ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3398 ゆっくりの秘密
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『ゆっくりの秘密』 4KB
考証 野良ゆ 独自設定 聖書風に書いたので、説明不足が目立つかも。
考証 野良ゆ 独自設定 聖書風に書いたので、説明不足が目立つかも。
ゆっくりの秘密
嘘あき
ゆっくり経典
“としあきによる福音書”「野菜の神様」
昔々、とある農夫の前に野菜の神様が光臨しました。
「おお、としあきよ。そなたの作るキュウリは実に見事なものだ」
白い髭を震わせながらキュウリを頬張る野菜の神様にとしあきは涙を流して喜びました。
「ああ、そう言ってくれるっだけで私にも作り甲斐があります」
地に膝をついて喜びを告げるとしあきに、神様は少し渋い顔をしました。
「実はだな、ここの畑の野菜たちが悲しんでおるのじゃ」
「それは一体、何故でしょうか?」
としあきは自分に不備がないかを考えました。
ですが、そんなモノとは見当たりませんでした。
「私は精一杯やっているつもりですよ」
神様は頭を横に振って答えます。
「いや、お主が素晴らしい農夫であることは知っておる。
現に野菜たちがお主を慕っているのが見てわかるのじゃ」
「それでは、一体何処が悪いのでしょうか?」
としあきの泣きそうな顔を指し、すっと畑の隅っこに指を横に反らしました。
「あそこをよく見れば分かる」
としあきは駆け足でその場を覗くと、一匹のまりさがきゅうりを貪り食っていました。
「ぱねぇ! まじぱねぇ!!」
「お、お前!」
としあきはすぐにまりさをとっ捕まえました。
「ゆ? おそらをとんでるみた~ゆべぇッ!」
そしてそのまま、地面に叩きつけて殺してしまいました。
まりさの死体から流れる黒いものを見て、はっと我に帰ったとしあきは神様に振り向きました。
「なんということでしょう、私は神の前で殺生をしてしまいました」
としあきは神様の前で土下座をして謝ります。
「面をあげなさい。お前は正しいことをしたはずだ」
神様は地面から頭を離そうとしないとしあきの背中を一撫でりしました。
「実はお前に伝えたい事があって来たのだよ。だから、耳を貸してはくれまいか」
すぐさま、としあきは頭を上げて正座をしながら神様の言葉に耳を傾けました。
「これは私とゆっくりの神様が話し合ったことなのだ」
神様がパチンと指を鳴らすと、としあきの頭に鮮明なイメージが沸き起こりました。
それは、雲の上の世界で二人の老人が話をしているところでした。
「おお、としあきよ。そなたの作るキュウリは実に見事なものだ」
白い髭を震わせながらキュウリを頬張る野菜の神様にとしあきは涙を流して喜びました。
「ああ、そう言ってくれるっだけで私にも作り甲斐があります」
地に膝をついて喜びを告げるとしあきに、神様は少し渋い顔をしました。
「実はだな、ここの畑の野菜たちが悲しんでおるのじゃ」
「それは一体、何故でしょうか?」
としあきは自分に不備がないかを考えました。
ですが、そんなモノとは見当たりませんでした。
「私は精一杯やっているつもりですよ」
神様は頭を横に振って答えます。
「いや、お主が素晴らしい農夫であることは知っておる。
現に野菜たちがお主を慕っているのが見てわかるのじゃ」
「それでは、一体何処が悪いのでしょうか?」
としあきの泣きそうな顔を指し、すっと畑の隅っこに指を横に反らしました。
「あそこをよく見れば分かる」
としあきは駆け足でその場を覗くと、一匹のまりさがきゅうりを貪り食っていました。
「ぱねぇ! まじぱねぇ!!」
「お、お前!」
としあきはすぐにまりさをとっ捕まえました。
「ゆ? おそらをとんでるみた~ゆべぇッ!」
そしてそのまま、地面に叩きつけて殺してしまいました。
まりさの死体から流れる黒いものを見て、はっと我に帰ったとしあきは神様に振り向きました。
「なんということでしょう、私は神の前で殺生をしてしまいました」
としあきは神様の前で土下座をして謝ります。
「面をあげなさい。お前は正しいことをしたはずだ」
神様は地面から頭を離そうとしないとしあきの背中を一撫でりしました。
「実はお前に伝えたい事があって来たのだよ。だから、耳を貸してはくれまいか」
すぐさま、としあきは頭を上げて正座をしながら神様の言葉に耳を傾けました。
「これは私とゆっくりの神様が話し合ったことなのだ」
神様がパチンと指を鳴らすと、としあきの頭に鮮明なイメージが沸き起こりました。
それは、雲の上の世界で二人の老人が話をしているところでした。
「ゆっくりの神よ。お主が担うゆっくりは野菜を大事にしていないではないか」
野菜の神が怒りを交えて糾弾するとゆっくりの神様は答えます。
「いや、ゆっくりも野菜に舌鼓をを打ちながら食べているではないか」
しかし、野菜の神様は鬼の形相で言い返しました。
「人間は野菜を作って、それを食べ、また食べるために増やし続ける。
ゆっくりは何の努力もしないで、只々野菜を食べているだけではないか!」
「それは言いがかりだ。それならば、野菜を作らない他の生物はどうなる?」
「ゆっくり以外の生物は糞尿で野菜を増やすことに努力している。
だが、ゆっくりはどうだ?」
「確かに、私はゆっくりの中身をゆっくりとした形而上の物にした。
それは、世界への干渉を極力防ぐための措置なのだよ」
ゆっくりはゆっくりという行動基準だけで動くものとして生まれました。
そして、主神によって、別次元の生物として作られたので中身がきちんと決まっていなかったのです。
「単にお前が中身を定めることを忘れたのだろう!
生物とは違う生き物を作った責任を果たせ!」
わいのわいのと平行線上の論議をしているところに自然の神様が現れました。
「お前たちの言いたいことは良くわかった。
ゆっくりが野菜を食べてはいけないという法律はない」
「そんな……」
「だが、食べ物を敬愛しない態度は悪いとわしも思っている」
「では、どうすれば?」
3人並んで考えているうちにお菓子の神様が現れてこう言いました。
「ならば、ゆっくりの中身をお菓子に変えてしまえばよろしいのでは?
自分が食べ物であれば、食べ物に敬意を表するでしょう。
それに、今まで自然を食らい、何も作り出さなかったゆっくりを生物に近い生き物に進歩させることが出来ます」
ゆっくりの神様は杖を一振りして呪文を唱えました。
野菜の神が怒りを交えて糾弾するとゆっくりの神様は答えます。
「いや、ゆっくりも野菜に舌鼓をを打ちながら食べているではないか」
しかし、野菜の神様は鬼の形相で言い返しました。
「人間は野菜を作って、それを食べ、また食べるために増やし続ける。
ゆっくりは何の努力もしないで、只々野菜を食べているだけではないか!」
「それは言いがかりだ。それならば、野菜を作らない他の生物はどうなる?」
「ゆっくり以外の生物は糞尿で野菜を増やすことに努力している。
だが、ゆっくりはどうだ?」
「確かに、私はゆっくりの中身をゆっくりとした形而上の物にした。
それは、世界への干渉を極力防ぐための措置なのだよ」
ゆっくりはゆっくりという行動基準だけで動くものとして生まれました。
そして、主神によって、別次元の生物として作られたので中身がきちんと決まっていなかったのです。
「単にお前が中身を定めることを忘れたのだろう!
生物とは違う生き物を作った責任を果たせ!」
わいのわいのと平行線上の論議をしているところに自然の神様が現れました。
「お前たちの言いたいことは良くわかった。
ゆっくりが野菜を食べてはいけないという法律はない」
「そんな……」
「だが、食べ物を敬愛しない態度は悪いとわしも思っている」
「では、どうすれば?」
3人並んで考えているうちにお菓子の神様が現れてこう言いました。
「ならば、ゆっくりの中身をお菓子に変えてしまえばよろしいのでは?
自分が食べ物であれば、食べ物に敬意を表するでしょう。
それに、今まで自然を食らい、何も作り出さなかったゆっくりを生物に近い生き物に進歩させることが出来ます」
ゆっくりの神様は杖を一振りして呪文を唱えました。
夢うつつの世界からとしあきが目覚めると、何の変哲のない自分の畑が広がっていました。
「いったいなんだったんだろう」
いつの間にか神様の姿も消えており、残っていたのはまりさの死骸だけでした。
「ああ、せめて埋めてやらねば」
鍬を手に取り土をかぶせようとしたところで、としあきはお菓子の神様のことを思い出しました。
「もしや……」
まりさの死骸から漏れ出した黒くてどろりとしたものを掬ってそれを口に含んでみました。
「あ、甘い!」
高級品である甘味を口にした喜びでとしあきの腹の中が幸せに満ちました。
「これは皆に教えなければ!」
それ以来、村の人達は積極的にゆっくりを狩りだし、神の恩恵に感謝をしました。
「いったいなんだったんだろう」
いつの間にか神様の姿も消えており、残っていたのはまりさの死骸だけでした。
「ああ、せめて埋めてやらねば」
鍬を手に取り土をかぶせようとしたところで、としあきはお菓子の神様のことを思い出しました。
「もしや……」
まりさの死骸から漏れ出した黒くてどろりとしたものを掬ってそれを口に含んでみました。
「あ、甘い!」
高級品である甘味を口にした喜びでとしあきの腹の中が幸せに満ちました。
「これは皆に教えなければ!」
それ以来、村の人達は積極的にゆっくりを狩りだし、神の恩恵に感謝をしました。
こうして、ゆっくりは自分自身が甘いものと成ることで正しい業を背負うことに成りましたとさ。