大道鋼(呪術廻戦)

登録日:2024/03/21 Thu 19:00:56
更新日:2024/04/03 Wed 20:37:02
所要時間:約 3 分で読めます




刀ぁ─────!!!

大道鋼(だいどうはがね)とは「呪術廻戦」に登場するキャラクターである。


目次


概要

呪詛師・羂索が画策した呪詛師達によるバトルロイヤル死滅回游に参加している泳者(プレイヤー)
外見は髭面の老人で、真依曰く「汗くさいオッサン」。回想ではTシャツに短パンというラフな格好だったが、その後何処からか調達したのか登場時には着物姿だった。

何時の時代出身かは不明だが受肉タイプの泳者。
実はまさかの非術師の泳者であり、生前は無名ながら天下無双の剣豪だった。
非術師なので呪力を扱うこともできなければ呪霊に関する初歩的な知識すらなく、呪霊は雑に(あやかし)と括っていた。

滞留結界は桜島。所持特点は不明。

性格

刀に対して異様な執着を見せており、「刀は日本男児の魂」という持論を持つ。
それゆえに「帯刀」という概念が完全に廃れた現代日本の現実を目の当たりにして割と錯乱状態になり、刀を求めてさまよい歩いていた。結局真希に会うまでに見つかったのは侵入した民家にあった「壱ノ型!! 水面斬り!!」と声を発する玩具だけだった*1

「刀」と「斬る」こと以外には全く興味がなく、何者かと問われた際にも「自分が何者かなどすこぶるどうでもよい」「儂が何者かは儂以外で勝手に決めい」と述べている。
とはいえ刀を持っている時は冷静になるようで、その際には割と話が通じる。

戦闘能力


それ以外が全て見えているのであれば
最早それは見えているも同義である!!

泳者の中でも呪力を扱わず剣技のみで戦う異例(アウトロー)
少なくとも甚爾覚醒真希のような呪力が全くないタイプの天与呪縛ではないようで、呪霊のことは見えていない。しかし、超人的な感覚で「呪霊以外の全て」を見ているため、そこから逆算して「見えない何か」=呪霊の存在を把握できている。
呪力を扱えないため呪具がなければ呪霊に対抗することはできないが、その代わり呪具の刀を手にすればそれだけで特級呪霊に相当する実力者ですら気圧されるほどの圧倒的な殺傷能力が表面化する。
剣士としての実力は非常に高く、真依が遺した「釈魂刀」のレプリカすら容易く使いこなして真希以上にポテンシャルを発揮させ、特級相当の呪霊すら斬り伏せた。

劇中での活躍

何故だ!!何故何処にも刀が無い!!
刀はっ!!日本男児の魂ではなかったのか!?

刀を求めて桜島結界をさまよっていたところ、真希・憲紀呪霊直哉が戦っている場面に遭遇。
真希が手にしていた刀を見て狂喜し、その場にいた三代と共に乱入した*2

直哉相手に手詰まりだった真希が状況を変えるべく咄嗟に投げ渡した刀を受け取り、嬉々としてそれを振るい直哉に攻撃する。
初撃は刀に宿る真依の魂が力を貸さなかったようで浅かったが、それにすぐに気付いて激怒。二撃目は真依が真希に手本を見せるべく力を貸したことで直哉を真っ二つにし、満足した模様。

真希が三代の簡易領域から出てきたあとは、真希・三代と即席の共闘で直哉を圧倒。
追い詰められ覚醒した直哉が繰り出した領域展開「時胞月宮殿」の「細胞一つ一つに投射呪法の停止効果を適用し、1歩でも動いた瞬間、全身の細胞1つ1つの動きがズレることで内部から肉体が破壊される」というチート効果の前ではさすがになすすべなく重傷を負ってしまうが、呪力が無い故に領域展開の影響を受けない真希が侵入してきたことに気付いて左腕を犠牲にしつつ刀を投げ渡し、勝利に貢献した。

余談

宿儺が過去に戦った実力者について語る際には「人間」「術師」「呪霊」とあえて人間と術師を区別しており、羂索が「人間の可能性」について語る際にも「非術師」「術師」「呪霊」全てが可能性だと述べている。
この「人間(非術師)」に該当するのが彼のような存在ではないかと読者には推測されている。



追記・修正はっ!!Wiki篭りの魂ではなかったのか!?

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最終更新:2024年04月03日 20:37

*1 尚作者も述べているが、その玩具の発売は2020年10月末であり、作中の時系列(2018年11月)と矛盾している。

*2 なお三代とは本当にたまたま乱入タイミングが被っただけで全く面識はなかった。