ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1457 奇跡の公園
最終更新:
ankoss
-
view
・本日2本目。突貫工事なので出来の粗い部分があったらスルーでお願いします。
『奇跡の公園』
D.O
ここは、都会ではないが田舎とも言えない程度の、
ごくごく普通の町にある、緑豊かな樹林公園。
とりたててゆっくりが問題視されていることもなく、
公園内はゆっくりにとって、それなりに住みやすい場所であった。
だがここは、そんな住みやすい環境とは全く関係のない理由で、
ゆっくりからは『奇跡の公園』と呼ばれていた。
--------------------------------------------------------
「ゆぅ・・・ぴぅ・・・っくち、させちぇ・・・」
「おちびちゃん、ゆっくりしてね。ぺーろぺー・・・あんこさんはいちゃだめぇぇええ!?」
「みゃみゃ・・・しゃむいよぉ・・・くるちいよぉ・・・」
「ゆぁぁぁ!!びょうきさん、ゆっくりなおってね!ゆっくりだよぉぉおお!!」
「おねえさん!おぢびぢゃんをだずげでぐだざい!ゆっぐぢしたいいこなんですぅうう!!」
「もっちょ・・・ゆっくち・・・・・・(ポックリ)」
「もう死んでるみたいだけど。」
「お、お、おちびちゃぁぁあああん!?」
ゆっくりはこの地域だと3月の中ごろ、春の始まりあたりに越冬を終え、おうちから飛び出してくる。
当然この時期は、ゆっくりの年度最初の繁殖シーズンだ。
だが、春も4月初めあたりは、ご存知の通り気温が安定しない。
季節の変わり目あたりになると寒の戻りで、気温は一気に下がり、
それからまた春の暖かさに戻ったかと思うと、雨と同時にまた寒さが戻ってくる。
赤ゆっくりや子ゆっくりの体力では、体調を崩すことも多いのだ。
ならば赤ゆっくり達なぞ、冬のようにおうちのベッドの中でおとなしくしてればいいと思うだろうが、
あんよがしっかりしてきて跳ねまわれるようになると、落ち着いていられないのが赤ゆっくりなのである。
結局、赤ゆっくり達のせがむ声に負けて、おうちの外へピクニックに連れて行ってしまう親は減らないのだ。
そんなわけで、4月の初めから中ごろは、多くの赤ゆっくりに風邪をはじめとする病気が流行する時期なのである。
そんな、ゆっくりできていない家族だらけになった公園に、1人のお兄さんがやってきた。
「だずげでぐだざいぃぃ・・・おちびちゃんが、おちびちゃんがぁぁ・・・」
「ゆぅ・・・げびゅ・・・」
「おちびちゃん!?あんこさんはいちゃだめだよぉ・・・」
涙を流し、最後の希望とばかりにお兄さんに助けを求める母まりさ。
その背後、木の洞のおうちの中には、葉っぱのお布団の上で仰向けに寝かせられながら、
息絶え絶えで目の焦点も合わないほどに消耗している赤まりさが一匹。
周囲でその赤まりさを見守る姉妹達も、心配そうな表情を浮かべていた。
「・・・わかった。これならたぶん、助けられるよ。」
「ゆゆっ!?お、おにいさん!ほんとに!?」
すると、お兄さんはポケットに手を突っ込み、中から一粒の白い丸薬を取り出した。
「さあ、元気になるおくすりだよ。お飲み。」
「ゆぴぅ・・・ゆっくち・・・ゴクン。」
「お、おちびちゃん・・・」
「ゆっ・・。ゆぅ・・・、ゆぅ・・・ゆっくち・・・。」
するとどうだろう。
先ほどまで顔色が土色に変わり、呼吸も弱弱しかった赤まりさが、
見る見るうちにキレイな肌色に回復して、とてもゆっくりした寝顔に変わっていく。
そして間もなく、寝息が安らかなものに変わったのだった。
「おきゃーしゃん!まりしゃがゆっくちしちぇるよ!ゆわーい!」
「あ、あ、ありがどうございまず!!ゆっぐぢ、ゆっぐぢぃぃ!!」
「いや、いいんだよ。僕は当然のことをしただけさ。じゃあ、他のゆっくり達が待ってるから、僕は行くね。」
「ありがとうございばす!!このごおんはわずればぜん!!
おぢびぢゃんがおおきくなったら、おれいにいぎばず!!ゆっぐぢぢでいっでね!ゆっぐぢ、ゆっぐぢぃぃいい!!」
お兄さんが赤まりさに飲ませた丸薬は、何の事は無い、
飴を砕いた欠片を小麦粉の生地で包んだ玉である。
薬どころか、人間なら子供でも用意できる代物だし、
人間の薬で考えてもせいぜいビタミン剤程度のものと言っていい。
「ありがどうございばず!おぢびぢゃん、よがっだぁぁ・・・」
「ゆっぐぢじでる、おぢびぢゃんがゆっぐぢぢでるよぉ・・・」
だが、その効き目は百発百中と言っていいほど見事なものだった。
そりゃそうだ。
そもそも赤ゆっくりが病気になる本質的な原因は、遊びすぎ・食糧不足・不安定な気温、と、
これらが同時に襲いかかった事による体力の低下なので、この治療は妥当なものなのである。
お兄さんがどこの何者で、何のためにゆっくりにおくすりをくれるのか、ゆっくりの中に知る者はいなかった。
ただこんな理由で、お兄さんのおくすりは非常に良く効き、この公園で病死するゆっくりはいなくなったのである。
だから、この緑豊かな樹林公園は最近では、『きせきのこうえん』と呼ばれていたのだった。
--------------------------------------------------------
さて、薬は配り終わった。
これで公園に住むゆっくり共の中に、病気で苦しんだり死んだりするやつはいなくなってるだろう。
俺は、公園の隣にある我が家、その中でも公園に最も近い窓辺に腰掛け、外の音に耳を傾ける。
「おちびちゃん、こうえんのそとにいくから、おかーさんについてきてね!」
「ゆっくちりかいしちゃよ!」
ぽゆんっ、ぽゆんっ、ぽゆぐしゃっ!!・・・
手前の道路で、車の走り去る音が遠ざかっていった。
「さあ、おちびちゃ・・・どうぢでつぶれてるのぉぉおお!?」
「ゆぴゃぁああん!あんよしゃん、ゆっくちしちぇー!」
「おちびちゃんのあんこさん、でていっちゃだめぇぇええ!!」
あちらでは、おそらく石でも踏んであんよを怪我したであろう赤ゆっくりの泣き声が聞こえる。
「おしょらとんでるみちゃーい!」
「からすさぁぁん!!おちびちゃんを、つれていかないでぇぇええ!!」
こちらでは、小さな饅頭をくわえて飛び立つカラスと、それを必死で追いかける成体ゆっくりが見える。
「ゆぁーん、だしちぇー。おきゃーしゃん、たしゅけちぇー。」
「おちびちゃん、いまだしてあげるからね!ゆぅ、ゆぅぅ、どうしてふたさん、はずれないのぉぉお!?」
お次はまたまた手前の道路。
道路脇側溝のグレーチング蓋から、赤ゆっくり達が落ちてしまったようだ。
周囲に、ゆっくりが出入りできるような隙間や、蓋が外れた部分など無い。
2度とあの親子はすーりすーりすることなど出来ないだろう。
予定通りだ。
これでこそ、私が『おくすり』を配って、赤ゆっくり達を助けてやった甲斐があったというものである。
そもそも、赤ゆっくり達に病気の抵抗力がつかないような内から、
おうちの外に出して遊ばせたりするなど、賢いゆっくりのすることではない。
どうせ、病気で死ななくても、親・子・あるいは両方の不注意で、ロクでもない死に方をするに決まっている。
ならば、病死などと言うバライティにも迫力にも欠ける死に方で、
赤ゆっくり共を死なせてやるなどもったいない。
せいぜい私を楽しませるために、自分達の無力さを味わいながら、泣き叫べばいいのだ。
『奇跡の公園』
D.O
ここは、都会ではないが田舎とも言えない程度の、
ごくごく普通の町にある、緑豊かな樹林公園。
とりたててゆっくりが問題視されていることもなく、
公園内はゆっくりにとって、それなりに住みやすい場所であった。
だがここは、そんな住みやすい環境とは全く関係のない理由で、
ゆっくりからは『奇跡の公園』と呼ばれていた。
--------------------------------------------------------
「ゆぅ・・・ぴぅ・・・っくち、させちぇ・・・」
「おちびちゃん、ゆっくりしてね。ぺーろぺー・・・あんこさんはいちゃだめぇぇええ!?」
「みゃみゃ・・・しゃむいよぉ・・・くるちいよぉ・・・」
「ゆぁぁぁ!!びょうきさん、ゆっくりなおってね!ゆっくりだよぉぉおお!!」
「おねえさん!おぢびぢゃんをだずげでぐだざい!ゆっぐぢしたいいこなんですぅうう!!」
「もっちょ・・・ゆっくち・・・・・・(ポックリ)」
「もう死んでるみたいだけど。」
「お、お、おちびちゃぁぁあああん!?」
ゆっくりはこの地域だと3月の中ごろ、春の始まりあたりに越冬を終え、おうちから飛び出してくる。
当然この時期は、ゆっくりの年度最初の繁殖シーズンだ。
だが、春も4月初めあたりは、ご存知の通り気温が安定しない。
季節の変わり目あたりになると寒の戻りで、気温は一気に下がり、
それからまた春の暖かさに戻ったかと思うと、雨と同時にまた寒さが戻ってくる。
赤ゆっくりや子ゆっくりの体力では、体調を崩すことも多いのだ。
ならば赤ゆっくり達なぞ、冬のようにおうちのベッドの中でおとなしくしてればいいと思うだろうが、
あんよがしっかりしてきて跳ねまわれるようになると、落ち着いていられないのが赤ゆっくりなのである。
結局、赤ゆっくり達のせがむ声に負けて、おうちの外へピクニックに連れて行ってしまう親は減らないのだ。
そんなわけで、4月の初めから中ごろは、多くの赤ゆっくりに風邪をはじめとする病気が流行する時期なのである。
そんな、ゆっくりできていない家族だらけになった公園に、1人のお兄さんがやってきた。
「だずげでぐだざいぃぃ・・・おちびちゃんが、おちびちゃんがぁぁ・・・」
「ゆぅ・・・げびゅ・・・」
「おちびちゃん!?あんこさんはいちゃだめだよぉ・・・」
涙を流し、最後の希望とばかりにお兄さんに助けを求める母まりさ。
その背後、木の洞のおうちの中には、葉っぱのお布団の上で仰向けに寝かせられながら、
息絶え絶えで目の焦点も合わないほどに消耗している赤まりさが一匹。
周囲でその赤まりさを見守る姉妹達も、心配そうな表情を浮かべていた。
「・・・わかった。これならたぶん、助けられるよ。」
「ゆゆっ!?お、おにいさん!ほんとに!?」
すると、お兄さんはポケットに手を突っ込み、中から一粒の白い丸薬を取り出した。
「さあ、元気になるおくすりだよ。お飲み。」
「ゆぴぅ・・・ゆっくち・・・ゴクン。」
「お、おちびちゃん・・・」
「ゆっ・・。ゆぅ・・・、ゆぅ・・・ゆっくち・・・。」
するとどうだろう。
先ほどまで顔色が土色に変わり、呼吸も弱弱しかった赤まりさが、
見る見るうちにキレイな肌色に回復して、とてもゆっくりした寝顔に変わっていく。
そして間もなく、寝息が安らかなものに変わったのだった。
「おきゃーしゃん!まりしゃがゆっくちしちぇるよ!ゆわーい!」
「あ、あ、ありがどうございまず!!ゆっぐぢ、ゆっぐぢぃぃ!!」
「いや、いいんだよ。僕は当然のことをしただけさ。じゃあ、他のゆっくり達が待ってるから、僕は行くね。」
「ありがとうございばす!!このごおんはわずればぜん!!
おぢびぢゃんがおおきくなったら、おれいにいぎばず!!ゆっぐぢぢでいっでね!ゆっぐぢ、ゆっぐぢぃぃいい!!」
お兄さんが赤まりさに飲ませた丸薬は、何の事は無い、
飴を砕いた欠片を小麦粉の生地で包んだ玉である。
薬どころか、人間なら子供でも用意できる代物だし、
人間の薬で考えてもせいぜいビタミン剤程度のものと言っていい。
「ありがどうございばず!おぢびぢゃん、よがっだぁぁ・・・」
「ゆっぐぢじでる、おぢびぢゃんがゆっぐぢぢでるよぉ・・・」
だが、その効き目は百発百中と言っていいほど見事なものだった。
そりゃそうだ。
そもそも赤ゆっくりが病気になる本質的な原因は、遊びすぎ・食糧不足・不安定な気温、と、
これらが同時に襲いかかった事による体力の低下なので、この治療は妥当なものなのである。
お兄さんがどこの何者で、何のためにゆっくりにおくすりをくれるのか、ゆっくりの中に知る者はいなかった。
ただこんな理由で、お兄さんのおくすりは非常に良く効き、この公園で病死するゆっくりはいなくなったのである。
だから、この緑豊かな樹林公園は最近では、『きせきのこうえん』と呼ばれていたのだった。
--------------------------------------------------------
さて、薬は配り終わった。
これで公園に住むゆっくり共の中に、病気で苦しんだり死んだりするやつはいなくなってるだろう。
俺は、公園の隣にある我が家、その中でも公園に最も近い窓辺に腰掛け、外の音に耳を傾ける。
「おちびちゃん、こうえんのそとにいくから、おかーさんについてきてね!」
「ゆっくちりかいしちゃよ!」
ぽゆんっ、ぽゆんっ、ぽゆぐしゃっ!!・・・
手前の道路で、車の走り去る音が遠ざかっていった。
「さあ、おちびちゃ・・・どうぢでつぶれてるのぉぉおお!?」
「ゆぴゃぁああん!あんよしゃん、ゆっくちしちぇー!」
「おちびちゃんのあんこさん、でていっちゃだめぇぇええ!!」
あちらでは、おそらく石でも踏んであんよを怪我したであろう赤ゆっくりの泣き声が聞こえる。
「おしょらとんでるみちゃーい!」
「からすさぁぁん!!おちびちゃんを、つれていかないでぇぇええ!!」
こちらでは、小さな饅頭をくわえて飛び立つカラスと、それを必死で追いかける成体ゆっくりが見える。
「ゆぁーん、だしちぇー。おきゃーしゃん、たしゅけちぇー。」
「おちびちゃん、いまだしてあげるからね!ゆぅ、ゆぅぅ、どうしてふたさん、はずれないのぉぉお!?」
お次はまたまた手前の道路。
道路脇側溝のグレーチング蓋から、赤ゆっくり達が落ちてしまったようだ。
周囲に、ゆっくりが出入りできるような隙間や、蓋が外れた部分など無い。
2度とあの親子はすーりすーりすることなど出来ないだろう。
予定通りだ。
これでこそ、私が『おくすり』を配って、赤ゆっくり達を助けてやった甲斐があったというものである。
そもそも、赤ゆっくり達に病気の抵抗力がつかないような内から、
おうちの外に出して遊ばせたりするなど、賢いゆっくりのすることではない。
どうせ、病気で死ななくても、親・子・あるいは両方の不注意で、ロクでもない死に方をするに決まっている。
ならば、病死などと言うバライティにも迫力にも欠ける死に方で、
赤ゆっくり共を死なせてやるなどもったいない。
せいぜい私を楽しませるために、自分達の無力さを味わいながら、泣き叫べばいいのだ。