【ディケイドの物語】
【オリジナルのカブトの物語】
ワーム撃滅組織「ZECT」が実行した「マスクドライダー計画」によって開発された「
マスクドライダーシステム」の一種である。地球の昆虫であるサソリをモチーフにしており、体色は紫色をベースにされている。主に英国の名門貴族「ディスカビル家」の末裔「神代剣」が変身する。剣が「サソードセクター」を一時的に手放した際にネイティブのワームである「立川大吾」が変身している。神代剣は、スコルピオワームに擬態された者であり、終盤まで本人に自覚はなく、ワームに戻ると本能のままに暴れていた。終盤は剣の人格に支配される。最後は自ら行った
仮面ライダーカブト ハイパーフォームとの戦いで敗れ、世話役のじいやの元で亡くなる。
劇場版「GOD SPEED LOVE」では姿のみ登場し、装着者は不明となるが、声は神代剣と同じである。
変身方法は剣が念じることで地中から装着者の下へとやってくるサソリ型コア「
サソードゼクター」を変身機能であり、自分の武器としても機能する「
サソードヤイバー」に装着させることによって重装甲形態「
マスクドフォーム」へと変身するのである。このマスクドフォームは俊敏性には劣っているが頑丈な装甲に包まれている故に防御力が高く、堅さを生かした格闘攻撃で敵を倒していくという戦闘スタイルを持つ。更に「ブラッドベセル」と呼ばれる触手で敵を捕縛し、相手の身動きを取れなくさせることもできる。また、専用マシンとして「マシンゼクトロン」というバイクを保有している。マシンゼクトロンは全てのマスクドライダーが使用する事が可能。
また、マスクドフォームに付着している装甲を弾き飛ばして複数の敵にダメージを与える行動「キャストオフ」を使用することで、事実上の基本形態「
ライダーフォーム」に変身することが可能。キャストオフ時の音声はチェンジスコーピオン。ライダーフォームでの戦闘スタイルはサソードヤイバーを使用した近距離戦を好み、先端の刃を生かして相手の攻撃を受け止めて無効化しつつ、刃による強力な一撃を加えていくのである。また、「仮面ライダーカブト」の物語中でサナギに値する皮、装甲などを剥ぎ取った者のみが使える超高速移動能力「
クロックアップ」も使用可能になる。なお、装甲を再度装着することでマスクドフォームに戻る行動「プットオン」も使用可能。
武装は上記のサソードヤイバーと「
ゼクトマイザー」と呼ばれるグローブ型の武器である。ゼクトマイザーはゼクターを小型化させた追尾弾「マイザーボマー」を発射し、主に牽制用として使用されている。このライダーのマイザーボマー名は「サソードボマー」である。
必殺技は肩にクロックアップに必要なエネルギー「タキオン粒子」を集中させてそのまま突撃する「
ショルダータックル」と、タキオン粒子をサソードヤイバーの刃に集中させ、その後サソードヤイバーで標的を5回斬りつける「
ライダースラッシュ」である。また、このライダースラッシュには広域放射可能な破壊光弾を発射するバージョンも存在する。
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最終更新:2024年01月02日 22:42