超ネコ祭/極ネコ祭

登録日:2024/04/23 Tue 21:00:00
更新日:2024/04/28 Sun 11:09:17
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超ネコ祭極ネコ祭、及び二つのガチャが合わさった超極ネコ祭とはにゃんこ大戦争に登場する超激レアシリーズである。




ネコ祭とはコラボキャラ*1や季節物を除いた、全ての超激レアが登場するガチャイベント。
通常のガチャシリーズの超激レアの排出率は5%だが、このネコ祭ではなんと9%にまでアップする。
超ネコ祭は月の始め、極ネコ祭は下旬辺りに開催される。


また、このネコ祭限定で排出される超激レアが存在する。
超ネコ祭は新年に追加。子供の状態の第一形態と成長した姿の第二形態で使い分けることができる。(ウルトラソウルズに近い仕様)
逆に極ネコ祭サイドは5月に追加。イズを除いた超ネコ祭サイドと違い子供形態はなく、進化後は実質的な上位互換となる。(大半の超激レアと同じ仕様)


超ネコ限定は属性を持つ敵全てに対応し、極ネコ限定は属性を持たない敵に対応*2しており、いずれもかなりの高性能を誇る。
このイベントは今の所超激レア確定が開催されないので、入手にはかなりの運かネコカンが必要になってくる。
今のところ男性型と女性型が交互に追加されており、全員共通して青い瞳を持つ。
極ネコ祭のキャラクターは攻撃時に青い結晶のようなエフェクトが発生する。

元旦と5月始めには超極ネコ祭が開催される。こちらは超ネコ限定と極ネコ限定の両方が排出される上に、超激レア排出率が最大の10%にアップする。そのため、このガチャ用にレアチケットやネコカンを貯める人が多い。ただし出ないときはマジで出ないので過信は禁物。
2024年には遂に伝説レアが登場した。引き当てるには相当運がいる。なお、限定を一点狙いするより確率は高い。


キャラクター一覧(超ネコ祭)


幼獣ガオ/皇獣ガオウ


超ネコ祭最初のユニット。名前の由来はワニのライダー…ではなくよくある鳴き声から。通称白ガオウ
進化前はネコに乗っかった獣の子供であり、下のネコが攻撃した時にバランスを崩して落っこちてしまう。
進化後は皇獣に相応しい風格と威厳を備えた獣になり、乗っかられていたネコは逆にガオウに乗る形になる。

進化前の時点で属性を持つ敵全てにめっぽう強い能力を持ち、進化後はこれに加えてクリティカル、波動ダメージ無効まで追加される。クリティカルが発動すればメタゴマも粉砕できる。
ステータスも全体的に高いが、コストが6000円と高い部類に入る。

進化前も進化前で属性持ちにめっぽう強い量産型キャラクターということでコスパが非常によろしい。

一見最強クラスのユニット…と思えるかもしれないが、第三形態実装以降尖りすぎた強さを持つキャラや、高い汎用性を持つかさじぞうやアフロディーテ等に劣るという声も多い。
更に環境が進むにつれ、古代の呪いや烈波といった実装当時はなかった要素には弱いという弱点も出始めた。
最近ではコスパ抜群な第一形態で運用するプレイヤーが多く見られる。


実装から5年以上たった現在も、第3形態は追加されていない。


巫女姫ミタマ/白無垢の花嫁ミタマ


ガオに次いで追加された巫女。名前の由来は御霊から。通称白ミタマ
亜種にエヴァコラボの白夜姫のレイがいる。

進化前はネコを引きずりながら走り回るおてんばな女の子、進化後は一気に成長してまるで狐の嫁入りのように従者を連れた姿となる。
よく見ると体をくねらしてお尻を強調したポーズ、しかも大きい。着物越しでも分かるくらいの一級品。


遠距離攻撃で、属性を持つ敵に打たれ強く、波動と4種の妨害効果を受けない。進化後は更に属性を持つ敵を必ず遅くする攻撃を得る。相手がKBしなければ永久妨害も可能。
ガオが攻撃的であるのに対し、こちらはKB数が多く受け身的な能力とステータスを持つ。属性を持つ敵に対し打たれ強い能力を持つが、白い敵には弱いため使いどころを選ぶキャラクターである。
こちらもガオウ同様古代の呪いの存在もあって近年のステージでの活躍は難しい…が、後述する黒キャスリィと併用することで活躍できるようになる。

余談だが白無垢とは花嫁衣裳のような白装束のこと。
無垢は穢れの無いということ、いわゆる処女。


幼傑ダルターニャ/英傑ダルターニャ


3体目の超ネコ祭限定キャラ。元ネタは長靴を履いた猫+ダルタニアン 通称白ダル神さまと声の似ているラボメンとは関係ない
進化前は御供ネコをしもべとして扱うやんちゃ坊主である。ネコを踏み台にしてるいるが、ネコもネコで若干邪険にしているのでおあいこ。攻撃モーションとKB時の顔がギャグチック。

進化後は一転して仲間のために戦うさわやか剣士に急成長。
剣を二振りしたところに尻尾の銃でフィニッシュを決めるという特徴的な攻撃方法。元ネタの三銃士では銃士名乗りながら剣士だったからか…


遠方攻撃で属性を持つ敵に超ダメージを与えることができる。ガオの立場が危ぶまれたが、彼とは遠方攻撃・防御力の点で差別化されている。
ただKB数の多さに対して攻撃発生が遅く、体力も射程も少なめなので割と短命。
更に自身より射程の長い白フォノの登場で肩身がより狭くなってしまった。
おかげで「ネコ祭のハズレ枠」とかあんまりなことを言われてしまっている。

ちなみに進化前は現代ネコと共ににゃんこ大戦争で最もネコらしいキャラクターだったりする。


厄災の子キャスリィ/祝祭の聖女キャスリィ


4体目の超ネコ祭限定キャラ。名前の由来はキャスパリーグと思われる。通称白キャス
第1形態では身長の倍以上の杖を持ったみすぼらしい少女の姿。千種もの呪いをかけられており力を制御できていない様子。
第2形態では成長した姿になり、力を完全に制御できるようになった。人々の優しさに触れ、呪いを祈りとして昇華できたらしい。それにしても肌面積が広い。かなり。


味方ではこのキャラが初めて所有する特殊能力「烈波」が持ち味のキャラ。確率で属性を持つ敵をふっとばす特性も持つ。烈波にもふっとばしは乗り、2〜3回連続でふっとばすことも可能。
超ネコ祭キャラでは珍しく、第2形態以降でも特性の発動が確定ではないが、仮に確率100%だと烈波と合わせてふっとばし無効のない敵が冗談抜きで全く近寄れなくなってしまうため、バランス調整と見るのが普通か。

烈波のおかげでダメージ効率も良く、攻撃面も優秀。
…しかし彼女の極ネコ祭バージョンが現れたことで、アタッカーとしては少々陰りが見える。


幼獣ガル/皇獣ガルディアン


5体目の超ネコ祭(ry。名前の由来は犬の鳴き声+ガーディアンか。通称白ガル
見た目が某伝説のポケモンに似ている。
進化前は自身を守るので精一杯な獣の子ども。進化すると誰かを守ると強く願う者の前にのみ現れる幻のネコへと成長する。やっぱりネコは上に乗っているだけ。


属性を持つ敵に打たれ強い能力を持ち、攻撃時に小波動を放つ。しかもゾンビキラー持ち。
白ミタマとは違い、高い体力とそれなりのDPSを持つので耐えながらガンガン攻めていくタイプ。

だが妨害耐性は皆無なのでケアは必須。
盾のような見た目に反して波動ストッパーを持っていない。


踊り子イズ/魅惑の舞姫イズ


6体目の超(ry。名前の由来は伊豆の踊子だろうか。通称白イズ
第1形態と第2形態ではあまり見た目の変化が見られないが、攻撃時に巨大化し、躍りで攻撃する。
超ネコでは唯一形態による使い分けがない。


属性を持つ敵に超ダメージを与え、体力低下で攻撃力上昇の能力を持つ。
更に4種妨害+波動を無効化できる。
更に更に生産コストは3150円とかなり安く、再生産も45秒とかなり速い。

弱点は射程の短さに対する低体力で、KB数の少なさも相まって長時間殴り合いをするのは難しい。
あとゾンビキラーは無いので注意。


運命の子フォノ/天命の王フォノウ


7体目の(ry。名前の由来は炎(ほのお→ほのう→フォノウ)。通称白フォノ
他の超ネコとは違い、極ネコのように体に青いラインが入っている。
第1形態は滅びの宿命を背負い、運命に翻弄される獣の子ども。
第2形態は自らの運命を燃える意思で打ち砕いた幻のネコ。命尽きるその日まで、人々を守り続けると誓ったそうだ。頭の上で手に力を溜めてから放つレーザーで攻撃する。

白ダルと白イズに続き、属性を持つ敵に超ダメージを与える。
白フォノウの特徴といったらその圧倒的な射程の長さだろう。感知射程600で攻撃の当たる射程はなんと250~1000。
3段攻撃のいずれも射程が異なるので全段ヒットはまずフォノウ不能だが*3超ダメージのおかげで結構攻撃力は高い。

加えて波動と烈波を無効化するので遠方からの援護射撃にも強い。
一応低体力という弱点もあるが、KB数が多く壁で守ってやればほぼやられることはない。
射程の近いタッちゃんやダテメガネル辺りは天敵。古代の呪いにも弱い。

以上から白ミタマ、黒キャスリィに並び最強候補として名高い性能を誇る。
こいつのせいで一部のキャラが割を食らったのは内緒だ。


暁のイザナギ/暁光のイザナギ(伝説レア)


遂に実装された超ネコ祭の伝説レア。中性的な見た目をしているが多分男性。モチーフは日本神話の神である伊邪那岐から。
伝説レア特有の虹色は腹辺りの飾り。

属性を持つ敵に極ダメージを与える3段遠方攻撃。3段とも射程が異なり、最大射程は800まで届く。
ゴッドガイアとは違い攻撃の間隔が短いのでかなりヒットしやすい。

が、単体攻撃。流石に強すぎるからだろう。


更に精霊を召喚する能力を持っており、射程800から全敵ふっとばし&鈍足付与と高火力を併せ持った範囲攻撃を1回放てる。
強いので使いどころを考えたいところ…だが精霊を召喚できる代償として画面内に1体しかイザナギを生産できない。

総じて伝説レアらしい癖のある性能をしているが、超ネコ祭らしい汎用性に優れた点もあり、属性持ち主体のステージならかなりの活躍が見込まれる。


キャラクター一覧(極ネコ祭)



黒獣ガオウ/皇獣ガオウダーク


突如追加された「極ネコ祭」の目玉キャラとなるダークサイドのガオウ。通称黒ガオウ

にゃんこ大戦争初の属性を持たない敵に超ダメージを与えるキャラ。更に波動無効を持ち、進化後は更に属性を持たない敵を1秒間止める能力も追加される。
属性を持たない敵主体の狂乱ステージでは大活躍できる。
難点は白ガオウとほぼ同じ。


黒無垢のミタマ/黒蝶のミタマダーク


極ネコ祭のダークサイドのミタマ。
喪服になったミタマで、進化すると洋装に変化する。通称黒ミタマ

ミタマの対白い敵版といった性能であり、属性を持たない敵からの攻撃のダメージを1/4にするキャラ。
遠距離攻撃で、波動とあらゆる妨害効果を受けず、白い敵を必ず遅くする。進化後はさらに必ず白い敵の攻撃力を下げる能力を得る。
持ち前の妨害効果で白い敵の能力をズタズタにできる上に、並のアタッカーに勝るとも劣らない攻撃能力も持ち、攻撃要員としても期待できる。


影傑ダークダルターニャ/黒傑ダークダルターニャ


極ネコ祭のダークサイドの(ry 通称黒ダル
何故かこいつだけ第1形態も名前にダークがついている。第2形態になると厨二かなりカッコいいデザインに変化。攻撃後には地面の摩擦で剣に火を付けている。

白ダルとは逆に属性を持たない敵に超ダメージを与える。また、体力低下で攻撃力が大幅に上昇する。みんな大嫌いなダチョウ同好会やナカイくんにはかなり強い。

更に白ダルよりも体力と射程が長く、移動速度も攻撃発生も速い。
対象属性が違うので一概には比較できないが、どうしてもこちらのほうが優秀に感じてしまう。

ちなみに分割前の項目では何故かスルーされていた。


禍根の魔女キャスリィ/漆黒の魔女ダークキャスリィ


極ネコ祭の最大の目玉にしてにゃんこ大戦争最大の物議を醸したキャラクターと言っても過言ではないダークサイド(ry 通称黒キャス
見た目が他のキャラ同様黒と蒼を基調としたカラーになり、危ない魔女感が溢れ出ている。
亜種にエヴァコラボの隻眼の少女アスカがいる。


性能はというと…最高クラスの一言に尽きる。
まず攻撃力は平均的だが、体力が比較的高い。
それだけではなく必ずレベル3(4ヒット)の烈波を放つ能力を持っており、さらに相手の特性を封じる呪いも保有する。
この呪い特性がかなり強力で敵版の古代の呪いと同じく特殊能力の一部を封じるというもの。
これを付与すれば妨害特化のキャラもただの置物へと成り下がる。前述したように白ミタマと組めば、強力なコンビネーションを発揮する。
さらにさらに鈍足・停止を除く各種妨害や烈波・波動を無効化するため、今までの環境では最強クラスのキャラであった。




...そう。 今までは。
2021年頃に「超獣」という敵が実装されたのだが、その超獣たちがとにかく烈波無効が多い。
超獣の半分が烈波無効で、しかも頻出する野生のわんこ超獣アヒル3種が当事者なのでよりタチが悪い。
これだけならまだ取り巻き処理などでは使えていたので評価は少ししか揺るがなかったが…というか一番割をくらったのは他の烈波持ちキャラクターである。


さらに追い打ちをかける特性が実装された。烈波反射特性である。
この特性はというと烈波が当たった際、その受けた烈波と同じレベル(ヒット数・持続時間)かつ同じ範囲に出現する烈波を打ち返すというもの。ただし、攻撃力は敵依存となる。
「攻撃力は敵依存なので敵の火力が低ければ被害は抑えられるし、黒キャスリィ自体烈波無効だから大丈夫じゃん」
と思ったそこのあなた。甘い。
頻出する烈波反射特性持ちの敵は聖天ゴクラッコ超暴獣イビルージョンなのだが、ゴクラッコはふっとばし特性持ちな上初登場ステージでは倍率強化済み、イビルージョンは火力がかなり高いのである。
当然黒キャスリィは烈波無効なので烈波による攻撃は受けないが、壁や他のアタッカーに甚大な被害をもたらすためステージ次第では黒キャスなどの烈波アタッカーは編成することが躊躇われるようになってしまった。一応他のキャラも烈波無効で揃えるといった抜け道もある。




…と、ここまで散々けなしたが、この2つの特性が登場することがない日本・未来・宇宙編やレジェンドステージを含むイベントステージ、コラボステージでは全然活躍できる。というかかなり強いことに変わりはない。
そもそもこれらの特性が登場する前から「鈍足・停止に弱い」「短射程かつ高突破力のキャラに弱い」という弱点はあったので、決して完全無欠なキャラクターではないことは理解していてほしい。


黒獣ガルディアン/皇獣ダークガルディアン


極ネコ祭のダーク(ry 通称黒ガル

性能は白ガルの属性を持たない敵バージョンといったところで、それに加えて攻撃力上昇と生き残りを所持している。
弱点は白ガルとほぼ同じ。


…確かに強いのだがあの黒キャスの次だったからかどことなくインパクトに欠ける性能。
高体力ではあるものの、対象属性が1つしかないので使えるステージは相当限られる。
あとやっぱり波動ストッパーはない。


悲嘆の踊り子イズ/哀悼の舞姫イズ


極ネコ祭の(ry 通称黒イズ
第2形態の衣装がかなり派手になった。攻撃時は泣きながら踊っている。

性能は白イズの属性を持たない敵バージョンといったところ。
だがそれで終わりではなく、更に多くの特性を持つ。…いや、多いっていうレベルじゃない。

無属性に超ダメージ、攻撃力上昇、4種妨害+波動無効に加えて、
  • 確定バリアブレイク
  • 確定シールドブレイク
  • 超生命体特効
  • ゾンビの蘇生無効
  • ワープ無効
  • 古代の呪い無効
  • 毒撃無効
  • 烈波無効
…という超多彩な能力・妨害無効を持つ。あまりにも能力が多いので、妨害ステージではとりあえず編成すれば活躍してくれる。

難点は白イズと同じ射程の短さだが、体力があちらよりも多くなっている。その代わりに再生産は若干伸びてしまった。また、超獣特攻は持たないので野生のわんこに使う際には注意が必要。


非命の王フォノウ/断命の王ダークフォノウ


極ネコ祭(ry 通称黒フォノ
頭の毛がかなり鋭利になった。顔がちょい悪感ある。

その圧倒的射程は白フォノウと同じ…と言いたいところだが、感知射程と最大射程が100ずつ下がっている。
能力もだいぶ変わっており、全ての敵を鈍足にできる他、味方キャラ初の小烈波を放てる。

妨害時間は白ミタマに及ばないが、黒フォノウはより多くの射程圏内の敵も巻き込める点が強い。
攻撃とある程度の妨害を両立しており、更に古代の呪いと烈波を無効化できるので、白ミタマとはまた違う使い方ができる。


そして5/1、イザナギの極バージョンが登場する…




ネコモチーフということもありメディア露出の機会は割と多め。
毎年恒例のメルクストーリアコラボでも何体か登場している。



追記修正は超極ネコ祭限定キャラクター全員を入手してからお願いします。


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最終更新:2024年04月28日 11:09

*1 ギャルズモンスターズも該当する。

*2 一部キャラクターは全ての敵に対応している。

*3 一応射程590〜600の場所には全段ヒットするがまず狙っても当たらないだろう。