登録日:2023/11/18(土) 21:56:54
更新日:2024/03/01 Fri 11:13:49
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「お前たちとはここでお別れだ。...最後に1つだけ忠告しておく」
「見かけで判断するなよ。人もホラーも」
誰よりも純粋に邪悪。
牙狼
<GARO>
神ノ牙 覚醒
-KAMINOKIBA MEZAME-
【概要】
舞台プロデュースプロジェクト「銀岩塩」の主催で、総指揮は主役の井上正大。脚本と演出は塩田泰造。監修はもちろん雨宮慶太が担当している。
【あらすじ】
魔界の樹に魔戒剣で刺されたホラーがいた。その名は、ジンガ。ホラー・アシュラに叩き起こされたジンガは、記憶を失っていたが、自分を倒したのが黄金騎士・牙狼だとアシュラから教えられ、覚醒する。
一方、人間界では
魔戒騎士・彪旺牙が、
魔戒法師・那月と共に、ジンガ討伐のために魔界へ向かっていた。
【登場人物】
かつて、黄金騎士・牙狼に敗れたホラー。魔界の王として予言されていた存在。記憶を失った上、力が不完全な状態となっている。魔界柱・ユバンギ(演:中村龍介)を従わせ、ミドウジと出会うことになる。
魔界に突入した彪旺牙たちを待ち受け、手下のホラーを戦わせる。倒された手下を食い力を付け、真打として彪旺牙と戦う。倒されたふりをして油断を誘い、彪旺牙を刺し殺す。その光景を那月に見せつけることによって那月をホラー化、那月ホラーを食べることで完全復活したのだった。
ジンガを見つけ、復活させたホラー。ホラーからも薄汚い毛虫と蔑まれる存在である。
完全体になったジンガの呼びかけで、真の姿・アミリ(演:松野井雅)として復活する。ミドウジの記憶の再生や彪旺牙を魔鏡に閉じ込めるなど、ジンガをアシストした。
名前は、コオキと読む。蒼天騎士・斬虎の鎧を持つ魔戒騎士。『GS翔』の檜葉セイジの直弟子であり、双斧を操る戦闘スタイルを持つ。表向き情熱的な正義感を持つ魔戒騎士でありながら、その裏では那月だけを守りたいと吐露する、黄金騎士・牙狼をライバル視するなど、守りし者を逸脱している側面が存在している。
園咲霧彦でおなじみの氏だが、本作では正義(?)側を演じている。この後に舞台
風都探偵では、再び悪役の万灯雪侍を演じることになる。
リキョウからジンガ討伐を依頼され、黄金騎士・牙狼にも任せられないと煽られ、挑むことになる。キチヤと再会し協力を得て、那月とともに魔界に降り、ジンガと戦うことに。ジンガを倒せたかと思ったが、ジンガの偽装であり、ジンガに刺し殺される。その最期は、那月のホラー化に利用されることになった。
名前は、ナツキと読む。彪旺牙の相棒の魔戒法師。かつて、黄金騎士・牙狼に命を救われたことがあり、盲目的に尊敬している。慈悲深い女性であり、仲間からの信頼は厚い。
彪旺牙とともに魔界に降りることになり、アミリと戦う。ジンガの罠でミドウジの手に落ちるが、死を偽装して生き延びる。ジンガを倒した彪旺牙の前に現れるが、同じく死を偽装したジンガによって彪旺牙の命を奪われ、精神が崩壊しホラー化。ジンガに襲い掛かるが、食われてしまった。
彪旺牙の旧友の魔戒法師。セイジにお世話になっていたこともあり、ジンガ討伐任務に協力することになる。
彪旺牙の死と那月ホラー化を見届けてしまったことで、リキョウの思想に失望し、リキョウの申し出を断り、姿を消してしまった。
ヘイルシティの高名な魔戒法師。彪旺牙にジンガ討滅の任務を指示する。
ホラーの身の上に同情する彪旺牙と那月の考え方を断罪する冷酷さや、黄金騎士・牙狼に任せられないと判断した任務を彪旺牙に押し付け犠牲を強いるやり方など、同じポジションのリュメとは全く異なる考え方を持つ。つまりは、牙狼によくありがちなブラック上司枠。
彪旺牙の死と那月ホラー化を見届けたが、一切方針を変えることなく、ジンガ討伐を続けることを誓った。そのため、キチヤに失望されてしまう。しかし、ジンガの復活は寸前であり、リキョウの思いも行動も全て無駄だったことが暗示される。
麻薬を捌くヤクザを追っていた刑事だった男。ヤクザに妻を廃人にされた上殺され、自身も妻を人質に殺されてしまった。ユバンギの力でホラーとして蘇ることになった。拳銃をゲートとしたホラーで、右腕にガトリング砲がついている。彪旺牙に斬られ魔界に落ちていった。
記憶を失ったままユバンギの元で下働きをし、ジンガに怯える羽目になっていたが、復活したアミリに記憶を復元され、彪旺牙を付け狙い那月を人質にしたが、那月が自らを犠牲にしたため、作戦は失敗に終わり、彪旺牙の斧から逃げて姿を消した。彪旺牙と那月の結末を見届けたのち、メシアさえも食わんとするジンガを恐れる。『神ノ牙-JINGA- 転生』でも登場し、その後の姿が描かれる。
本作では、本編スタート前の世界観の解説の役を担っており、本編には登場することがない。
【用語】
本作の舞台。リキョウの管轄。御堂寺の住んでいる町でもあり、治安は割と悪い。少し前に流牙と莉杏が立ち寄っている。
ジンガの居場所。人間が入ると、記憶を失ってしまう。ホラーもここへ来ると記憶を失うので同じ条件のようだ。
ジンガを倒した魔戒騎士。本作では鎧のみが登場し、鎧を解除した姿は一切登場しない。那月は命を救われたことで尊敬しており、それが彪旺牙の心に影を落としている。
追記・修正お願いします
- 趣味の悪い逆張りみたいなコンセプトを感じる芝居。道外流牙が勝ったのは単なる主役補正のおかげですよってね -- 名無しさん (2023-11-20 11:23:11)
- ジンガ大勝利って2回もやられてもな。ジンガも嫌いじゃないけど、ライバルや宿敵というより悪辣な敵キャラって性格だからそんなに引っ張られても困る -- 名無しさん (2023-11-20 16:25:09)
- ↑演者が凄く乗り気なのと役柄とを天秤にかけて前者を取ってしまったがためにひずみができてしまった感がある。いつまでもウロチョロさせるようなタマじゃないし、紆余曲折を経たとはいえ結局ジンガが記憶据え置きで完全復活してるから映画の「終わらせろ、この戦いを」ってキャッチコピーがふいになってる -- 名無しさん (2023-11-21 11:30:51)
- 大事な事書かれてなくない? -- 名無しさん (2024-03-01 11:01:59)
最終更新:2024年03月01日 11:13