうため、やや影が薄い。
デアだと光輝ルート以外ではその恋心が叶うことはないが、離脱の時期が中盤まで引き延ばされているため長く活躍できる。
闇ルートでも洗脳されたおかげで仲間になってくれるが、独立ルートでは戦うためにルシリスに記憶を操作してもらうものの結局解けてしまう。

クラスチェンジは神官系が中心の後衛型で、Ⅱではテレポートを覚えられる唯一のクラスであるエージェントになれるのが特徴。
デアの場合は召喚と両立でき、戦闘面でも頼れるようになった上にとあるバグの対象にもなる。

  • シェリー
放浪癖がある姫様。
Ⅱでは顔を隠して登場する。顔隠して尻隠さず
同属のにおいを感じ取ったかエルウィンには恋心を抱いているが、どのルートでも叶うことはない負けヒロイン。ある意味最も不遇。
嫌いなものは筋肉のムキムキとゲルのぷにぷに。尻の方がスライムよりぷにぷにしてそうなんですが。

初期クラスはⅡがファイター、デアがホークナイトで敵として現れた場合はドラゴンナイト→セージ→プリンセスと弱体化が著しい。
Ⅱ・デア共に隠しクラスが多い上に、固有クラスとしてユニコーンナイトがある。女尊男卑の典型である
クラスチェンジは前衛型だが選択肢が多いため、やり込めば万能にできる。

  • キース
放浪癖のあるシェリーに代わりカルザス城を守護するお目付け役にして指揮官。
敵に回った場合、カルザス城の陥落時に死亡する。

初期クラスはシェリーと同じで、敵として現れた場合も同様ドラゴンナイトから始まるがその次はきちんとドラゴンロードとなっている。
攻撃的な飛兵がメインながらボーナスがD+修正に偏っているため、突破力を欠く。
クラスチェンジは完全な前衛型だが、隠しクラス狙いならロードでヒール1を拾うかサーペンナイトでバリスタを取るかの二択。

  • レスター
元海賊で、ジェシカの弟子。
海賊時代にジェシカに命を救われたようで、弟子として魔術を学びながら転生したジェシカを守っている。
Ⅱの初期クラスは水兵系のクロコナイトで、デアでも撤退時にワニに自由を告げるのはこのためである。
魔術師系の隠しクラスにはルーンストーンなしには行けない、実はこれでもマシな方。

デアだとキースと親友という設定になり、敵に回すと実は高所恐怖症であることやエグベルトの年齢について言及するなど、裏設定を語ることが多い。
だが弱体化が酷く、魔術師系が完全に消されていて弟子として何を学んでいるのかわからないレベルである。そりゃエグベルトも愛想を尽かすわ
隠しクラスに行く過程にはバリスタが使えるサーペンナイトと便利なドラゴンナイトの二択があり、悩ましい。
また、敵の場合のみサンダーを使う。味方の時に使え。

  • アーロン
Ⅱは村、デアだと砦を守っている老剣士であり、シェリーの剣の師匠でもある。
Ⅱでは兄貴を相手に筋肉を見せつけるなどの活躍をしているが、デアだと登場時期が後ろ倒しにされている影響で筋肉の神殿で彼の肉体を拝むことは出来ない。
その上独立軍ルートだとハブられているという可哀想な老人。

初期クラスはⅡ、デア共にファイターで、敵として現れた場合はハイロード→ソードマスター→ヒーローとなるが、所詮ご老体なので大して強くない。
クラスチェンジは歩兵系が中心だが、やり込めばシェリーほどではないが万能になる。

  • スコット
サルラス領主ローレンの養子。
生真面目で序盤に役立つアドバイスをしてくれるが、すぐに離脱し光輝ルートではその後鍛え直して戻ってくれる。

クラスチェンジは完全な前衛型だが、Ⅱは騎兵の種類が豊富なので万能型。
だがデア以降は前衛型一辺倒。初期クラスがナイトなので序盤のみ役立ちはするものの、その後が酷い。
ヒール1を取って隠しクラスに向かうと最弱クラスのソードマンになってしまうという厄介なお荷物。隠しクラスもロイヤルガードのみ。
これの何が悪いのかというと、ソードマンで雇えるバンディッドは防御面が異常なほど脆く、さりとてドラグーンが雇えたところで青竜騎士団(特にレオン)の足元にも及ばず蹴散らされる。
隠しクラスに行かないルートでファランクスを揃えても、やはりレオンに一蹴される。要するに何をさせても微妙なのである。
敵としてのクラスはナイトマスターで、父ローレン共々皆殺しにされサルラス領は滅亡する。

  • ラーナ
闇陣営では洗脳を受け、ダークプリンセスとなっていた。感情的なリアナと比べると育ってきた環境が違うせいかかなり理性的。
ボーゼルが帝国と手を組んだものの帝国内ではあまり良く思われておらず、そんな中でレオンには優しく扱ってもらえたため淡い恋心を抱いている。

初期クラスはシスターで、敵としてのクラスはエージェント。
後衛型だが隠しクラスが3つもあり、参戦期間は短いが万能になれる。

  • ジェシカ
女神ルシリスの化身として光輝の末裔を導く役目を負う、永い時を生きる大魔術師。Ⅱでのみ仲間になる。ノーパンかどうかは不明
筋肉の神殿では何なのこれ…と素で漏らしており、普通に困惑している。
レスターを助けたためかは不明だが、ボーゼルの復活周期を把握していたであろうにも関わらずうっかり転生して20歳前後になってしまったため全盛期の力が戻っていない。
転生時にエグベルトが去ってベルンハルトと共にレイガルド帝国を興して以来、弟子を取らないようにしている。

デアだとNPC扱いで、敵に回すと光輝勢力の首魁となる。
だが知識はあっても知恵は回らないようで、宿敵である闇の勢力に帝国が滅ぼされようとしていても静観しているなどなんともいえない対応を取っている。
しかも魔術師なのでステータスが低く、その上帝国ルートの最終面に光輝ルートを選ぶと初期位置が近いためTASの最短クリアに使われる。残念だが当然
ラングリッサーが光輝の末裔の使命を遂行する者でなく闇の者や後先考えないバカに渡った場合、ルシリスを頼る。
クラスはⅡがソーサラー、デアはメイジ→アークメイジ→ウィザードとなる。
クラスチェンジはヘインに近い。

  • ローレン
サルラス領主でスコットの養父。
若い頃は剣の達人だったと言い、その実力は確かでデアだとレアードと一騎討ちさせると相性が悪いながらも互角の実力を発揮する。
しかし敵を倒した時にしか経験値が入らない都合上、NPCの時は「いかに彼を活躍させないか」が求められる。クラスはハイロード。

光の女神。ノーパン主義。
デア以降はキャラメイク時と闇ルートおよび独立ルートのラスボスを担当する。

  • レディン
  • ジークハルト
前作主人公とラングリッサーの製作者。
光の女神が召喚したもので、本来の人物ではない。
しかし記憶や性格は本物と変わりなく、強さもまた本物。
クラスはキングとヒーロー。


レイガルド帝国

エルサリア大陸で最強の傭兵・ベルンハルトが稀代の魔術師にして参謀であるエグベルトと手を組み一代で築き上げた一大軍事国家で、強大な軍事力によって大陸統一を目前とした。
詳細は項目に譲る。
固有の兵種は飛兵がハーピー・グリフォン、騎兵がランサー・ロイヤルランサー。
ロイヤルランサーはA30もあり、大陸屈指の精鋭騎兵と言える。使うキャラが弱くては無意味なのだが

皇帝


  • ベルンハルト
高い実力と覇者然としたカリスマ性を持つ。
クラスはエンペラーで、ヒール2とメテオを使えるがMPは少ない。

四将軍

他作品の悪役にありがちな足の引っ張り合いはなく、全員がベルンハルトに忠誠を誓っており仲間意識も高い。

  • エグベルト
ベルンハルトの参謀で、黒竜魔導師団を率いている。
稀代の魔術師にして参謀らしく智謀にも長けているが、禁術を使い続けたために余命は短くなっている。
Ⅱでは終盤に黒竜魔導師団の面があったのだが、デアだと短縮により削除されているため見せ場が減っている上、仲間にする面ではバグで撤退数が増えると憂き目にばかり遭っている。
初期クラスはウォーロックで、敵としてのクラスはザーヴェラー→ダークマスター。
ボーゼルとの直対後に期待してダークマスターにするとちょっとガッカリするかもしれない。

  • レオン
帝国の中でも最も規律が厳しく騎士道を重んじる青竜騎士団を率いる。
実は光輝の末裔で、腰の剣はこれより前の時代を描くⅢで主人公のディハルトが霧風より貰い受けたもの。
同じ光輝の末裔でありながら考え方の違いからエルウィンとはライバル関係にある。*2

初期クラスはナイトで、敵としてのクラスはナイトマスター→ロイヤルガード。
1面のレオン撃破チャレンジは夢である。
味方になった時のクラスチェンジはスコットにヒーローを足したもので、敵の時ほどの補正もない。つまり帝国ルートのお荷物。
隠しクラスを目指すに当たってハイロードが選べるのが利点ではあるが、ファランクスの存在意義が青竜騎士団やベルンハルトへのメタなので光輝・闇を相手にするには・・・というところ。
全部かなぐり捨てて飛兵になった方がいいかもしれない。
  • イメルダ
強力な水軍である氷竜兵団を率いる30歳のババア。
冷酷かつ残忍で民間人でも構わず殺害し、失敗したり泣き言を言うような部下には容赦なくお仕置きをする。

初期クラスはウォーロックで、敵としてのクラスはⅡがジェネラル、デアはセイント→クィーン。
Ⅱはジェネラルでありながらヒール2を使い、デアはセイントでありながらサンダーも使うなど魔法の才があるようだ。…が、味方の時にはどちらも使えない。お前もか。
代わりにクィーンの時には何の魔法も使えなかったりアサシンがあるので弓が装備できるという、気休めにもならない特徴を貰っている。
とはいえアゲインやテレポートが使えるので回復魔法が使えないこと以外の問題はない。

  • バルガス
炎竜兵団を率いるハゲの猛将。39歳。
部下想いの豪傑として知られ、部下のゾルムがエルウィンらとの戦いで戦死した場合には敵討ちに闘志を燃やす。

初期クラスはファイターで、敵としてのクラスはハイロード→ジェネラルと四将軍の中で彼だけクラスが1個下である。
歩兵の隠しクラスがヒーローだからだろうか?
前衛タイプと思いきやアークメイジにもなれるのでメテオも使える。レスター涙目


闇の軍勢

闇の王子ボーゼルの下で魔族を従え、カオスの降臨による混沌の世界を目指す勢力。
固有でない兵種はエルフとバリスタぐらいで、それ以外は魔族らしく生物のバリエーションに富む。
いずれも魔法耐性が下がっておりカモなのだが、魔法耐性も能力も高い槍兵のゴーレム、霊体なので壁も抜けられるスペクター、完全魔法耐性と高いステータスで隙が無いアークデーモンは驚異。

  • ボーゼル
200年周期で蘇る闇の王子で、作中では魔剣アルハザードとその封印に関わるホーリーロッド・ダークロッド・光の巫女を手にして封印を解くことを目的としている。
打算的で作中ではベルンハルトの協力者として活動していたが、エルウィンがラングリッサーを手にするとすぐさまそちらに加勢するようになる。
しかし前作のラスボスでありながら、デアだと中盤にうっかり戦死するという致命的ミスを犯すこともある。
ちなみに魔族は彼の影響によって「人間の肉が美味」だと思い込まされているようで、それによって積極的に人を襲う。
クラスはダークマスターだが、他キャラのものとは攻撃手段が異なる。

  • カオス
ボーゼルが現世に呼ぼうとしている混沌の神。
魔界の神の中でもかなり位階が高いらしく、非常に強い。
だが光の女神ルシリスのみならずただの人間であるベルンハルトより弱い

  • ダークプリンセス
ボーゼルに洗脳されたラーナであるが、光輝の時とはクラスを共有できない。
だが隠しクラスが3つあるのは健在なので育成が大変。
Ⅱでは彼女に大きく焦点が当てられているが、デアだとソニアに出番を奪われがち。
敵としてのクラスはその名の通りダークプリンセス。

  • ソニア
デアにのみ登場した金髪褐色の魔族と人間のハーフの娘で、ロウガの種違いの妹でかなりのブラコン。
しかしロウガが傭兵稼業をしている間に村人から酷い仕打ちを受け失踪。
ボーゼルに保護され、復讐のためにモンスターの群れを率いて村を訪れた際ロウガと再会する。
だが村人の不信感を煽ったのがボーゼルの策略だったということは、独立ルートでしか語られない。

光輝ルートではホーリーロッド争奪戦において兄を殺された恨みから完全に敵対し、ボーゼル亡き後のルートでは魔族からも裏切られ世界に絶望しカオスを呼び出そうとする。
しかし最後には仲間になれたかもしれないと示唆した通り、それ以外のルートでは仲間になり裏切ることはない。お兄ちゃんと一緒だからね。
初期クラスはウォーロック、敵としてのクラスはシルバーナイト→アークメイジ→ウィザード。


  • エスト
  • オスト
デアにのみ登場。ボーゼルおよびソニアに従っている、特殊な能力を持つ魔物。
エストは女性声でオストは男性声をしている。
帝国ルートでは人間に味方したソニアを攻撃するが、闇ルートでは仲間のまま。
独立ルートでも一時敵対するが、ボーゼルを倒すと正気を取り戻しソニアの説得で味方に戻る。
カタコトではあるが喋れるしちゃんと知能もあり、元々は好き勝手に人間を食い殺すような悪い魔物ではないのだ。

初期クラスはエストがスキュラで、オストがウェアウルフ。隠しクラスはない。
敵としてのクラスはエストがサキュバス→グレートドラゴン、オストがフェニックス→マスターディーノ。
どっちも魔法に滅法弱いので、味方として使うならどっちもバンパイアロードになることを推奨。レジストとメテオはどの局面でも役立つが、オストはMPに難がある。

  • ファイアス
エルウィンの師の仇であるバンパイアロード。
しかしデアだと光輝ルートでしか出てくることがない。
仇を探すのも旅の目的だったはずなのに同じ勢力についてていいのか?


その他

一般人や独自勢力を持つ敵など。

  • リデル
  • エヴァンゼ
1面に登場する村の自警団。恋仲。
Ⅱではただのモブだったが、デアで名前と設定がついた。
しかし自警団程度はレオンとレアードの敵ではなく、彼らの運命はプレイヤーが握ることになる。デアを象徴するような存在。
クラスはロードとプリースト。

  • バラン
  • アドン
  • サムソン
バラン以外は超兄貴からの出演。イダテンとベンテンは駆け落ちしたからね、しょうがないね
他のビルダーと共に聖地レイテルの奥の洞窟に神殿を構えており、筋肉を見せつけ共感を呼んだり気持ち悪がられたりする。おお、ブラボー!
カウントダウン後に地球絶滅光線を発射しようとするが、ポージングしていた期間が長すぎて血管が切れてしまい全滅する。「もう、だめだぁ!」「兄貴ィ・・・」

上記の3人を倒せばカウントストップさせられるが、どちらでも楽な道ではない。
デアだと登場時期が前倒しになったことでかなりの強敵になっているが、全滅はしてくれるので行くだけ行って逃げ回るだけでも金にはなる。アーロンやジェシカとの掛け合いは無くなってしまったが。
神殿内はうみにんの下半身に4つとバランの足元と、隠しアイテムが非常に多い。
クラスは全員専用クラスのビルダーで、Ⅱはランクも高いのだがデアだとランク1でDFも低いという見せ筋軍団になってしまっている。
だが攻撃方法が強く直接攻撃でダメージを与えることが難しい上に、メンズビーム(ブラスト)に加え三兄貴のみプロティン(フォースヒール1)が使えるので迂闊に近づくと非常に危険。
おまけに三兄貴の傭兵はゴーレムであり、カウントダウンを止めて経験値にするのはかなり難しい。
ちなみに召喚が使える者であればバランの足元に落ちていたモノでビルダーを呼ぶことも出来るが、敵専用のものとは分けられており攻撃方法が違う。

なお、バランは後に超兄貴の方に出演している。

  • 魔女
Ⅱでは経験値ドラゴンを従えている。
デアだとセイントで、オオカミとカラス十二支にしたかった連中を従えており、足元にはアサルトスーツが落ちている。
しかし倒すとクリアになってしまうため、ワープを行うまで待つ必要がある。
敵の中では唯一弓を持っているので、ロウガの育成を後回しにしておくと得。


断末魔

ラングリッサーⅡにおいて株を上げ、地味に欠かせない要素となってきた。
敵指揮官一人ごとに違う上に、味方の撤退セリフも面ごとに変わっているという拘りっぷりが光っている。
敵と味方が入れ替わるデアになってからは、より深みが増している。



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最終更新:2024年02月10日 19:23

*1 理論上はホークナイトでも倒せるはずなのだが、筆者はできたことがない

*2 Ⅱ及び光輝ルートでは相互理解によって平和が実現すると考えるエルウィンに対し、レオンは武力による平和を実現しようと考えており、そのための犠牲もやむを得ないと考えているため。実際一面からいきなり人攫いを行っている