牙狼-GARO- -神ノ牙 覚醒-

登録日:2023/11/18(土) 21:56:54
更新日:2024/03/01 Fri 11:13:49
所要時間:約 6 分で読めます




「お前たちとはここでお別れだ。...最後に1つだけ忠告しておく」

「見かけで判断するなよ。人もホラーも」

誰よりも純粋に邪悪。


牙狼

<GARO>


神ノ牙 覚醒

-KAMINOKIBA MEZAME-



【概要】


2017年11月29日~12月3日まで上演した、舞台牙狼第1弾。劇場版『牙狼-GARO- 神ノ牙-KAMINOKIBA-』の前日譚で、『GOLD STORM 翔』で魔界に戻ったジンガが復活するまでを描いた作品。第2弾は同じく銀岩塩主催で、『神ノ牙-JINGA-転生』が上演されている。

舞台プロデュースプロジェクト「銀岩塩」の主催で、総指揮は主役の井上正大。脚本と演出は塩田泰造。監修はもちろん雨宮慶太が担当している。

主題歌はオリジナルソング。挿入歌は、JAM Projectの『EMERGE~漆黒の翼~』。



【あらすじ】


魔界の樹に魔戒剣で刺されたホラーがいた。その名は、ジンガ。ホラー・アシュラに叩き起こされたジンガは、記憶を失っていたが、自分を倒したのが黄金騎士・牙狼だとアシュラから教えられ、覚醒する。

一方、人間界では魔戒騎士・彪旺牙が、魔戒法師・那月と共に、ジンガ討伐のために魔界へ向かっていた。



【登場人物】


  • ジンガ(演:井上正大)

かつて、黄金騎士・牙狼に敗れたホラー。魔界の王として予言されていた存在。記憶を失った上、力が不完全な状態となっている。魔界柱・ユバンギ(演:中村龍介)を従わせ、ミドウジと出会うことになる。


  • アシュラ(演:doNcHY)

ジンガを見つけ、復活させたホラー。ホラーからも薄汚い毛虫と蔑まれる存在である。


  • 彪旺牙(演:君沢ユウキ)

名前は、コオキと読む。蒼天騎士・斬虎の鎧を持つ魔戒騎士。『GS翔』の檜葉セイジの直弟子であり、双斧を操る戦闘スタイルを持つ。表向き情熱的な正義感を持つ魔戒騎士でありながら、その裏では那月だけを守りたいと吐露する、黄金騎士・牙狼をライバル視するなど、守りし者を逸脱している側面が存在している。

園咲霧彦でおなじみの氏だが、本作では正義(?)側を演じている。この後に舞台風都探偵では、再び悪役の万灯雪侍を演じることになる。


  • 那月(演:伊藤純奈)

名前は、ナツキと読む。彪旺牙の相棒の魔戒法師。かつて、黄金騎士・牙狼に命を救われたことがあり、盲目的に尊敬している。慈悲深い女性であり、仲間からの信頼は厚い。


  • キチヤ(演:髙﨑俊吾)

彪旺牙の旧友の魔戒法師。セイジにお世話になっていたこともあり、ジンガ討伐任務に協力することになる。

  • リキョウ(演:酒井瞳)

ヘイルシティの高名な魔戒法師。彪旺牙にジンガ討滅の任務を指示する。

ホラーの身の上に同情する彪旺牙と那月の考え方を断罪する冷酷さや、黄金騎士・牙狼に任せられないと判断した任務を彪旺牙に押し付け犠牲を強いるやり方など、同じポジションのリュメとは全く異なる考え方を持つ。つまりは、牙狼によくありがちなブラック上司枠。


  • 御堂寺隼人 / ミドウジ(演:岩田有弘)

麻薬を捌くヤクザを追っていた刑事だった男。ヤクザに妻を廃人にされた上殺され、自身も妻を人質に殺されてしまった。ユバンギの力でホラーとして蘇ることになった。拳銃をゲートとしたホラーで、右腕にガトリング砲がついている。彪旺牙に斬られ魔界に落ちていった。


  • 魔導輪ザルバ(声:影山ヒロノブ)

本作では、本編スタート前の世界観の解説の役を担っており、本編には登場することがない。



【用語】


  • ヘイルシティ

本作の舞台。リキョウの管轄。御堂寺の住んでいる町でもあり、治安は割と悪い。少し前に流牙と莉杏が立ち寄っている。

  • 魔界

ジンガの居場所。人間が入ると、記憶を失ってしまう。ホラーもここへ来ると記憶を失うので同じ条件のようだ。


ジンガを倒した魔戒騎士。本作では鎧のみが登場し、鎧を解除した姿は一切登場しない。那月は命を救われたことで尊敬しており、それが彪旺牙の心に影を落としている。



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最終更新:2024年03月01日 11:13